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小学生の子供たちが書いた、予言の書をめぐるお話。
その小学生たちが大人となり、その中から、ともだちと呼ばれる教祖が誕生し、その予言の書に書かれたことが、現実になっていく。
ともだちは一体誰なのか、ドキドキの展開で、とても面白いです。
「YAWARA!」「Happy!」と並んで、浦沢先生の名...続きを読む作です。おすすめです。
小学生の時に映画見てたなー懐かしい
原作と映画はストーリー同じなのかな?
日常からじわじわと非日常が侵食していく感じが怖いし面白い
浦沢直樹さんの作品が面白くないわけがない。
謎の友だちマーク、謎の変死体、疾走
どんどん謎我増えていく。
しかも自分の幼少期の計画が今現実のものになっていく恐怖。ともだち誰なの??怖いけど、頑張って最後まで読みたい。
懐かしい。
改めて読み返して、どれだけ完成された始まりだったかと、感じます。先の恐怖、敵の暗示、ヒーロー、ヒロインの紹介、盛りだくさんです。
Posted by ブクログ 2020年05月31日
おもしろいっ!
まさかこんなにおもしろいとは!!
ドンキーってすごくいい奴だったのに、自殺した(“ともだち”に殺された?)のはかわいそうだと思った。
“ともだち”の正体–本当にケンヂたちの仲間なのか–めっちゃ気になる。
第2話でケンヂが「ストップ・ザ・シーズン・イン・ザ・サーン」と唄って...続きを読むいる。
浦沢さんありがとう☆
映画は観ていないが、ケンヂを唐沢さんが演じているというのはうれしいし、予告などで知る限り第1章は原作にほぼ忠実に作られているようなので映画も楽しみだ。
第3章は今年の秋に公開されるそうだから、ボチボチと読んでいくことにしよう。
Posted by ブクログ 2016年03月23日
こどものころ、ゆめみた せいぎのみかた。
まさかこんな形で、現実になるなんて。
浦沢さんの描く人間は、弱い。
逃げ出すし、泣くときもある。
立ち向かうときだって、震えてしまう。
そのゆるぎが、人間らしさなんだと思う。
素晴らしい。
Posted by ブクログ 2015年08月28日
この人の漫画の描き方というか話の進め方って秀逸だなあっていつも思う。
ドキドキハラハラして、たまにほっこりするような。
結末に色々言われているけれど、私はこれはこれで好きかな。
Posted by ブクログ 2013年06月19日
ケンヂたちの回想シーンとリンクするように起こる事件。
ドンキーの死。
幼き日に埋めたタイムカプセルの中に詰まった誓い。
読者をグイグイ引き込む 極上ミステリー。
「ともだち」から地球の平和を守れる?
Posted by ブクログ 2013年03月08日
五巻を読み終えるまでは、はまらなかった。
五巻を読み終えて、はまった。
謎だらけの漫画。
ひとつ謎が解明されたら、また謎が。
それでも、立ち向かう正義の味方はかっこいい。
逃げ出しても、嫌になっても、最終的には立ち向かう。かっこいい。
Posted by ブクログ 2011年12月28日
SFなんかどうかわかんないけど、分類しづらいのでSFカテゴリに入れて見ました。
面白い面白いとは聞いていたけど、今回はじめて正式に最初から読みました。ホントに面白い。先が気になる展開で、1巻は一気に読みました。
物語は現代と主人公・ケンジの子供時代、大学時代などいろいろな時代のストーリーに関係す...続きを読むる部分が次々に描かれていく異色の進み方をします。大筋は有名だとは思いますが、ケンジたちが子供の頃に描いた空想が現実のものになるっぽい…というものです。
