検索結果

  • 黒鷺死体宅配便 1巻
    値引きあり
    4.1
    イタコ、ダウジング、エンバーミング、ハッキング、チャネリング。それぞれ特技をもった仏教系大学の学生5人が作ったのは、望まぬ形で死を迎えた依頼人の声を聞き、望み通りに埋葬する会社「黒鷺死体宅配便」。死体となった依頼人をどこにでも宅配します。
  • 東京オルタナティヴ 起 -東京原爆編-
    続巻入荷
    -
    1945年、東京に原爆が落ちた。1989年、昭和は終わらなかった――。歴史は誰かに修正されている!? 警視庁広報課資料室調査係の臨時職員・日和見迷子、元捜査一課・笹山徹、時間失調症の男・浦島正木、時を行き来する少年・トキオたちが、同時存在人間「オルタナティヴ」が引き起こす歴史修正の陰謀に迫る――!!
  • 八雲百怪(1)
    完結
    4.2
    遠き妖精の国から、極東の妖怪の国へ。消えゆく美しい物を追い求めた男・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の姿を描いた、『北神伝綺』、『木島日記』に続く「民俗学ロマン」シリーズ第1弾!!
  • ドリトライ 1
    完結
    3.5
    戦争によって身寄りをなくし戦災孤児となった大神青空は、病気の妹を救うためとにかく金が必要だった。ある時、青空は裏社会の格闘技大会で賞金を稼ぐ虎威組の組長からスカウトを受け、拳と拳がぶつかり合う拳闘の世界に殴り込む!!
  • とでんか 1巻
    完結
    3.7
    大塚英志が都市伝説をテーマに描く、コミカルホラーファンタジー。口裂け女や人面犬とともに、都市伝説問題処理係、通称「とでんか」の事件を解決する若き民俗学者の活躍を描く。
  • リヴァイアサン(1)
    値引きあり
    4.1
    1999年、国連の平和維持活動に従事していた5人がトルコの辺境、ギョレメ渓谷で消息不明となる。2年後、ただひとり三溝耕平が東京に戻ってきた。その体はつぎはぎだらけで、アンジェラ、マイケル、ダイアナ、ホワイトのパーツが使われたキメラ体で、ゲルゲの魔術により蘇った。 東京で三溝心霊クリニックを開き、心霊治療を行う。彼の目的はいったい――。
  • 北神伝綺 上
    完結
    4.4
    【電子版巻末特典:紙版未掲載イラスト収録】昭和の大学者、柳田國男が完成させた学問、民俗学。その民俗学が科学となるために捨てねばならなかった異端の部分を受け継いだ影の民俗学者・兵頭北神が紡ぐ、闇のフィールドノート!!
  • 木島日記 上
    完結
    3.6
    【電子版巻末特典:紙版未掲載イラスト収録】昭和初期の東京。民俗学者にして歌人の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込む。奇怪な仮面で顔を覆った店主・木島平八郎は信じられないような自らの素性を語り始めた…。
  • 東京オルタナティヴ【分冊版】 1
    無料あり
    -
    1945年、東京に原爆が落ちた。1989年、昭和は終わらなかった――。歴史は誰かに修正されている!? 警視庁広報課資料室調査係の臨時職員・日和見迷子、元捜査一課・笹山徹、時間失調症の男・浦島正木、時を行き来する少年・トキオたちが、同時存在人間「オルタナティヴ」が引き起こす歴史修正の陰謀に迫る――!! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
  • ゾンビ姫に抱っこ!【タテスク】 #000
    無料あり
    -
    アイドルグループの女の子が突然、ゾンビが現れるゲーム的な世界で、生死をかけたデスゲームに巻き込まれる。スリルたっぷりのサバイバル・ホラー展開と、ゾンビになってしまった同じグループの女の子同士の、「運命の赤い糸」で結ばれた愛と友情の物語をミックスさせた「デスゲーム×百合」まんが始動!!

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  • アライアズキ、今宵も小豆を洗う。(1)
    -
    BLまんが家・カトリーヌ渋谷川こと道端寄子は、渋谷のスキマにある妖怪喫茶に迷い込む。そこは小豆洗いや人面犬がたむろする人外の空間。解決不能の超常事件を解き明かすため、今日もシブヤに出動だ!
