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つきりょこう、します?
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。
月旅行に出たまま帰らぬ人となったらしい祖父の行方を追って、わたしは月へ行く手段を探して夢の世界へ。
“けんさくえんじん”つかいます? しゅっぱつしんこー! 妖精さんの“じょうきしきけんさくえんじん”に乗って、本当に月へ行けるのでしょうか?
しりーず、ついにかんけつです?
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
最近、お疲れの貴方におススメしたい一冊。
人類が衰退し、滅亡寸前というかなり非日常的な世界。
そんな世界観の中で繰り広げられる「わたし」(主人公)と妖精さんたちのゆる~くて、とってもほのぼのした日常。
そんな描写に癒されること間違い無しです!
また、掲載されているイラストがとにかく可愛い!!
いつもはクールだけど時々お茶目な「わたし」や、ティンカーベルのような外見とまったく正反対の性格を持つパワフルな妖精さんたちに、いつの間にか魅せられて病みつきになってきます。
Posted by ブクログ
衰退した世界に示す「自分らしさ」とは
人類は衰退しましたシリーズ最終巻。思えば年末から読み進めたので1ヶ月でシリーズ九巻読破という働いている中ではフルスピードで楽しめた作品であった。
世界の仕組みが解き明かされる最終巻、読み手のわたしが感じたのは衰退していくという、いわば緩やかな死に向かう世界において、「今」を生きるには、そして「未来」を生きていくために必要な「自分らしさ」の確立であると思った。
自分は特段優れているわけではない、そういった感情はどの人も心の中に持ち合わせている。ただ、我々も不確定な世界の未来を生きていくためには「生きてきた意味」を祝福し。「生きている意味」を自らの中に持ち、「生きていく意味」を覚悟として示し続ける必要がある。
少しでも得意なことがあれば、それを生きていくために使えばよい、苦手なことがあれば人と手を取り合いながら生きていけばよい、苦手に見えることも見方や常識、囚われを変えれば、外せば、それは得意に、よさになるかもしれない。
生きていく中で一番大切なのは明日への希望、生きるために必要なその瞬間への喜び、そして生きてきた自分たちを信じる思い、そういった「生に対する熱量」を私たち読み手も何気ない日々に感謝、何気ない関わりに感謝しながら、「人間らしく」生きていきたい。
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