【感想・ネタバレ】20世紀少年 完全版 デジタル Ver. 19のレビュー

あらすじ

「おまえしかいない、地球を救え――」

※この作品は2016年~2017年に、加筆修正・カラー完全再現のうえ刊行された『20世紀少年 完全版』全11巻+『21世紀少年 完全版』全1巻を、全22巻+上下巻に再編集したデジタル特別版です。

あの頃、彼らは少年だった。そして今、人類は滅亡する。
20世紀を生きてきた少年達は、いかに世界を救い戦ったのか…最後の冒険が、始まる。

1997年、ケンヂが営むコンビニへ刑事が訪れた。ケンヂがいつも酒の配達をしている敷島家が、全員行方不明になったのだという。敷島家の集金がまだ終わっていなかったケンヂは、飲み逃げかと落ち込むものの、渋々ビールの空きビンを取りに敷島の家を訪れる。するとそこには、どこかで見たことがあるような、不思議なマークが!

新興宗教の教祖・“ともだち”が企む、世界滅亡の計画は、ケンヂが幼い頃に仲間たちと考えた筋書き通りに進められていた。
大人になり、それぞれに暮らしがあるかつての仲間たち。
共に悪と戦うことを切り出せないケンヂは、単身“ともだち”の元へ乗り込むが、そこで意外な事実を突きつけられる。

おぼろげな記憶。
計画が書かれた「よげんの書」の存在。
今は散り散りになった、秘密基地の仲間たち。

巨大な陰謀に抗い立ち上がったケンヂの行く手を、様々な妨害が待ち受ける――!!

浦沢直樹が世に放ち、日本中を席巻することとなった大ヒット作、『20世紀少年』。
雑誌掲載時のカラーを再現した完全版で!第19集。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ケンヂが関所を突破するために手形の偽造書を描かせたり、ギター一本で銃を持つ警官たちを怖気付かせたり、痺れるストーリーが満載です。

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2023年03月26日

Posted by ブクログ

“ともだち”は多重人格者なのではないかと思う。
「フクベエ」と呼ばれていた男は2015年の元旦に理科室で本当に死んでしまって、今は別の人格が“ともだち”の体を支配しているんじゃないだろうか。
子どものころのフクベエが、鏡に映った自分の顔を見て「君は誰?」と言っていたし。

第9話「後ろの正面」は、ちょっと怖い話だった。
キリコの心を弄んだフクベエと、駅のホームでキリコの婚約者を突き落とした殺し屋に憤りを覚えた。

「俺は……
ケンヂだ。」
19巻のタイトルは、「帰ってきた男」
やったー!ついにケンヂが帰ってきたぞー!!
この瞬間をずっとずっと待っていた。
カンナとの感動の再会が楽しみ。

長かった物語にようやく終わりが見えてきた気がする。

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2020年06月09日

Posted by ブクログ

関東軍の張りぼて要塞に単身乗り込むケンヂ。ギター1本で立ち向かうのは「漫画」だが、最後にはオトしてしまうのを見ると何だか嬉しくなる。冒険活劇なんだよな、ギターを持った渡り鳥は。

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2015年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

復活したはずの「ともだち」は言った。「フクベエならどうしただろう」と。聞いていた万丈目はこの得体のしれない「ともだち」の殺害をオッチョとカンナに依頼するが、果たして二人はどう動く?
一方、蝶野刑事の元に現れた「宇宙人」ことギターの男は、東京を目指す!

ここらへんからはネタバレが激しくなってしまうのであんまり書かない方が未読の人にはよさそうですかね。関東軍の建物はすごい。

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2012年01月08日

Posted by ブクログ

恋人が戦死したと思って、他の人と結婚したら、
或る日ひょっこり恋人が生きて現れたときって
きっとこんな気分なんだろな・・・。
ケンヂ、生きてて嬉しいです。

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2010年06月29日

Posted by ブクログ

『マスターキートン』や『モンスター』とは打って変って、頼りなさすぎの主人公ケンジとそれを取り巻く仲間たちを描くSFサスペンス(本格科学冒険漫画)。スピリッツ連載中、毎週次号の物語の展開が待ち遠しすぎて困ったものです。「よげんの書」に出てくる「9人の戦士」って、結局はケンヂ、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、ケロヨン、コンチ、ドンキーだったのでしょうか。

個人的には、オッチョと漫画家・角田が海ほたる刑務所から大脱走するくだり(第6巻〜第7巻)あたりになぜか一番思い入れが強いです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ケンヂの復活はどーー考えても安易というか、いまいち納得できていませんが、この作品が面白いということは間違いないです。先がひたすらに読みたい。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

覚悟を持ってやってる行動なのかってのが違いで、
道を譲ることになるんでしょうなぁ。
あの中に13号ことマサオとかがいたら、全然話は変わってきている気がする。

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2022年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「悪になるのは大変だ。正義の味方になる方がよっぽど楽だ。」

*****

1970年代と現在、未来が交錯する。
過去があって、現在(いま)があって、未来がある。
正義の味方は地球を救えるのか?
人類滅亡を企む”ともだち”は誰なのか?
ひっかけられ、引き戻され、謎がひとつ解ければ、また謎が。

足をばたばた、「また次の巻を待たなきゃいけない…」。
ごてごての難しい言葉ではなく、いたってシンプルな言葉でたくさんのことを描いているように思う。

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2019年05月15日

Posted by ブクログ

悪になるのは大変だ。正義の味方になる方がよっぽど楽だ。その通りだよ、ケンヂ。。浦沢さんの漫画には、毎度のごとく個人的に惹かれてしまうキャラクターが出てくるな。作品としては、やっと再びエンジンがかかってきた気がする。(05/7/5)

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

死んだと思っていたケンヂが還ってきた!!ケンヂは通行証を偽造して東京入りに成功します。そこで姉キリコの恋人を殺した男に再会します。悪を口にする男ですが、良心を殺すことがどんなに苦しいことか、同じくすべてを捨てて忘れようとしたケンヂには、理解できることなのでしょう。「正義の味方の方が楽だ」ここまでくるのにどれほど悩み傷付いたのか、だからこそケンヂは本当に強くなって還ってきたのです。カンナとの再会が楽しみです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ケンヂは東北の関所を抜け、殺し屋が治める城を仲間と落とす。漫画家の仲間?とも合流。ケンヂは自分が記憶喪失になっていたことを明かす。
ともだちの正体は何なのか?

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2023年12月08日

Posted by ブクログ

ともだちは万博開会式で生き返ったことになっているが、正体はフクベエじゃない可能性が浮上する。
ともだち歴3年、血の大みそかで死んだはずのケンヂが生きていることが判明する。東京を囲うように壁が作られており、住人の通行を見張る城(関所)に乗り込む。

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2023年01月04日

Posted by ブクログ

2015年に小学校の理科室で、“ともだち”は死んだはずだと万丈目は言い、現在の“ともだち”はフクベエではないと告げます。

一方、東京へ向かうケンヂは、関東軍が守る関所の前に立たされていました。関東軍の総統になっているのは、かつてケンヂの姉のキリコと“ともだち”を結びつけた色男でした。ケンヂはギターだけを手に、総統の前に姿を現わします。

ケンヂの正義の味方っぷりが全開の巻です。

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2017年10月15日

Posted by ブクログ

「ともだち」はフクベエじゃない誰か・・・!
 
今更誰?
 
音楽と偽造通行手形でいよいよケンヂは関東へ!

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2013年06月29日

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