あらすじ
未単行本化だった話をまとめてついに発売!週刊「JIDAI」の編集者・松方弘子と彼女のまわりで働く様々な人たちの視線を通して、「働くとは何か」に悩みながらそれぞれの人生に向き合っていく姿を描く、安野モヨコの意欲作。
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週刊『JIDAI』編集部の松方弘子が寝食忘れて仕事に打ち込む物語です。弘子は、仕事のスイッチが入ると、目の前の仕事のことしか見えなくなり、「働きマン」に変身します。恋愛やプライベートを犠牲にしながらも、日々結果を出すために働く弘子。「仕事とは何か」「働く意味とは」について考えさせられます。
間違いなく仕事のモチベーションが上がるマンガです。仕事人間の弘子の働き方を見たら、もっと頑張らなきゃという気持ちになりました。ワークライフバランス的な考え方が広まっていますが、そんなの関係なしでとにかく頑張りたい、結果を出したいという方は絶対読むべき一冊です。
最近仕事のモチベーションが上がらない、もっと仕事を頑張りたいと感じている方はぜひ読んでみてください。
感情タグBEST3
面白かった
当時はまだ学生で、仕事に情熱を持って打ち込む松方がかっこよく見えたけど、
社会人になって20年も経つと見え方がすっかり変わるもので、成田デスクや編集長の気持ちや立場の方により共感する部分が多かった。
働き方もこの頃と比べるときっとかなり変わってるはず、いくら週刊誌でも。
でも、記事を書くという情熱は変わってないはず、と思いたいなーと思わせてくれるマンガだった。
松方の恋の行方は気になるけど、読んだ後モヤモヤもありつつ、スッキリもあるというのはモヨ子先生の作品だからだなと思った。
Posted by ブクログ
令和の世で『働きマン』が読めることに感謝しかない。
働くってどうしても自分視点になりがちだけど、がむしゃらに不器用にしかに働くことしかできない様々な「働きマン」を描く本作は、働くすべての人にエールを送ってると思う。自分が社会人になりたての頃は、何度も救われてた。
今は、当時と働く価値観も変わってきているけれど、それでもこれからも頑張っていきたいなと思った。
不倫はだめですけれどもね!
働きマンがまた読めるなんて!!
ずーっとずーっと一番大好きなマンガです。
何回も何回も繰り返し読んでは元気をもらっています!
大好きな働きマンの読んだことのないお話を今新たに読めるなんて感動でした。
ヒロコのお話は少なかったですが、どうなるのかなと思っていた新しい恋人とのお話も読めて嬉しかった。
4巻では良さそうな男性だったけど5巻では…
新しいお話を読めて幸せなのですが、ものすごく贅沢を言えばヒロコには幸せになっていて欲しかったので、最後少し寂しいなぁと感じました…!
個人的には張り班の方とくっついて欲しい。
もしくはシンジとよりを戻して欲しい…。
でもでもとにかく最高におもしろかった!
ファンとして感涙です。
あの頃と令和と女性と仕事と
ついこの間だと思っていた2000年はもう20年前。働き方への意識は変わったけど、まだまだ変わっていないものもたくさんある。松方も私もこれからも頑張るしかないのだ。
後半息切れ
1、2巻が面白そうだったので最後まで買いましたが、最終巻はネタ切れっぽい。別に出版分野に限定しなくても連載開始から20年以上経ってもまだまだ男メインの職場があるのでは?ぜひ復活連載希望。
平成名誉男性物語
「2024年現在とは時代背景が異なる部分もありますが当時のまま収録しております」という冒頭いきなりの注意書きに驚いていたら、確かにセクハラミソジニーパワハラオンパレードで、これを良しとしていた時代を耐え抜いた上でおかしいと声をあげてくれた人たちがいたことにあらためて頭が下がる思いでした。
令和にもまだいる『女性を人間だと思ってない人』の脳内ってこうなってるんだなーと男たちのモノローグからも読み解けます
Posted by ブクログ
続き 時代背景が違うのはわかる。
普遍的に変わらないものあるはず
もう少し足掻いて書いて欲しいと思う。
いつの時代にも働きマンはいると思うから。
Posted by ブクログ
17年経ってるとメディア模様も様変わりしてしまったなあ。まだこの作品は80年代バブル期の空気を引きずっているように思うがこのあと来るmetoo やキャンセルカルチャーの時代の予感はほぼないという意味で当時としてもレトロスペクティヴな方向性で描かれていたのではないか。
Posted by ブクログ
懐かしいな〜と思って手に取ったら17年ぶりの新刊!?
時の流れは恐ろしいな…
松方が相変わらず働きマンで安心した
そのパワーでいつか編集長もぎ取って欲しいなー