  • アンラッキーヤングメン 1巻
    3.5
    1968年。盗んだ拳銃で4人を殺している連続射殺魔のN、大学を中退して漫才をしながら映画監督を夢見るT、薬学部の学生で革命に情熱を燃やすヨーコ。3人は新宿のジャズ喫茶で運命的な出会いを果たした。やがて彼らはTが書いたシナリオをもとに3億円を現金輸送車から強奪する計画を実行にうつしたのだが…。
  • 「井上ひさし」を読む 人生を肯定するまなざし
    -
    【戦後日本社会の抱えてきた問題、実に大きい問題が、たとえば天皇の戦争責任が問いかけられている――大江健三郎】【東日本大震災で私たち劇作家が何より痛感したのは、井上ひさしさんの不在なんです――平田オリザ】【井上ひさしが生きていたら、その目には、この日本の状況がどう映っていただろう。――没後10年。いまこそ読み直したい、井上ひさしの文学。】大人気テレビ番組「ひょっこりひょうたん島」の脚本をはじめ、岸田國士戯曲賞を受賞した『道元の冒険』、直木賞受賞作となった『手鎖心中』、さらには日本SF大賞や読売文学賞に輝いたベストセラー小説『吉里吉里人』など、多彩な活躍を見せた作家・井上ひさし。本書は、井上に共鳴する人々が、生前の交流を明かしながら、その作品を論じる初の論考集。井上に刺激を受けながら創作活動を行ってきたと明かす作家・大江健三郎をはじめ、国内外から評価の高い劇作家・平田オリザなど、錚々たる創作者がそのメッセージを読み解く。
  • イミダス 現代の視点2021
    4.0
    日本の「現在地」を俯瞰する! 現代用語事典として1986年に刊行が始まった「情報・知識事典imidas」は、現在はオピニオンやコラム、エッセイを掲載するウェブサイト「情報・知識&オピニオンimidas」として運営されている。本書には最近の掲載記事から24本を厳選して収録。執筆陣にはジャーナリストや弁護士、研究者、活動家など幅広い分野の専門家が集結している。新型コロナウイルス、政治経済、環境、労働、教育、差別、ハラスメント、全体主義……。日々に流されがちな問題の一つ一つを掘り起こしてみれば、私たちがいま、さまざまな局面で岐路に立っていることがわかるだろう。日本の現在地を俯瞰し、一歩先の未来を読み解くための一冊。
  • イメージとしての戦後
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前・戦中とは切り離されて一新したかのように流通している「戦後」のイメージはどのように作り出され、人々に受け止められているのか。映画からマンガ・アニメ・文学までを取り上げて、アイコン化された「戦後」イメージに抗する思想的作法を照射する。

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  • 怪談前後 柳田民俗学と自然主義
    -
    明治四〇年前後の「怪談の時代」を同時代として生きながら、「それぞれの自然主義」のあり方として民俗学と私小説を立ち上げた柳田國男と田山花袋。「自然主義」をめぐる「怪談の時代」の顛末を描き出す。
  • 神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選
    3.2
    自らを神隠しに遭いやすい気質と定義したロマン主義者であり、一方で、社会を冷徹に見通し、たとえば普通選挙の実現を目指すなど変革者でもあった柳田。30もの論考から、その双極性を見通すアンソロジー。
  • 感情化する社会
    値引きあり
    3.8
    1巻825円 (税込)
    「天皇」も 「文豪」も 「お気持ち」化する 天皇の「お気持ち」、スクールカースト、多崎つくる、腐女子AIりんな、LINE文学…。 私たちはあらゆるものを「感情」として表出し、「感情」として消費して生きている。余りに感情的すぎる日本の現在を不愉快に「批評」する試み。 「感情化」とはあらゆる人々の自己表出が「感情」という形で外化することを互いに欲求しあう関係のことを意味する。理性や合理でなく、感情の交換が社会を動かす唯一のエンジンとなり、何よりも人は「感情」以外のコミュニケーションを忌避する。(略)その結果、私たちは「感情」に対して理性的でありえることばを政治からジャーナリズム、文学にいたるまでことごとく葬っている。私たちは私たちに心地良い感情を提供することばしか、政治にもジャーナリズムにも文学にも求めず、その要求にそれらはいとも簡単に屈した。だからぼくは本書で敢えて不快なことばを連ねる。(「第一章 感情天皇制論」より)
  • 感情天皇論
    4.0
    1959年、皇太子明仁のご成婚パレードの日、一人の少年が皇太子とその妻に石を投げた。三島由紀夫はその行為に「天皇と国民が個人として対話をする」というテロルを見て戦慄し、石原慎太郎はそれを隠蔽しようとした。そして即位した明仁天皇が行ってきたのは、かつて庵野秀明が描いた人類補完計画が成ったかの如き、統合の実践としての感情労働だった。『少女たちの「かわいい」天皇』から一時代を経て書かれた、「終わり」の平成天皇論。
