【感想・ネタバレ】人類は衰退しました7のレビュー

最近、お疲れの貴方におススメしたい一冊。
人類が衰退し、滅亡寸前というかなり非日常的な世界。
そんな世界観の中で繰り広げられる「わたし」(主人公)と妖精さんたちのゆる~くて、とってもほのぼのした日常。
そんな描写に癒されること間違い無しです!
また、掲載されているイラストがとにかく可愛い!!
いつもはクールだけど時々お茶目な「わたし」や、ティンカーベルのような外見とまったく正反対の性格を持つパワフルな妖精さんたちに、いつの間にか魅せられて病みつきになってきます。

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2022年09月28日

面白かった。
ゆるい感じで進んでいくのが癖になる。
モニュメントの話が読んでて楽しかったな。いい感じにSF。

#笑える #ほのぼの

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Posted by ブクログ 2018年12月08日

「痛む関節を酷使して、やけに重たく感じられる身体を前方に押し出します。自分の内にある歯車がやっと動きはじめた気がします。こんなことで充実を覚えるようになったら人間おしまいだとは思うのですが、冷静に考えてみたらすでに人類は終わっていたのでした。
やるべきことをやりましょう。
よりよい衰退のために。」
...続きを読むイラストが変わって初の続き
前のイラストも合っていたけれど今度のもこれはこれで
「目だけ笑っていない」妖精さんもうろんげな「わたし」も良い感じ
内容はここのところわりとてきとうだったが
今回は荒いながらもファンタジーしていて良い出来
1話目が「児童文学」で2話目が「SF」だが
ファンタジーというくくりの万能さよ
「児童向け」「かがくてきな」という括りすらとりこんでなお雄大
どちらも味わい深く1巻以来の出来ばえかも
もっとも5月に読み返した1巻すら良く覚えていないけど

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Posted by ブクログ 2014年08月20日

自分ってなんだろう…。

相変わらず小説力が高い。シリーズを追うごとにオールジャンルになりつつある。コンプリート間近?

わたしちゃんの仕事も多岐に渡る…万能公務員!

そういえば、ここに来てイメチェンしましたな。

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Posted by ブクログ 2012年11月16日

「クスノキの里に学校を!」と,歴史に逆行するようなスローガンによって
わたしが教師に.
そしてモンスターペアレンツによるペアハラを受けまくり
とうとうわたしも暴走.
そして




モニュメント計画

クスノキの里,壊滅….
「逃げちゃダメだ,逃げちゃダメだ,逃げちゃダメだ….」
「あなたは死...続きを読むなないわ.私が守るもの.」

というわけ(?)で,7巻ですよ.
中年男性に大人気の人退の.

今回もぶっ飛んでました.←褒め言葉.

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Posted by ブクログ 2024年02月10日

『人類は衰退しました』第7巻。

『妖精さんたちの、ちいさながっこう』
里の寄り合いでのどこの誰かの発言を発端に、学校再生の要望(要求?)が調停官事務所に届けられる。所長である"祖父"に教師役を押し付けられた"わたし"が預かるは、3人の問題児。やりたい放題の彼...続きを読むらにモンペの親も加わって、"わたし"は我慢の限界に達し―――「おはようございます……とあなたがたが言え」。

『人類流の、さえたやりかた』
気が付くと、わたしは人里離れた土地で手首と両脚に枷を嵌められた状態で佇んでいた。自分の名前や家族のことなどは思い出せるが、直前の記憶が蘇らない。なんとかクスノキの里に帰還するも、なぜか里は壊滅状態に。一体何が起こったのか―――。

これまで二編収録の場合は、どちらか一方は気軽な内容となっていたが、今回はどちらも内容が濃い(個人的印象)。『ちいさながっこう』で「問題教師」に変貌する"わたし"ちゃんは最高に面白かったが、作品としては『さえたやりかた』の方が良かったかな。やはり「あっ」と言わせられる快感は堪らんね!

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Posted by ブクログ 2017年10月30日

後半、「人類流の、さえたやりかた」が個人的にストライク。SFとしては王道な話ですが、人退風に展開していました。ネタバレにならないように書けないのが惜しい

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Posted by ブクログ 2016年03月21日

この作品、わたしちゃんが無茶ぶりを受ける様が妙に生々しくってなかなか胃が痛くなる時がある。

今回の学校の話なんかは、「一旦文明が隔絶した世界を舞台にして、現代文明を別の視点で観てみる」側面が、社会問題的な部分にも踏み込んだあたり面白かったり。そして感動や思いやりで解決しないあたりも本作らしいなぁ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月16日

結局妖精さんほとんどでてこなかったなw

前半のは、超能力というより進化かあるいは退化した別の人類なのかもしれないと思った
子供だし
妖精さんっぽい要素もある子供、みたいな
最初は意味深に妖精さんによるのっとられだと思ったのになー
新人類=妖精さんだから、世界もそんな風につくりかわってるのかしら

