あらすじ
幼き日に生き別れた兄弟と、突然の再会。
町が登山道整備で揺れるなか、新成人として水神祭りを終えた和樹。友人の類や類の妹・莉子そして和樹自身も将来のことを考え始めていたがそんな折、和樹と守の育ての義母が亡くなりその葬儀の日に現れたのは・・・?
<4巻収録>
第13話 誰かの大切な人
第14話 彼方へ続く道
第15話 再開
第16話 慈悲と祈り
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Posted by ブクログ
色々あった4巻。
まさかこんなドラマチックな展開にするとは……
ひとつ気になるのは、最後の妙の描写。Pieta 聖母マリアの慈悲になぞらえるのは如何なものか。それは人を勝手に神聖視して客体化するミソジニー仕草ではないのか。妙が和樹に対して優しすぎる。
一度も顔は登場させない「お姉ちゃん」=前作主人公の存在をこうして使ってくるとは憎いねぇ。
和樹がこれ以上誰も山で死んでほしくないと叫ぶシーン良かった。