  • 木島日記
    3.0
    昭和初期――オカルト、猟奇事件、ナショナリズムが吹き荒れる東京。 民俗学者の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込み、その棚にあるはずのない、未だ構想中の自分の小説『死者の書』を見つける。 「何が書いてあるか読んでごらんなさい」 奇怪な仮面を被った店の主人、木島平八郎に促され、その奇妙な書の頁をめくった時から、折口のまわりで奇怪な出来事が起こり始める……。 「あってはならない物語」へ誘う傑作文豪怪奇ミステリ! 書き下ろしの〈自著解題〉を付す改訂新装版で復活。 【目次】 第一話 死者の書 第二話 妣が国・常世へ 第三話 古代研究 第四話 水の女 第五話 若水の話 〈自著解題〉物語を供養する
  • 近現代日本史との対話【幕末・維新―戦前編】
    3.7
    1~2巻1,287~1,386円 (税込)
    これまでの通史の多くは、国家としての日本が辿ってきた道筋を軸に記述してきた。それに対し本書は、人びとの動きがつくり出す一つの流れ――人間関係から社会の仕組みまで――を「システム」として捉え、その変遷を軸に近現代日本の歴史を叙述する。本書は、“幕末・維新―戦前編”として、システムA1(国民国家の形成)・システムA2(帝国主義への展開)とシステムB1(戦争への動員体制)を軸に、そのシステムのもとでの人びとの経験とその意味を考える。システムの推移を追うことで、さまざまな出来事が、その力学の中で作用し合っていることが見えてくる。“いま”を知るための手掛かりとなる近現代日本史の決定版。高校の新必修科目「歴史総合」にも対応! 【目次】はじめに/第一部 国民国家の形成/第一章 幕末・維新(一八五三―一八七七年)/第二章 民権と憲法(一八七七―一八九四年)/第二部 帝国主義への展開/第一章 日清・日露の時代(一八九四―一九一〇年)/第二章 デモクラシーと「改造」(一九〇五―一九三〇年)/第三部 恐慌と戦争/第一章 恐慌と事変(一九三〇年前後)/参考文献/略年表
  • 近現代日本史と歴史学 書き替えられてきた過去
    3.5
    近代日本の始まりは、ペリー来航ではなく、かつては天保の改革とされていた。高度成長期の公害問題が起こるまで、田中正造は忘れられた存在だった―。歴史は、新史料発見・新解釈により常に書き替えられる。特に近現代史は、時々の政治・社会状況の影響を受けてきた。本書は、マルクス主義の影響下にあった社会経済史をはじめ、民衆史、社会史という三つの流れから、近現代の歴史がどのように描かれ、修正されてきたかを辿る。
  • クウデタア<完全版>
    -
    敗戦の開放感と新時代への不安が入り混じる'50年代。羅針盤の壊れた時代に放り出された若者達は、それぞれが思う形で「クウデタア」を実行する。漠然とした閉塞感に再び包まれる現代に必読の青春群像ストーリー。【電子版には9ページのパイロット版も収録!】
  • くだんのピストル 壱
    -
    時は幕末――。尊王攘夷、倒幕を叫ぶ志士たちが、血で血を洗う闘争の時代。坂本龍馬や高杉晋作、佐久間象山ら時代のキーマンと共に、人々の心の声を聴くことができる不思議な少年“くだん”は、止めることのできない歴史の大きなうねりに、巻き込まれてゆく! 【電子版には特典ページを収録!】
  • 口裂け少女さっちゃん
    4.0
    行方不明の母親(口裂け女)を捜しながら全国を旅する小学生口咲さちこは、行く先々で様々な怪物と遭遇し、死力を尽くした戦いを強いられることに…。口が裂けても人として! さっちゃんの大活躍が始まる!!
  • 「暮し」のファシズム ――戦争は「新しい生活様式」の顔をしてやってきた
    4.0
    1940年、第二次世界大戦への参画を睨む近衛文麿政権は、国民を戦争に動員するための「新生活体制」の確立を唱えた。生活を一新し、国民を内面から作り変える――。そのために用いられたのは、男性を戦場に駆り立てる勇ましい言葉ばかりではなかった。「ていねいなくらし」「断捨離」「着こなし」「町内会」「二次創作」。これらは、元を正せば戦時下に女文字のプロパガンダがつくりだしたものである。現在私たちが享受する「当たり前の日常」の起源を問い、政治の生活への介入があからさまになった「with コロナ」の暮らしを見つめ直す。
  • 黒鷺死体宅配便スピンオフ 松岡國男妖怪退治(1)
    3.8
    とある山村で起こる連続殺人事件、未解決の猟奇殺人事件…明治時代の日本を舞台に、松岡國男と田山録弥、少年“やいち”の活躍を描く「黒鷺死体宅配便」番外編! 大人気キャラ? “笹山さん”も僧侶探偵として大活躍!