1巻では、ひょんなことから見覚えのある「ともだちのマーク」に再開したケンジが、そのマークが自分たちが子供の頃に書いたものだと気づくところまでです。
Posted by ブクログ 2011年02月08日
前半の期待感は人生最高、後半の失速感もそれに応じてすごかった。浦沢さんは画力、マンガ力は日本一、いや世界一です。だからこそ、原作者と一緒に仕事をしてほしい。たとえば大場つぐみさんとタッグを組んだりしたら、宇宙一のマンガが生まれるのではないか(ムサシ)
Posted by ブクログ 2024年04月18日
私はわくわくしながら読んだ。続きが気になり過ぎて夜中に読みつづけた、子どもみたいに。ところで実写映画はおもしろかったのだろうか、見ていないのでだれか教えてほしい。
「始まりは日本万博博覧会を目前にした1969年。小学生の遠藤ケンヂは仲間たちと一緒に、地球滅亡を目論む悪の組織や東京を破壊するロボット...続きを読むによって滅亡に向かっていく未来をスケッチブックに描き「よげんの書」と名付けた。
1997年、大人になったケンジはコンビニの店長として働きながら、平凡な毎日を過ごしていた。しかし得意先一家の失踪や幼馴染の自殺をきっかけに、忘れかけていた子どもの頃の記憶が蘇る。そして世界各地で起こる異変が、自分たちが描いた「よげんの書」通りに起こっていることに気付く。「よげんの書」では2000年の大みそかに巨大ロボットが現れ、東京を破壊することになっていた・・・。数々の異変の陰に見え隠れする謎の”ともだち”。ケンヂと当時の仲間たちは予言を阻止できるのか。」
「この作品は、”残酷な子どもの罪”と”それを忘れて大人になった人たち”の対比を描いている。残酷な子どもの罪を忘れることなく、ずっと子どものまま子どもの妄想を社会に作っていこうとする”ともだち”。それを止めようとしながら、罪と向き合っていく大人。
ー罪なき人なんていなくて、誰にでも何かしら悪い事をした経験がある。それでも、そんな自分を見ないようにしながら、今を生きている。一方で自分のせいで実際に傷ついた人もいて、向き合わなければならないタイミングも来たりする。
”ともだち”は、そんな罪と向き合わない人たちが大嫌いだったのでしょう。誰も彼も罪を忘れて生きているから、そんなことは許せなかったのだと思う。」
(『東大×マンガ』東大カルペ・ディエム著 p222より)
実は未読です。映像化されているのも未見ですしね。
やはり校内放送ではイージーリスニング的な音楽を流すものなのでしょうね。音楽を流す習慣って日本の学校特有の習慣でしょうけれどもね。
こちらはやはり音楽好きな作者の自伝的な要素が見え隠れしますよね。過去と現在が交錯してストーリーが進展する現代ミステリーの...続きを読む王道展開で、やはり作品の導入部は非常に良いですね。
反社会的カルトの類も、やはりもう今の日本でも欠かせない存在になってしまっている感はありますね。グレッグ・イーガンの作品等にも出てきますが……。
Posted by ブクログ 2022年02月01日
サスペンス。
この人は読者をドキドキさせる天才ですわ( ゚д゚)
ドキドキポイントにより★5
としたいところですが、昔読んだ印象だと★4だった気がするので記憶を信じて★4としておきます。
ただ、間違いなくドキドキポイントは★5だぜ( ゚д゚)!!
今の時代の漫画にはない、独特な重厚感がイラスト、ストーリーに詰まっています。
読み応えがありすぎて本当に凄い!作者の頭の中には一体何が見えていたのか。そんな妄想を膨らませてしまいますね。
好きな人はとことん好きな作品だと思います!
