【感想・ネタバレ】詩歌川百景 4のレビュー

あらすじ

幼き日に生き別れた兄弟と、突然の再会。

町が登山道整備で揺れるなか、新成人として水神祭りを終えた和樹。友人の類や類の妹・莉子そして和樹自身も将来のことを考え始めていたがそんな折、和樹と守の育ての義母が亡くなりその葬儀の日に現れたのは・・・?


<4巻収録>
第13話 誰かの大切な人
第14話 彼方へ続く道
第15話 再開
第16話 慈悲と祈り

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Posted by ブクログ

表紙の龍神様がとってもチャーミング♪これまで辛い思いをした分、みんなに素敵なご縁が…(*^^*)というにしても、素敵すぎるご縁にかえって恐ろしくなる(・_・;)考え過ぎかな…すずちゃんも幸せそうだし、和樹と守もきっと…(^^)

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2025年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ


色々あった4巻。
まさかこんなドラマチックな展開にするとは……
ひとつ気になるのは、最後の妙の描写。Pieta 聖母マリアの慈悲になぞらえるのは如何なものか。それは人を勝手に神聖視して客体化するミソジニー仕草ではないのか。妙が和樹に対して優しすぎる。

一度も顔は登場させない「お姉ちゃん」=前作主人公の存在をこうして使ってくるとは憎いねぇ。

和樹がこれ以上誰も山で死んでほしくないと叫ぶシーン良かった。

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

山の小さな温泉町が舞台。登場人物が多いうえに人間関係が複雑。さらにそれぞれが、さまざまな事情を抱え、悩みや深い思いを秘めている。
第一巻からもう一度じっくり読み返し、相関関係図を作って、ゆっくり味わいたい。でも温かくて優しい気持ちになれるんですよね。
最後の「Pieta」の意味が深く心に響きます。次の巻が、待ち遠しいです。

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2024年11月20日

Posted by ブクログ

大人にならざるを得ない人と、なれない人と。ままならないのならせめて思いや事情に気持ちを向けたいもんやね

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2024年11月04日

購入済み

泣ける

生きてる人間が一番怖い、と1巻で言っていたけど、本当にそうだなあと思う。でも、美しいのも尊いのも生きてる人間。

#泣ける #切ない #深い

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2024年10月29日

購入済み

むなしくて泣けました

みんな目の前の問題に真剣に向き合って話し合って解決しているのに、次々と新しいトラブルが湧いてきて少しずつ解決してはいるけれどすぐには立ち直れないつらさ。早く続き読みたいです。

#泣ける #切ない #深い

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2024年10月19日

購入済み

優しく美しく切ない

人の暮らしがしっとりと描かれています。

#切ない

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2024年10月16日

Posted by ブクログ

相変わらず、色んな方面への心配りが勉強になる。って言っても、学習的に読んでいる訳じゃなく、純粋に楽しんですけどね。

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2024年10月15日

Posted by ブクログ


待ってました第4巻╰(*´︶`*)╯♡

龍神様の目を描き入れる"魂込み"で、
ビミョーなお顔(味がある可愛いお顔)
になってしまうのが始まりだが、
うん、うん!笑笑(≧∀≦)

え??とびっくり!する事も(宮さんの母親が実は富貴江叔母だったり、宮さんの元妻や和樹の弟がでてきたり)

今回も名言沢山あった中から
「現状維持の怖さだわ」
「あたしが言いたいことを言えたのは
言ったからって誰もあたしを殴ったり
しないから」by妙

詩歌川百景を読んで
→海街diaryを読みたくなり
→詩歌川百景→また海街diary 、、、
ループ(≧∀≦)

第5巻はまた1年後かなぁ(T ^ T)
待ちますよー(でも早く読みたい)

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2024年10月16日

Posted by ブクログ

比較的ゆっくり物語はすすむ。
誰かが誰かの異父弟で、
誰かが誰かの甥で伯父で、
誰かの想い人は今や村の有力者で、
誰かの想い人は同性で
誰かの想い人は全然気がついてくれない

河鹿河温泉は観光地としての曲がり角に立つ
水神祭りでさえ担ぎ手不足だ
それでも若者が伝統行事に参加している
それだけでも奇跡的だ
この村は奇跡的だ

冒頭にキャラクター紹介で
9人が出ているけど
実際には20-30人の
血の繋がり、義理の関係、
想い想われ、対立し、師弟で‥‥
詳しい相関図が必要で
1巻目から書こうと思いながら
出来ないでいる
今回倍くらい複雑になった
でも、
この関係がこの作品の生命
この関係が人に桎梏を与えている
この関係が人に救いを与えている

4ヶ月に1回の連載。
吉田秋生の河鹿河サーガは
どうなってゆくのか。

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2024年12月23日

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ネタバレ

とうとう智樹が登場。和樹と智樹の確執がこれからの柱か。
麻椰子の同僚、玉居優香が面白いキャラ。いつかまた出てきて欲しい。

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2024年11月30日

購入済み

昔の話が

出てきて、今の2人の関係の根っこがそこから始まっていたと。長い年月かけて、守ってきた2人の距離感が切ないです。

#泣ける #切ない #憧れる

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2024年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

智樹がかなりヒネクレちゃってる涙
境遇の違いで妬んだり怨んだり…兄弟だからこそぶつかり合っちゃう事もある。
こんなに小さなサークルの中で複雑な人間関係だらけ汗
生きづらいわぁー…

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2024年11月18日

Posted by ブクログ

新成人の和樹、類、剛の3人は「水神祭り」で龍のカシラを担ぐという最後のお役目を果たす。時代に合わせて形を変えながらも守り受け継がれていく神事、素敵だなぁ。

登山客を誘致することで町おこしをしたいと考える類たちだったが、登山道を整備することに森林組合からの反対にあう。

剛の兄・豊が作る山菜を使ったスイーツ⁈味の想像がつかない〜食べてみたいです。

舞台は小さな温泉町ですが、人間関係が複雑で、また1巻から読み返しちゃいました。1冊1冊がめちゃめちゃ濃いです。本当におもしろい。あぁ、次巻が出るまでまたきっと1年以上かかるんだろうなぁ。でも首を長〜くして、楽しみに待ってます。

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2024年11月12日

購入済み

求心力が無いですね

海街のスピンオフ的に始まり短期終了と思っていましたが、違うようだ。だが海街に比べると常に暗く物語に求心力がない。話の核がいつまで経っても見えない。かと言って群像劇ということでもないようだ。であるなら百景として短編の積み重ねにして、その後の鎌倉の話を出してほしい?
作者も見えてないのか?

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2024年10月23日

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