  • 黒鷺死体宅配便 フルカラー版 都市伝説編
    -
    イタコ、ダウジング、ハッカーなどの特別な能力を持つ5人が始めたビジネスは、死体専門の宅配便!読み切り形式でどこからでも読めるロングセラー・モダンホラーが、こともあろうかフルカラーで登場! 都市伝説にまつわるエピソードを厳選した、総天然色傑作選です!
  • 愚民社会
    値引きあり
    3.9
    近代への努力を怠ってきたツケが、今この社会を襲っている。 日本の終わりを書きとめるための、過激な社会学者と実践的評論家による奇跡の対談集。 2003年~04年にかけて『新現実』に掲載された2本の対談に加え、2011年夏に行われた新たな対談を収録。東日本大震災を経てより明確になった日本の問題点を、真摯かつ過激に語り合う。 私たちは、やりなおせるのか――。 空気に縛られやすく、政治を人任せにしてきた日本人が、自分で考える力を持った近代的個人となるためにはどんな教育が必要か。民主主義を制度にとどめず、私たちの心の習慣にするための真摯な提言は必読。
  • 〈原爆〉を読む文化事典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 20世紀半ばに登場した核・原爆は世界のありようを一変させた。広島・長崎への原爆投下、今日も続く各国の核実験、原子力の「平和利用」と原発事故……。それらは生活だけではなく社会制度や文化に大きな影響を及ぼした。 社会的・政治的には様々な問題や議論を引き起こし、文化的には物語として表象され人々に受容されてきた核のイメージや言説の全体像をとらえるために、70項目をピックアップして、基本情報から論点・要点までを項目ごとにまとめる。 〈原爆〉から「戦後70年」を見通すだけでなく、「いま」と「これから」を考える有用な知の資源として活用できる、最新の知見と視点を盛り込んだ充実の「読む事典」。
  • 恋する民俗学者1 柳田國男編
    -
    近隣の家の書庫の書物を読み漁る幼い國男。上京後も学校にも通わぬ弟を見兼ねた兄の引き合わせで森鴎外に会い、文学を知る――。故郷に残す幼なじみと、叶わぬ秘めた恋、そして生涯の盟友・田山花袋との出会いを描く。
  • 恋する民俗学者(1)
    3.0
    柳田國男の知られざる人生を中心に、明治期の若き文豪たちの交友関係を描き出す……。いかにして、一人の青年が文豪たちと肩を並べて語り合い、さらに民俗学者としての道を歩むことになったのか……。
  • 故郷の喪失と再生
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、故郷は、たんに生まれ育った土地をさすのではなく、新たな意味を与えられて、現代人の心のなかに再生しつつある。日本人にとって故郷とは何か。故郷・故郷観の変遷と現状、そしてその将来像をとおして、現代日本社会を多面的に考える。

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  • 「国語」入試の近現代史
    -
    国語入試のなかでも、とりわけ「現代文」という科目は、読解力を問わねばならないため、つねに、客観性と公平性をどう実現するかという難問にさらされてきた。高等学校の共通試験に現代文が定着した大正期から、戦前期を経て、戦後民主主義、小林秀雄と天声人語のブーム、そして共通一次、マークシート化に至るまで、入試問題はどのように国民の言葉=国語を規定してきたのか。その歴史的な文脈を明らかにする力作。(講談社選書メチエ)
  • 死舞能(1) 弱法師/泥眼
    3.5
    盲目・美形の元天才プロファイラーで能面師のジンと、ジンの彫った能面から犯人のプロファイリングを読み取ることができる能楽師・シンが、幽玄な能の演目になぞらえた連続殺人”死舞能”の真相に迫る!
  • 社会をつくれなかったこの国がそれでもソーシャルであるための柳田國男入門
    -
    ツイッターやフェイスブックなどのSNSは普及したがユーザーが語るのは「私」だ。なぜ日本ではソーシャルが浸透しないのか。本当の意味でのソーシャル実現を目指した柳田國男の思考から、その要因と解決策を探る。
  • シン・論 おたくとアヴァンギャルド
    値引きあり
    3.0
    1巻1,265円 (税込)
    庵野秀明の「シン・」シリーズは、「おたく」の歴史を踏まえた自覚的な「つくり直し」である。その方法と美学の出自を探る、挑発的芸術論。 戦後の「おたく」表現のフェティシズムや美学の出自は、戦時下に狂い咲いたアヴァンギャルドが、戦後、政治的にウォッシュされたものであるというのがぼくの一貫した主張だが、「シン・」シリーズは、 その美学や方法を「正しく」運用し直し、戦後おたく表現を「修正」する試みなのだ。成田亨ウルトラマンの初期デザインの採用などその際たるものだろう。しかし、それは「特撮」とか「アニメ」とか 戦後のジャンルに必ずしも閉じたものでなく、もう少し広い。その「広さ」が重要だ。 (「あとがき」より) ※本データには、図版・注釈への双方向リンクは含まれません。
  • 「捨て子」たちの民俗学 小泉八雲と柳田國男
    3.0
    柳田國男が幼い頃妄想した虚構の母。小泉八雲が神秘化した「ジプシーの血筋」。二人の民俗学者に共通する「捨て子」意識を手がかりに、日本民俗学の起源とその可能性を明らかにする。
  • 世界史の考え方
    4.1
    近現代の日本史・世界史を総合し,近代化,大衆化,グローバル化の歴史像を考える高校の必修科目が始まる.シリーズ第一巻は中国史,イギリス史,アメリカ史,アフリカ史,中東史の歴史家とともに,近現代史の名著を題材に,歴史研究の最前線や歴史像の形成過程,概念に基づく比較,問いや対話による歴史総合の実践を示す.

