ラノベの高評価レビュー
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「この店を選んで来てくれたあなたに、最大の愛を。」(店長視点のエピローグ、ラスト一文より。)
こんな気持ちでコンビニ店員をやっているなんて本当にすてきなこと。読みやすい短編集で、店長の魅力を中心に様々な人物のドラマが描かれています。
個人的には第3話の「メランコリックないちごパフェ」がとても感動しました。
この本を読み終えて、店長のように感謝と愛情をもって笑顔で人と接したいと思えた。そのように実践しても一般の自分にはフェロモンがドバドバ出ないのは残念だけど(笑)でも、笑顔で温かく人に接しようと、自分の行動を変えてくれた本なので星5個とします! -
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Posted by ブクログ
ネタバレずっと瀧浪泪華の健気さが良い形で報われてほしいなあと思って読んでいたので、なんだかほっとしました。シリーズ通してちょっと不思議だったのは、真壁静流にはその場の状況を俯瞰して最適な行動を考えられる特技があるのに、瀧浪泪華絡みのことでももう少し応用できないのかなあということですね(素で対応しているとしても)。まあでも瀧浪泪華相手にそれをやると見抜かれちゃうのかな。壬生奏多の正体がほのめかされたままだったのは少し意外でした。もっとコメディ寄りのラブコメだとこの件で一悶着ありそうです。ちなみに「服を選ぶ」というのはかなり親密な行為という気がしていて、もちろん選び方にもよりますが人によっては浮気認定され
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あの堀井雄二氏が絶賛!と言うことで、昔からのドラクエファンとして思わず手に取った一冊。読み終わって、あとがきで知ったのだけど、著者は執筆当時45歳。めっちゃドラクエ現役世代!なるほど!どうりで!めっちゃわかる!RPG特有のもやもや、全部回収してくれている!
頭の中が半分、ドラクエ3でした。アリアハンで家の前でずっと待ってる勇者の母親を思って涙しました
※ 私は残念ながらドラクエ3はスーパーファミコン世代なのですが、著者はファミコン現役世代かも。うらやまし〜!
著者が40歳を超えてから執筆したところも良いですね。40代の悲哀と希望が滲み出ています…。勇者、40代の社会人の闘い方ですよね…。私 -
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全5巻完結。長岡マキ子さんのデビュー作。
主人公の変態ぶりから始まって巻が進むごとにシリアスになった。6人の男女がお互いに傷きながら絆が深まっていくのに胸があつくなった。女の子たちの泣きが辛くて、でも美しい。
恵比寿莉子。高飛車お嬢様。高スペック。多分美少女度はナンバーワン。でも性格に難あり。緊縛イラスト、ありがとうありがとう。
瑞本絽美。可愛いみんなのアイドル。ヴィーナスの最有力候補。でもなかなかに重い女の子。
妹尾雪菜。地味目隠れ美少女。で巨乳。
三者三様の魅力があって一人に絞れない。二転三転、女の子の間をいったりきたり、でも最後は純愛に結実したと思う。とても良い。 -
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3回目の無人島編、そして満を持してのサバイバルゲーム!
今回も綾小路の奇策が刺さりまくりで最高でした。
綾小路が得意とする、相手の感情を利用した行動のコントロールが、Aクラスの面々や龍園までしっかり刺さっており、現状敵なしなことが伺える展開でしたね。
ルールの穴を意識しながら読んでましたが、時間切れを狙って撃たせるという想定外の作戦は思い付かず、素直に綾小路の使えるものは使う精神に感心してしまいました。
しかし、個人技や結果などは綾小路にとっては完全に二の次で、本命だった同盟結成をCクラスを自ら追い詰めることでなんなく達成。この辺の、裏の目的を持って行動することにかけては、未だに綾小路の右に -
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推しが実写化の主演に決まったので予習も兼ねて。
やたら色気があってファンサ(?)がすごい愛の人な店長は確かに推しのイメージ通りかもと脳内再生余裕でした。
店長やコンビニを取り巻く群像劇なのですが、普段は群像劇はあまり読まないのでいい出会いでした。テンポも良くてほどほどに砕けた文体でとても読みやすかったです。
理想的な街すぎて関東在住ですけどここに引っ越したいと思いました。門司港に行けば似たような場所あるのかな…笑
光莉さんと同じでコンビニ兄弟の生態が謎に包まれているまま終わり、もう少し知りたい欲求を残しているので続刊を読むのも楽しみです。