あらすじ
週刊『JIDAI』創刊20周年記念特集で「20年の事件史」を担当することになった松方は、資料室で昔の週刊誌に読みふけっていた。そこで見つけたのは、15年前に起きたあるビル火災の記事。当時、まだ中学生だった松方の脳裏に強く焼きついたその記事を書いたのは、なんと現編集長・梅宮だった! それを知った松方は、さっそくその記事を特集に使おうとするが……。
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週刊『JIDAI』編集部の松方弘子が寝食忘れて仕事に打ち込む物語です。弘子は、仕事のスイッチが入ると、目の前の仕事のことしか見えなくなり、「働きマン」に変身します。恋愛やプライベートを犠牲にしながらも、日々結果を出すために働く弘子。「仕事とは何か」「働く意味とは」について考えさせられます。
間違いなく仕事のモチベーションが上がるマンガです。仕事人間の弘子の働き方を見たら、もっと頑張らなきゃという気持ちになりました。ワークライフバランス的な考え方が広まっていますが、そんなの関係なしでとにかく頑張りたい、結果を出したいという方は絶対読むべき一冊です。
最近仕事のモチベーションが上がらない、もっと仕事を頑張りたいと感じている方はぜひ読んでみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「手伝うじゃねーよ!!てめーの仕事だよ!!」
仕事をついつい他人事というか「手伝う」とか「仕事をもらう」とかそういう気持ちになってしまう私にこの言葉が突き刺さりました。
だから冷めた気持ちになっちゃうし今日の仕事を明日にまわしちゃうほどこの漫画ほどの働きマンになれないのかも。
「死ぬ気になってやれよ。死なないから」というどっかで聞いた言葉を思い出しました。
私、マッサージに一度も行ったことないのだけれどセラピストの白川さんのところには行ってみたい!
一度こだわりだすと止まらないものだけれどラクになれそう。
Posted by ブクログ
安野モヨコ著。ドラマ化もされた有名コミックの第2巻。
vol.08:昔も今も働きマン
vol.09:根に持ちマン
vol.10:報われマン
vol.11:一人前の働きマン
vol.12:逃げマン
vol.13:面接マン
vol.14:こだわりマン(前編)
vol.15:こだわりマン(後編)
梅宮編集長、シブイわぁ。
裏表紙に載ってるカバンの中身一覧がまた味がある…。
こだわりマンに出てくるセラピストさんに、一度すべての凝りがほぐれるまでマッサージしてもらいたい。
Posted by ブクログ
どうして、こういう臨場感あるマンガが描けるのだろうか???仕事することの葛藤、喜び、むなしさが恐ろしいぐらいえぐり出されている。どの話しもハッピィエンドなんだけれど、展開に無理がない。定番かもしれないけれど、営業の人の話は泣けた。面接マンも人生の機微を描いていて、すごい。
Posted by ブクログ
1巻は顔見せに過ぎなかった。
2巻でいよいよ仕事にまつわる悲喜交々が描かれ、シリアス度大幅UP。前半は仕事にまつわる典型的な”いい話”。「攻め」とか「仕事の醍醐味」といった熱いセリフが飛び交い、仕事に情熱を持ってやれば最後には報われる、というよくある図式。これはこれで面白い。
が、世の中いつもそう上手くいかない。後半、vol.11「一人前の働きマン」で松方は初めて(実質)編集長を勤めることになる。そんな時に限って風邪を引いて体調は最悪。さらに頼りにしていた記者は体壊して入院するわ、仕事を振ったスタッフにばっくれられるわでにっちもさっちも行かないどん底に突き落とされる。
人間の底力が試されるのはこんな時だ。そしてそんな時、最後の支えになるのは・・・。
続くvol.12「逃げマン」の主人公は松方をどん底に叩き落した張本人、野島。仕事からバックれた彼は彼で凄まじい後味の悪さに苦しめられていたりする。何度も自問自答を繰り返した末、仕事場に舞い戻る逃げマン。
しかし、逃げ出した人間に居場所が残っているほど世の中甘くないのだ。オチの着き方が容赦ない。この2話はいくつか思い当たる節があって非情に重い。文句なしの5点満点。
これから社会に出る人、自分を含め出て間もない人はこれを読んでおくと精神的な予防接種になるんじゃないかと思う。修羅場がやって来ても「あ、これ漫画で読んだような状況だわ~」と思うと気持ちに余裕が持てる。
ちなみにこの他の話もいいです。とっても。
特にvol.13「面接マン」は就活中の学生さんは必見。
Posted by ブクログ
vol.10報われマン、ほろっとしました。
売れるのは自分の「もの」がいいからって
思ってるのは大違いで、
営業さんががんばってくれてるからですね。
Posted by ブクログ
2巻収録・Vol.10の「報われマン」が秀逸。
ドラマでも群を抜くおもしろさ。
この一話のために他のストーリがあるとすら思えるw
名言「あの人達が売ってくれないと 本 書店さんに並びませんから」
Posted by ブクログ
私はこれまで面接を受ける立場だったので面接マンの所がその逆の立場を読むこともでき、良かったです。
最後のこだわりマンは良く分かりそうな分からない、そんな物語でした。
Posted by ブクログ
弘子だけに限らず、色んな人の働く姿が見られるのが面白い。弘子の元カレの話とか
弘子の同期の営業の人の話とか。会社員時代は営業マンを見て過ごしていたので、営業マンの話が何か気持ち的に近かった。
Posted by ブクログ
『後悔しない仕事をしたい
たとえそれが理想で幻想であっても』
これから就職する私は、
こんな気持ちで毎日仕事に向かえるのだろうか、
現実に向き合ったときこそ試される真価。
Posted by ブクログ
女性で男性と対等に働くことの難しさ・・・綺麗事じゃすまされないことってやっぱりありますよね・・・
主人公を頑張れって応援したくなります!