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  • 殺生と戦争の民俗学 柳田國男と千葉徳爾
    -
    「異端」ゆえに「正統」な、柳田國男の弟子・千葉徳爾。狂気にも似たその研究に迫る渾身の評論。「青年運動」「殺生」「残虐性」など斬新な切り口で柳田の民俗学を捉え直し、現代社会の問題点へも切り込む意欲作。
  • 戦後史入門
    3.9
    「戦後」を学ぶには、まずこの一冊から!占領、55年体制、高度経済成長、バブル、沖縄や在日コリアンから見た戦後、そして今――これだけは知っておきたい重要ポイントがわかる新しい歴史入門。
  • 〈戦後文学〉の現在形
    4.0
    終戦以降現在まで、日本の現代文学の総括的な評価・分析を行うという、類例のない評論集。日本文学を代表する60作品を選び論評を加える。文学運動・作家論などコラムも充実。
  • 零 ~ゼロ~ 女の子だけがかかる呪い

    4.0
    全寮制の女学院に暮らすカスミは、同級生でいちばん美しい女の子アヤに憧れの念を抱く。アヤは言った。「私の写真にキスして、十二時になる千分の一秒前に」。そうすれば、同じ呪いにかかることができるから--。
  • 対抗文化史:冷戦期日本の表現と運動
    -
    分断と圧力に直面する冷戦期東アジアにおける制限の下で表現の自由が許された特別な空間、日本。核や米軍基地、アジア諸国との関係、高度経済成長に伴う様々な矛盾をめぐって、アメリカの従属的パートナーを前提とするのではない別のあり方=対抗文化を目指す表現者が生まれた。文学・絵画・映画・演劇といった多彩な対抗的表現はいかに生み出されたのか。表現と想像力の豊かな可能性をたどる--。 敗戦後の日本の歩みは米軍占領下から始まった。すでに始まっていた冷戦に規定されて、対日占領政策の基調は、非軍事化・民主化から、経済復興・反共防波堤建設へと変化していく。日本が独立を回復したのは冷戦下の局地的熱戦としての朝鮮戦争のもと、アメリカの同盟国としてであり、以後、対米従属のもとでの経済復興・経済成長が政治的・経済的基調となり、社会や文化の動向もそれに強く規定されることになった。  しかし、冷戦期の日本においては、基地や核やアジア諸国との関係をめぐって、あるいは同時期に進行した高度経済成長にともなう諸矛盾をめぐって、この基調にそって発想することを自明の前提とせず、別のあり方を構想しようとする想像力をそなえた人々が数多く存在していた。本書はそのような人々の遺した多様な表現を「対抗文化」と捉え、表現と社会の関わりを重視しつつ、文学・思想史・歴史学・社会学などの人文社会科学から実像に迫る。
  • 大政翼賛会のメディアミックス
    -
    みんな動員された──。 長谷川町子が描き、古川ロッパが歌い、手塚治虫が二次創作し、みんなが投稿した「ニコニコ」メディアミックスの正体とは? 戦時下、大政翼賛会が主導して「翼賛一家」というキャラクターが生みだされた。多くの新聞、雑誌にまんがが連載され、単行本もいくつか出版されるが、「翼賛一家」の展開はそれだけではない。それは、レコード化、ラジオドラマ化、小説化もされる国策メディアミックスであり、読者からの参加を募ることによって、大衆の内面を動員するツールだったのだ。 「町内」という世界観や銃後の心得を人々に教え込み、やがては植民地政策の一環として台湾へも進出する「翼賛一家」とは一体何だったのか──。 「自由な表現」が可能になった現在、私たちは無自覚に「表現させられて」はいないのか。現代への視座にも富んだ刺激的論考!
