あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。
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ひさしぶりの
とても久しぶりに漫画を購入しました。
村上もとか作品は中学生の頃「六三四の剣」購入以来です。六三四の剣はさわやかな青春や若者の成長を描いた秀作でしたが、JINは命と向きあう誠実な医療のために各々が置かれた立場で使命を果たすべく奮闘する、かなり読みごたえのある内容でした。SF的要素や史実をうまく取り入れながら進むストーリーに引き込まれます。
全てのキャラクターが魅力的で、先生の描写に感嘆し、漫画という表現の素晴らしさをつよく感じました。間違いなく何度も読み返すであろう作品です。この作品に出会えて良かったと思います。
JIN―仁― 1 の感想
村上もとか氏の作品は『六三四の剣』、『龍-RON-』など連載中から大好きだった作品もいくつもありましたが、
この『JIN-仁-』は連載中も読んだことなく、テレビも無いので観た事もなく、今回初めて拝読いたしました。
歴史上の人物も絡め、テンポも良く楽しく読むことができました。
是非、全巻読んでしまいたいと思わせる作品だと思います。今回この作品を偶然知ることができてよかったです。
ありがとうございました。
匿名
良作
ドラマでは知っていたがマンガで読むのははじめて。
絵柄もすーっと入ってきて内容も面白かった!
これからどう物語が進んでいくのか楽しみ!
大江戸神仙伝
製薬業界にいた主人公が江戸時代にタイムスリップして、薬品や医療に関する知識を活用して活躍する、石川英輔氏の大江戸神仙伝シリーズを想起した。
ある意味異世界もの。そこで無双(現代の医学ではどってことのない病気とは言わないが)をしようとするが物がないためメチャクチャ苦労する医者の話。これを見ると医学の進歩に感動する。幕末の日本のことが好きな人も読んでみると面白いと思う。
・麻疹:麻疹ウイルスの空気感染、飛沫感染、接触感染。
・10~12日の潜伏期→白色の小斑点(コプリック斑)→赤~暗赤色の発疹→回復期へ
・回復しない場合、肺炎や脳炎の恐れ。
・ウイルスはリンパ組織で増殖→一時的な免疫抑制→他の感染症による合併症の危険あり。
・脱水防止におかゆや果物
・喉への異物→気管閉塞→ハイムリック法(腹の突き上げ)→無理なら外科手術
・湿度を保つ→痰を出しやすくする
・はしかにならない。はしかにさせない。はしか(麻疹)は感染力が大変強い感染症。
=自分が感染しないだけでなく、周りの人に感染を広げないためにも、予防接種は有効だ。
Posted by ブクログ
ドラマより仁の人間味とかはなくなっているが、どちらにしても良い。緒方さんはドラマでも広く公正な人だったけど漫画ではそれ以上。完全に初めから力量を見抜き、全く対立していない。
こちらもいい!
稀代の名作ドラマ「JIN」の原作マンガ。
実は今さらながら初めて読みました。
ドラマ版とはかなりストーリーが異なり、そもそも仁の現代の彼女が出てこない。
その時点で全く別の物語と言えるんですが、こちらもいい!