ファッションとかも可愛いのでチェックです♪
アイスが溶ける感動
松方さんが出版社を目指すきっかけになって記事の話、すごく良い。ハードワークだけど、やりがいを時に感じられるのは仕事ならでは。
Posted by ブクログ
何度か読んでるこの漫画、結構好きなんだよね。
考えるのをやめたら仕事は一瞬で終わる。
でもそれでいいの?
面接当時から世界征服、笑える。彼氏とも仕事の部分で、もっとわかりあえるといいね。
編集長の人生とか脇役も何かいい。
Posted by ブクログ
仕事をする上で、自分が大切にするものと周囲から求められるものが一致するわけじゃない、それが現実…
だけど小さなプライドやこだわりを捨ててしまったらモチベーションは保てない気がする。
時に周りとのギャップに迷いながらも、私もこだわりマンでありたい。
Posted by ブクログ
癒す仕事の
時間が決められていて癒すのを癒せないと悩んでいた人の
気持ちが、そういうこともありそうだと思えた。
ドラマと違う内容もあったので面白い。
Posted by ブクログ
働きマンを読むと
めちゃ働きたくなる人と
働くってなんて大変なんだ、げんなり、って思う人の二通りに分かれると思う。
個人的には出版社の採用の話や、編集部同士のせめぎあいなんかが面白かった。
Posted by ブクログ
女性ならではの優しさを見せつつ、
仕事には厳しく、自分にも厳しくて、力の抜き加減が分らなくなってるんじゃ?と、読み手が心配になってくるほどの、働きぶり。好きな仕事をしてると、そうなるのかなぁ〜と考えた。
Posted by ブクログ
いろんなキャラの仕事観出てきて面白い。
これ、15年くらい前の漫画だけど、今でも状況は大きく変わってないよなー。
コロナでだいぶ変わったかもしれないけど。
Posted by ブクログ
漫画喫茶で読みました。
再読。
「面接マン」が一番好き。
就活中に出会う、たまにいる不機嫌な面接マンはこんな感じだろう(笑)
この漫画は妙に現実味があって好き。
Posted by ブクログ
この中にでてくるセラピストさんのマッサージを一度ぜひ受けてみたい。そしたら、すべてのコリがほぐれていきそうな気がする・・・笑
どのお話もいいなぁ~と思いました。
Posted by ブクログ
【概要・粗筋】
週刊『JIDAI』の編集長・梅宮の過去と現在を描いた第八話「今も昔も働きマン」から、弘子が通うエステサロンのセラピスト・白川の仕事に対するこだわりを描いた第十五話「こだわりマン(後編)」を収録。
【感想】
スイッチを入れて働きマンに変身するというコミカルさは、この巻あたりから影を潜めはじめた模様。アニメを先に見ていた私としては、それはそれで特に問題はない。
第十二話「逃げマン」の野島がいうように、報われることなんてそんなにない。出版社では裏方であろう営業は特にそうなんじゃないかと思う。だから、たまには報われてもよいよな、と思わせる第十話「報われマン」がよかった。
それから、マイミクさんの日記を読んで面接はなにげに深いということを知って驚いたので、第十三話の「面接マン」も面白かった。
☆x3.5
Posted by ブクログ
なにげに由美ちゃんのファン。
主人公の生き方が絶対肯定されているわけではなく、特に女性キャラの仕事の仕方のバリエーションが豊富なのは、やはり少女マンガ発だからかしら。反面、男性陣は「みんな結局のところあんまり冴えない」という点で共通している。これも女性視点。仕事に前向きな男性がほとんどいない職場。笑。
Posted by ブクログ
特に読みたいものも無かったので、本屋で平積みになってて気になったので、購入。
そこそこ新人でもなく、それなりに恋人もいて、ばりばりマスコミ編集者の女の人が主人公。
マスコミは、一時期憧れていた社会。そういう意味ではこうでなくっちゃという厳しさ(とやましさ)が書かれてそこは好感度高。ただ基本的に一話完結形式のせいでしょうか。時々かっこいいこと言いすぎな感じがするときがありますね。
それがスカッとする爽快感にも繋がっているのだけれど、微妙な気持ち。
Posted by ブクログ
友人にプレゼントし、あとで貸してもらって読んだ本。←せこい。
報われマン千葉(ミートソースの人)の話が…!うう、泣けます。ということで、こっそり私の心の本棚にしまっています(´v`)
Posted by ブクログ
「昔も今も働きマン」「根にもちマン」「報われマン」「一人前の働きマン」「逃げマン」「面接メン」「こだわりマン」。主人公松方を中心に繰り広げられる、働く人間たちの生き様の数々。自分に似た登場人物がひとりはいるかも…。あるいは、思わず「いる、いる、こんな人」と共感すること多々あり…。