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「生まれたよ ぼく/やっとここにやってきた/まだ眼は開いてないけど/まだ耳も聞こえないけど/ぼくは知ってる──」(『子どもたちの遺言』所収「生まれたよ ぼく」より)。著者は瑞々しくも稀有な感性で、処女作から70年近く、現代詩をリードする世界的詩人。彼の全詩作品より、平易な中に深さとユーモアが溢れ、永遠の童心を感じる146の子どもの詩を厳選。新作1編を加えた貴重なベストセレクション。
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Posted by ブクログ
童心を感じる146の子どもの詩に新作Ⅰ編を加えたベストセレクション。 最近あった、私事で恐縮なのですが、遠方に住む古い、年に何度かメールをやり取りしていた友人が入院して簡単な手術を受けると言っていたので「入院中、暇だったらいつでもメールでもLINEでもしてね」と言ったらLINEが来るようになり、彼...続きを読む女は3日間で退院したのですが、その後も1日おきだったLINEが毎日になり、一日に3度くるようになってしまいました。特に話題もないのに毎日数時間以上LINEに費やすのに閉口した私は、その1か月半後に「ごめんなさい、ちょっと家族の体調が悪くて、他のSNSもやっていて色々と忙しいからしばらくLINEできません。また暇なときこちらからLINEします」とちょっとした言い訳をしました(嘘ではないのですが)。でも、私は冷たい人間なんだろうかと何度も自問しました。 この詩集のこの詩が妙に響きました。 この詩集の詩は子どもだけの詩ではないなあと思いました。大人だって本当の友だちが大事ですね。 「ゆれる」 友だちとしゃべっていると ときどき おかしくもないのに笑い出したくなる 私が笑い出すと友だちも笑い出す でも笑う中身はきっと違う 私は笑っていても楽しくない 私の中にたまっている悲しいこと 友だちにも話せないこと 友だちも私に話せないことがきっとある おしゃべりが途切れたとき 黙っていても平気な友だちがほしい 友だちに今すぐ会いたいとき 友だちの声も聞きたくないとき 友だちにもそんなときがきっとある 気持ちはいつも晴れたり曇ったり いっそ嵐になってほしいと思うこともある 気がついたら手の中に 私 鳴らない携帯を握りしめている
現実を現実として受け入れている現代人には無くなりつつある、物事を心が思うがままに見る・言葉にするということの素晴らしさを教えてくれる一冊です。 「駅員になりたかった数学者」が好きです。
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