エピソードも多く、じっくり世界観に浸りたい人にはよりオススメ。
最初こそ、ドラマとキャラの絵が違い過ぎて違和感があったものの、それはすぐ慣れるでしょう。
(実はこれが、今まで食わず嫌いだった理由なんですが…)
それにしても、今さらながらドラマ版のJINの出来はすごい。
原作マンガを読みつつも、武田鉄矢や中谷美紀、綾瀬はるかや内野聖陽といった人物のセリフが思い起こされ、またドラマのメインテーマが頭の中を駆け巡ります。
古い絵柄でもおもしろい
長編となった作品あるあるですが、絵柄が初めと終わりで異なることがよくあります。この作品も例にもれません。中には、久しぶりに初期の話をよむと絵柄のせいか、かつての面白さが半減する作品もあります。しかし、この作品は、おもしろい。特に初期は病気と闘うことがメインテーマなので、緊急事態宣言中という現時点とあいまって、格段におもしろい。当地では放送がないのですが、TV版が再放送されたそうですね。TVをみて、原作を読むという二重の喜びを感じれないことが残念です。いま、ゴールデンタイムで放送しても、視聴率とれると思うのですが。
Posted by ブクログ
ドラマやってた時から読みたいと思ってたのをようやく読み始める
ドラマは野風とか原作にないのを追加してるって云うのは知ってたので、違和感はない。
漫画は結構テンポが早いんですね。
2巻目が楽しみです。
Posted by ブクログ
先に、ドラマで夢中になりました。マンガも、いいです。ドラマの新しいシリーズを追い越さないように、マンガを読むのをぐっとがまんしているところ。咲さんの凛としたところが、特に好きです。
Posted by ブクログ
テレビドラマ放送時に第1話の出だし10分ほど観ることができなかったので、漫画文庫でようやく知ることができた。ドラマと設定が異なるも、漫画も面白い!ところで漫画文庫になってるのは世の中に浸透しているのだろうか?コミックス版よりもお得ですよ~。
Posted by ブクログ
ドラマが面白かったので手にとった。
ドラマは結構アレンジをしていたようだ。
仁先生がとても強い。
自分だったら、現代じゃないかも、とまでは思うかも知れないが、どう見ても江戸時代と思えない気がするし
教科書レベルの知識にしても、全部暗記していてぱっと思い出せるのがすごい。
戻りたいとか立ち止まるのではなくて
ここでできることを、と考えるところも流石だ。
自分が不審がられている状態で、
お母さん、お手伝いをと声をかけられるメンタルは
医者ならではの冷静さなのだろうか。
麻疹の治療のシーンで自分の言うことに反発している訳でもないのだから
魔除けの御札をわざわざ破らないでもいいのにと思った。
人が信じているものを否定する必要はこの時にはなかったのに。
折角助かったお母さんが結局死んでしまったとき、喜市の「先生には悪いけど助からなければよかった」という台詞はきつかっただろう。
自分はなぜここにいるのかと考えるだろう。
なんのためにここに、と自分が遣わされた使命を考えるのもちょっと特殊だと思う。
事故のようなものに巻き込まれている状態でそんな思いに至るというのは、何かの意志でこうなっているという予感が当初からあったのだろうか。
勝海舟との出会いについて、
個人的には勝さんや坂本龍馬さんは
今一般に思われているイメージは創られたものだと思っているので、描かれ方にもやもやするところはある。
仁先生が未来から来たから先進の技術を知っているという、説明しなければ納得できないが
したところで信じてもらえないだろうことを
勝さんが「南方先生のことは御公儀の秘密」ということで黙らせるシーンが良かった。
今の状況とリンクしてる?
昔ドラマで見たときの感動を思い出しました。
コレラと戦う様子が現在のコロナと重なって、昔よりも興味深く感じる所も多く、また、
今医療機関の人達も仁同様、大変な思いをしながら仕事にあたってくださっていると思うと、感謝しかありません。
いろんなことを考えさせられました。
アザ·ーエンディングですね
この合本は、オリジナル単行本とは、エンディングが異なりますね。咲と結ばれず、咲が産科医師となるオリジナルも読みたいです。また、アザーエンディングについての作者の考えも知りたいです。
Posted by ブクログ
南方センセーもやさしき熊男で好きなんだけど、恭太郎兄さんが線の細い二枚目でトキメクよ~♪
ドラマは飛ばし飛ばしで視てた…。ヤバい遅ればせながらハマった(・∀・)
想定としては面白い作品
現代の医師が、江戸時代にタイムスリップするのだが、そこでの活躍がとても面白い。江戸時代における医学の知識を遙かに超えた知識と技術で、病気を治していくところが、痛快である。外科手術では、本当に実行可能なのかどうか、術後の経過がやや現実的ではない気がするが、それはそれでSFとして面白く読み進めることができる。
一気に読んでしまうことができ、久しぶりに楽しく漫画が読めたと思う。
タイムスリップ医療ドラマ
非常に有名だが読んだことはなく、今回たまたま手に取る機会があった。
江戸末期にタイムスリップした脳外科医の奮闘を描くドラマ。
一巻から歴史が大幅に変わるようなことをやりまくっているがさて。
優秀な外科医が、麻疹やコレラなどの治療にたけていたりするんだろうか?って、医療の専門知識が細分化されているんじゃないかな?って思ってしまいました。
Posted by ブクログ
実は、ジャンプ掲載時にリアルタイムに読んでいたのですが、ドラマ人気にあやかって、もう一度1巻から読む。そういや、最終回までは読んでないので、楽しみです。村上もとかさんのマンガに共通する肝のすわった武道系体格の主人公に比べ、ドラマの大沢たかおは、ちょいと草食系。どちらもいい男。