【感想・ネタバレ】人類は衰退しました9のレビュー

最近、お疲れの貴方におススメしたい一冊。
人類が衰退し、滅亡寸前というかなり非日常的な世界。
そんな世界観の中で繰り広げられる「わたし」(主人公)と妖精さんたちのゆる~くて、とってもほのぼのした日常。
そんな描写に癒されること間違い無しです!
また、掲載されているイラストがとにかく可愛い!!
いつもはクールだけど時々お茶目な「わたし」や、ティンカーベルのような外見とまったく正反対の性格を持つパワフルな妖精さんたちに、いつの間にか魅せられて病みつきになってきます。

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購入済み

2022年09月28日

面白かった。
色んな伏線が回収されていって、読んでて凄く楽しかった。
素晴らしい物語を読ませていただいて感謝です。

#癒やされる #深い

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Posted by ブクログ 2022年04月06日

最高だった。

真実を知り、全ての意味がひっくり返る作品。
今までの全てが伏線に感じる。
読み返すと、発見ばかりだ。特に2巻のスプーンの話など、今読むとはっとする。

SFとして抜群に面白い。

それでいて、ライトノベルの長所であるユーモアや読みやすさ、キャラの良さも維持している。

この作品に触れ...続きを読むられて、よかった。

ちなみに読破後、アニメ版のエンディング「ユメのなかノわたしのユメ」を聞くと、また違った感覚が味わえるため、おすすめ。

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Posted by ブクログ 2016年02月06日

お見事、と言う他無い。
シリーズ最終巻として、積み重ねられてきた伏線がしっかり解かれ、綺麗にまとめきられている。
そういった伏線回収以外にも、SF要素も面白く、ストーリー展開では緩急が自在に駆使されて飽きることが無い。
飽きるどころか、どきどきしながらページを繰る手が止まらなくなってしまった。

...続きを読むにかく完成度の高い世界観だった。短編集を読んだ後、また読み返してみよう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年05月21日

これがライトノベルっていうのが曲者です。
ライトノベルっていうのはわりとノリと勢いが肝心なところがありますゆえ、そんな作品群につかってだらけきっていたときに、アニメからこの作品を知り完結まで読んだわけですが。
あああ、そっか、SFだったのか…。
SFにあまりつからないひとなので気付きませんで、軽いノ...続きを読むリでピュアブラックな皮肉きいた作品くらいに思っていました。
なので最終巻の衝撃がはんぱなかったです。
あらららら。でもおかげで眠っていた読解力をがつんを揺り起こされたイメージ。これは良作ですね。何回も読み返したい感じ。ここまで設定がしっかりしているとは思わなかった。(謎解き的な意味で)ミステリにはないSFの爽快感というものをはじめて味わったかもしれません。
全部細かくネタを解説したわけでもなく、最後の書き方だけで全部の謎が連鎖的に解けるこの構成力にもあっぱれです。
ネット上にはいろんな考察がありまして、そっちが大変面白かったので、あまり意見は書かないことにします。

普通にかわいい女の子が、こんなにもSFに溶け込んでいるっていいですね。しかもかなりたくましく成長しているっていう。
助手さんの口調は最初は衝撃をうけましたが、今ではすっかり慣れました。
短編集もすぐ読むつもりです。

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Posted by ブクログ 2015年04月17日

相変わらず月に行く手段や概念の辺りのふわっとしたSF感が素敵なのはもちろん、幼い王様と未成熟な妖精のやりとりが可愛かったです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年02月16日

後半は通勤バスの中では読んではいけないですww
妖精さんの愛らしさの答えがあったり、家族の物語であったりとスルスルと読めます。
月面で金平糖と妖精さんがカラフルに散らばり消えていくシーンなんて作者が考えた「科学とメルヘンの大合唱や!」と思うくらい素敵でした。たぶん隣の席のじーさんは朝っぱらから何この...続きを読むオッサン目頭熱くしてるんだーと思っていたでしょうww帰りも後半読み返してしまいました。次は短編に進みます。

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Posted by ブクログ 2014年10月28日

シリーズ最終巻。
今までの流れと違い、ぽわぽわな感じから一気にシリアスになりました。
最終巻にふさわしい、ちょっと悲しく、じんわりと感動する本。あぁ…終わっちゃった感が結構します。

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Posted by ブクログ 2014年09月09日

最終巻にして、衝撃的な事実!!
何度も何度も読みなおし、おじいさんやわたしちゃんが何を悟ったのか、理解した(ような気がする…)。
人類は本当に衰退していた!!
そして、地球は本当に妖精さんのものだった!!
短編集を待ち望みます。

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Posted by ブクログ 2014年08月02日

やはり素直に感想は書くべきだと思う。
今回の9巻を読んでいて感じたことは、この田中ロミオ氏なる作者は、読者の反応を本当に丹念に知ろうとし、また喜んでくれる作品を提供しようとする、プロ意識にあふれた方であるということだった。
だからこそ、読めば読むほどに胸が締め付けられる気持ちでいっぱいだった。
ここ...続きを読むで私が野暮ったい感想を書いたところで、なんの力もないけれど、せめてそれだけは楽しませてもらった読者として、ファンとして、書き残さないといけないだろうな、と駄文をつらつらと残してみた次第。
やるせない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月17日

