あらすじ
週刊『JIDAI』編集部の女性編集者・松方弘子28歳独身。 弘子は編集長や上司や同僚たちと一緒に右往左往しながらもいい雑誌を作る為に日夜奮闘する。寝食を忘れ、恋人との逢瀬もままならず、ジレンマに悩み、誰かとぶつかり……。それでも弘子はいざ仕事モードとなると”男スイッチ”が入り『働きマン』となり、「30歳までに編集長になる」夢を叶える為、日夜働き続けるのだ!! 「あたしは仕事したなーって思って、死にたい」
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週刊『JIDAI』編集部の松方弘子が寝食忘れて仕事に打ち込む物語です。弘子は、仕事のスイッチが入ると、目の前の仕事のことしか見えなくなり、「働きマン」に変身します。恋愛やプライベートを犠牲にしながらも、日々結果を出すために働く弘子。「仕事とは何か」「働く意味とは」について考えさせられます。
間違いなく仕事のモチベーションが上がるマンガです。仕事人間の弘子の働き方を見たら、もっと頑張らなきゃという気持ちになりました。ワークライフバランス的な考え方が広まっていますが、そんなの関係なしでとにかく頑張りたい、結果を出したいという方は絶対読むべき一冊です。
最近仕事のモチベーションが上がらない、もっと仕事を頑張りたいと感じている方はぜひ読んでみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
近くのまちライブラリーにあった。
ここにある本は、全て寄贈されたもの。
最後には、本を読んだ人たちの感想カードがついている。
七月さんって名前
「はたらきかた」をみんなで考える。
誰かのために
何のために
仕事をしますか。
がむらしゃらでもいい
と思わされた本です。
安野モヨコ先生の作品は初めて読み、確かだいぶ前に菅野美穂さんが主演されてたドラマの原作だ。
庵野監督のドキュメンタリーで見てから、
安野モヨコ先生が気になっており、読めて嬉しかった。
物語に絵、登場人物、みんな好きだった。
時々、登場人物それぞれがインタビューに答えるシーンがあり、面白い。
人から思われている自分と、自分が持っている本音はだいぶ違ってたりするんだと思った。
その中で松方弘子28歳は、
「あたしはたなーって思って 死にたい」
好きだったのは、
成田君男きみお39歳 編集者 趣味アウトドア 独身
「休みは自転車で自然のある場所へ行って
ぼんやり
日々のストレスなんてどっかいっちゃうね
気持ちよく仕事できるよ
何事とバランスだと思う
余裕なくすと自分を見失うから」
Posted by ブクログ
初めて読んだ時からおもっているのですが、
菅原さんと松方さんの組み合わせ良くないですか??
当時から(軽く10年以上前)二次作品探してもないんですよね〜。
仕事に対する考え方
私も主人公のように、仕事のスイッチが入るエネルギーが欲しいなあ〜と思っちゃいます。
仕事と恋愛の両立の難しさを感じますね。それぞれのキャラクターの仕事に対する考え方を一話一話にまとめてあります。同時に雑誌編集の仕事も知ることができます。
働く人のカッコよさが描かれてる
話ごとにフォーカスする人物は違うので飽きませんでした。主人公または主人公の周りの人のことで、話が進むため、読むたびに主人公が生きている環境が理解できます。そして一人一人が仕事をしているシーンがカッコいいと思えます。主人公がポーズを決めてたウルトラマンのようなカッコよさはありませんが、皆、働きマンのカッコよさがあります。
時代にはそぐわないのかもだけど
誇りを持ってバリバリ仕事する姿は純粋にかっこいいと思います。そんな熱意を持てる仕事に出会えたことも羨ましい。見た目も全然女捨ててなくて素晴らしい。
仕事で悩んだ時に…
何度も読んで励まされる感じ
作者も頑張りすぎて、体調崩したらしいけど、追い込まれるところがリアルで共感する
最後はいつも、松方、頑張れ、私も頑張ろうと思える漫画
Posted by ブクログ
日経新聞が選ぶ「職業を学びたいなら読むべし オススメの漫画20冊」における第8位の作品(2013/12/29)。
読むと色々な働き方があることを再認識できると共に、自分はどんな働き方なのか考えさせられる。
Posted by ブクログ
週刊誌を創る女性記者の物語。
他業種の自分が呼んでも共感できる場面がてんこ盛り。
出版業界の知識はほとんど無くてもサラリーマンしたことある人ならグイグイ読んでいけると思います。
”頑張りたい”時の一冊。
何度読んでも効きます。
Posted by ブクログ
安野モヨコ著。ドラマ化もされた有名コミックの第1巻。
vol.01:女の働きマン
vol.02:おいしいところを持ってきマン
vol.03:張り込みマン
vol.04:ラーメンマン
vol.05:あやまりマン
vol.06:振り向きマン
vol.07:お姫さマン
松方弘子ってホント男前だけど、ファッションはちゃんと女子力あると思います。参考にしたいですね。
ワタシも納豆巻き食べて、イソフラボン摂取しようかな。
夏目美芳の『JIDAI』誌連載小説『54』…架空の作品だけど、読んでみたい!
