うさこの父さんのレビュー一覧
レビュアー
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外交交渉が現実より劣るのでは?
いぶきシリーズは沈黙の艦隊やジパングに比べて自衛隊を全面に出した戦闘になっているが、外交交渉では実質、国連の場のみである。現実の中国のやり方や北朝鮮の暴れぶりをみると日本も実力行使しか無い!とこれまで考えてきた。おそらく原作者、作画担当も同様だろう。が、現在のウクライナ戦争、イスラエルのパレスチナ戦争が長引いている状況の中で海外メディアの論調をみると漫画より現実社会の方が様々な外交努力をしている事が一般報道でも分かる。例えば、ウクライナでは日本を含む各国から経済や兵器援助がある。イスラエル戦争では欧州各国によるパレスチナ国家の承認増加でネタニヤフは焦ってガザ制圧加速を宣言した。特にイスラエル対
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いつも面白い
作者のベストは、なんといっても『かくかくしかじか』ですね。その原点のお話しは予想通り爆笑。でもさまざまな友達がでてきますが、食いしん坊の豪農の斉藤くんやオタッキーな人の図師さんのモデルの方には話しとおしているにかなと少し心配いになりました。
また作中、アッコちゃんの大人びた心の声が感想としてありますが、これはあくまでギャグとしての現在の視点ですか?それとも小学生当時もそのように感じていたのか気になりました。
今後、プッツン漫画の登場も期待します。 -
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成程、このような終結であるか
昨今、大河ドラマ的な漫画がたくさんあるが、まともに終結されないものも少なくない。この作品は(まさに作品というに相応しい)、実際に起こった日本の戦争をifでSF的な展開をしつつも難しい終結をSFでごまかさず、避けること無く描き切った。この様な展開には通常、作画とは別に原作者が必要と思われるが、それをせず1人で描き切った事を評価したい。まあ、実際には担当編集者などのアドバイス、協力が合ったとは思いますが。
戦後編が余りにも短いので、何かの機会にスピンオフの物語を期待したい。
気になるのは、マッカーサーとの対面場面で戦艦大和の特攻出撃を日本人のものの哀れと表現したが、チョット意味不明の部分もある -
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問題は結末の付け方
沈黙の艦隊の連載が始まったのとほぼ同じときに、自衛隊の潜水艦と釣り船衝突事件が、発生。内容との関連はないが、なんと『運の良い』人だ、と感心した。しかし、盛り上げるだけ盛り上げておいて、あの結末はないだろう。顧みると直前のヒット作品、アクターも典型的な竜頭蛇尾。『予定調和』の結末を排除したかったのかもしれないが、以降の政治絡み作品は同様の竜頭蛇尾。何か全共闘運動っぽい。イデオロギー云々ではなく、かき回すだけかき回して、結末は知ったこっちゃない、という。途中の盛り上げか異様に上手く、画力もあるので、尚更、結末の残念感が際立つ。
ところで、今作品は、東アジア情勢が、明確にキナ臭くなってからスタート -
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