ラノベの高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ大変良いものを見せていただいた。
小説という媒体であることを考慮したのか、原作ADVから一部改稿されている部分があった他、幕間(CASE0)部分に至ってはストーリーラインが大幅に変更されている。
だからと言って、その面白さが削がれる事は全く無かった。ごく自然な形でCASE2への布石を打ち、幕間にあっては、世凪の変化をより顕著に見ることができる。原作を知っている立場から見れば「自我の奪還」という目標、その輪郭を克明に描き出される様は、読んでいて非常に楽しい物であった。次巻以降で描かれるであろうCASE2・1・0が今から楽しみで仕方ない。 -
Posted by ブクログ
れな子は自分に自信の持てない人間だ。そんなれな子の前に、自分に自信しか持っていない女、真唯が現れ、れな子と真唯の親友恋人論争の中で、真唯から向けられる好意を信じることで自分のことを少しずつ信じられるようになっていく。
れな子(親友派) ⇔ 真唯(恋人派)としたならば、れな子が恋人を選択してしまったら、それはそれは自分の気持ちに嘘をつくことになる。かといって、親友を選択してしまった場合は、真唯の好意を裏切ること、すなわち真唯を信じないことになってしまう。
しかしそんな中、れな子が最後に出した結論は、"れまフレ"になることだった。
恋人になるということは、メタ視点で見るならば、 -
購入済み
この作者さんはお勧め
もう書籍化された作品も、ヒット作の原作も多いので、言わずもがなですが、この作家さんの作品はハズレがありません。
伏線の作り方や、キャラ設定がうまく、次はどうくるか?と楽しみになります。
今回も悪役はザマァされておしまいではなく、思いがけない人物の手助け?があり、再生??が暗示されてますし、別の悪役も行方不明で、ひょっとして再登場?と期待?させてくれます。
そして問題解決の中で新たな謎がいくつもでてきて、といつも続編に導かれます。
それもあって他の作品も気がつけば巻数が増えているんですよね。
ゆっくり続編を楽しみます♪
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ネタバレ 購入済み
面白かったです
体面を気にする王太子と実をとるヒロイン。水と油。合うわけがないですねー。王太子は、新しい婚約者と幸せだったのでしょう、家庭的には。でも、王としてはやはりダメでしたね。
おかげで、従士の恋が実りました。ヒロインを護るヒーローの姿はとても素敵でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待ってた5巻。そして6巻がもう待ち遠しい。
"居場所"の話とてもよかったです。小学6年生だもん、まだまだ自分の気持ちに整理つけるなんて難しいよねー。なのにそれができてる同級生がいたらもっとこう気持ちがぐずぐずになっちゃうよね。
実体験からのミツさんの言葉がじんわりと心に染みます。
でもまさかそこからミツさんの過去につながる話になるとは……
初恋拗らせてるミツさんがしんどいですわ
一途すぎるよ
みほろさん早く会いにきてあげてほしいけど、現れるのはきっとあの人の所なんだろうなと思うとしょんぼりしてしまう
そこへきてじゅえるの初恋?まで終わってしまって、志波兄弟ツ -
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匿名
ネタバレ 購入済みご都合主義ではない無双譚
主人公はチート能力を持っており、バトルシーンにおいては無双しているのに対して学校生活では全てが上手い具合に噛み合わない所が面白かった。
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Posted by ブクログ
これ全年齢でいいんですか?!ってくらい糖度増し増しで全年齢の壁ギリギリな甘さできゅんきゅんしました♡
フィオナが希少な女性魔法使いということでセドリックの葛藤は大きかったと思いますが、かなりじれじれで(使用人にはヘタレ認定されてた)なかなか進まない関係にやきもきしましたが、新婚旅行先での波乱がいい後押しになったみたいで笑
いい後押しというにはフィオナを口説く人が多すぎてセドリックが大変なことになっていましたが、生真面目すぎて1人で思い詰めすぎるきらいがあるので少しくらいは荒療治が必要だったのかなぁと思うと納得です。
穏やかとは言い難い新婚旅行でしたが、ちゃんと新婚旅行らしいシーンもあって仲 -
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ネタバレ 購入済み
面白いです
浅はかな王太子の婚約破棄からの内戦の予感ですね。作者様はヒロインが前巻で指示してヒーローが成し遂げた謀略がどのように効いてきたのかを描きつつ、彼女の人間らしさ、愛らしさを書いておられます。どんどん高まる緊張感。次巻が楽しみです。
しかし、王太子は浅はかではあるもののバカではなさそうなんですよね。でも人を見る目は持っていないという事なんですね。それこそが大切なのに。 -
匿名
ネタバレ次回作も電子書籍化してほしい
今までとは違う文体になっていますが、それはこれまでの表現では、今回の出来事を表現できないからです。
謎の場面にもすべて意味があります。
主人公とだけ戦っていたはずの闇の魔獣の前に現れた謎の敵たち。
タイトル回収「ルナ・ヴァルガー」
主人公の夢に出てきた不吉な前兆
敵は主人公たちを侵食し、自らに取り込むことで勝利しようとした。そこを狙って敵の技を逆利用することで勝利した主人公。つまり…
形見であるアイテムを使って主人公を再生しようとした大魔道士が感じた異常な疲労。
主人公が見た夢の不吉な前兆
そして訪れる主人公の結婚と出産。
最後の大魔道士の言葉の意味。
ここまでだしといて次 -
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