あらすじ
あにめのこうかは、ばつぐんです?
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。
すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。壊滅状態となってしまったクスノキの里の総人口は、激減しました。物資は豊富にあるものの、再建は進まずに、若者の里離れが加速してしまったのです。そんな折、「わたし」の祖父は、古い知人に誘われて旅行に出かけてしまいます。行き先は――月。念のため、丸まり状態の妖精さんをひとりお供につけたものの、心配で不眠症になってしまった「わたし」。その短い睡眠中に、不思議な夢を見ることに……。
TVアニメで大ブレイク!! 2013年4月には『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』の劇場アニメも公開! ますます田中ロミオ作品に注目です!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
なんだろう。新天地に来たのか、らしいようならしくないような8巻。ロミオ史上、直接次巻に続くのは初めてですね。
いつにも増してパロネタ時事ネタが多い一方、ARとゲーミフィケーションと明晰夢、果てはユング心理学を融合した骨太なお話になっておりました。
しかし随分と登場人物も増えて賑やかになってきた印象。
いや、人退史上一番面白かったのでは?
あとがきのキャラがいつもと違ったのが一番焦りましたとさ。
Posted by ブクログ
評価は続編があるので保留でb
早めに買ったほうが作者さんの益になるかなと思い、購入。
店員さんに聞かないと並べていただけなかった・・・妖精さんを地でいく第8巻との出会いでした。
きっと訪ねたから本屋に並べられているでしょうね。
もうね・・・どこから突っ込んでいのか、ツッコミが追いつかない。
特にp123のボーリング青春ものって名前が工夫してある分、爆笑もの。そこを今読んでいるけど、作者さんも注目しているってことなのかな?PIXIVとか・・・。
彼女たちの派閥に関してはこれでいいのかなぁと疑問に思う。
一通り読み終わりましたが一番のポイントはあの助手さんが「しゃべり」ます。
内容はぜひ読んで欲しいね(笑)
以下本文引用とネタバレ注意
全体的な元ネタは電〇コイルかな?
再読で気に入ったのが、Yの
「そうだった。や、だからさ、ユングも心の底で人類が皆繋がってるってオカルト話ではなかったはずだろ?」P180引用
村〇春木さんの小説とか好きなんだけれど、うんざりしてくるんだよね・・・構造なのだろうけれどさ・・・。
この一言でこの本を買ってよかったと思えた。
救われた・・・かな?銃で撃たれて。
草食系って最近やたらWの草を生やすヘラヘラした人間だと感じる今日この頃である。
追記:「この空のまもり」もたたき上げで入れられている。
Posted by ブクログ
本当、人類は衰退しても嫌な所だけは色濃く残ってるなぁw
途中まで、ストレス、ノイローゼ、薬物依存とかそういう方面の話なのでは?と思ってましたが結局はこちらもゲームの話…ソシャゲ、ネトゲ時代篇…みたいな感じでありましたね。ネームド以外のキャラの無責任、退廃ぶりがひどく、あんまり笑えなかったけど最終的には有志は残っていたみたいで良かった良かった。
Posted by ブクログ
評価:☆4
あにめのこうか、ばつぐんです?
人類は衰退しました、第8巻。
今巻はボロボロになったクスノキの里のgdgd復興がテーマ。
妖精さんたちに頼ろうとせず、自ら重い腰を上げて奔走して頑張るわたしちゃんは凄く新鮮で、成長したなぁと感慨深かった。
面倒くさがりだけど何だかんだで責任感あるというか真面目だよね。
妖精さんの出番がちょっと少なかったように思えたけど、少ないながらもネタは面白かったw
ルイ一族のコントにはワロタww
妖精さんは最強の存在だと思ってたけど血とか苦手なのか・・・。
何となく物語の終末へと近づいてきてる気がする。
そして最後は驚きのオチ。(忘れてたのは秘密w)
おじいさん・・・一体どうなる!?
Posted by ブクログ
前回モニュメントに破壊されたクスノキの里。
周囲の支援を受けられるがゆえに積極的な復興が進まない。
風刺が効いてます。
この対策に拡張現実(AR)で町興し。盛り上がったのは、3Dドラマの腐女子たち。
さらに妖精さんの睡眠薬で、拡張夢へ。アプリメントによって任意の夢を見られるようになり、夢の世界へ引き篭る人が多数。
やむなく、拡張夢不正利用者一斉追い出しを実行。
そこで、里の者ではない、女の子を発見。妊婦さんの赤ちゃん。
妊婦さんを出産させるには、妖精さんの力が使えず、プチモニとARによって補助してもらい出産する。
Posted by ブクログ
はじめてでしたっけ、まるまる一巻のお話は。
話といたしましては、前回大暴れしたしたプチモニのために
里を復興させなくてはいけないんだけどーといったところ。
住むところがあって、食べ物もあって……。
堕落状態に陥るのもシカタナイネ。
物語の最後、赤ん坊のところですが王道で読めるものでしたがいいですね。
大丈夫だから出ておいでと、声をかけるのは安心感あります。
ホログラムと夢の融合という発想は思いつきませんでしたね。
確かに似たようなイメージはあったりなかったりします。
そして妖精さんは相変わらずチートすぎる。
夢で作ったものを現実に持ってこれるとはね。
探しても見つからないし、なくならないわけです。
それとやはり出血とか、グログロ系に妖精さんは弱いみたいですね。
楽しい感情わきませんものね。
そして、幕引きはおじいちゃん……。
妖精さんはいるようですが、どうなることでしょうか。
次巻が気になりますね。