Posted by ブクログ 2017年12月06日
壮大な風呂敷を畳み切らないので、そういやアレってなんだったんだ?と思う所も多々あるのだけど、読んだ時はめちゃくちゃワクワクしたからもういいやと思う。実写版の人物の再現率凄かったよね。
Posted by ブクログ 2015年03月04日
2008年公開の同名タイトルの映画が購入のきっかけ。1973、21世紀のある年、1997、1969と時代が前後しながら進行するストーリーに、漫画にも惹きこまれた。回想シーンのいろいろな事物が、ほぼ同世代のためにありありと思い出されるのも良かった。
Posted by ブクログ 2012年04月27日
映画を見て、面白いって思って手のとったら原作はもっと面白かった。
面白いし、すこし切ないなー。
ドンキーの回想や現在のドンキーについての場面が好き。
Posted by ブクログ 2012年03月04日
浦沢さんは推理モノじゃないってしたけど、立派に成り立つあたりがお見事。
読み返せば、ちゃんとトモダチの正体にも納得がいく出来になっている。
そして私たちも主要人物のキモチにさせられるんだわ。
ただ、MONSTER同様この世のものとは思えない詐欺は健在。
あの画力でそこまで表現させちゃうと、阿呆は納得...続きを読むしないよ。
Posted by ブクログ 2011年01月05日
浦沢直樹の凄いところは、浦沢氏自身の顔がテレビに出ても、マンガのイメージを壊さないところだ(どん) ほんと、マンガに出てくるドイツ人とかそんな感じ浦沢さん。
で、20世紀少年。残念なことに結末が思い出せない。不思議なくらいに思い出せない。「ともだちって結局誰やったんやっけ」と読んだ子に聞いてもやっ...続きを読むぱり思い出せない。
面白くないわけじゃない。読み応えだってある。なのに結末が思い出せない。そういう危うさのマンガな気がする。
Posted by ブクログ 2010年11月27日
読んでる途中、すんごい面白い!!!って思ってたけど、
読み終えてみればフクベエで終わっておいて欲しかったところ。でも、「今の世界がまた昭和に戻ったらどうなるか」って提起は好きだから、やっぱり第二部の方がいいのかな。
Posted by ブクログ 2011年07月17日
登場人物が多く伏線も複雑に張られており、正直このストーリーのすべてを理解できなかった気がするのですが、話に勢いがあるので細部はどうでもよくなりました。
とにかく面白かったです(^^♪
人類は何回滅亡の危機にさらされれば気が済むんだよ!と内心つっこんでしまいましたが、こういうスケールのでかい話は嫌い...続きを読むじゃありません。
なによりも登場人物が個性的で好きです。もう出てこないのかなと思っていたキャラクターが思わぬところで活躍したり・・・そういうところがニクイですね。
個人的にはオッチョが好きです。最後までかっこよかった!!
Posted by ブクログ 2012年02月18日
週末にまた借り状態で急いで全巻読破。「10分で1冊位のペースで読めるよ」とまた貸し者(弟ヨメ)は言ってたけど、無理ですよ。
子ども時代、20世紀末、未来と物語の時間軸がしょっちゅう転換するのと、主役の移動が多いので、手元にあって、時々確認しながら読みたくなると思われる。
10巻くらいまでは、どこまで...続きを読むプロットが練られているんだろうと思うくらいあちこちに巧みに伏線が張られていて、はらはらしながら読み進みましたが、途中ダレてたような気が、、。
後半は、ともだちの正体がいつ明かされるんだ!?ということが気になりながら、全然終わらなくて、結末はうーん、あんなものなのかな?というくらい突然に終わった気がする。
色々謎な部分は多いけれど、登場人物の一人ひとりが個性的で魅力的で、楽しく読めました。
それにしても、ともだちは底なしの狂気をはらんだ、かなしいヒトだな。
凄く楽しみにしていました。
浦沢先生の作品ですし。
レビューを見ても、そうなの…?位で。でも皆さんのレビュー通り、肩透かし感が…
腑に落ちない。
途中までは楽しめます。ケンジ以外の活躍も心強い。
Posted by ブクログ 2019年07月13日
ワンパターンなクリフハンガー
からの
次の話は別場面ではじまる
の繰り返しで
なんども読むのやめようかと思いました。
時代とリンクする話は好みです。
浦沢さんが、手塚治虫の火の鳥みたいに
ライフワークのように連載物ではない
物語を一冊ずつ書いていったら
どんなに面白いだろうか…と
考えてしまうくらい...続きを読む雑誌連載の弊害を感じる。
Posted by ブクログ 2017年06月17日
1970年頃に少年時代を送ったケンヂたちの荒唐無稽な空想が、20世紀も終わりに近い1997年に、しだいに現実のものになっていくというストーリー。第1巻では、敷島教授の失踪とドンキー飛び降り自殺がきっかけで、ケンヂが“ともだち”のマークに導かれて駆け回るところまでが描かれます。
