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  • 東京小説
    2.8
    予言者、野坂昭如の東京昨日今日明日。うつつか幻か、郊外の小さな公園のベンチに坐る場所柄につかわしくない粧いの女、その数奇な身の上話に耳をかたむける、これもまた身をもてあまし気味の私。時は春。東京にはさまざまな世間があるのだ。「家庭篇」から始まり告白的「私篇」、そして巨大都市・東京の行末を暗示する「山椒媼」まで饒舌かつ猛スピードで語られる14の断章。
  • 「とうさんは、大丈夫」
    3.5
    1巻1,353円 (税込)
    児童相談所に勤め、温かい家庭を持つ主人公、澤村。父として家族の柱となり、児童福祉司として他の家庭を救うなか、突如事件は訪れた――。妻の声も子どもの声も、もう心には届かない。正しく生きてきたやさしい男の人生は、ひとつのできごとに殺された。果たして最後に彼を救うのは、叫びか、ささやきか、誰の声なのか。
  • アポロンの島
    3.6
    地中海地方の溢れる光の中をひとりバイクで旅する青年が出会う人々や風景を、明晰なことばを積み重ねてくっきりと描き出した「アポロンの島」「大きな恵み」、キリスト教についての著者の基本的な考えがうかがえる「エリコへ下る道」、戦時中の重苦しい時代に土俗的な雰囲気の中で成長する少年を自伝的に描いた「動員時代」の4つの作品群からなる短篇集。読みつがれるべき“青春の書”の1冊。
  • 堀辰雄覚書 サド伝
    -
    日本人にとってキリスト教信仰はいかに可能か、という問題意識のもと、戦時下より親交のあった堀辰雄の作品を対象に、その純粋性から宗教性へ、さらには古典的汎神論の世界へと考察を深めた最初期の評論「堀辰雄覚書」、また、リベルタンとしての歩みを進めることで、キリスト教規範と闘い、性と自由の先見的な思想を掴んだサドを赤裸に描いた「サド伝」を収録。著者の表現の根幹を知るための貴重な一書。
  • 叫び声
    4.1
    新しい言葉の創造によって"時代"が鼓舞される作品、そういう作品を発表し続けて来た文学者・大江健三郎の20代後半の代表的長篇傑作『叫び声』。現代を生きる孤独な青春の"夢"と"挫折"を鋭く追求し、普遍の"青春の意味"と"青春の幻影"を描いた秀作。
  • 鞄の中身
    4.3
    自分の死体を鞄に詰めて持ち歩く男の話。びっしりついた茄子の実を、悉く穴に埋めてしまう女の話。得体の知れぬものを体の中に住みつかせた哀しく無気味な登場人物たち。その日常にひそむ不安・倦怠・死……「百メートルの樹木」「三人の警官」ほか初刊7篇を含め純度を高めて再編成する『鞄の中身』短篇19。読売文学賞受賞。
  • 夕べの雲
    4.1
    何もさえぎるものない丘の上の新しい家。主人公はまず"風よけの木"のことを考える。家の団欒を深く静かに支えようとする意志。季節季節の自然との交流を詩情豊に描く、読売文学賞受賞の名作。
  • 白痴 青鬼の褌を洗う女
    4.6
    戯作者の精神を激しく新たに生き直し、俗世の贋の価値観に痛烈な風穴をあける坂口安吾の世界。「堕落論」と通底する「白痴」「青鬼の褌を洗う女」等を収録。奔放不羈な精神と鋭い透視に析出された"肉体"の共存――可能性を探る時代の補助線――感性の贅肉をとる力業。
  • 悲しいだけ 欣求浄土
    4.7
    緊張した透明度の高い硬質な文体。鋭角的に切り抉られた精神の軌跡。人間の底深い生の根源を鋭く問い続ける藤枝静男の名篇「欣求浄土」「一家団欒」を含む『欣求浄土』、藤枝文学の極北と称賛された感動の名作、野間文芸賞受賞の『悲しいだけ』を併録。
  • 黄金の犬(上・下合冊版)
    -
    1巻1,353円 (税込)
    森林警備官・北守は、羆と闘い重傷を負い入院。北守と別れ別れになった愛犬ゴロは、巨大な政治悪と暴力の前に、孤絶な旅を阻まれながらも、郷愁にかられ東京へ。やっとの思いで北守夫妻との再会を果たすが、ゴロは再び危機に直面する! 北守は殺され、妻は拉致される。刑事官・安高則行が捜査に乗り出す。人間と犬との愛を謳いあげる感動巨編。
  • 走れトマホーク
    4.0
    奇妙でユーモア溢れるアメリカ旅行記「走れトマホーク」。身辺私小説仕立ての「埋まる谷間」「ソウタと犬と」。中国の怪異小説家に材を取る「聊斎私異」など多彩な題材と設定で構成されながら、一貫する微妙な諧調――漂泊者の哀しみ、えたいの知れない空白感。短篇の名手の円熟した手腕が光る読売文学賞受賞作。表題作を含む9篇を収録。
  • 桜 愛と青春と生活
    -
    六尺二十貫、ロス五輪、ボートの日本代表選手・田中英光。太宰治を敬愛すること深く、太宰の逝った翌年、文化の日、三鷹禅林寺の太宰の墓前にて自裁。巨大な体躯をもてあますような傷つきやすい魂を持ち、純粋に、戦中・戦後を生きようとして果てた著者の初期秀作「桜」、また、結婚までの青春の錯綜を描く「愛と青春と生活」。
  • 極楽 大祭 皇帝 笙野頼子初期作品集
    -
    群像新人賞「極楽」を含む最初期の作品三篇。地獄絵を描くことを人生の究極の目的とした男の心象を追求した「極楽」、現実からの脱出を願う七歳の子供の話「大祭」、初期の代表作「皇帝」。著者の原点三篇を収録。(講談社文芸文庫)
  • 贋物・父の葬式
    -
    私小説作家にして破綻者の著者。彼の死とともに、純文学の終わりとまで言われた。その作品群は哀愁と飄逸が漂い、また、著者の苛烈な生き方が漂う。(講談社文芸文庫)
  • 泡をたたき割る人魚は
    3.6
    1巻1,353円 (税込)
    その島は、右半分は観光や漁業で栄え、左半分は沼地が広がり寂れていた。薫は左半分に住み、栄養飲料の配達をしている。絵描きの瀬戸や魚屋の村井と仲がよい。ある日、願いを叶えてくれるという老女のもとへ行き、「魚になりたい」と告げる。老女は薫の脚と、配達に使っていた原チャリと引き換えに、薫を人魚にしてくれた。うれしくて泳ぎまわる薫。海にもぐって島の右半分に顔を出した薫に、新しい出逢いが待っていた。
  • 落涙戦争
    3.8
    1巻1,353円 (税込)
    大学二年生の翔太は、ある少女に声をかけられた。「あなたを泣かせにきました」報酬は三千万円。期限は一週間後の誕生日。見知らぬ少女と同居することになった翔太のもとに、次々と泣かせ屋が来襲する。イリュージョニスト、サングラスの男たち、そして殺し屋――。「こんな悲しい理由で泣いてはダメです」「でも」「命を懸けているのは、わたしです」新進気鋭の著者が書き下ろす、前代未聞のボーイ・ミーツ・ガール!
  • 暗い流れ
    5.0
    ハレー彗星が地球に大接近し、湯河原で幸徳秋水が逮捕された明治43(1910)年、著者5歳から書き起こし、関東大震災の翌年、田舎の代用教員を辞し東京に出て地元の有力者の書生となった大正13年20歳を目前にする頃までを、北海道の原野を背景に描く自伝小説。抗し難い性の欲望に衝き動かされた青春の日々を独得の語り口で淡々と綴る傑作長篇。日本文学大賞受賞。
  • 野

