【感想・ネタバレ】働きマン(2)のレビュー

あらすじ

週刊『JIDAI』創刊20周年記念特集で「20年の事件史」を担当することになった松方は、資料室で昔の週刊誌に読みふけっていた。そこで見つけたのは、15年前に起きたあるビル火災の記事。当時、まだ中学生だった松方の脳裏に強く焼きついたその記事を書いたのは、なんと現編集長・梅宮だった! それを知った松方は、さっそくその記事を特集に使おうとするが……。

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週刊『JIDAI』編集部の松方弘子が寝食忘れて仕事に打ち込む物語です。弘子は、仕事のスイッチが入ると、目の前の仕事のことしか見えなくなり、「働きマン」に変身します。恋愛やプライベートを犠牲にしながらも、日々結果を出すために働く弘子。「仕事とは何か」「働く意味とは」について考えさせられます。

間違いなく仕事のモチベーションが上がるマンガです。仕事人間の弘子の働き方を見たら、もっと頑張らなきゃという気持ちになりました。ワークライフバランス的な考え方が広まっていますが、そんなの関係なしでとにかく頑張りたい、結果を出したいという方は絶対読むべき一冊です。

最近仕事のモチベーションが上がらない、もっと仕事を頑張りたいと感じている方はぜひ読んでみてください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻は顔見せに過ぎなかった。

2巻でいよいよ仕事にまつわる悲喜交々が描かれ、シリアス度大幅UP。前半は仕事にまつわる典型的な”いい話”。「攻め」とか「仕事の醍醐味」といった熱いセリフが飛び交い、仕事に情熱を持ってやれば最後には報われる、というよくある図式。これはこれで面白い。

が、世の中いつもそう上手くいかない。後半、vol.11「一人前の働きマン」で松方は初めて(実質)編集長を勤めることになる。そんな時に限って風邪を引いて体調は最悪。さらに頼りにしていた記者は体壊して入院するわ、仕事を振ったスタッフにばっくれられるわでにっちもさっちも行かないどん底に突き落とされる。

人間の底力が試されるのはこんな時だ。そしてそんな時、最後の支えになるのは・・・。

 続くvol.12「逃げマン」の主人公は松方をどん底に叩き落した張本人、野島。仕事からバックれた彼は彼で凄まじい後味の悪さに苦しめられていたりする。何度も自問自答を繰り返した末、仕事場に舞い戻る逃げマン。

しかし、逃げ出した人間に居場所が残っているほど世の中甘くないのだ。オチの着き方が容赦ない。この2話はいくつか思い当たる節があって非情に重い。文句なしの5点満点。

これから社会に出る人、自分を含め出て間もない人はこれを読んでおくと精神的な予防接種になるんじゃないかと思う。修羅場がやって来ても「あ、これ漫画で読んだような状況だわ~」と思うと気持ちに余裕が持てる。

ちなみにこの他の話もいいです。とっても。
特にvol.13「面接マン」は就活中の学生さんは必見。

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2012年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画喫茶で読みました。
再読。

「面接マン」が一番好き。
就活中に出会う、たまにいる不機嫌な面接マンはこんな感じだろう(笑)
この漫画は妙に現実味があって好き。

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2014年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【概要・粗筋】
週刊『JIDAI』の編集長・梅宮の過去と現在を描いた第八話「今も昔も働きマン」から、弘子が通うエステサロンのセラピスト・白川の仕事に対するこだわりを描いた第十五話「こだわりマン(後編)」を収録。

【感想】
スイッチを入れて働きマンに変身するというコミカルさは、この巻あたりから影を潜めはじめた模様。アニメを先に見ていた私としては、それはそれで特に問題はない。

第十二話「逃げマン」の野島がいうように、報われることなんてそんなにない。出版社では裏方であろう営業は特にそうなんじゃないかと思う。だから、たまには報われてもよいよな、と思わせる第十話「報われマン」がよかった。

それから、マイミクさんの日記を読んで面接はなにげに深いということを知って驚いたので、第十三話の「面接マン」も面白かった。

☆x3.5

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2011年06月26日

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