あらすじ
幼き日に生き別れた兄弟と、突然の再会。
町が登山道整備で揺れるなか、新成人として水神祭りを終えた和樹。友人の類や類の妹・莉子そして和樹自身も将来のことを考え始めていたがそんな折、和樹と守の育ての義母が亡くなりその葬儀の日に現れたのは・・・?
<4巻収録>
第13話 誰かの大切な人
第14話 彼方へ続く道
第15話 再開
第16話 慈悲と祈り
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
表紙の龍神様がとってもチャーミング♪これまで辛い思いをした分、みんなに素敵なご縁が…(*^^*)というにしても、素敵すぎるご縁にかえって恐ろしくなる(・_・;)考え過ぎかな…すずちゃんも幸せそうだし、和樹と守もきっと…(^^)
Posted by ブクログ
色々あった4巻。
まさかこんなドラマチックな展開にするとは……
ひとつ気になるのは、最後の妙の描写。Pieta 聖母マリアの慈悲になぞらえるのは如何なものか。それは人を勝手に神聖視して客体化するミソジニー仕草ではないのか。妙が和樹に対して優しすぎる。
一度も顔は登場させない「お姉ちゃん」=前作主人公の存在をこうして使ってくるとは憎いねぇ。
和樹がこれ以上誰も山で死んでほしくないと叫ぶシーン良かった。
Posted by ブクログ
山の小さな温泉町が舞台。登場人物が多いうえに人間関係が複雑。さらにそれぞれが、さまざまな事情を抱え、悩みや深い思いを秘めている。
第一巻からもう一度じっくり読み返し、相関関係図を作って、ゆっくり味わいたい。でも温かくて優しい気持ちになれるんですよね。
最後の「Pieta」の意味が深く心に響きます。次の巻が、待ち遠しいです。
むなしくて泣けました
みんな目の前の問題に真剣に向き合って話し合って解決しているのに、次々と新しいトラブルが湧いてきて少しずつ解決してはいるけれどすぐには立ち直れないつらさ。早く続き読みたいです。
Posted by ブクログ
待ってました第4巻╰(*´︶`*)╯♡
龍神様の目を描き入れる"魂込み"で、
ビミョーなお顔(味がある可愛いお顔)
になってしまうのが始まりだが、
うん、うん!笑笑(≧∀≦)
え??とびっくり!する事も(宮さんの母親が実は富貴江叔母だったり、宮さんの元妻や和樹の弟がでてきたり)
今回も名言沢山あった中から
「現状維持の怖さだわ」
「あたしが言いたいことを言えたのは
言ったからって誰もあたしを殴ったり
しないから」by妙
詩歌川百景を読んで
→海街diaryを読みたくなり
→詩歌川百景→また海街diary 、、、
ループ(≧∀≦)
第5巻はまた1年後かなぁ(T ^ T)
待ちますよー(でも早く読みたい)
Posted by ブクログ
比較的ゆっくり物語はすすむ。
誰かが誰かの異父弟で、
誰かが誰かの甥で伯父で、
誰かの想い人は今や村の有力者で、
誰かの想い人は同性で
誰かの想い人は全然気がついてくれない
河鹿河温泉は観光地としての曲がり角に立つ
水神祭りでさえ担ぎ手不足だ
それでも若者が伝統行事に参加している
それだけでも奇跡的だ
この村は奇跡的だ
冒頭にキャラクター紹介で
9人が出ているけど
実際には20-30人の
血の繋がり、義理の関係、
想い想われ、対立し、師弟で‥‥
詳しい相関図が必要で
1巻目から書こうと思いながら
出来ないでいる
今回倍くらい複雑になった
でも、
この関係がこの作品の生命
この関係が人に桎梏を与えている
この関係が人に救いを与えている
4ヶ月に1回の連載。
吉田秋生の河鹿河サーガは
どうなってゆくのか。
Posted by ブクログ
智樹がかなりヒネクレちゃってる涙
境遇の違いで妬んだり怨んだり…兄弟だからこそぶつかり合っちゃう事もある。
こんなに小さなサークルの中で複雑な人間関係だらけ汗
生きづらいわぁー…
Posted by ブクログ
新成人の和樹、類、剛の3人は「水神祭り」で龍のカシラを担ぐという最後のお役目を果たす。時代に合わせて形を変えながらも守り受け継がれていく神事、素敵だなぁ。
登山客を誘致することで町おこしをしたいと考える類たちだったが、登山道を整備することに森林組合からの反対にあう。
剛の兄・豊が作る山菜を使ったスイーツ⁈味の想像がつかない〜食べてみたいです。
舞台は小さな温泉町ですが、人間関係が複雑で、また1巻から読み返しちゃいました。1冊1冊がめちゃめちゃ濃いです。本当におもしろい。あぁ、次巻が出るまでまたきっと1年以上かかるんだろうなぁ。でも首を長〜くして、楽しみに待ってます。
求心力が無いですね
海街のスピンオフ的に始まり短期終了と思っていましたが、違うようだ。だが海街に比べると常に暗く物語に求心力がない。話の核がいつまで経っても見えない。かと言って群像劇ということでもないようだ。であるなら百景として短編の積み重ねにして、その後の鎌倉の話を出してほしい?
作者も見えてないのか?