(普通の冷めた家庭を持ち仕事への情熱もない達雄(54)が買い物に行った新大久保で韓国の美少女と出会い恋をする…)
Posted by ブクログ
絵がいい。動きがある。勢いがある。マンガってすごい。
ストーリーは、緩急、上下あって、人物描写も丁寧で、喜んだり、むかついたり、切なくなったり、そして、何よりも仕事に対する熱い思いがひしひしと伝わってくる。
安野モヨコさんの作品、初めて読んだが、今後は要チェックだ!
Posted by ブクログ
貸してもらった。出版社って、大変なのだな~と思った。なんか、すごくメッセージ性の強い漫画だと思った。
それは、働くということと向き合うと、誰でもが通過したり、ぶち当たったりする出来事がそれぞれの章に描かれているから。
世の中の矛盾や不条理であったり、理想と現実の違いであったり、働き過ぎによるあれこれ。
すごくバランスのよい漫画だと思った。
Posted by ブクログ
レビューがよかったので、読んでみました。
発行部数60万部の週刊誌の編集者たちの話。
20代後半の力が入りすぎている女性、
ふんわりいいにおいをさせて、仕事も結婚も手に入れる女性、
わかる、わかる、と思えるエピソードがいっぱいでした。
Posted by ブクログ
仕事で失ったもの
それを想い泣いた夜
でも 仕事に救われる朝もあるから
「働きマン(3)」より
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4年間塾講をしてます。
無茶苦茶なシフトで働く内に、喋りすぎてのどをこわしました。
言ってしまえばたかがバイトなのに、吐くほど悩んで苦しんで泣いて、
それまで必死に繋いできたものがふっつり切れてしまった気がして、
もう、誰のために何をしているのかがよく分からなくなって、すがるように読みました。笑
それがちゃんと分かってるから、大人はみんな働けてるんだと思ってました。
読後、みんなそれが分からないから働いてるんだとも思うようになりました。
なつかしさといとしさと
2000年過ぎくらいにものすごくハマっていた漫画。ファッションブックも買って、巨乳じゃないのに松方さんファッション目指してた。あれから幾星霜…。
なつー
昔深夜にアニメやってたなぁ。毎週欠かさず、とはいかなかったけど、結構見てました。バリバリ働く女性かっこいい!こういう風になりたい!!って思ってたけど、実際はなかなか。世の中って大変。
バリバリ
主人公がバリバリ働く姿がとても眩しく格好良かった。
仕事に殺されたくはないけれど、仕事があるから充実していることも実感している。
主人公のように、一度改めて自分の仕事と向き合い没頭してみるのもいいかなと思わせてくれる漫画だった。
女が働く時代
男性女性という性別ではなく一人一人の能力.意欲がものをいう時代 という世の中の潮流が続いている。その潮流を先取りしたような作品。
絵柄やストーリー展開は、そのようなテーマにうまくマッチしている。とりわけスイッチが入った時のヒロインの表情がいい。
Posted by ブクログ
週刊誌の女性編集者のお話。
バリバリ働く女性・ヒロ。
いつも突っ走っているけど、多くの人に支えられているな。
何をもっての「男スイッチ」なのかは不明。
Posted by ブクログ
漫画喫茶で読みました。
再読。
連載再開待ってたのですが、漫画喫茶では「完結」扱いになってました。
菅野美穂さん主演でドラマ化にもなりましたね。
でもイメージと違ったので見てません。
一番好きで、共感したのは松方ではなく「お姫さマン」(笑)
けっして媚を売るわけではないけど、女性ならではの扱いってのもあると思うので。
Posted by ブクログ
安野モヨコが初めて青年誌(モーニング)での本格連載に取り組んだ作品。女性編集者の主人公が男以上に男らしく働き続ける様子を、各話完結形式で描いている。現在は長期休載中となっており、コミックスは4巻までで止まっている。安野モヨコの従来作品と比べると、青年誌向けに思い切って絵柄を変えており、話も面白い。私にとってマトモに読めた初めての安野モヨコ作品であり、連載復帰が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
ベタですが、好きな感じ。
情熱系勤労女子労働者にはうむうむという節まわしかも。オムニバス形式なので話の展開が速すぎてイマイチ、という意見もあったけど、うじうじしすぎず共感できて個人的にはOK。
ついでに画風が好きなのと、主人公のファッションも見てて楽しいのが◎。
思わずつられて(?)着まわしのきかない趣味服買っちゃいました。
間違いなく遠因です。