...続きを読むこの人の文は皮肉が読みやすくていい
日本語もきれいだと思うし

後半の、なんか「わたし」らしくない言い回しがあるなあと思ったら…
結局妖精さんが知覚できないなら、最初からだめだめじゃね?この計画…
後半のも含めてアニメ化は無理だな

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年04月17日

評価:☆4.5

愉快な妖精さんたちと絶賛衰退中の人類の物語第7弾。
今回は、
・妖精さんたちの、ちいさながっこう
・人類流の、さえたやりかた
の2本立て。

前者はモンスターペアレントなどを題材にしたシニカルな物語。
3人のオリジナリティ溢れる性格(PTA推奨語)の生徒に振り回されたり、開き直って...続きを読む振り回したりするわたしちゃんが可笑しかった。

「現実」から逃げ、悲痛な叫びを上げる生徒の姿には鳥肌が立った。
何よりも過酷なのは、人間になること。そうかもしれない。
でもその過酷さがあるからこそ楽しいことを楽しいと感じられるんじゃないかなと思ったり。

過去にいろいろあったわたしちゃんならではの現実的な解決法も安っぽくなくて良かった。


後者はヒト・モニュメント計画に関わるお話なんですが・・・してやられた!って感じでしたねw
まんまと騙されました。読み返してみるとまた面白い。
最後のオチも秀逸だったww『なんですそれ?(笑)』

少し妖精さん成分が少なかった気がするのが寂しかったかな。それでも十分面白かった。

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Posted by ブクログ 2013年04月01日

今回は2つのエピソード。
主人公の「わたし」はあいかわらずの絶好調。
このシリーズを読み続けているのは、彼女の考え方に魅かれている部分が多い。
妖精さんのマイウェイも大好きだが…。

次も是非続いてほしい。

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Posted by ブクログ 2013年03月20日

相変わらず、きっちりSFしていて感心する。こうゆうのを読むとSFというのはジャンルではなくたんに技法の一つに過ぎないのだなと思う。

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Posted by ブクログ 2013年02月24日

徐々に衰退する人類と、代わりに台頭した妖精の奇妙な交流の話。
だいたい。

今回は、ストレス超能力学級と、ヒトモニュメントの暴走の話。
衰亡していくなか、ならではの話で、舞台の扱いが上手い。
モニュメントの話は、それはどうか、と思うところもあったが、視点が変わって面白い。

久々だったけれど、アニメ...続きを読む化を機に、また何冊か続く様子。

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Posted by ブクログ 2013年02月23日

やっぱり話作るの上手いなあこの人。機械は妖精を認識できないというのが、モニュメントのミスリードになってるところなんて膝を打った。ああ、それにしてもP子さん再登場にちょっと嬉しくなってしまった。

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Posted by ブクログ 2013年02月16日

久しぶりに読んだ。面白かった。
このシリーズ、話の収束部分でなんだか切ない気分になることがあるけど
今回もそんな感じだった。
何も考えず読み進め、「あっそうか」と思う瞬間を迎えるのが好きで読んでるんでこの巻も結構満足。

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Posted by ブクログ 2012年09月16日

教師編と、タイムトラベルにみえる編の2つの物語でした。
さすがはロミオといったところの空間が2つともありました。
SFらしさを感じる作品の巻。

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Posted by ブクログ 2012年09月03日

二話収録ですが二番目のは印象に薄いです。前半が強烈過ぎた。ブチ切れたわたしちゃんの反撃に爆笑。
おじいさんが人間らしいところを初めて見た。

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Posted by ブクログ 2012年09月01日

新しいイラストレーターさんになってからの新刊は初めてですね。可愛らしい絵で違和感はありません。好きです。
内容はかなり良いです。前巻が個人的に不作かなと思ったのですが、今巻はやけに良い話風で読後感が爽やか。

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Posted by ブクログ 2012年07月31日

ああ、ついに新イラスト版を買ってしまった・・・

それ以外は相変わらずの田中ロミオって感じで良かった。
後半は叙述トリックに気が付けってことなのかなw

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Posted by ブクログ 2012年07月23日

イラスト変わって初買いだけどアニメ見た後のせいか違和感がなかった。内容は言変わらず独特の切り口ですな。何気に読んでる時期にピンポイントな一話目でした。狙ったわけじゃないんだろうけど。この巻の一話目を今期でアニメ化したらスタンディングオベーション並の大拍手をスタッフに送るわ(笑)他の方も書かれてるけど...続きを読む、妖精さん分が少なめだったのがちょっと残念。

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Posted by ブクログ 2022年04月28日

問題児の先生と里の崩壊。

[ちいさながっこう]
モンペもモンチも恐ろしい。
人類はもともと超能力的力を持っていたけども、歳を得て人間になるに従ってその力を失っていくということかな?
家庭問題も「わたし」らしい〆方で終わってよかった。


[さえたやりかた]
騙されたー。
命令口調だったのは機械語で...続きを読む会話していたからということなのね。
理解すれば納得です。

これにてヒト・モニュメント計画は完了?