ついに最終巻。
なんだかんだで、もっとずっと続くんじゃないかと思っていたのでちょっと驚き。
そして、8巻の続きがこういう展開になろうとは更に驚き。
読み終わった後に、そう言えばロミオ(山田一)ってこう言う感じの結末にするの上手かったよなあと再確認させられたり。
これから、まさかのエロゲ展開とか出来る...続きを読むんじゃないですかね?(w
久々に、ロミオのゲームをやり直そうかなあと思った1冊でありました。
次の作品が楽しみなんですが、暫くは人退のおまけ話なのかなあ。

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Posted by ブクログ 2014年07月02日

やっと続きが!と、思ったら完結!?まだまだ続いて欲しかったな( i _ i )短編集が出るのがせめてもの救い?人退にしてはシリアスで、理解するのに何度か読み直しました。もう一度最初から読み直したい。アニメ2期もあったりして欲しいですが、あるなら、端折らないで細かく描写して欲しいかな?

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Posted by ブクログ 2014年06月24日

まさか完結するとは……
ストーリーはSF映画のようですが、人退ならではのゆるい語り口なのでさくさくです。
ライトノベルの中では殿堂入りレベルで素晴らしいシリーズだったと思います。個人的には現代社会を風刺的に(でも批判的にではなく、ゆるーくちくちくする感じで)捉えていたのが好きです。

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Posted by ブクログ 2014年06月23日

2007年から続いた当シリーズも9巻をもって、一応の完結をした。完結してしまったのだ。
この作品はライトなタッチで書かれているが、やはりSFなのだと思う。SFだからこそ、こういうハードな結末を、ライトに着地させてしまえたのだろうとも思う。

さて、今回は『おじいさん』がロケットにのって月に行ったけど...続きを読む、帰ってこれなくなっちゃった!さて、『わたし』はどのようにして『おじいさん』を助けるのか。妖精さんを駆使し、多くの問題を片付け、そして『わたし』は月に到着する。そして、そこで知る事実とは!そして、どのように、ホッポリ投げるのか!!

作中に色々と仕掛けられた複線。これを見事にさらって、ここに着地したということは素晴らしい。出来れば、あの絶望のシーンを映像にしてみんなに見せてあげたい!
今作、発売時から追っかけていた。追っかけた甲斐のある最終回だった。
折角、素晴らしい形で、アニメ化したんだから、この結末をアニメの形でも見せてほしいとも思う。

が、やはり小説というトテモ力のあるメディアで公開されている以上、先に読んで欲しい。

最後に、この作者、田中ロミオ氏は出来れば、この小説と言うジャンルでもっと活躍して欲しい。

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Posted by ブクログ 2014年06月22日

金太郎飴のごとく長く続けてくれると嬉しかったが、完結してしまったか。
この人が本気でSFを書いたらどうなるだろうと期待させるに十分な一冊で、流行りに乗ってハヤカワJA辺りから刊行してもらえると嬉しい。
このシリーズの世界設定的なところは曖昧なままにしておくと思っていたので、説明されたことには驚きを感...続きを読むじた。

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Posted by ブクログ 2021年11月18日

9巻で完結です。今回はブラックユーモアはあまりなく、妖精さんや「私」の謎がSF的に解き明かされていきます。人間の存在や「意識」とは何か、考えさせられました。?

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Posted by ブクログ 2018年10月25日

本編完結
いっけん続けようと思えばいくらでも続けられそうでもあるが
作者のかきかたからして
登場人物の変化がお話を推進しているため
停滞した日常は合わないのかもしれない
全体に雑なところ粗い仕上がりに感じるところも多いが
主人公と妖精さんたちの舞台世界を支配する全体の結構がとても面白いお話だった

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Posted by ブクログ 2018年02月23日

ようやく最終巻読みました。ずーっと放置してしまいました。

しっかり伏線も回収されて気持ちよくおわりです。

これってまるで田中ロミオ、或いは山田一のゲームみたいですね。10年以上振りか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年04月01日

散文的感想。

ある意味「呪い」でもあったこのタイトル、本当ちょっとした誤解を解くだけで、未来への希望が生まれようとは。

ラストのネタ晴らしではイマイチ理解できなかったけど、そこから続く2段3段の展開でようやく腑に落ちる。少々冗長気味に感じたけど、まぁ私にはわかりやすかったです。

冒頭、一人称主...続きを読む人公が冷静を装いながら明らかに暴走しつつ話が進むというのは凄かったなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月15日

評価:☆4.5

祖父の訃報(のようなもの)が届き、わたしは祖父を探しに月に行くことを決心。人類の進化が車窓に流れる蒸気機関車に乗った、わたしが着いた旅の終着駅は夢?それとも……。ついに、かんけつです!!??