  • ユリイカ 2015年4月号 特集=高峰秀子
    -
    いまなお輝きを増す「女優/エッセイスト」としての高峰秀子を照射する特集。 木下惠介、成瀬巳喜男、夫の松山善三監督作品で、 戦前・戦後を通じて日本映画界で活躍した大女優・高峰秀子。 1979年に女優を引退した後にはエッセイストなどとしても活動した。 大女優にして名エッセイスト、その魅力に迫る。
  • 多重人格探偵サイコ REAL
    3.7
    雨宮一彦の話をしよう…雨宮一彦の話をしよう…西園信二じゃなくて?…いや、どっちだろう…どっちだっていいじゃない--1999年、昭和74年。この世界では「昭和」は続いている。これはいわば終わり損ねた時代をめぐる物語である。メディアを自在に縦横断し、多発的に、そして多義的に紡がれるストーリー『多重人格探偵サイコ』――全6話で描かれたドラマのシナリオ郡をベースに、7パーツの書き下ろしドキュメントをシャッフルして編んだ、ファン待望の一冊。デュアルの文庫オリジナル。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 多重人格探偵サイチョコ
    3.0
    「多重人格探偵サイコ」の人気キャラクターたちがちぢんじゃいました~~~! やっば~いギャグ満載のちびサイコ4コマ~~~~~~~!
  • 大学論 いかに教え、いかに学ぶか
    4.3
    大学というのは思いの外、可能性に満ちている場所ではないか。大学全入時代のいま、世間から関心が集まるのは「就職に有利かどうか」一辺倒。学び・教えが軽視されてしまった。でも、大学ならではの「学びの本質」があるのではないだろうか。まんが原作、小説、批評など他ジャンルで活躍する人気筆者が、みずからの体験と実践を紹介しながら、大学の役割を考え直す。(講談社現代新書)
  • 大東亜共栄圏のクールジャパン 「協働」する文化工作
    -
    「クールジャパン」に象徴される各国が競い合うようにおこなっている文化輸出政策。 保守政治家の支持基盤になっている陰謀論者。 政党がメディアや支持者を動員して遂行するSNS工作。 これらの起源は戦時下、大政翼賛会がまんがや映画、小説、アニメを用いておこなったアジアの国々への国家喧伝に見出せる。 宣伝物として用いられる作品を創作者たちが積極的に創り、読者や受け手を戦争に動員する。 その計画の内実と、大東亜共栄圏の形成のために遂行された官民協働の文化工作の全貌を詳らかにしていく。 【本文より】 全てが戦時下に連なるというのはある意味では正しい。 ぼくは戦後から現在に至る生活や政治や文化のあり方が戦後の基調にあり、その表層をお色直し、コーティングしてきた戦後民主主義が衰退して剥離することで、戦時下の様相が復興したと考える。 そしてそもそも戦時下に設計されたそれら文化創造や政治参加のあり方は良くも悪くも(私見ではより悪く)SNSやオンラインと整合性が高いとも考えられるのだ。 だから本書もまた、ぼくは戦時下の「協働する文化工作」をめぐる諸相を「現在」への極めてベタな批評として語ることにする。 (序章 協働する「文化工作」)
  • 代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険
    -
    代筆を生業とする中川恭次郎は、列車の中に鶯色のリボンと庇髪の少女を目撃し、愕然とした。あれは田山花袋の小説に出てくる少女ではないか。恭次郎と井上通泰は、探偵もどきの冒険に身を投じることになる。
  • 超鉄大帝テスラ 上巻
    -
    日本や大陸までを支配しようとする“大日本統帥権帝国”に対抗するため、天才科学者・テスラ博士は列車型巨大ロボット「大帝(ヴェリキー)」を創り上げた。その孫娘で双子の姉妹・スカーレットと緋色は、マシンを操り“帝国”に立ち向かうことに!
  • 東大・角川レクチャーシリーズ 00 『ロードス島戦記』とその時代 黎明期角川メディアミックス証言集
    4.0
    『ロードス島戦記』の作家水野良、創作集団代表安田均、編集の吉田隆、野崎岳彦らのインタビューによって明らかになる、TPRGとメディアミックスの実態がここに。『ロードス島戦記』関連年表も収載。
  • とでんか 少年探偵団
    -
    学校で飼っていたウサギが殺される事件が起こり、探偵団員で子役タレントの女の子・タエが誘拐されて…どうする、団長・田村くん!本編「とでんか」から飛び出した、少年探偵団の活躍やいかに!!
