国内小説 - アルファポリス作品一覧
-
5.0
-
5.0
-
5.0
-
5.0動乱を経て世は変わり、時代は明治。理想の令嬢と呼ばれる眞宮子爵令嬢、奏子には秘密があった。それは、巷で大流行中の恋愛小説の作者『槿花』だということ。世間にバレてしまえば騒動どころではない、と綴る情熱を必死に抑えて、皆が望む令嬢を演じていた。ある日、夜会にて密かに憧れる謎の美男美女の正体が、千年を生きる妖狐の姉弟だと知った彼女は、とある理由から弟の朔と契約婚をすることに。仮初の夫婦として過ごすうちに、奏子はどこか懐かしい朔の優しさに想いが膨らんでいき――!? あやかしとの契約婚からはじまる、溺愛シンデレラストーリー。
-
5.0
-
5.0
-
5.0三日間だけ時間を巻き戻す不思議な能力「リワインド」を使うことのできる、女子高校生の煮雪侑。侑には、リワインドではどうすることもできない幼少期の苦い思い出があった。告白できないまま離れ離れになった初恋の人、描きかけのスケッチブック、救えなかった子猫――。そんな侑の前に、初恋の人によく似た転校生、長谷川拓実が現れる。明るい拓実に惹かれた侑は、過去の後悔を乗り越えてから、想いを伝えることにした。告白を決意して迎えた十二月、友人のために行ったリワインドのせいで、取り返しのつかない事態が起きてしまい――!? 「第5回ライト文芸大賞」大賞受賞作。
-
5.0アルファポリス第6回歴史・時代小説大賞特別賞受賞作! 礫投げが得意な若者・弥七は陰(ほと)と呼ばれる貧しい集落で、夢も希望もなく、地を這うように生きてきた。あるとき、図らずも自らの礫で他人の命を奪ってしまったことで、元盗賊のねずみという男とともに外の世界へ飛び出す。やがて二人は、作事集団の黒鍬衆(くろくわしゅう)の一員として、尾張国の砦造りに関わるようになる。それは弥七にとって、人生で初めての充実した時間だった。だが、尾張を狙う今川義元が領主・織田信長に戦を仕掛けたことで、そんな日々は終わりを告げる。弥七のいた織田領の丸根砦に、大軍が攻めてきたのだ。弥七は織田の兵とともに、戦うことを決意する。しかし、その大軍を率いるのは松平元康、のちの天下人・徳川家康で――。桶狭間の合戦前夜、名もなき青年が戦国の世を駆け抜ける!
-
5.0
-
4.0大店の放蕩次男坊・仙之助は怪異に目がない変わり者で、深川にある彼の屋敷には、いわく因縁付きの「がらくた」ばかり。呪いも祟りも信じない女中のお凛は、仙之助の酔狂に呆れながらも、あやしげな品々の謎の解明に今日も付き合わされる。――自ら火を出す呪われた振袖。ひとりでに歩き出す市松人形。飼い主の周囲に不幸をもたらす猫。そして、無残に打ち捨てられた遺骸のそばに現れるあやかし・以津真天(いつまで)。これは怪異か、それとも誰かの策謀か。ミステリと怪異が複雑に入り組んだあやかしお江戸ミステリの最高峰、ここに現る!
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
4.0
-
3.7毒を浄化することができる不思議な花鈿を持つ黄明凛は、ひょんなことから皇帝・青永翔に花鈿の力を知られてしまい、寵妃を装ってお毒見係を務めることに。実は明凜は転生者で、ここが中華風ファンタジー小説の世界だということを知っていた。小説の中で明凜の“推し”である皇帝夫妻は、主人公の皇太后に殺されてしまう。「彼らの幸せは私が守る!」そう決意し、入内したのだが……。いつまでたっても皇后は現れず、永翔はただのお毒見係である明凛を本当に寵愛!? しかも、永翔を失脚させたい皇太后の罠が二人を追いつめ――?転生妃と訳あり皇帝が心を通じ合わせる後宮物語、ここに開幕!
-
3.6
-
3.5
-
3.5
-
3.3殺人現場で花の絵を描いていたために警察に犯人と疑われた青年、神目帚遥(かみめぼうきはるか)。刑事から高圧的な事情聴取を受けていた彼を助けたのは、法医植物学者の杠葉柚梨(ゆずりはゆずり)だった。法医植物学とは、現場に残された花や木から事件の真相を探る学問のこと。神目帚は植物を精緻に描ける特技を活かすべく杠葉の助手となり、「花葬犯(かそうはん)」と名づけられた真犯人を追う。しかし、彼らを嘲笑うかのように、新たな犠牲者は増えていった――。「天才月澪彩葉の精神病質学研究ノート」の玄武聡一郎が放つ植物学ミステリー!
-
3.0
-
3.0