    5.0
    著者の故郷を舞台にそこに住む人々とその暮らしを描く。厳しい自然と対峙する強靱な生命力のしたたかさ。優しく哀しくユーモア滲む短篇の名手・三浦哲郎の瑞々しき豊饒の世界。「金色の朝」「がたくり馬車」「沈丁花」ほか〈故郷〉の匂い染み込む作品群16篇。新境地を拓いた著者ならではの短篇集。
  • 横しぐれ
    4.0
    父と、黒川先生とが、あの日道後の茶店で行き会った、酒飲みの乞食坊主は、山頭火だったのではなかろうか。横しぐれ、たった1つのその言葉に感嘆して、不意に雨中に出て行ったその男を追跡しているうちに、父の、家族の、「わたし」の、思いがけない過去の姿が立ち現れてくる。小説的趣向を存分にこらした名篇「横しぐれ」ほか、丸谷才一独特の世界を展開した短篇3作を収録。
  • 雪の下の蟹/男たちの円居
    5.0
    谷崎賞受賞作『槿』をはじめ、70年代以後の現代文学を先導する、古井由吉の、既にして大いなる才幹を予告する初期秀作群、「雪の下の蟹」「子供たちの道」「男たちの円居」を収録。
  • 五勺の酒・萩のもんかきや
    3.0
    たった5勺の酒に酔う老教師の口舌の裡に、天皇制を批判する勢力の既にして硬直し始めた在り方を、痛罵し、昭和20年代の良心としての存在を確立した名篇「五勺の酒」をはじめ、萩の街の中で、見出した戦争の傷跡を鮮烈に描き出した「萩のもんかきや」など12の名篇。中野重治の詩魂と精神の結晶とも呼ぶべき中短篇集。
  • 斗南先生・南島譚
    3.0
    漢学の家に育ち、幼時から深い素養を身につけ、該博細緻な知識の世界を生きて非凡な才を評価されながら夭折した中島敦。古代中国や南洋に材をとる作品のほか、苦悩の青春を綴る身辺小説など珠玉の傑作短篇集。伯父を描いた大学時代の創作「斗南先生」を始め、「過去帳」(「かめれおん日記」「狼疾記」)、「古譚」(「狐憑」「木乃伊」「山月記」「文字禍」)、「南島譚」、「環礁」を収録。
  • 光の領分
    4.4
    夫との別居に始まり、離婚に至る若い女と稚い娘の1年間。寄りつかない夫、男との性の夢、娘の不調、出会い頭の情事。夫のいない若い女親のゆれ動き、融け出すような不安を、“短篇連作”という新しい創作上の方法を精妙に駆使し、第1回野間文芸新人賞を受賞した津島佑子の初期代表作。
  • 供述調書 佐木隆三作品集
    -
    ジャンケンで決めるという奇抜な発想で、企業の首切りを痛烈に諷刺した「ジャンケンポン協定」(新日本文学賞)、ダム建設に反対し一人で国家権力と闘った男がモデルの実録的小説「大将とわたし」、著者の沖縄生活が生んだ基地の街の男女の生態を描く「シャワー・ルーム」等、作家の軌跡の節々の作品に、犯罪を主題に現代の若者の精神の崩れを衝く「供述調書」を加えた代表作5篇。
  • 木枯の酒倉から・風博士
    3.0
    はたから見ると何をしているのか、と疑われるような青春。内部では、いかに壁を破れるか、と深く呻吟している青春。人生的に、文学的に必要以上の重荷を敢えて背負い、全人生的、全文学的な苦吟の果て、初期坂口安吾は誕生する。苦吟の果ての哄笑、ファルス。「木枯の酒倉から」「風博士」「黒谷村」「竹藪の家」等、初期安吾を代表する秀作を収録。
  • 鳳仙花
    3.7
    小田原の魚屋の息子に生まれたが、文学への夢が捨てきれず家督を弟に譲って上京するも、小説家として一本立ち出来ずに郷里に逃げ帰る。そんな前半生と売れない老残の作家の娼婦との交遊が、地べたを這うような低い視点からの一種の諧謔味をおびた川崎文学をつくりだす。本書は「鳳仙花」「乾いた河」などの代表作のほかに中山義秀との交友を描いた「忍び草」など7篇収録。
  • 埴輪の馬
    -
    滑稽というより、生活の事実を淡々と書きながら、思わず笑ってしまうといった味わいで、文学の師である井伏鱒二や友人たちとの交友を描く。表題作「埴輪の馬」では、埴輪様式の土器の馬を購入のため、師井伏鱒二や友人と出かける。地方都市の駅には先方のお迎えの車が、それも消防自動車が来ていて、それに乗車することの困惑。他10篇収録。
  • 哀歌
    4.0
    肉体の恐怖の前には精神など全く意味を失ってしまう。臆病に生き臆病に埋もれて、自分がどんなに卑怯なのか、どんなに弱いのか、たっぷり承知している――弱者。弱者を凝視して聖書とキリストの意味を追究し、「沈黙」への展開を示唆した注目すべき短篇集。人間の深層によどむ(哀しみの歌)を表題に据え、「その前日」「四十歳の男」「大部屋」「雲仙」など12篇を収める。
  • 或る一人の女の話/刺す
    -
    他の介入を許さず気儘に生きた〈放蕩無頼〉の人生。雪の上で夥しい血を吐き、狂い死した父は、娘に〈真っとう〉に生きろと教えた。しかし娘は、父の道をなぞるように更に鮮烈に生きた。70を越した女が、この世に生れ過した不思議を恬淡と語りかける「或る一人の女の話」。「刺す」を併録。自伝的傑作2篇。
  • 淀川にちかい町から
    4.0
    清冽な抒情と透明な詩心を持つ新進女流詩人として出発。昭和61年『ミモザの林を』で野間文芸新人賞、次いで平成4年評伝『画家小出楢重の肖像』で平林たい子賞受賞。人生の機微を深く鮮やかに彫り彩る独自の散文世界を構築、『淀川にちかい町から』で芸術選奨文部大臣賞・紫式部文学賞両賞受賞。こころ暖かく、こころ鎮まる、爽やかな散文の小説世界。
  • 虹いろ図書館 半分司書のぼくと友だち
    NEW
    4.8
    1巻1,342円 (税込)
    図書館に勤め始めてから4回目の春。犬上さんの悩みは反抗的な新人・高橋さんのこと。さらに同僚・内海さんとの関係にも変化が――? 大人気図書館シリーズ、お仕事も恋も波瀾の第5弾! 苦手な後輩と気になる同僚 半分司書の青春は、今日も大変! 大人気シリーズ・イヌガミさん編、恋?と友情?の第2弾! 図書館に勤め始めてから4回目の春。児童担当として日々奮闘する犬上さんの目下の悩みは、年上の新人・高橋さんのこと。反抗的で、司書の仕事にも熱心じゃないみたい。さらに、とある事件以降、同僚・内海さんのことが気になってしかたなくて―― 人生に必要なもの、それは、図書館と、本と、素敵な――? 【目次】 Ⅰ ぼくと後輩 Ⅱ 『1ねん1くみの1にち』 Ⅲ 『草枕』 Ⅳ 『ふたりはともだち』 Ⅴ 『長くつ下のピッピ』 Ⅵ 『りぼんちゃん』 Ⅶ 『ねないこだれだ』 Ⅷ 『しろいうさぎとくろいうさぎ』 Ⅸ 『いない いない ばあ』 Ⅹ 『ねえ、どれがいい?』 Ⅺ 『そんなとき なんていう?』 Ⅻ ぼくと友だち
  • 虹いろ図書館 司書先輩と見習いのぼく
    4.0
    1巻1,342円 (税込)
    高校卒業後、憧れの図書館で働き始めた犬上健介。しっかり者の青柳先輩、破天荒な霜月先輩たちの背中を追いかけながら、立派な図書館員を目指すけれど――? 大人気シリーズ、第4弾! 犬上健介、18歳 今日から憧れの図書館で働きます。 心が虹いろになる、青春×お仕事×図書館小説! 大人気シリーズ、イヌガミさん編スタート! 高校卒業後、小さい頃から大好きだった図書館で働き始めた健介。 しっかり者の青柳先輩、破天荒な霜月先輩たちの背中を追いかけながら立派な図書館員を目指すけれど、基本は人見知りで内気。 初めての電話、お客さんの質問、読み聞かせ、と毎日大変! そんなある日、いたずらっ子ちーが現れて――? 【目次】 Ⅰ 春がきた。 Ⅱ 『ぼくはうみわたしはひかり』 Ⅲ 『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』 Ⅳ 『変身』 Ⅴ 『いやいやえん』 Ⅵ 『みんなのかお』 Ⅶ 『とこちゃんはどこ』 Ⅷ 「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」 Ⅸ 『歩くひと』 Ⅹ 『ライ麦畑でつかまえて』 Ⅺ 『おおかみと七ひきのこやぎ』 Ⅻ 『まどから おくりもの』 ⅩⅢ『はなをくんくん』 ⅩⅣ ふたたび春がきた。
  • 虹いろ図書館のかいじゅうたち
    4.0
    1巻1,342円 (税込)
    心凍らせた少女かおりといじめを受けた少年ケン。体の中にかいじゅうを飼い、出口を探す二人にイヌガミさんと図書館の人々は――? 大好評シリーズ第3弾。世界は決してあなたを見捨てない。 『虹いろ図書館のへびおとこ』『虹いろ図書館のひなとゆん』に続く 大人気シリーズ第3弾! 柿ノ実町にある古い図書館。司書のイヌガミさんは今日も大忙し。 ある日図書館にやって来たのは、小学六年生のケンと、かおり。 図書館と学校の図書室が居場所のケンは、クラスのはせがわくんにいじめられていた。 お姫様の物語が大好きだったかおりは、ある出来事で心を凍らせている。 イヌガミさんとうつみさん、スタビンズくんたち図書館の人々と 本のあたたかさが、二人の心をじんわりと溶かしていく―― 【目次】 I 図書館に来た少年 II 『蛙の王さま、または鉄のハインリヒ』 III 『白鳥』 IV 『おかえりなさいスポッティ』 V 『やっぱりおおかみ』 VI 『チョコレート戦争』 VII 『アナンシと五』 VIII 『かいじゅうたちのいるところ』 IX 『時計つくりのジョニー』 X 『チューリップの絵本』 XI 『スイミー』 XII 図書館のおにいさん
  • 5分後に取り残されるラスト
    -
    1巻1,342円 (税込)
    シリーズ初、人気作家とコラボしたスペシャルエディション! 気鋭のホラー作家・梨セレクトによる不条理に満ち満ちたホラー短編集。編著者によるプロローグと巻末解説も収録。
  • 響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前・後編合本版
    -
    ※本書は『響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編』 『響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編』を収録した電子書籍合本版です。 マーチングバンドの演奏を見て以来憧れだった立華高校吹奏楽部に入部した佐々木梓は、さっそく強豪校ならではの洗礼を受ける。厳しい練習に、先輩たちからの叱責。努力家で完璧主義の梓は、早く先輩たちに追いつけるよう練習に打ち込むが、楽器を演奏しながら動くことの難しさを痛感する。そんななか、コンクールに向けてオーディションが行われることになり……。アニメ化話題作に新シリーズ登場! ※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体とは一切関係ありません。
  • 生麦事件(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    1巻1,342円 (税込)
    文久2(1862)年9月14日、横浜郊外の生麦村でその事件は起こった。薩摩藩主島津久光の大名行列に騎馬のイギリス人四人が遭遇し、このうち一名を薩摩藩士が斬殺したのである。イギリス、幕府、薩摩藩三者の思惑が複雑に絡む賠償交渉は難航を窮めた――。幕末に起きた前代未聞の事件を軸に、明治維新に至る激動の六年を、追随を許さぬ圧倒的なダイナミズムで描いた歴史小説の最高峰。 ※当電子版は新潮文庫版『生麦事件』上下巻をまとめた合本版です。
  • なぜ漱石は終わらないのか
    5.0
    漱石研究をリードしてきた名コンビが、難解とされる『文学論』を解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である』から『明暗』まで14作品を取り上げて、漱石文学の豊潤な可能性を阿吽の呼吸で語りつくす。
  • スガリさんの感想文は絶え間ない嵐の中 『幽霊塔』編
    3.3
    1~2巻1,342円 (税込)
    スガリさんが立ち上げた読書感想文部を不可解な事件が襲う。『鼻』『幽麗塔』の感想文をヒントに真相に迫るのだが……。大人気・感想文ミステリーの新章スタート!
  • ハゲタカ2.5 ハーディ 上下合本版
    -
    世界的リゾートグループのパリ本社で激しい権力闘争に巻き込まれる松平貴子。中国の富豪・将陽明と娘の美麗はあらゆる手を尽くして事態を混乱に陥れる。冷酷な買収者・鷲津の影もちらつき、中国内部の暗闘も表面化、物語はさらなる局面へ。ミカドホテルの運命は? 「ハゲタカ」から生まれた国際サスペンス劇。一気に読める合本版。
  • 幻燈辻馬車 山田風太郎ベストコレクション【上下 合本版】
    -
    明治15年。年々文明開化の華やかさを増す東京を行く1台の古ぼけた辻馬車があった。それを駆るは元会津同心の干潟干兵衛。孫娘のお雛を馭者台の横に乗せて走る姿が話題を呼び、日々さまざまな人物が去来していく。ある日2人は車会党の恨みを買い、壮士らに取り囲まれてしまう。危機に晒されたお雛が「父(とと)!」と助けを叫ぶと、なんと無人の辻馬車が音もなく動き出した! そして現れたのは……? 山風明治ロマネスクの最高傑作。 ※本電子書籍は、角川文庫版『幻燈辻馬車』上下巻を一冊にまとめた合本版です。
  • 大空への旅立ち がんと闘いながらも夢見ていた未来
    -
    2013年「24時間テレビ」ドラマスペシャル「今日の日はさようなら」原作本。 悪性リンパ腫のため27歳1ヶ月で亡くなった息子の闘病の様子を、息子本人の日記と母親の日記を中心に描いた記録。 死を目前にした息子が家族に残した「ラスト・レター」には情愛が溢れ、涙なしには読めない。 (本書は2013/5/23に文芸社より刊行された書籍を電子化したものです) 目次 はじめに 第一章 昌彦二十七年の記録 第二章 闘病の記録 第三章 移植 第四章 再発そして別れ 第五章 ラスト・レター
  • さらざんまい (上) 【小説版】
    完結
    4.4
    全2巻1,324円 (税込)
    舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか!? 同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていた――。
  • ラッコの家
    -
    1巻1,324円 (税込)
    見えないからこそ見えてくるものがある。夢とリアルが絶え間なく交錯する老女は、自らの空想に怯えていたことを笑い飛ばして生きる。 老女の“意識の流れ”を描く、第161回芥川賞候補作「ラッコの家」と、目の見えない兄の手助けをするため一緒に暮らす弟を描いた「窓」の二篇を収録。
  • もう「はい」としか言えない
    3.3