とまぁそんなこんなで人類は衰退しましたも最終巻。
あらすじは上に書いた通り。

妖精さ...続きを読むんとの楽しいやり取りは相変わらず、いつの間にかわたしちゃんがゴ○ゴ13になってたりと笑いもありw
ですがそこは最終巻だけあって真面目な内容多め。

おじいさんを助けようと必死になるわたしちゃんの姿には熱くなった。

結局人間=妖精さんで妖精さん(の不思議な力)=心の力(何かを変えたいと願う力)ってことなのかな?その辺の解釈が難しかった。
多分細かいところで読み落としてる部分もあるだろうから考察とかも見てみるつもり。

わたしちゃんと助手さんのカップリングを推してくれたのはポイント高いですw
まだ短編集は出るみたいですが本編の方は完結ということで、田中ロミオさんひとまずお疲れ様でした。

「いいや。おまえはもう、立派な調停官だ」

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Posted by ブクログ 2014年12月24日

いやあ、まさか人類が衰退してるとは。びっくりでした。いやほんと。
孫…わたしちゃんの名前と助手さんの名前はあれでいいのかな?まああれだろうなあ。
読み直すといろんなところで胸が熱くなるタイプのしかけで困った…1巻から読み返したいぞ…。

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Posted by ブクログ 2014年07月24日

最終巻に色々とぶちこんできたな。一巻から読み返したら、きっとまた違う発見があるだろう。今まで頑なにLOVEを排除してきたが、最後の最後で急浮上してきやがった。痺れる。

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Posted by ブクログ 2014年07月01日

・ワ・ほんぺんはぶじかんけつしましたです?短編集が出る予定のようですが、ひとまず大団円。前巻読んだのが結構前だったから話続いてたことすっかり忘れてた(笑)けどいつものテンションで特に問題なかった。遂に宇宙にまで出たと思ったら時空をも超越してSFに持って行くいつものトンデモ妖精さんパゥワーはさすがの一...続きを読む言。最後まで人退らしかったなぁ。短編集も楽しみにしています。ひとまず両人類、お疲れ様でした。

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Posted by ブクログ 2014年06月30日

まさかの本編最終巻
月で行く行方不明になったおじいさんを助けにいくお話。
今まで語られなかった、ようせいさんと人類の歩みが明らかに。結構、重たい話になっているはずなのに、それを感じさせない雰囲気。さすがです。
次巻の短編集も楽しみ

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Posted by ブクログ 2014年06月23日

 やっと出た「つづく」という形で終わった8巻の続きです。
 妖精さんに人類の歴史を見せてもらい、そこで得た情報をヒントに主人公が単身、行方不明になった祖父を追って月へ行きます。
 今まで断片的にしか語られなかった情報断絶や、人類がどのように衰退したのかといったことについても出てきます。理解するのにち...続きを読むょっと時間がかかりましたが。
 おじいさんが生きているかどうか、ハラハラしながら読みました。以前にあった都市遺跡を探検する話と似た感じです。最後はすっきりした感じで終わって良かったです。

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Posted by ブクログ 2022年05月03日

最終巻。
遭難したお祖父さんを救出するために月まで行っちゃう話。

初めの方で一瞬だけ宇宙に行った展開ってなかったっけ?
(すぐに戻りましたが)

妖精さんの歴史は読んでて楽しかったです。
そうですよね、昔から今みたいに自由自在じゃないですよね。

シリーズは全体的に緩く、それでも最後は少し締めて楽...続きを読むしく読めました。

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Posted by ブクログ 2021年07月02日

シリーズ最終巻。

月旅行プロジェクトに参加したおじいさんが地球に帰還できなくなってしまい、主人公の少女はおじいさんの救出に向かうことを決意します。そんな彼女に妖精からフリー・パスが手わたされ、それによって彼女は、かつて栄えていた人間たちによる文明の歴史をかいま見ることになります。その後、Yたちの反...続きを読む対を振り切って少女は月へと旅立ち、おじいさんのもとにたどり着きます。

最後におじいさんから出された「宿題」にかんしても、どこかに伏線が用意されていたのでしょうか。もう一度最初から読みなおしてみたいという気持ちもありますが、全体を通して細かいネタが少々肌にあわない感じがあったので、しばらくは再読の機会はないかもしれません。

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Posted by ブクログ 2014年09月26日

眠っていた潜在能力、大活躍!

前回の続き、そして最終巻。
まさか完結するとは…この状態でオニバム式で
続いていくものだとばかり。

月から戻ってこない祖父を、旅行へ連れ出した側からの
頭が真っ白になる手紙。
それに切れて、心は妖精さんと
体は…操られてます状態??

心の旅はまだ普通でした。
うっ...続きを読むかり感動しそうな程度に普通でした。
しかし、体に戻ったとたん、なぜこうも
突っ込みどころ満載な感じになるのでしょう?
色々謎(?)な部分ですw

しかし祖父、やりますね。
無駄に頭使い過ぎ、といういい方もできますが。
とはいえ、最後だからなのか、驚きの連続。
気分が浮上したり落ちたり、また浮上したり。

金平糖と祖父の発言が一番驚きな今回。
これからも妖精さんと楽しく、幸せに…。

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