【感想・ネタバレ】人類は衰退しました8のレビュー

あらすじ

あにめのこうかは、ばつぐんです?

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。
すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。壊滅状態となってしまったクスノキの里の総人口は、激減しました。物資は豊富にあるものの、再建は進まずに、若者の里離れが加速してしまったのです。そんな折、「わたし」の祖父は、古い知人に誘われて旅行に出かけてしまいます。行き先は――月。念のため、丸まり状態の妖精さんをひとりお供につけたものの、心配で不眠症になってしまった「わたし」。その短い睡眠中に、不思議な夢を見ることに……。

TVアニメで大ブレイク!! 2013年4月には『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』の劇場アニメも公開! ますます田中ロミオ作品に注目です!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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最近、お疲れの貴方におススメしたい一冊。
人類が衰退し、滅亡寸前というかなり非日常的な世界。
そんな世界観の中で繰り広げられる「わたし」(主人公)と妖精さんたちのゆる~くて、とってもほのぼのした日常。
そんな描写に癒されること間違い無しです!
また、掲載されているイラストがとにかく可愛い!!
いつもはクールだけど時々お茶目な「わたし」や、ティンカーベルのような外見とまったく正反対の性格を持つパワフルな妖精さんたちに、いつの間にか魅せられて病みつきになってきます。

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感情タグBEST3

購入済み

面白かった。
今回は結構がっつり一つの話に絞られてた。
シリアス成分もまぁまぁ高めで面白かったです。

#ほのぼの #シュール

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2022年09月28日

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夢、マスク、AR、そして平行植物!
ARが普及しすぎた世界。そういやAR話題になったなと思いながら読み返し、結局リアルではあまり影響無かったなと思い。1話1巻構成で、話がいくつかに分化していたが、いつの間にか読んでいるとまとまっていた印象。

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2017年11月07日

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現実ってなんだ?

しかし作家さんというのは頭もよくて、博識だなぁと感嘆。

風刺や思考がハイレベル。

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2014年08月20日

Posted by ブクログ

 久しぶりに長編で内容も濃くて面白かったです。
 前回のモノリス騒ぎで壊れた里の復興がなかなか進まないでいて、頼みのおじいさんは月に調査旅行に行ってしまいす。主人公はなんとかして里を復興させようと、友人Yとともにアニメを作ったり、拡張現実を里に実装してみたりと迷走します。前巻の登場人物が結構出てきたり、5巻での学舎の頃の知り合いから電報が来たりして、ちょっと嬉しかったです。
 夢の世界での破茶目茶な出来事も面白かったですし、最後のほうの展開も良かったです。

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2013年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんだろう。新天地に来たのか、らしいようならしくないような8巻。ロミオ史上、直接次巻に続くのは初めてですね。
いつにも増してパロネタ時事ネタが多い一方、ARとゲーミフィケーションと明晰夢、果てはユング心理学を融合した骨太なお話になっておりました。

しかし随分と登場人物も増えて賑やかになってきた印象
いや、人退史上一番面白かったのでは?
あとがきのキャラがいつもと違ったのが一番焦りましたとさ。

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2013年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は続編があるので保留でb
早めに買ったほうが作者さんの益になるかなと思い、購入。
店員さんに聞かないと並べていただけなかった・・・妖精さんを地でいく第8巻との出会いでした。
きっと訪ねたから本屋に並べられているでしょうね。
もうね・・・どこから突っ込んでいのか、ツッコミが追いつかない。
特にp123のボーリング青春ものって名前が工夫してある分、爆笑もの。そこを今読んでいるけど、作者さんも注目しているってことなのかな?PIXIVとか・・・。
彼女たちの派閥に関してはこれでいいのかなぁと疑問に思う。
一通り読み終わりましたが一番のポイントはあの助手さんが「しゃべり」ます。
内容はぜひ読んで欲しいね(笑)

以下本文引用とネタバレ注意








全体的な元ネタは電〇コイルかな?

再読で気に入ったのが、Yの
「そうだった。や、だからさ、ユングも心の底で人類が皆繋がってるってオカルト話ではなかったはずだろ?」P180引用
村〇春木さんの小説とか好きなんだけれど、うんざりしてくるんだよね・・・構造なのだろうけれどさ・・・。
この一言でこの本を買ってよかったと思えた。
救われた・・・かな?銃で撃たれて。
草食系って最近やたらWの草を生やすヘラヘラした人間だと感じる今日この頃である。
追記:「この空のまもり」もたたき上げで入れられている。

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2013年06月17日

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ネタバレ

本当、人類は衰退しても嫌な所だけは色濃く残ってるなぁw

途中まで、ストレス、ノイローゼ、薬物依存とかそういう方面の話なのでは?と思ってましたが結局はこちらもゲームの話…ソシャゲ、ネトゲ時代篇…みたいな感じでありましたね。ネームド以外のキャラの無責任、退廃ぶりがひどく、あんまり笑えなかったけど最終的には有志は残っていたみたいで良かった良かった。

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2016年03月25日

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ネタバレ

評価:☆4

あにめのこうか、ばつぐんです?
人類は衰退しました、第8巻。

今巻はボロボロになったクスノキの里のgdgd復興がテーマ。

妖精さんたちに頼ろうとせず、自ら重い腰を上げて奔走して頑張るわたしちゃんは凄く新鮮で、成長したなぁと感慨深かった。
面倒くさがりだけど何だかんだで責任感あるというか真面目だよね。

妖精さんの出番がちょっと少なかったように思えたけど、少ないながらもネタは面白かったw
ルイ一族のコントにはワロタww

妖精さんは最強の存在だと思ってたけど血とか苦手なのか・・・。
何となく物語の終末へと近づいてきてる気がする。

そして最後は驚きのオチ。(忘れてたのは秘密w)
おじいさん・・・一体どうなる!?