    浮気がばれて、パリへ逃げた。そこに悪夢が待っていた。 もう笑うしかない……松尾スズキ、衝撃の最新小説! 二年間の浮気が、キレイにばれた。別れたくない。二度目の結婚で、孤独な生活はこりごりだ。 妻の黒いヒールスリッパの鼻先に、海馬五郎は土下座するしかなかった……。 無条件降伏として、仕事場の解約と、毎日のセックスを、妻から宣言された。 性に淡白な海馬五郎は、追い詰められて、死すら望むものの、死ねるはずもなく、がんじがらめの日々を過ごしている。 半年ほど息苦しい生活を味わった頃、海馬五郎は、フランスのエドルアール・クレスト賞の受賞を知らされる。 「世界を代表する5人の自由人のための賞……?」 胡散臭いものだが、パリへの旅費と一週間の滞在費を支給してくれるらしい。 飛行機が嫌いで、外国人が怖い海馬五郎も、一週間は妻とのセックスを休めるというので、その誘いにのった。 これが悪夢の旅になったのである。 表題作『もう「はい」としか言えない』の他、海馬五郎の恥ずかしい少年時代をヴィヴィッドに描いた『神様ノイローゼ』をカップリング。 天才・松尾スズキのシュールでエンタテイメント精神にあふれる、まったく新しい小説世界へようこそ! 〈著者プロフィール〉 一九六二年、福岡県出身。 一九八八年に「大人計画」を旗揚げする。主宰として多数の作・演出・出演を務めるほか、エッセイや小説の執筆、映画監督など、その活躍は多岐にわたる。 一九九七年、岸田國士戯曲賞受賞。二〇〇一年、ゴールデン・アロー賞演劇賞受賞。二〇〇六年、小説『クワイエットルームにようこそ』が芥川賞にノミネート。二〇〇八年、映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の脚本で、日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞。二〇一〇年、小説『老人賭博』が芥川賞にノミネート。 二〇一八年、「大人計画」は三十周年を迎えた。
  • ディレイ・エフェクト
    3.8
    1巻1,324円 (税込)
    いま最も注目されている宮内悠介が、時の流れをこえて、この世界の真実に迫る! 芥川賞候補作品。 いまの東京に重なって、あの戦争が見えてしまう――。 茶の間と重なりあったリビングの、ソファと重なりあった半透明のちゃぶ台に、曾祖父がいた。 その家には、まだ少女だった祖母もいる。 昭和十九年の戦時下が、2019年の日常と重なっているのだ。 大混乱に陥った東京で、静かに暮らしている主人公に、昭和二十年三月十日の下町空襲が迫っている。 少女のおかあさんである曾祖母は、もうすぐ焼け死んでしまうのだ。 わたしたちは幻の吹雪に包まれたオフィスで仕事をしながら、落ち着かない心持ちで、そのときを待っている……。 表題作「ディレイ・エフェクト」の他、「空蝉」と「阿呆神社」を収録した驚愕の短篇集。
  • 世界で一番のクリスマス
    3.0
    1巻1,324円 (税込)
    80年代の上野界隈でネオンを輝かせていたフィリピン・パブ。 父親の経営する店の人気者だった姉は、AV女優として成功したけれど……。 麻美ゆまにインスパイアされた表題作の他、「午前零時の同窓会」「月夜の群飛」「鶯の鳴く夜」「吉原浄土」を収録。 石井光太は『物乞う仏陀』や『遺体――震災、津波の果てに』など、この世界の非情なる現実を見つめて、われわれの振舞うべきスタンスを、真摯に問い続けています。 ここ十数年で風俗業界も大きく変わりました。かつて女性が生きるための最終手段だったものが、いまや“普通の貧困”によって、生活費を得るために体を売るようになっているのです。過酷さの質が変わったのかもしれません。 『世界で一番のクリスマス』で、石井光太が描いているのは、東京・上野界隈にある風俗業界で必死に生きようとする女と男たち。 女性用デートクラブ、無許可営業のデリバリーヘルス、廃墟と化したラブホテル、風俗嬢の駆け込み寺となるクリニックなどを舞台に、男女のせつない心情の遍歴を、丹念にたどりながら見つめています。 表題作の主人公は、AV女優の姉を持つシングルマザー。上野駅ホームで撮影した本書のカバー写真にも協力してくれた伝説の元AV女優、麻美ゆまに、石井光太がインスパイアされて書いた作品です。 クリスマスの夜の奇跡を、お楽しみください。
  • カシス川
    3.0
    7年前に彼を癌で亡くし、父を見送った私の腸に、癌が見つかった。 これで私はようやく休める、私は腹の中に「楽園」を抱え込んでいるのだ。 告知を平然と受け止めた私は、ともに暮らす要介護4の母との入院を心に決めた。 祖母、母、私――。 “一卵性母子”が伝統の一家で、母と私の闘病が始まる。 頑固で我がまま、愛の重い母と、私のいうことをきかない身体。 一筋縄ではゆかない母娘の、愛と涙の闘病記。
  • 合本 晩鐘 【文春e-Books】
    -
    1巻1,324円 (税込)
    佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化! 老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。 「究極の悲劇は喜劇だよ」 辰彦はそういった。 それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。 当時の文学仲間たちはもう誰もいない。 共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。 あの歳月はいったい何だったのか? 私は辰彦にとってどういう存在だったのか? 杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。 枯淡の境地で、杉が得た答えとは。 『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。
  • エーゲ海に強がりな月が
    3.8
    1巻1,324円 (税込)
    “失恋した傷は恋愛で癒すしかない”という周囲の気遣いで、大学時代の同級生と別れた私は、次の恋人と知り合うが、仕事優先の彼の振る舞いに、別れを決意した。 同じように悩みを抱えるOLの桂子に身内のような愛情を感じる私は、自身の少ない恋愛経験を語る。 証券会社でお互い投資家として出会ったという“カレチ”と桂子。親子ほど年の離れた男女の恋の駆け引きが始まる――。
  • ドローン・スクランブル
    4.3
    最強の無人機を開発せよ! 新設した防衛装備庁の肝入りで作られることになった高性能ドローン。 大手メーカー三社が関わり、完成間近までこぎつけたのだが――。 防衛庁vs大企業vsベンチャー。果たして最後に笑うのは誰だ? 大ヒット作『推定脅威』の著者による、渾身の最新作! 「自衛隊が武器として使わなくても、相手がそうとは限らない――」 マルチコプタードローンについて、防衛省の試験研究が始まった。 メーカー側に提示された目標スペックはシビアなものだったが、フリーランスのデザイナー倉崎が、画期的なアイデアを思いつく。 「すべてがリアルすぎる」との声、多数。 最強のものづくりエンターテインメント!
  • 海の家族
    4.0
    死地から生還した人間たちのその後の運命とは 試合相手を殺めたキックボクサー。海難を生き延びた兄弟。特攻の生き残り。地獄を見て変容する人生を描く五篇。石原文学の新境地。
  • 肉と衣のあいだに神は宿る
    3.5
    1巻1,324円 (税込)
    婚活、疲れました。 とんかつの名店情熱とん。看板娘の密かな特技は客の好みと寸分違わぬ味噌汁を作ること。とんかつ屋のコンカツをめぐる4つの物語。
  • フォアビート・ノスタルジー
    3.5
    女には男が必要で、男は仲間を求める 通夜に集まった昔の仲間たち。かつて誰もが恋した美しきチェリストとの再会が、男たちの運命を変えていく。著者最後の純愛長編
  • 雨にもまけず粗茶一服
    4.0
    1巻1,324円 (税込)
    弱小茶道家元・友衛家のあとつぎを放棄して家出した主人公、遊馬。「自分らしくいきることにしたんだ」とはいうものの……。東西のユニークな茶人たち、ほんのり甘い恋心、消えた茶杓。京の都で繰り広げられる茶ごころたっぷりの傑作エンタテイメント!
  • 輪るピングドラム 【小説版】
    4.2
    1~3巻1,324円 (税込)
    双子の高校生・冠葉と晶馬、そして妹・陽鞠は三人で暮らしている。身体の弱い陽鞠を連れて、ある日水族館を訪れた兄弟たち。楽しく過ごす中、陽鞠が倒れ病院へと運ばれる。絶望する冠葉と晶馬だったが、突如、陽鞠が起きあがり……!? 「セーラームーン」「少女革命ウテナ」の幾原邦彦が手がけた人気TVアニメ「輪るピングドラム」の原作小説!!
  • 優雅なのかどうか、わからない
    3.8
    1巻1,324円 (税込)
    Casa BRUTUS連載、待望の単行本化! 48歳にして再び独身になった主人公、匡(ただし)は、吉祥寺にある古い一軒家を老婦人に借り受け、自分好みに改装を始める。気楽な一人暮らしは、順調に滑りだすが、かつての恋人、佳奈とばったり再会。佳奈は、父親とふたりで同じ町に住んでいた……。 「気ままな一人暮らし。うらやましいかぎりだなあ。これを優雅と言わずして、なんと言う」。まわりにそう言われることに違和感を覚えつつ、佳奈との関係を取り戻したいと願う匡だが、彼女の父親は認知症となり、いつしかその介護に巻き込まれていく。自分の家と行ったり来たりの生活は、さらに思わぬ展開となり、どう暮らしたいのか、誰と生きたいのかの選択を否応なく迫ってくる---。 かつて妻や息子と暮らした代々木のマンション、一人になって借り受けた、井の頭公園に接した古い一軒家。吹き抜け、窓、灯り、テラス、暖炉、キッチン……随所にあふれる細かい家の描写が、物語に柔らかな深みを与えている。 流れるような美しい文体で描かれる、松家仁之の、新しい小説世界!
  • 公園のベンチと名もなき猫 足元から見上げる人間たちの小さな奇跡
    NEW
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「人間というのは、実に奇妙で不器用な生き物だ。」 公園の片隅から、一匹の白黒の野良猫が、愛おしくも不器用な私たちの日常を静かに見つめています。 本書は、地方都市の「さくらヶ丘公園」を舞台に、名もなき野良猫の視点から描かれる温かな連作短編集です。 過去を悔やむ男、子育てに疲れた母親、夢を諦めかけた青年など、悩みを抱える人々が、気まぐれな猫との小さな触れ合いを通じて、固まった心を優しく解きほぐされていきます。四季折々の美しい情景描写とともに、不器用な人間たちの小さな奇跡が優しく紡がれます。 猫の温かな眼差しを通して描かれる物語は、忙しい日々に追われ、大切なことを見失いかけているあなたの心に深く染み渡ります。 読んだ後には、いつもの帰り道や身近な景色が少しだけ違って見え、心にじんわりとした温かさと救いが広がるのを感じられるはずです。 ■こんな方におすすめ ・日々の忙しさに少し疲れ、心が温まる癒やしを求めている方 ・猫が大好きで、猫の視点から人間模様を描いた小説を読みたい方 ・一歩前に踏み出す勇気や、優しい感動を味わいたい方 風のように気まぐれな猫が運んでくる、優しくて愛おしい「奇跡の瞬間」に、あなたもそっと立ち会ってみませんか?
  • 郷愁 こころの愛、真実の愛
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「硝子のこころ」で生まれた弱気な男。だからこそ経験できた純粋な愛だったのかもしれない。そして、なんと43年ぶりに奇跡が起きた……『こころの愛 ~Platonic love~』。仕事人間の中年男が出会った、奇跡的な美しい女性。道ならぬ恋と知りつつ惹かれ合った二人が辿った究極の選択とは……『真実(ほんとう)の愛 ~永遠(とわ)の旅路~』。愛を巡る物語、2篇を収録。
  • 後悔はあの町に置いてきた
    -
    1巻1,320円 (税込)
    君を探して、僕を見つけた。 逃げ出したかった場所。そこに置いてきた本当の気持ち—— 笑えて、懐かしくて、ぐっとくる。 大人が夢中になれる、温かな青春小説。 ●あらすじ 山口県周南市。 酒屋の跡取り息子・玉木利光は三十を過ぎ、東京での仕事も夢も失い、実家に帰ってきていた。 引きこもりのような日々を送るある日、ニュースが流れる。 新しい総理大臣の名前は——瀧本総介。 それは、利光が小学生のころから知っている名前だった。 あの瀧本総介は、いまどこにいるのか? 錦帯橋の夕日。防府天満宮の裸坊祭。角島の別荘。 地元の友人たちの助けを借りながら、利光は少しずつ総介の気配に近づいていく。 そして判明する、総介が姿を消していた本当の理由——彼の名前に隠された、ある「呪い」とは。 地元を捨てて逃げ出した男が、友人を探しながら逃げてきたものすべてと向き直す物語。 ●著者について 1980年、山口県周南市出身。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(『運命のひとは、忘れた頃にやってくる。』と改題し、ディスカヴァー文庫として刊行)で第2回本のサナギ賞を受賞し、小説家デビュー。『ゼツメッシュ! ヤンキー、未来で大あばれ』(原題『ロストカゾク』)で、第3回青い鳥文庫小説賞金賞を受賞。おもな作品に『フラワード』『言の葉の裏にはきれいな花が咲く』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『17シーズン 巡るふたりの五七五』『SSRチルドレン』『放課後ネームゲーム』(以上講談社)、『生協のルイーダさん あるバイトの物語』『中退サークル』(以上集英社)などがある。
  • 稲荷山誠造 ハワイの空に虹を呼ぶ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    オーディオブック大賞2025 特別賞受賞作続編! 笑って泣ける家族小説 今度の舞台はハワイ! ナニワのじいさん、南の島でも大暴れ!? 関西の金融会社会長・稲荷山誠造(いなりやま・せいぞう)、74歳。 ある朝、誠造は自身の送迎車に扮した男たちに拉致され、暗い倉庫に監禁されてしまう。 絶体絶命の窮地を救ったのは、組織の使い走りをさせられていた若き青年・カイだった。 カイには、最愛の妹の身に及ぶ「ある切実な事情」があった。自分を助けてくれた若き恩人の涙を見た誠造は、持ち前の義理人情で吠える。 「このわしに任さんかい。わしが何とかしたる!」 立ちはだかるのは、四国の海賊をルーツに持つ不気味な巨大組織。 恩人のため、そして自らの「信義」を貫くため、誠造は海を越え、いざハワイへ! 笑いと涙、そして痛快な逆転劇が幕を開ける!
  • ユメジ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    夢の中だけでもいい。まだ僕のそばにいて 日々健康的に勉強と野球にいそしむ中学生のトシキには、誰にも言えない秘密がある。 それはーー物心がついたころから、自分の中に”ユメジ”がいること。 母親を幼いころに亡くしてから、父と生意気な妹と三人四脚で、頑張ってきた。家族を心配させたくないから、自分のこの秘密を誰にも打ち明けられない……。 そう思っていた時、神社の娘で同学年の諸星玲香に、トシキには変な<気>が漂っていると訝し気に詰め寄られてーー。