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Posted by ブクログ 2021年07月01日

「妖精さんたちの、ちいさながっこう」は、主人公の少女がクスノキの里の住人たちの要請を受けて学校の先生をすることになります。彼女は、三人の生徒たちのわがままと、その親たちの理不尽な要求に苦しめられます。

「人類流の、さえたやりかた」は、「わたし」が記憶をうしなってしまったところからスタートします。何...続きを読む者かが彼女のゆくえをさがしますが、その追跡を振り切り、彼女は物語の真実にたどり着きます。

妖精の不思議な力によって予定調和的に問題の解決にいたるふわふわした話もおもしろいのですが、今回はきっちりとした設定にもとづいて種々のネタが展開されています。その意味では、サブカルチャー的な批評性が強く感じられる内容に感じられました。

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Posted by ブクログ 2014年09月25日

突如教師になる、里を破壊されるの2本立て。

この時代(?)全員で集まるような子供もいませんし
まぁこの斜に構えた体制は当然かと。
しかしながら、それとこれとは別。
こういう状態で壊れてもいいかと思います。
むしろそれだけいうならば、親がつきっきりで
どうにかするべきでは? という話。
まぁこれ、今...続きを読むの親にも暴言として吐きたいですけど☆

2話目には…だまされました。
よくよく考えれば、ものすごく色々な個所で
布石も違和感もあったというのに!!
けれどやっている無茶が、当然『あれ』基準ですので
まったく違和感が…。
最後まで読んで、もう一回そちらで想像していくと
ものすごくシュールです。

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Posted by ブクログ 2013年10月24日

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。ですが最近は、クレーム受付担当の様相を呈しておりまして…。「クスノキの里に学校を!」歴史を逆再生するスローガンによっ...続きを読むてわたしに回ってきた教師役。三人の問題児は、エスカレートする保護者の要求のもとにやりたい放題!助っ人教師の皆さんの顔面にもパイの嵐で、ついにわたしも暴走!?クスノキの里、潰滅…。

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Posted by ブクログ 2013年03月09日

前半は、クスノキの里に学校ができたよ! 相変わらずシビアです。後半は、ああ、これSFだなあ……という話。

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Posted by ブクログ 2012年12月17日

イラストはライトノベルの大切な一部です。大人の事情で今までのを全部新装版に切り替えちゃうのはいかがなものかとw
このシリーズは短編連作の形ですが、今回はイマイチ。。

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Posted by ブクログ 2012年12月14日

取り立てて大きな感想はないのだけど、二つ目のほうのお話はネタバレしたあとはなんだか世界が俯瞰して見えていいですね。とんでもプログラミング言語欲しいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年10月04日

物語は二つ
「妖精さんたちのちいさながっこう」
「人類流の、さえたやりかた」

一つ目のウェートがとても大きい。
もっと掘り下げられるかと。

二つ目は「んあ?」って首をかしげる。
この小説でやる意味があるのか、ちょっと理解し難かった。

アニメから気になって買ってみたけど、玉石混合の内容。

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Posted by ブクログ 2012年09月26日

アニメ化にあわせてイラストが変わったせいか、ブラック度が増した気がする。気のせい?
まぁもともと、メルヘンな口調でブラックな内容、というのが定番だったけど。
あ、今回は妖精さん分が少なかった。

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Posted by ブクログ 2012年08月20日

時間があいたせいか、ゆるゆる感が劣化したような。
設定はおもしろい(特に後半)が、"人類は衰退しました"的ではない。

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Posted by ブクログ 2012年08月04日

前半は、主人公がクスノキの里で先生をやっちゃうお話。
怪物的種族やそのお子様たちの言動にわろうたり胃がキリキリしたり。
主人公の性格的に、スカッと解決☆(横ピース)というかんじではナイが、彼らとの攻防はなかなか見応えがあった。

後半はよくあるといえばあるパターンだが、ようせいさんをそう使うかーとい...続きを読むうしてやられた感が味わえる。

どちらもようせいさんとキャッキャウフフ、というかんじではなかったので、そういう空気が好きな人には物足りないかも。

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Posted by ブクログ 2012年07月27日

絵を一新するためか、7巻が出るまで非常に待った。

今回の話は2本仕立て。

どこか社会を皮肉ったロミオ節は健在。
一方で、「私」と妖精さんの繋がりの話をしてから、妖精との係わり合いが少なくなり、旧人類の中の話が増えた。
それに伴い、奇天烈で奇抜な面白さがなくなった。

少し物足りない。

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