ストーリーそのものは...続きを読むともかく、ローリング・ストーンズの「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」に熱中し、夜更かしして人類初の月面着陸のニュースを報じるテレビにかじりつき、日活ロマン・ポルノの団地妻シリーズのポスターに興奮し……といった1970年代のディテールに、興味を覚えました。
Posted by ブクログ 2012年02月07日
父親世代が楽しめる作品だと思い私は父親にこの作品を貸した。フクベエがトモダチの正体だったというくだりまでは楽しかったし面白い展開だった。その後は蛇足でしかないように思え、謎が謎を呼んで不要ではないか??と思われるほど長くなり結局最後はミステリー作品と私の中では認定された。
Posted by ブクログ 2011年10月30日
最初は友人の家で読んでいたのが気になって気になって、自分で買うようになった。
後に浦沢作品は『PLUTO』にも手を出すが、なぜか他には手が伸びずにいる。
多分自分には長さが合っていないんだろうなあ、と思う。
カンナが素敵すぎる。
Posted by ブクログ 2011年10月06日
よくお邪魔するブログでこのマンガが紹介され、大好きな作家さんがこの本をオススメしていて、最近ラジオでガンガン流れるスキマスイッチの『全力少年』という曲がこのマンガのタイトルとリンクして、興味ゲージが一気に加速!読んでみることに。サブタイトル(?)に『本格科学冒険漫画』とありますが、内容をすっごくカン...続きを読むタンにいうと昭和40年代の少年達の多くが、それぞれに夢中になった“秘密基地”や“正義の味方”の空想が、そのまま現代で現実になってしまったら!?というもの。
現実・現代・リアル × 幼稚・極端・非現実 × 謎解き バランスが絶妙!現実世界のリアルに、幼稚で非現実的なストーリーが展開してくので、読む方も「ありえない!」とかいってちょっと冷めてしまいそうな感じになりそうだけど、それがなくって、ぐいぐい引っ張られてくかんじ。あとはストーリーを進めながら話を考えていくというより、あらかじめきっちりした設定とストーリーの3つの軸『過去』『現在』『未来』をブツ切りにして、全体を通してバラバラに配置していくストーリーが印象的。
あとこの作家さんは、普段から社会の動きとか仕組みなんかを、すごく敏感に感じていらっしゃる方なんだろうなあ、と思った。エンターテイメント的マンガとして、読者を楽しませながらも、私たちが普段見て見ぬフリをしていることなんかを、ぽこぽこと掘り起こして思い出させてくれる。説教くさくせず、マジメっぽくもせず。ドキュメンタリー監督のマイケルムーアにも私が勝手に感じたことだけど、社会のことをすごく真剣に考えてる人(表面的な情報の鵜呑みや批評ではなく)と、考えていない人との壁がすごい高いから、その中間とか、『考えるきっかけ』をくれる窓口的な作品にしたかったんじゃないかなとか。それを、娯楽作品としてできてしまうスゴさ!ホンモノのマンガ家さんだなあと思いましたっ!
ちなみに好きな人物は、女子高生小泉さん(+エロエロエッサイムも)と、ハロハロの春浪夫さんですw。
Posted by ブクログ 2011年09月09日
友人が「さすが浦沢直樹!!」と絶賛した漫画。 まだ初めなので空き地で遊ぶ少年たちのほのぼのさがかわいい。しかしこれから世界の破滅へ向かって人死にがぼんぼんあって怖くなるのだ。
Posted by ブクログ 2020年07月15日
「MONSTER」と同じパターンの構成で、この先どうなるんだろう、という期待を持たせるのは上手いのだけれど、「本当にこれ、オチあるんだろうか・・」という不安を常にかきたてる。だから今回は、「続きがしばらく読めない」というフラストレーションを避けるために、リアルタイムで読むのではなく、話しが完結してか...続きを読むらまとめて読むことにした。
「20世紀少年」が全22巻、「21世紀少年」が上下巻で2巻の、合わせて24巻。最後の2冊を別タイトルにして、「二十世紀少年」と区別したところは、とてもセンスがいい。
まとめて読んだので、なんとかストーリーにもついていけたけれど、これをもし、途中何ヶ月か空けながら細切れに読んでいたら、最初の頃の登場人物なんかは完全に忘れてしまっていたに違いないと思った。
話しは、かなりいきあたりばったりに書いている感じでありながら、意外に辻褄があっている。でも、後からどんどん、少年時代のエピソードが追加されていって、どのようにでもストーリーを変えられるという、いわば「後だしジャンケン」みたいなことになっているので、これじゃ何でもありだな、という気がする。
60年代の時代背景や、色々なマンガのキャラクターを寄せ集めて作ったコラージュのような作り方をしていて、ほとんど全編がパロディーになっていて、それは意図的にやっていることではあるんだろうけれど、節操もオリジナリティーもない作り方だと思った。