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  • 夜の静寂を編む10の物語 眠れない大人のための、五感で味わうショートストーリー
    -
    1巻1,320円 (税込)
    高ぶった脳の熱を冷まし、心地よい眠りの世界へ。 画面を閉じ、インクの匂いと文字の温度に身を委ねる、贅沢な夜を過ごしませんか? 本書は、デジタルデバイスによる疲れや日常のストレスで眠れない大人のために書かれた、睡眠導入のための短編小説集です。劇的な展開や刺激をあえて排除し、雨音や焼きたてパンの香り、毛糸の柔らかな手触りなど、五感に訴えかけるASMR的な情景描写に徹した10の物語を収録しています。 一話約10分で読み終えられる心地よい「平坦さ」が、あなたの心拍数を穏やかに下げ、深い微睡みへと誘います。物語の途中でまぶたが重くなったら、そのまま本を閉じることが本書の「最高の終わり方」です。 こんな方におすすめ ・スマホやPCの使用で脳が疲れ気味の方 ・静かな夜の時間に深くリラックスしたい方 ・心地よい情景描写を楽しみながら眠りにつきたい方 今夜は、この本と一緒に、穏やかで優しい眠りの旅に出かけましょう。
  • 火点し時
    -
    1巻1,320円 (税込)
    高揚、嫉妬、後悔……、黄昏時に揺れる男女の恋の行方は。 優人は、3年越しの恋人・静子がいながらセフレとの関係に溺れていた。静子にバレさえしなければ平穏な日々は続くだろう、そしていつかは静子と幸せな結婚をする、そう信じて。 そんなある日、優人は、静子の視線が別の男に向けられていることに気付く。大人の余裕を漂わせる男の存在の出現に優人は焦りを覚えるのだった。そして、レストランバーの喧騒の中、男女4人のそれぞれの愛のカタチが交錯し……。 黄昏時の寂しさと高揚感に、恋人たちの心の揺れをオーバーラップさせ、一つの恋の終わりをリアルな心理描写で描いた表題作『火点し時』。ほか、「訳あり恋愛コンテスト」(GLO主催)特別賞受賞作『冬隣』を収録。秋深まる季節「冬隣」を舞台に、旅で出会った男女の、恋の喜びと儚い終わりを描く。 著者プロフィール 1971年8月27日生まれ。 子供の頃は関西で育ち、中学から関東に移り、現在横浜在住。高校中退し、色んな店員をした後介護を20年していました。趣味はイラストとタロット。20代の頃は演劇をかじっていました。漫画大好き、動物大好きです。

