読んでほしい

読んでほしい

1,386円 (税込)

6pt

3.0

今日こそ……言うぞ! この一言を! !
――せっかく書い小説を誰にも読んでもらえない“売れない放送作家”の、笑いと切なさがクセになる、そして最後にジーンとくる、“ちょっとだけ成長”の物語。

放送作家の緒方は、長年の夢だったSF長編小説をついに書き上げた。
渾身の出来だが、彼が小説を書いていることは、誰も知らない。

――眠る妻の枕元に、原稿を置いた。気づいてもらえない。
――芸術家になった後輩を呼び出した。逆に、彼の作品の感想を求められる。
――仕事仲間のディレクターに的を絞った。仕事の悩みを相談される。
――初恋の女性から連絡がきた。お願いする前に、“お願い”された。

誰かに、読んでほしい。誰でもいいから、読んでほしい。読んでほしいだけなのに!
誰に会っても、自分の話を切り出せない。気づくと、相手の話を聞いてばかり。
はたして、この小説は、誰かに読んでもらえる日が来るのだろうか!?

笑いと切なさがクセになる、そして最後にジーンとくる。“ちょっとだけ成長”の物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

読んでほしい のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「小説を書いたから読んでみてくれないか」
    この一言が言い出せず、右往左往し懊悩する主人公の姿が、じれったくもユーモラスで、時に切ない。

    10代は臆面も無く語れた夢や、剝き出しにできた承認欲求を、40代ではむやみに曝け出せないのだ。凄く分かる。

    自分よりも他人の都合を優先しがちな主人公にとって、「

    0
    2021年10月10日

読んでほしい の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

同じジャンルの本を探す