  • なぜ日本は〈メディアミックスする国〉なのか
    -
    今日のコンテンツビジネスへと繋がる「メディアミックス」とは何なのか――。気鋭の研究者である著者が、その出発点であるアトムやキャラクターの玩具化、角川の戦略を軸に、斬新な視点で分析した画期的メディア論。 ※本文中に「*」「注」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • 夏の教室
    3.5
    僕達に、生まれてからの記憶はない。左眼のバーコード、ドッグタグ、十六歳。それだけが、僕達のアイデンティティ。何をしても自由、モノに溢れたこの街では十七歳になると、みんな消えてしまう。一花の十七歳のバースデイまで、あと一週間。壁に囲まれた永遠に真夏のこの世界から、僕は彼女を連れて逃げられるのだろうか。〈十七歳の儀式〉を通じて描かれる、美しくも残酷な思春期の寓話。「教室」シリーズ、待望の完全版!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • ニコニコアカデミー 世界まんが塾講義録 第1回
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    第1回(2014年2月7日放送)のテーマは(1)日本のまんがはどうして「映画的」になったのか、(2)「スニークイン」による物語導入法を学ぶ、(3)「見開き単位」という基本中の基本を再確認する。フランス、中国、台湾の生徒たちを相手に、大塚英志塾長の講義が冴える!
  • 冬の教室
    3.7
    降りしきる雪、音の消えた世界。ぼくたちの教室から見えるのは、ただ白――どこまでも続く白色のつらなりだった。新たな氷河期によって、世界が冬に閉じこめられた時代。そこに彼女はいた。嶝崎人魚、ぼくのクラスメート。彼女は言った、「夏が見たい」と。すこしずつ過去を語りはじめた人魚、その左胸には文字のような傷が痛々しく残っていた。それはかつて彼女を誘拐した、連続少女殺人犯・大江公彦の手による刻印だった……。死が普遍となった街で、ささやきのように語られる、冷たく静かな物語。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 偏見というまなざし 近代日本の感性
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヒステリー観の変遷、文学史における性と生、戦時雑誌の公共性、ポートレートとジェンダーの問題、感覚の抑圧と近代主義など、近代日本における感性の変遷を「偏見」をキーワードに読み解き、メディア論・文化研究の新しい視角を提示する刺激的な論考集。

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  • ぼくとぬえちゃんの百一鬼夜行(1)
    完結
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    限界集落でただひとりの子供だった柳太と、柳太が考えた新型妖怪”ぬえちゃん”が巻き起こす、奇妙な妖怪ファンタジー!算数が大っ嫌いな同級生が呼び寄せた、妖怪”しましま”の正体は!?
  • 僕は天使の羽根を踏まない
    4.2
    14歳の時、伏姫麒麟は一度だけ、死のうと思った。コインロッカーで生まれた犬彦は、ここではないどこかへ行きたいと願った。傷ついた魂を抱え、転生を繰り返してきたふたりが出会った時、物語ははじまる。それは摩陀羅(マダラ)という名の少年を探す物語。はるか遠い昔-摩陀羅は麒麟の恋人だった。犬彦の親友だった。そして……最後の転生の時を迎えた今、二人はもう一度摩陀羅と出会う事ができるのか。切なくも美しい青春小説。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 牧野守 在野の映画学 戦時下・戦後映画人との対話
    値引きあり
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    凛とした在野学 牧野守 ――映画史家。1930年樺太生まれ。ドキュメンタリー制作者として活動する傍ら、戦前の「キネマ旬報」をはじめとする映画資料を膨大に収集し、後にコロンビア大学に所蔵される「マキノコレクション」を形成した。日本映画研究の基盤となる資料群を次々に復刻版で公開しながら、在野の文献史学の立場で映画検閲・記録映画・映画理論の研究を発表。加えて『鉄腕アトム』幻のシナリオを執筆するなど、その足跡は多方面に及ぶ。 序論  牧野守の資料論―収集・研究・育成をめぐって 第一章 亀井文夫   第二章 厚木たか   第三章 三木茂   第四章 大村英之助 第五章 江藤文夫   第六章 波多野完治   第七章 岸富美子 第八章 伊藤武郎・能登節雄
  • まんがでわかる縦スクロールまんがの描き方
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    韓国、中国などではすでに当たり前となっている「縦スクロール」まんが。国内でも人気急上昇の進化系まんがを描いてみたい! そんな方に読んでほしい、まんがでわかる「タテスク」まんがの描き方ガイド決定版!中国「ビリビリ漫画」で、大人気まんがの絵コンテを担当する日本人タテスクまんが演出家が徹底解説!
  • まんがでわかるまんがの歴史
    4.4
    独自の発達を遂げた日本のまんがは、一体いつ、どうやって生まれたのか?豊富な資料を駆使し戦中、戦前まで遡って日本まんがのルーツを紐解くサブカルチャー研究コミック。まんがを読んでまんがを知ろう!