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  • 翡翠のきみ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    いつか僕ら海の泡になっても ずっと二人でいよう 地上の街が海に沈んだ近未来。海底都市で孤独に暮らす高校生のユウキは、年に数日だけ地上へ戻れる“帰省”の季節に、廃れた雑貨屋で「人魚の素」と書かれた奇妙な袋を手に入れる。半信半疑で浴槽に粉を溶かすと、翡翠の瞳と真珠の髪を持つ、ミドリという人魚が生まれた。“人間の都合”が作った世界の片隅で、かけがえのない日々を重ねていく2人だが、ミドリには“消費期限”があった。消えていく時間の中で交わした約束が、胸の奥をそっと締めつける。切なくも澄んだSF小説。 著者プロフィール 2008年7月生まれ。高校生活を送る傍らSNSでエッセイや小説を執筆している。2025年、「書くしか。書くしかないひとたちによるエッセイ集」(有限会社EYEDEAR)に高峰芙蘭(たかみねふらん)名義で収録された「私のコンパス、軸足鉛筆。」でデビュー。美術と海と文学が好き。蟹座だが蟹は食べられない。

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  • 長野まゆみ復刻作品集 お菓子な猫と、旅する少年
    3.5
    下宿住まいの高校生ジャスは、月から来たという不思議な少年ティコと出会う(『月の船でゆく』)。療養所に赴任した青い睛のパスカル先生が少年たちと見た奇跡とは(『海猫宿舎』)。黒椿をめぐり、東京タワー下に暮らす14歳の少年が辿る出生の秘密(『東京少年』)。境界線の向こうに迷い込む「ぼく」とソラの小さな冒険(『耳猫風信社』)。脆く優しく美しい、少年たちの一瞬のきらめきを閉じ込めた長野まゆみワールドの復刻版。
  • PRIDE 〜群れ〜
    -
    1巻1,320円 (税込)
    サバンナの風に命を乗せた、読む音楽。 アフリカのサバンナを舞台に、若いライオン・タテガミの擦り切れたライオン・老いたハゲワシの三つの命が交差する物語。好奇心から人間に近づき傷ついた若いライオン、かつて仲間を奪われた憎しみを抱えて旅するライオン、若き日に見た海への夢を胸に最後の飛翔を遂げるハゲワシ。それぞれが生き、老い、死んでいく。群れ(プライド)の絆と、大地と空に還る命の循環を、詩的な筆致で描いた「読む音楽」。 【目次】 まえがき プロローグ ~生きる~ 一篇 サバンナの虹 二篇 サバンナの果てまで 三遍 空の住人と地の住人 四篇 サバンナへ エピローグ ~素晴らしき世界~ あとがき 【著者】 三田 裕子 福岡県出身。 老舗ジャズクラブでのオーディション合格をきっかけに、関西を中心にライブハウス、パーティー、イベント、コンサート、テレビ、ラジオ、CM等に出演。 ビッグバンドからコーラスグループ、ソロと幅広く活動中。
  • 未来行万博開催中
    -
    1巻1,320円 (税込)
    聞こえてくるのは、あの日の声。 見えてくるのは、まだ見ぬ未来。 大学生の利佳が見つけた、祖母の遺品に眠る万博の記憶。 1970年、小さな少女が「宇宙の塔」で母と交わした約束。 夢の中で出会った「ゆきちゃん」の正体、そして祖母が背負っていた秘密とは――? 大学生の優美が夜な夜な聴くラジオ番組。 ある日、そこから流れてきたのは「過去」の放送だった。 恋の相談を寄せる女子高生・陽子。 彼女がクリスマスイブに向かったハーバーランドで、優美が目撃したものとは――? 神戸と大阪、震災と万博。 関西を舞台に、時空を超えて受け継がれる想いを描く、珠玉の2編。 収録作品 『未来行万博開催中』 『リクエストの女子高生』 大阪府出身。関西学院大学経済学部卒業。小学校教員、病院事務職勤務を経て、執筆活動開始。趣味は、ボウリングと読書。読書を通じて、生きる活力を得た経験から、著者自身、読者に元気を届けられるような作品を生み出したいと決意し、未経験から執筆を始めるに至る。

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  • スイミングプール
    -
    1巻1,320円 (税込)
    60歳キャリアウーマン×24歳ライフガード青年 年齢差のある二人の関係は─⁉" 区民プールに通う会社員・真は、ある日、ライフガードの奏一に耳栓を拾ってもらった。以来、控えめながらも親切で、潜水姿が美しい奏一を注目するようになった。共通の趣味も通じて、二人は年齢差を越え、徐々に距離を縮めていく。 そんなある日、奏一から「伝えたいことがある」とメッセージが来て─。

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  • 幽霊巡査の闇記録
    -
    1巻1,320円 (税込)
    噂の巡査「幽霊」が篠町四丁目交番にやってきた。 ゆらゆらとやってきては変死体を見つける男、人呼んで「幽霊」。陰のオーラを纏った結城巡査が篠町四丁目交番に配属された。交番の面々は戦々恐々。結城が来ると誰かが僻地に飛ばされる――。そんな「呪い」の噂が広まっているからだ。 八百屋の夫婦、女子高生、ホームレス、ゲイバーのママ……、なぜか結城は商店街の人々に慕われていく。徐々に明らかにされる孤独者の過去と、見た目からは想像できない特殊能力。 あるときは同僚をも欺く女装おとり捜査で凶悪犯を捕らえ、あるときは裏工作で厄介者を駆逐する。地域に平和をもたらすヒーローなのか、アンチヒーローなのか? 闇深い「陰キャ」の暗躍に魅了される、異色の警察小説。

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  • フィールド
    -
    1巻1,320円 (税込)
    誰かの「好き」を大切にする世界へ カイは、ビアンバーを営む恋人理恵と暮らす新進気鋭の小説家。身長も高く、知性的で洗練されたたたずまいは、”元女性”だとは思えないほど。 最高の恋人もいて、女性だけでなく男性からも、憧れの眼差しで見られるカイだが、ここまでくるのは、決して平坦な道ではなかった。 ある日、日頃からカイを慕っていた理恵の店で働くミオから、助けてほしいと呼び出されてーー。

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  • 標本室の男
    完結
    5.0
    全1巻1,320円 (税込)
    【幻冬舎グループ主催「1000年後に残したいエピソードコンテスト」大賞作品!】 北海道のとある小学校の薄暗い標本室に置かれていた白骨標本の骸骨。長年外の世界へ強い憧憬を抱いていた骸骨は、ある日、医師・渋谷洋一の母校訪問を機に、意を決して動き出す。骸骨は渋谷を医院まで追いかけ、「実ハオ願イガアルノデス」とぎこちなく話しかけた。世界を知りたいという熱意は渋谷の心を動かし、力を借りて正体を隠して仕事を得る。北海道から東京を経て新潟の旅館の仕事についた時、骸骨は盲目の少女・和美と出会い、次第に心を通わせていく。和美との交流で人間らしい感情を育んでいく骸骨だが、行方を探っていた医師・伊藤に追い詰められて――。 不器用ながら前向きに、「生きる」ことの本質を見出そうとする“標本室の男”。 思わず応援したくなる、ハートフル・骸骨・ファンタジー。 1958年2月生まれ、北海道出身。地質調査およびコンクリート構造物関連の技術者。当初は地質コンサルタントにて地熱開発調査、温泉開発調査等に従事していたが、その後Uターンして建設コンサルタントに転職。道路構造物の防災点検や建物等の基礎地盤調査を実施。退職後は資格を活かしてPC部材の製造管理、コンクリート構造物の劣化診断等を歴任して現在に至る。 文芸に関しては、萬葉集、古事記、延喜式、和漢朗詠集、平家物語、今昔物語、日本霊異記等を参照に日本人の心の歴史の探求を中心に創作を実施中。