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2013年11月16日

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 今回のキーワードは真夏の夜の夢と、集合的無意識と、人ってのは尻に火がつかないと動かないってところだろうか。
 終盤まで展開が読み解けなかったのは不覚である。別段、毎回読み解けているわけではないが、今回は考えればわかりそうではあった。しかし、良い正統派SFである。

 今回初めての「次へ続く」型であり、続巻が待たれるところである。早く出ないものだろうか。

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2013年07月02日

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クスノキの里は壊滅しました.
で,難民キャンプ的な避難所でテント生活をしている人々.
どんどん届く支援物資.
衣食住に不足のないテント生活.
→復興しねぇ….

コレってなんか現実世界でもありそうな話ですな.
仮設住宅で支援物資と義援金で生活しながら
復興しろ復興しろと言うだけ言って動かないとか.
もちろん鈍足な政策もあったりして
なんていうか,復興する機を逃しているという感じの….

それはそれとして「おじいさん」の安否が超気になるわ.
結局アレは夢だけど夢じゃなかった,という事で.
どうなるおじいさん.
次回へ続く?

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2013年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回モニュメントに破壊されたクスノキの里。
周囲の支援を受けられるがゆえに積極的な復興が進まない。
風刺が効いてます。
この対策に拡張現実(AR)で町興し。盛り上がったのは、3Dドラマの腐女子たち。
さらに妖精さんの睡眠薬で、拡張夢へ。アプリメントによって任意の夢を見られるようになり、夢の世界へ引き篭る人が多数。
やむなく、拡張夢不正利用者一斉追い出しを実行。
そこで、里の者ではない、女の子を発見。妊婦さんの赤ちゃん。
妊婦さんを出産させるには、妖精さんの力が使えず、プチモニとARによって補助してもらい出産する。

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2013年05月09日

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ネタはARで、楽な道ではなく現実を生きることにまとまってて良かったです。そこに使った出産という話が拡張される日現実と現実の橋渡しになってるような印象をうけました。

最近一冊一話で、前振りが長く広くなり、一気に収束するパターンです。
ちょっと読むのにパワーがいるかもしれません。

妖精さんの飛んでもぱわー、も抑制しているのもオチへの展開が素敵でした。

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

はじめてでしたっけ、まるまる一巻のお話は。
話といたしましては、前回大暴れしたしたプチモニのために
里を復興させなくてはいけないんだけどーといったところ。
住むところがあって、食べ物もあって……。
堕落状態に陥るのもシカタナイネ。
物語の最後、赤ん坊のところですが王道で読めるものでしたがいいですね。
大丈夫だから出ておいでと、声をかけるのは安心感あります。

ホログラムと夢の融合という発想は思いつきませんでしたね。
確かに似たようなイメージはあったりなかったりします。
そして妖精さんは相変わらずチートすぎる。
夢で作ったものを現実に持ってこれるとはね。
探しても見つからないし、なくならないわけです。

それとやはり出血とか、グログロ系に妖精さんは弱いみたいですね。
楽しい感情わきませんものね。

そして、幕引きはおじいちゃん……。
妖精さんはいるようですが、どうなることでしょうか。
次巻が気になりますね。

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2013年05月01日

Posted by ブクログ

前巻の事件のせいで壊れたくすのきの里を復興(?)使用とする話
ARの話がメイン。
わたしちゃんの腹黒キャラが相変わらずいい味だしてます

Kなんて前からいたっけ?

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2013年04月16日

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妖精さんに仕事をさせてもさせなくてもトラブルが起きることは避けられないという千日手の日々。拡張現実がテーマなので「電脳コイル」とか「この空のまもり」みたいになるかと思ったら、レオ・レオーニの「平行植物」に行ってしまう予想の斜め上を行く展開。あなどりがたし(二重線)。

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2013年03月04日

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人間が発展してくると妖精さんはしつぎょーしてしまうのですね。妖精さん見られるなら人間は衰退したままでもいい気がしてきた(笑)今回は夢と現実の話。…と書くとなんだかカタい感じだけど(いや設定は重めの話ですが)しかしいつもどおりの妖精さん不思議パワーでしっちゃかめっちゃかです。安定のクオリティだなぁと思ってたらまさかの「つづく」。本編でもついに「引きの力」がっ…!