  • まんがでわかる物語の学校
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    まんが家・脚本家・小説家など、お話を創る仕事がしたい。大好きなあの作品の面白さの秘密を知りたい。そんな方必読の、まんがで覚えるストーリーメイク・ガイド!書き込むだけで物語ができる、便利なシート付き!
  • まんが訳 稲生物怪録
    4.0
    時は江戸、寛延2年。備後国三次の武家の子息で、16歳の稲生平太郎は、肝試しのため比熊山に入った。その山にある「天狗杉」に触れると、物怪の祟りがあるという。果たして山を下りた平太郎の住む屋敷を、一カ月にわたって様々な怪異が襲う──。じわりと怖い、でもどこかユーモラス。江戸時代に実話として流布し、泉鏡花や水木しげるも愛した怪談「稲生物怪録(いのうもののけろく)」を、まんがで楽しむ。
  • まんが訳 酒呑童子絵巻
    3.9
    平安時代は一条天皇の治世のこと。都の貴族の娘が次々と姿を消し、占いの名人・安倍晴明が、伊吹山千丈ヶ岳に棲む鬼の仕業とつきとめた。さっそく源頼光らに退治の勅命がくだる――。武家源氏の始祖・源頼光の活躍を描く表題作『酒天童子絵巻』の他、「安珍清姫伝説」として知られる『道成寺縁起』、頼光と渡辺綱の妖怪退治譚『土蜘蛛草子』を収録。室町時代から日本人に愛されてきた物語が、まんがでよみがえる!
  • ミュシャから少女まんがへ 幻の画家・一条成美と明治のアール・ヌーヴォー
    4.5
    「本文では明治三〇年代、あるいは世紀末の日本におけるミュシャ受容の細部を追うことを中心とする。そして一九七〇年前後のミュシャの再発見の過程を終章で描く。それ以降のことは少女まんがの読者にとって自明であり、まんが史の歴史的系譜としてそれぞれが自分の敬愛する創り手の中に(時に作者は意識していないかもしれないが)見出すことが可能だからである。」(本書より)
  • メディアミックス化する日本
    4.0
    KADOKAWAとドワンゴの合併はなぜ間違っているか。 従来は自由な創作の場であったファン・カルチャーが、企業の隷属させられる時代が到来した。想像力が管理された世界で、政治や権力が作り出す大きな物語に進んで動員される大衆たちは、どんな「ディストピア」を現出させるのか? ライトノベル、オウム真理教、三島由紀夫など、戦後日本のポップカルチャーの展開を縦横に参照しながら、「メディアミックス」の名に隠されたプロパガンダの正体を浮き彫りにする。
  • 柳田国男 山人論集成
    3.6
    独自の習俗や信仰を持っていた「山人」。柳田は彼らに強い関心を持ち、膨大な数の山人論考を記した。時とともに変容した柳田と山人の距離を大塚英志氏が探る。幻の論考も収録した、唯一無二のアンソロジー。
  • 柳田國男民主主義論集
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    「憲法の芽を生やせられないか」。経世済民の学として民俗学を興した彼の根底には、常に日本国憲法に通ずる精神が流れていた──。民主主義の推進者・柳田國男を読み直す。
  • リアルのゆくえ おたく/オタクはどう生きるか
    3.5
    ぼくたちは今どんな時代を生きているか。批評の言葉は怒る若者たちに届くか。サブカルチャーの諸問題から国家論、表現論まで、わかりあうつもりのない二人による8年間の世代間闘争。
  • 歴史像を伝える 「歴史叙述」と「歴史実践」
    4.0
    「歴史総合」の授業では,教室での「私たち」が,教科書をはじめとする,「私たち」を主語にした「歴史叙述」を解釈し,歴史の知識と歴史的思考力をむすびつけ,〈いま〉と過去とを往還する「歴史実践」の対話を行うことが求められる.本巻は,シリーズ第1巻の総論的な『世界史の考え方』に続き,歴史を学ぶ営みに迫る.

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  • ロリータ℃の素敵な冒険
    3.6
    少女は歌う、七つの声で。彼女のこの街での名はロリータ℃。本当の名前? 誰もが多重人格者として生きる時代に何の意味がある? これは、少女が成長し、世界と出会う物語。そして西園伸二――時に多重人格探偵・雨宮一彦と呼ばれている男の物語でもある。「雨宮一彦を殺してよ……」。℃を通じて西園に舞い込んだ殺人依頼。西園は、いったい誰を殺すのか? 小説版「多重人格探偵サイコ」三部作に先立ち「ザ・スニーカー」誌上に「サイコ3」(サイコ・キューブ)の題名で搭載された幻の第一作、初の文庫化!※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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