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  • 万葉の里
    完結
    -
    全1巻1,320円 (税込)
    千三百年の時を超えて紡がれる、言葉と心の物語。 大学の親友、香織が忽然と姿を消した。加奈子に残されたのは、香織が作った一首の和歌。回文としても成り立つその歌には、万葉時代の防人の妻が夫の帰りを待つ切ない想いが綴られていた。 26年後、京都・広隆寺で香織を見かけたことをきっかけに、加奈子は親友の失踪の真相解明を始める。加奈子は高校生の娘・美郷の知恵を借りながら、博物館に所蔵された万葉集の文献をあたり、徐々に真相を組み立てていく。東京都飛鳥山、香織の故郷千葉県朝夷、京都、万葉の記憶……。それらの点と点が結ばれた時、加奈子は脳裏に万葉の里で琴を弾く香織の姿を見るのだった。 加奈子と美郷の親子に託された使命とは? ラストで驚きの真相が明かされる。 時空を超えた親友同士の約束、母娘の絆。失われた言葉の魂を現代に甦らせる感動の物語。

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  • ライ麦畑の木偶の坊 ~綾瀬亘の大学戦記~
    完結
    -
    全1巻1,320円 (税込)
    日本の大学教育に明日はあるのか? AI・組織・権威、〈知〉をめぐる静かな戦記 主人公・綾瀬亘(わたる)。 単位取得目的の剽窃とAI生成文。 「学び」を消費者活動とする学生。 商業的利益を優先し、「学び」と「教育」の意味を見失った大学組織。 そして、学問の世界に潜む嫉妬と権力構造。  現代日本のアカデミアに張り巡らされた無数の糸のなかで、綾瀬は一人の大学教員として、静かに、しかし決して折れずに言葉と姿勢で抗い続ける。 本作は、大学という舞台を通して描かれる、知の倫理と誠実さをめぐる〈戦記〉である。 そこにあるのは静かな怒りと抵抗であり、勝利は存在しない。 しかし、それでもなお失われない希望と賭けが、ここにある。 『ライ麦畑の木偶の坊』という逆説的なタイトルが示すのは、矜持と諦念のあわいに立ち尽くす現代人の姿であり、同時に、示されるべき<知性>のロールモデルでもある。 近くで見れば悲劇、遠くから見れば笑えない喜劇。 学生及び教育関係者はもちろん、逃げずにその場に立ち続けている、すべての<大人>に捧げる物語。

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  • 青空チェイサー
    -
    1巻1,320円 (税込)
    少々謎のある夫だったが、何も連絡なしに6日も帰ってこないのはおかしい──。ある朝「行ってくる」のメモを残しいなくなった夫・芳之。家族も警察もあてにできない中、ごくフツーのアラフィフ主婦、理沙子の旅が始まる。数少ない手掛かりから神戸、鳥取、そして京都に辿り着いた理沙子が見たものとは! コメディーありミステリーありファンタジーありの、何が何だかわからない物語。
  • 天命愛憐
    -
    1巻1,320円 (税込)
    【幻冬舎グループ主催『第4回新人賞』大賞受賞作品】 激動の時代を、ひたむきに、自分らしく生きる女性を描いた本格小説。 家族のために出稼ぎをしていた25歳の沙茅(さち)は、働いていた工場の落雷事故により傷を負い、仕事も住む場所も失ってしまう。ある日、工場の事故について週刊新聞の記事が出る。労働環境の劣悪さなど、実態と違う報道や、それを鵜呑みにする世間に違和感を覚えるが、その背後に陰謀があることを知る。沙茅は、新たに富裕層宅で住込みの仕事を始めるが、そこで表層的な貧富の差だけでなく、人々の内実も知ることになり、さまざまな意識や感情に直面する。 昭和初期を思わせる異世界を舞台に、戦争の影が差す中、差別や偏見に縛られず、個々が公正に評価される社会とは? 自分は望み通りの人生を生きているのか? 生きられるのか? 迷い、悩みながらも、現実と向き合い、自分の価値観と希望を見出し生きようとする姿が、さわやかな感動をくれる一冊。

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  • Lose control
    -
    1巻1,320円 (税込)
    好き、が凶器に変わる瞬間 手に残る、生温かい血の感触——。 憧れの先輩・律音と交際を始めた依夢は、幸せの絶頂にいた。 しかしそれは、互いに依存し、壊れていく関係の始まりだった。 束縛、監視、心を削る言葉の暴力。 「愛されている」と思い込むことでしか、自分を保てなくなっていく依夢。 離れたいのに離れられない——共依存という名の鎖が、二人を縛りつけていく。 やがて迎える、取り返しのつかない瞬間。 甘く危険な愛の果てに待つのは、誰も想像しない結末だった。

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  • いわさきちひろ(学習まんが 世界の伝記NEXT)
    -
    『ゆきのひのたんじょうび』『あめのひのおるすばん』『おふろでちゃぷちゃぷ』など、やわらかな色彩で、美しい花、かわいい動物、愛らしい子どものしぐさや日常を描いた絵本画家、いわさきちひろ。戦争の悲しみ、苦しみを経験したちひろは、世界中の子どもたちが愛され、幸せであることを願って子どもたちの未来を明るく照らす絵を描き続けます。そんな彼女の生涯をまんがでわかりやすく描いています。 第一次世界大戦終戦直後に生まれたいわさきちひろは、幼いころから絵をかくことが大好きな子でした。 もっと絵を学びたいと思ったちひろは美術の専門学校に行こうと考えます。 しかし、岩崎家の長女で家を継ぐ役目があったため、一度は絵の道に進むことをあきらめます。 その後、悲惨な戦争を経験したちひろは、「もう二度と戦争をしてはいけない」という思いを伝えるために自分にできることを考えます。そして、絵を描くことを通じて平和の尊さを訴えようと決意します。 やさしいタッチで描かれたちひろの絵には、子どもたちの幸せと平和への願いがこめられています。
  • 劇場版 レッツゴー!まいぜんシスターズ 家族再会
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動画で大人気「劇場版」シリーズが待望のノベライズ! 第一弾はぜんいちとマイッキーの出会いのお話 <あらすじ>海の浜辺で生まれたマイッキーは、森で優しいおじいさんに拾われ、人間として育てられます。しかし、おじいさんは形見のダイヤモンドを残して亡くなってしまって……。悪者にだまされそうになっているところを、ぜんいちに助けられ、ふたりで「マイッキーのお母さん探し」の旅にでることに。でも、マイッキーがつかまって、ペットショップで「しゃべるカメ」として売られてしまって……!? マイッキーとぜんいちの出会いから冒険を描いた、ハラハラドキドキちょっぴり感動するストーリー。
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】
    4.5
    1巻1,320円 (税込)
    世界一周飛行を果たした純国産機と失踪した伝説の女性パイロット。 圧倒的なスケールで描かれる、史実から生まれた大空の冒険ロマン! 1939年、第二次世界大戦前夜。前人未到の世界一周飛行に挑む純国産機ニッポン号と失踪した伝説の女性パイロットの運命が交錯する――自由と平和を渇望し、歴史の闇に消えた二つの「翼」の秘密を追い、新聞記者の翔子はある人物を探してアメリカへ渡る。翔子が辿り着いた驚くべき真実とは―― 「世界はひとつ」-----飛行機乗りたちの熱き思いが、時空を超え、いまなお戦争が止まぬこの世界に、強く切なく響く。「壮大な世界観に圧倒」「何度も涙が溢れた」「一緒に世界一周をしている気持ちになった!」と大反響。史実をベースにフィクション創り上げる原田マハの作風の原点。待望の新装版。
  • 汚泥に咲いた命
    -
    1巻1,320円 (税込)
    私は生きる。終わらない孤独と母の幻を胸に――。 1歳になったばかりの時、母が亡くなった。父は去り、養父母の間を転々として育つ。自殺未遂、夫の暴力、離婚して働きながら慈しんで育てた一人娘の冷たい仕打ち。過酷な運命を生き抜くために書かれた人生の記念碑。