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2013年02月26日

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夢と現実が互いに影響し、ちょっぴり感動的な結末から衝撃のラストへと続く。
7巻もそうだがパニック展開が続くのに気がついたらエモい雰囲気になっているところが好き。

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2025年09月11日

Posted by ブクログ

『人類は衰退しました』第8巻。

『妖精さんたちの、ゆめであえたら』
モニュメントの暴走で壊滅状態となったクスノキの里。近隣の里や国連からの支援により住民らは支障なく生活を送ることが出来ていたが、手厚い支援に依存してしまい一向に里の復興が進まない。そんな里の状況に、支援者からは苦言を呈され、住民は次々と里を去ってしまう。逆子の妊婦からは医者の手配を求められ、更には、祖父が参加している往還シャトルの試験運用中に、シャトルと連絡が取れなくなったとの手紙が届き・・・。重なるプレッシャーで不眠症となった"わたし"は、妖精さんから睡眠剤「ラクッコピコリン」を貰うが、これが里復興計画の一環で進めていた「拡張現実(AR)」事業と混ざり合ってしまい―――。

辛い現実から逃げようとする人々を目覚めさせ、そんな世界に生まれてくることを躊躇する新しい命を「大丈夫だよ」と優しく迎え入れる物語。手厚い支援に依存して里の復興を進めようとしない住民の姿が、高度な科学技術で便利になり過ぎ無気力となる人類の姿に重なってしまった。これが「人類が衰退した」原因なのだろうか。

妖精さんの助けを借りるも、最後は"人類"の力で乗り切る。しかし、厳しい現実が終わることはない。不穏なラスト。次巻が本編の最終巻。果たして人類が衰退した原因とは、妖精さんとは―――。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

里の復興と夢逃避。

音信不通となる祖父と押し寄せる仕事。
そりゃ現実は楽しいことばかりではないので夢世界へ逃避したくもなります。
ただ主人公は夢に浸かるわけではなくしっかり向き合っているのがすごいなと。


そういえば拡張現実って時々話題にはなるけど使われないですね。

不穏な終わり方で次がラスト

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2022年04月28日

Posted by ブクログ

今回は、人口流出に悩むクスノキの里に拡張現実の技術がもたらされ、妖精たちのつくり出した万能睡眠薬とあいまって、人びとを不思議な体験に巻き込んでいくことになります。

主人公の少女たちの努力の甲斐があって、けっきょくクスノキの里の人びとは現実世界への帰還を果たすことになるのですが、説教臭さを感じさせずネタに徹しているところが、個人的には気に入っています。

そしておじいさんの運命はどうなるのか、次の最終巻の展開が気になります。

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2021年07月01日

Posted by ブクログ

最終巻もったいない…と積みに積んでいたけど短編集も届いたしいいかげん読もう、と思ったけどよく考えたら8巻読んでないんじゃないの???と思って読んだ。けど読んでた。でも続いてるみたいだし結果オーライ。
拡張現実でいやな現実から逃げ出せ―!ラクッコピコリン♪そして現実へおかえり(ようこそ)。
立体アニメ面白そうだな…でもド暇じゃないと満喫できない…。

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2014年12月24日

Posted by ブクログ

久しぶりの長編、まる一冊同じ話。

壊されてしまった里は、妖精さんの力で
突如復活☆ とかではなかったです。
一応みんなで頑張ろう、という状態。
しかし離れて行く住民たち。
さぁどうする? という事で、色々と手を打てば
まさかというかやはりというか、な所に集中。
恐るべし、乙女の妄想力!!

とはいえ、何をしても大丈夫な世界とは
ものすごく理想です。
行ってはしゃぎたいです。
これはもう依存しまくりな世界です。
が、サバイバルゲーム(?)状態…。
これはやられる方としては、ものすごい恐怖心が。

そしてまさかの続く。
そういえば祖父を忘れてた…と最後の最後で
ようやく思い出してみたり。
次回、月旅行の祖父は戻ってくるのでしょうか??

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2014年09月26日

Posted by ブクログ

どんどん次が読みたくなる。
話が少し難解なところもあるが、きっちり分かっていなくても楽しめた。

随所に散りばめられている小ネタが良い。

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2013年07月29日

Posted by ブクログ

結構がっつり長編だった。
相変わらずシュールな展開。
妖精さんのせいで引っかき回されるのはお約束だけど、今回は人間の方もやや暴走気味?

長編だったけれど、途中で飽きさせられることもなく、最後まで一気に読むことができた。
欲を言えば、もう少し妖精さんとのからみが多くてもよかったかな。

おじいさんの安否が気になるので早く続編を読みたい。

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2013年06月10日

Posted by ブクログ

 拡張現実ARを使ったネタは面白かったです。
 一冊まるまるの長編だったので(私が)息切れしてしまってごめんなさい。

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2013年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

光という言葉の使い方にロミオ節を感じた。おじいさんの安否が気になる続き。
小ネタではクスノキ便りのランタン君(かぼちゃのお化け)とフロスト君(雪だるまのお化け)とか面白かったです。

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2013年03月28日

Posted by ブクログ

妖精さんが相変わらず可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて(ry
妖精さんにも怖いものがあるんだな、ってことが分かった1冊でした。万能じゃない妖精さん、素敵。

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2013年03月19日

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