無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
主人公の久弥が、めちゃくちゃいい男なんですよね!
生まれ落ちた境遇から剣の腕はあるけど、それを隠し三味線の師匠としてヒッソリと暮らしてるんですが
人たらしとは、こういう人のことを言うんだと思うんです。
老若男女問わず、まあモテるし、読んでる私も好きになっちゃうほどに、さり気なく優しくて気風がよく凛とした佇まいなんだろうな、と。
実は時代劇好きなので、こういった主人公が出てくると嬉しくなっちゃいます。
そして青馬の存在、健気で自分を助けてくれた久弥を心の底から信頼し、いつしか父と慕うように。
また彼の生まれ育った環境が不遇すぎて辛くて、だけど守るために周りが固まったのは久弥の人柄があってこそ。
もうこれだけで泣けるというのに、もう一人健気な真澄さんという女性まで存在しちゃうし、罪な男です、全く。
なんなら最初はイヤなやつかもと思った血のつながらない兄の存在もグッとくるんです。
涙ながらにしがらみに流され、離ればなれになる愛しき存在達。
その場面は電車の中、マスクをしたまま泣きました。
どうしようもない、そんなことは久弥の境遇を理解していてもやはり辛すぎる。
ただそれらを乗り越えた先で手にした幸福は格別なものがあります。
問題解決から一気に加速していくラスト、そこに訪れる笑顔たちにやっぱり泣いちゃうんですよね。
私、時代劇は好きでも歴史小説は初めて読んだので、最初は難しいかも?と戸惑ったのですが、笹目先生の「独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖」は本当に読みやすいので、オススメします。
読めて良かったです!!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