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  • 鮮やかに、色を残して
    -
    1巻1,320円 (税込)
    悲しいときは泣いていいんだよ。 我慢した分、たくさん泣こう。 わたしがちゃんと受け止めるから。 自分ばかりが苦しんで、 傷ついた気になっていた俺に、きみは泣いてくれたーー。 自分を思い出せない彼女との 悲しいぐらいに美しい あの冬の奇跡 中高生を読者購買層と想定した、主婦と生活社によるブルーライト文芸レーベル「セツナイ青」シリーズ第3作品。 母親を突然事故で亡くした主人公である男子高生の後悔、 サッカー部からの退部という挫折、かつての同級生との思わぬ再会、 初めて経験する恋、母親の死にまつわる真実、 そしてすべてが明らかになる慟哭のラスト。 誰もが最後に必ず涙する、感涙必至のストーリー。 男子高校生と女子高生の王道の恋愛モノでありながら、 年頃ならではのそれぞれの悩みを抱えたふたりに思わず共感する、 「セツナイ青」シリーズならではの純愛青春小説です。 <ストーリー概要> 人生はこれからだよ。暗いトンネルを 抜けた先には光が差し込む。希望が待ってる 母親を交通事故で亡くした鹿野光希は、熱中していたサッカー部を辞めて、無気力な日々を過ごしていた。 そんなある日、車に轢かれそうになったところを中学時代のクラスメイト、春沢香澄に助けられる。 活発だった鹿野の変貌ぶりがほっておけなくなった香澄は、「この冬休みをいっしょに過ごそう」と強引に誘う。 春沢のつねに前向きな明るさと強さに、次第に心惹かれていく光希だったが、 彼女は、かつての自分を思い出せないという悩みを抱えていたーー。 ある日突然、大切な人を失った人間の後悔と、未来に生きる大切さを描く、感動の青春恋愛小説。 すべてが明らかになる慟哭のラストに、涙が止まらないーー。 <目次> 第一章 灰色に染まった世界  第二章 昼を欺く 第三章 宵の口 第四章 曙光  第五章 鮮やかに、色を残して  <装画&挿絵>まかろんK
  • 私の可愛い、可哀想な夫【小説】
    完結
    4.0
    ふしだらな悪女と噂される、妖艶な雰囲気を纏った伯爵令嬢、 ショコラことショコラーテ・ブノワ。 愛する家族の後押しもあり 夜会で一目惚れした名門家の青年アラン・シュゼットと結婚するも、 結婚式を終えシュゼット家で過ごす初めての夜、 ショコラのもとを訪れたアランは言い放つ。 「私には愛する人がいる。だからお前を愛することはない」 なんて不憫で、可哀想で、可愛い人――。 自身の魅力に気付かず、出世を阻まれ、 報われない愛に身を捧げようとする哀れな夫を溺愛する、 一途な伯爵令嬢の計画的ラブストーリー! 【書き下ろしストーリー】 ショコラとアランの花にまつわるエピソードと、 穏やかで甘美な後日談を含む書き下ろしストーリー 『貴方に捧げる薔薇の花』を収録!
  • テレビウイルス ─私の娘は彼らに殺された─
    -
    1巻1,320円 (税込)
    命を奪ったのは、ウイルスか、社会か——。 新型ウイルスの再流行に揺れる日本。 ワクチン接種が推奨され、未接種者は社会から排除されていく。 ラーメン店主の冬馬は、愛娘・結衣を守るため接種を選ぶが、その夜、結衣は帰らぬ人となった。原因は不明、責任を取る者もいない。父は真相を求め、巨大なメディアと権力の壁に立ち向かう。 これは、命と自由を奪う“見えない支配”に挑む物語。

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  • 無月の譜【毎日文庫】
    -
    1巻1,320円 (税込)
    将棋の格言、「一歩千金」を彷彿させます。 長い旅路の末についに辿り着く再生の物語です。 ――羽生善治(棋士) その駒には魂が宿っている――。棋士をめざしながら挫折した小磯竜介は、偶然から戦死した大叔父が駒師であったことを知る。大叔父は自ら考案した書体「無月」の駒を完成させた後、戦地へ発ったという。「天性の駒師」の生涯に強く惹かれた竜介は、この駒の行方を追い始める。東京からシンガポール、マレーシア、アメリカへ――そして旅の終わり、彼が目にした驚きの光景とは? 第34回将棋ペンクラブ大賞を受賞した傑作長編。
  • 新装版 滄海(うみ)よ眠れ ミッドウェー海戦の生と死(一)【毎日文庫】
    完結
    5.0
    全5巻1,320円 (税込)
    執念の取材が問う――戦争とは何か 戦争ノンフィクションの金字塔、待望の復刊! 太平洋戦争中の昭和17(1942)年6月、日本海軍が米軍に大敗したミッドウェー海戦。執念の取材で日米戦死者3418名の詳細を明らかにし、彼らと遺族の思いを丹念にすくい上げた渾身の記録。 空母「飛龍」飛行隊長・友永丈市大尉、沖縄出身兵と家族、インディアンの血を引く米第八雷撃機中隊ジョン・チャールズ・ウォルドロン少佐の生涯。1986年の菊池寛賞受賞作。[全5巻]
  • 鬼の夜ばなし
    -
    1巻1,320円 (税込)
    鬼とは何なのか? 怪異は本当にあるのか? 古典から現代まで、 “真の怖さ”に迫る短編集。 「鬼の夜ばなし」 古典を題材に、七編の鬼の物語をよみがえらせる。 人と鬼の血を引く子・コヅナの悲劇、神様のお供えに手を出してしまう愛嬌ある獄卒、大江山鬼退治の隠された真相など、原典の味わいを残しながらも新たな解釈で「鬼」を描き直す。 美しい娘が鬼に連れ去られ、人と鬼の子・コヅナが生まれる。五歳になったコヅナは母とともに命からがら逃げだすも、村人や親族にまで牙と角が生えた姿を恐れられてしまう。行き場をなくしたコヅナの運命とは。(「鬼の夜ばなし1 コヅナ」より) 「奇談集」 現代を舞台に、日常に潜む不可解な現象を描いた九編の怪異譚。 河童になった少年、不老不死の秘密を知る者、雪山で出会った美しくも恐ろしい女性など、身近な場所で起こる超常体験の数々を収録。 七歳の省吾は、夏祭りで古い木彫りのお面に惹かれ、無理を言って父に買ってもらう。しかし、目を白い綿で塞がれたこの不気味なお面を手に入れてからというもの、次々と身の回りで不幸な出来事が起こりはじめ……。(「奇談7 目」より)

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  • 四季のない京都 1978
    4.7
    1巻1,320円 (税込)
    誰もが心の奥底にしまっている青春の影。時空を超えてその感触を取り戻すことができたら。言葉(ロゴス)の向こう側にある実在(ピュシス)を追求したSF哲学小説の誕生。――福岡伸一氏推薦! ◎書評・メディア掲載◎ 2022年7月15日 KBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto」――著者・時岡洋一氏生出演 2022年6月29日 朝日新聞「じんぶん堂」――丸岡さくら氏 IT関連企業の社長として世界中を飛び回る島岡恭一。ある日、メッセージアプリ上で友達リクエストを受ける。警戒しつつ会ってみると、その人物は恭一が過去唯一交際した女性と瓜二つだった。彼女の目的は何か――。 音声認識AIの開発に長年携わる著者が実体験を交え、奇妙な文体でメッセージアプリに仕組まれた実証実験を描く衝撃の近未来AI小説。
  • 大阪は踊る!
    完結
    -
    道頓堀に石油が湧いた! んなアホな! 鼻息荒い大阪市長による大阪再生プロジェクト「道頓堀油田計画」が始動! 犬猿の仲を解消しタッグを組む大阪市と大阪府。これまでのほほんと生きてきた大阪市役所どないしょう課勤務、前田拓郎(30)は知らない間に激流に巻き込まれ右往左往東奔西走するはめに。やがて政府による油田奪取の企みが発覚。過熱する大阪 vs 国のバトル! 睨み合う自衛隊と大阪のおばちゃん! 果たして大阪の明日はどっちだ! 笑劇の大阪エンタメ・ファンタジー小説!
  • 夢の世に
    -
    1巻1,320円 (税込)
    現実と幻想の境界で揺れる魂の物語 ある男は石の狐に恋をし、ある青年は霧の中で幼い日の自分と出会い、ある人は地面に宿る存在を感じ取る―― 日常の奥に潜む神秘と、人の心の奥底に眠る記憶や願望を、詩的な筆致で描き出した珠玉の短編集。 現実と幻想、過去と現在が交錯する中で、登場人物たちは自分自身の真実と向き合ってゆく。 魂の奥底に響く至高の一冊

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  • 罪の行方 心臓手術が救った二人
    -
    1巻1,320円 (税込)
    心臓外科医が救う、被害者の命と加害者の罪 大みそかの夜、瀕死の救急患者が海辺の病院に搬送されてきた。胸に包丁が突き刺さり、救命に猶予はない。包丁を抜き取って心臓を手でつかみ、マッサージをしながら緊急手術に向かう。果たして患者は助かるのか。いったいどんな事件に巻き込まれたのか。医療関係者必読の救命救急をめぐる短編小説。

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  • if(上)~20年前からの質問~
    -
    1巻1,320円 (税込)
    生きてる限り、ワンチャンス! 沢崎大輔、26歳。仕事の傍らドライブ、野球観戦、推し活と、そこそこ満ち足りた日常を送る平凡な会社員。 そんなある日、タイムカプセルに入れていた20年前の自分からの手紙が届く ――“しょうらい、なにになっていますか”。 職場の先輩や同い年の野球選手の死に直面し、「このままでいいのか」と一念発起した大輔は、かつて夢見た声優への道に挑む決意を固める。 20代後半・未経験というハンデを抱えながらも、声優事務所「if」代表の亀井、元声優のマネージャー・由香のサポートを受け、夢に向かって走り出すが……。 たとえ傷ついても、決して人生を諦めない。 夢と現実、過去と未来の狭間で迷うすべての人に贈る、再挑戦の物語。