Posted by ブクログ
働く女はカッコいい。私はこの漫画を読むとトラウマになる。作中に出てくる駄目社員と自分が酷似しているからだ(笑)とにかく今出来ることは何か。探して自分に出来る精一杯をやらなくては!と奮起させられる。
Posted by ブクログ
連載時に読んでたのだけど、お借りして久々に読んだ。話うっすら覚えているけど、改めて面白い。「あたしは仕事したなーって思って死にたい」だって。自分も寝る時に今日は仕事したなーって思える時は気持ちいい。眠すぎてそれすら思うまもなく眠り込むことが多いが。最近またストレス多めなんで漫画と映画で気分転換。例え睡眠時間削っても。
Posted by ブクログ
なんかな−−
こんなふうに後悔すんなら、もっとちゃんとやっときゃよかったな。
考えてるヒマがあったら、どんどんやりゃよかったよ。
今になっても遅えよ。(p.146)
Posted by ブクログ
働く人を描いた漫画。完結してないが、4巻の終わりで一つの区切りがあり、そこで完結でもそれほど違和感はなかった。現在休載中。主人公は出版社で働く20代後半の男勝りな女性。ただ回によっては、全く別の人物にスポットが当てられっぱなしで終わることもある。
面白い、というより考えさせられる漫画ですね。仕事、休暇、私生活、恋愛、結婚、人間関係、どうバランスをとってそれぞれと接していけばいいのか、そんな常日頃悩み続けるテーマをまた少し考えてみようか、といった感じでした。
「誰にでも代わりはいる。それは私達の仕事において誰でも同じことです。だから無理をしないで下さい。どうぞ体を大切に。あなたの出来ることをして下さい。」
Posted by ブクログ
てっきり表紙の女性の話なのかと思っていたら、彼女を中心には据えているけれど周囲の人間を主人公にしたオムニバス形式でした。
「女の働きマン」
メイン主人公の松方弘子の話。
ガンガン仕事して私生活が若干いただけない感じになっていたけれど、最後の「仕事したなって思って死にたい」に激しく同意した今日この頃。
「おいしいところを持ってきマン」
松方の上司の話。
傍から見ている分には好きなキャラだけれど、こういう飄々とした上司の下で働くのは楽しいのかイライラするのか…。
「張り込みマン」
マジ乙。
「ラーメンマン」
松方の同僚の話。
一番強かな人だと思う。
「あやまりマン」
松方の彼氏の話。
こういう性格だから松方と付き合っていけているのかなぁと思う反面、松方とずっと一緒にいるとコンプレックスを抱え込んでしまうんじゃないかなぁと思えました。職場が変わって何か変わるかしら。
「振り向きマン」
やっと取れた仕事が人の手に渡ったら悔しいに決まっている…!
会社の都合とかそれが仕事とか確かにそうかもしれないけれど、そんなことが続いていたら心が折れる。仕事は仕事と割り切ってこなすことは大切だと思うし全てに全力投球すれば問題ないといえるのかもしれないけれど、生産者に情熱が無かったら消費者がついてこないと思うし全てに全力投球できる人間はそうはいないと思うのです。
「お姫さマン」
性別ってめんどくさくて悲しくて悔しい。
結局、割り切れる人が割り切って我慢するしかないような気がする。
野川さんはその芯の強さで割り切って仕事しているけれど、その強さをそんなところで使わなきゃいけないのが悔しい。
Posted by ブクログ
女の漫画家もいろいろ読んだけどモヨコには特別な才能がある。女漫画家は作家である前に女であることが多いがモヨコは女より作家が前面に来ている。その辺がサプリや君はペットなんかの働く女漫画と完全に一線を画す。働いている女を書くのではなく働いている人間を描いている。その中に男と女がおり、さまざまな生き方や感じ方がある。「女」と主張しすぎる雑味がよくこそぎ落とされている。
物語ものの連載作品は竜頭蛇尾になることも多いモヨコだが本作はオムニバスとして見事に仕上がっている。
Posted by ブクログ
【概要・粗筋】
男性向け週刊誌の編集部を舞台に、編集者・松方弘子やそこで働く多種多様な人々の仕事に対するスタンスやこだわり、悩みなどを描いた漫画。「仕事をしたなーって思って、死にたい」と仕事に打ち込む松方弘子を描く第一話「女の働きマン」から、男とぶつかるのではなく避けて仕事をする野川由実を描いた第七話「お嬢さマン」を収録。
【感想】
現在放送中のアニメがなかなか気に入ったので、原作コミックにも手を出してみた。
大手ゼネコン勤務で、現在現場監督をしている弘子の恋人・新二の第五話「あやまりマン」がよかった。感情を表に出さず何を考えているのか判らない新二が、実は仕事に打ち込めない自分についてウダウダ考えているというのが良い。