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  • 文章教室
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    「してヤラれた」と思った「雪国」の冒頭。生きている文章の書き手、志賀直哉。さりげない文体の名人、井伏鱒二。繰り返し読んで飽きない「陰翳礼讃」――。最後の文士とよばれた芥川賞作家が、多種多様なスタイルの名文を小説家ならではの視点で読み解き、すぐれた文章とはいかなるものかを綴る。読書案内にして名文鑑賞の書。〈解説〉蜂飼耳 目次より(一部抜粋) 自然のエロス――川端康成『雪国』 生き物の死――志賀直哉「城の崎にて」 感覚とモンタージュ――横光利一『上海』 光と影――谷崎潤一郎『陰翳礼讃』 ある死生観――尾崎一雄「虫のいろいろ」 詩美的感覚――梶井基次郎「檸檬」 性の描写――山本周五郎『青べか物語』 抑制と恥じらい――伊藤整『若い詩人の肖像』 ユーモアとペーソス――井伏鱒二「山椒魚」 典型的自画像――太宰治『人間失格』 切腹の描写――三島由紀夫「憂国」 戦場の死と生――大岡昇平『俘虜記』 絶体絶命の時――吉田満『戦艦大和の最期』 女であること――林芙美子「晩菊」 砲丸を投げる――小林秀雄「オリムピア」 夢を描く――内田百閒『冥途』 老年のエロス――結城信一「空の細道」 女人礼讃――室生犀星「えもいわれざる人」 着物を描く――芝木好子「京の小袖」 新しい血――三浦哲郎『初夜』 一語の重さ――佐多稲子『夏の栞』 戦場を見る――開高健『輝ける闇』 沈黙と虚無――佐藤春夫「『風流』論」 リング上の闘い――沢木耕太郎『ドランカー〈酔いどれ〉』 吉行淳之介『女のかたち』抄 死への鎮魂――吉村昭『星への旅』 厄介な生き物――阿部昭『言葉ありき』 生命の復活――北條民雄『いのちの初夜』 古都の異人――島村利正『奈良登大路町』 老いの果て――耕治人『天井から降る哀しい音』 完結した人生――司馬遼太郎『歴史と小説』 美しいものとは――岡部伊都子「青磁」 海景の中の人生――水上勉「寺泊」 権威を笑う――井上ひさし「パロディ志願」 物狂おしさの果て――瀬戸内晴美『放浪について』 土への夢――深沢七郎「生態を変える記」 ある狂熱者――棟方志功『板極道』 手でつかむ――柳宗悦「雑器の美」 芸術とは?――吉田秀和「ヨーロッパの夏、日本の夏」 エロスの詩――野口冨士男『なぎの葉考』 官能描写――田久保英夫「蜜の味」
  • インスタントな恋だった
    -
    1巻1,320円 (税込)
    主婦と生活社が今夏スタートさせる、 10代向けブルーライト文芸レーベル、「セツナイ青」シリーズ第1作品。 2025年6月に映画が公開される『青春ゲシュタルト崩壊』(佐藤新<IMP.>、渡邊美穂主演)の著者、 丸井とまとさんによる新たな書き下ろし作品。 共感必至、切なさ満載の連作恋愛短編小説を6話収録。 シリーズ第2作は、『きみが明日、この世界から消える前に』の20万部を超えるヒットで知られる、 此見えこさんによる超短編連作恋愛小説『それでも必死に、恋をしていた』を9月に発売予定。 シリーズ第3作は、『だから私は、今日も猫をかぶる』のヒットで知られる 水月つゆさんによる、長編純愛小説『鮮やかに、色を残して』を11月に発売予定。 <ストーリー概要> SNSで依頼を受ける「#インスタント恋愛」。 一回一万円という値段で、一部の女子高生たちの間で噂が広まっていた。 「ひとりが寂しいときや、彼氏が必要なときなど、様々な事情で活用できる手軽な恋愛ごっこをしませんか? 希望の設定や服装、髪型などを記載してインスタント恋愛公式アカウントのDMからご依頼ください。」――。 今まで誰とも付き合ったことのない高校三年生の葵は、 あるときSNSで見かけた「#インスタント恋愛」というタグが気になり、調べてみる。 所謂レンタル彼氏のようなものだとわかり、興味を抱いた葵は、おそるおそる依頼し、一週間後に会うことに。   果たしてやってきたのは、理想通りの黒髪好青年の白斗だった。 話し上手、聞き上手な白斗のリードによって葵も次第に心を開き、話が弾んでいく。 やがて葵になにか心に抱えているものがあることを察知した白斗に優しく問いかけられ、 葵は、思わずこれまで誰にも言えなかった恋の秘密を告白する――。 ――「#インスタント恋愛」に依頼してくる女子高生たちの恋の事情を、 レンタル彼氏の白斗が、優しく寄り添い、共感しながら、 彼女たちの恋愛の相談にのり、ともに解決に向かっていく全6話のオムニバスストーリー。 白斗が「#インスタント恋愛」を続けている理由とは? そこには白斗のある忘れ得ぬ思いが秘められていた。 全読者共感必至。切なく愛おしい恋の花束が詰まった極上恋愛青春ストーリー集。 <目次> プロローグ 一章 一日限りの恋 ―葵― 二章 恋の捨て方 ―伊予莉― 三章 恋は盲目 ―理香― 四章 ひび割れた恋 ―夏里菜― 五章 消えない恋心 ―凪沙― エピローグ ―白斗―
  • 奇跡の贈り物~次元を超える絆の物語~
    -
    1巻1,320円 (税込)
    たとえ姿が見えなくても、声が聞こえなくても、あなたは確かにそばにいる。 本当にあった出来事で綴る、奇跡の物語―― 深く愛し合うチッケとクーカ。かけがえのない幸福な日々を紡いでいた二人だが、突然の病によってクーカはこの世を去ってしまう。 クーカを失い、どうやって生きていけばよいのかわからずにいたチッケ。しかし間もなく、彼女の周りで不可解な現象が次々と起こっていることに気づく。 完璧なタイミングでの友人からの電話、故障していたはずの時計が動き出す……不思議なことが起こるたびに、青く光る奇妙な石。これらすべてが偶然なのか、それとも――? 「意識とは何か?」「肉体が滅びても人は生き続けるのか?」 量子力学、脳科学、哲学的思索を織り交ぜながら、愛する人を失った悲しみと、それでも失われない絆を描く感動作。

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  • ケルベロスの唄
    -
    1巻1,320円 (税込)
    太平洋を越えて夢を追う者たちが集まる、フロリダの熱気と孤独—— 日本食材の問屋業者として働くリク。彼の周りには、奇妙な縁で結ばれた移民たちがいた。 美容師のヒカル、日本食レストランのオーナー・ショウゾウ、そこで働くハルカ、ダイスケ、マサ、そして神秘的な魅力を放つストリッパー・ジャムプーン。 孤独で厳しい仕事をしながら、夜は仲間たちとの饗宴に身を委ねるリク。 しかし、彼らの世界はある事件をきっかけに徐々に崩れ始める――。 自らの物語の結末を知ったリクが選択した、運命とは。

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  • 蒼ざめた月の光
    -
    1巻1,320円 (税込)
    二人は孤独な日々を照らす互いの光だった 高校を中退して美容師として働く冨良人(ふらと)は、心を病む明愛花(ありさ)と出会い、次第に心を通わせていく。ところがある日突然、明愛花は自ら命を絶ってしまう。残された冨良人は、明愛花とのはかなく幸せなひとときを胸に、生きる意味を問い直す。人間関係に傷つきながらも生きる若者たちをそっと見守る物語。

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  • 月海
    -
    1巻1,320円 (税込)
    想いは、香りになって 高校で出会った沢田と妙子。紫の蝶が運んできた恋は、ラベンダーの花に込められた想いとともに深く育まれていく。結婚し、幸せな日々を送る二人だったが、突然の悲劇が彼らを引き裂く。 妙子を襲った火災事故。沢田は愛する人を守るため、自らが罪を背負い網走刑務所へ。一方、深い傷を負った妙子は、醜い姿になった自分を恥じ、愛する人から遠ざかっていく。 三十年という長い歳月が流れても、二人の心に宿る愛は決して消えることはなかった。星空に輝くふたご座のように、どんなに離れていても結ばれている魂があることを、この物語は静かに、そして力強く描き出していく。 真の愛とは何か。人は愛する人のためにどこまで犠牲になれるのか。季節が巡り、時が流れても変わらない想いがここにある。 運命に翻弄されながらも、最後まで愛を貫いた男女の、涙と感動の純愛物語。

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  • 壬申の乱 古代日本の風景を歩く
    4.0
    古代史の大転換点となった大王位継承の戦い「壬申の乱」。大海人王子は、どのような道をたどって大友王子との争いに勝ったのか。その全戦線を、詳細なルートと多数の写真を使って紹介。大津宮から吉野宮、伊賀・伊勢を経て、美濃を拠点として、また近江路へ。さらには大和・河内での戦線も掲載。壬申の乱伝説の旅も体感できる、古代の風景を訪ねる旅の案内書。
  • 改訂新版 クレヨンしんちゃんのまんが世界遺産おもしろブック
    -
    1巻1,320円 (税込)
    『クレヨンしんちゃん』の大人気学習参考書シリーズ『クレヨンしんちゃんのなんでも百科』最新刊。エジプトのピラミッドや中国の万里の長城、イースター島のモアイ像、ペルーのマチュピチュなど、なぞやふしぎがいっぱいの「世界遺産」を、しんちゃんの楽しいまんがと解説で紹介した『クレヨンしんちゃんのまんが世界遺産おもしろブック』、10年ぶりの改訂新版。2024年に世界遺産に登録された日本の「佐渡島の金山」の項目を追加、巻末の世界遺産リストにも新情報を掲載。しんちゃんと一緒に、世界遺産をめぐる旅に出かけよう!  ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 八月の博物館
    3.3
    1巻1,320円 (税込)
    どこでもドアのように、扉を開ければあらゆる博物館に行ける不思議な屋敷で少女と出会い、少年は冒険の旅へ。ところが古代エジプトの邪悪な力を召喚してしまい…武器は、物語の力。瀬名秀明の初期代表作。

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