kikuzuyaさんのレビュー一覧

さっさと責任取りたまえよ、君。

いやあ、ウォルカ君って女たらしどころか人たらしですねぇ。
本気で係わった人間は性別問わず魅了されていく気がします。

今巻は人外な敵相手の死闘は無し。
しかしながらこれまでの死闘で開きかけていた剣の扉を完全に開く話です。
ウザ絡みする先輩冒険者すら熱いっ！

これからもヒロイン達の想いを更に激重にしつつ、頑張って剣を極めて欲しいです。

時代はヤンデレが流行りなのか？ 最近ヤンデレ物が多い気がします。
主人公達の力の源であるゲッシュの設定が面白い。
各ヒロインたちのゲッシュもその背景を知ると主人公への執着も頷けます。

まあ、そんな事が言えるのも第三者目線だからこそ。
主人公の立場ならドン引きで引きつり笑いを浮かべるでしょうね。
ヒロイン達の重い想いを受け止めている主人公は凄いです。

次はガンギマリショタもヤンデレ化か？

どことなく多作品の影響を受けている香りがしますが、面白く纏まっています。
己が信念を形にする修行を経て"俺TEEEEE"となるまでの話ですね。
少々ぶっ飛んだ感のある強さの狂戦士ですが、冷静に狂っている狂戦士と言うのも良いです。

ライバル兼ヒロインや己が信念を守って貰ったが故の妄信的少女なんかもいてテンプレ的ハーレム要素もありそうな。
まだ最序盤でこれからに期待といった感じなので、巻数表示がありませんが次巻以降が出ることを期待します。

お前は最強にならなければいけない男だよ。
メインヒロインは雪音か？と思わせられる今巻。

来る獣王との闘いに向けての修行を行う今巻。
しかし幸助と雪音は確かに強くなりましたが、紫音嬢とフラン嬢はハッキリ書かれていないんですよね。
精神面は強くなったと思いたいですが。

次巻はまだ修行を行ってお二人も強くなっていただきたいものです。

蟲毒な皇位継承戦

今巻まで一気読みしてみましたが･･･。

皇位継承者が相争い最強者が後継者となる。皇位継承戦が蟲毒と化してますね。
強大な帝国を支配するのは最強のもののみ。皇帝が歪んでます。

タイトルから"ざまあ"物かと思ったら主人公は受け身で他の皇子の企みを"俺TUEEEE"で押しつぶすのみ。
結果的に相手が勝手に"ぎゃふん"と言ってるだけですね。

そして女性関係は王道狙いかハーレム路線を進んでる。

どうにも中途半端な作品です。

実質未完だが終わり方は良い

やはり原作が途中放棄だと続けられなかったか、実質未完だが終わり方は良い。
聖女の正体や主人公の運命など謎はいくつも投げっぱなしだが、主人公や周りの人たちが幸せになる未来を期待させる終わり方だった。
漫画家に感謝を送りたい。

この巻の主役は郭嘉

やはり歴史の強制力はあるのか？
堕ちなかった星は時期を変えてやはり堕ちました。別の星を道連れにして。
しかし、堕ちたとは言えその星は歴史を変えて主人公をも導きました。

この巻の主役は郭嘉ですね。
赤壁の戦いの結末を変え、胡孔明の意識をも三国時代の先へと導いた。
晋の時代がどうなるのかが非常に楽しみになります。

劉玄徳と諸葛孔明がやはり小さく見えますね。
統一国家の為一線を越えて非情になれる覇王と、一線を越えられず自らも手を血で汚しながら血塗れの覇王を厭う仁君。
後者が薄っぺらく見えるのは私だけなのでしょうか。

プロローグだけで話が終わった

え～、これで終わり？
読了後の感想はこの一言に尽きますね。プロローグだけで話が終わった。
大切な者を失わないと誓い孤独に生きようとした主人公が大切な者を得て孤独からは解放された。

でも、それだけで終わってますよね。
原作での主要人物も出きってませんし、話も全然膨らんでいませんし。
肩透かしだなぁ。

前巻では鈍感系でしたが今巻では関わった女性たちが告白してきてハーレム予備軍状態に。
主人公は本命がいると断っていますが、女性達に諦める様子がない上に本命がハーレム容認と言うより推進派？

本命を狙っているエロ悪役もいますし、次巻あたり逃げ場がなくなりそう。

奥州連合の末路が憐れ

奥州連合との最後の決戦を行い天下統一かと思いきや、伊達と相馬だけが意地を見せ他は逃げ散る竜頭蛇尾。
基綱と大樹の毅然とした対応が良い。
滋綱がだんだんいい味を出してきましたね。お家騒動の元になるとは思いませんが内面が基綱に一番似てきているような。

次巻あたりではいよいよ琉球、呂宋あたりとの戦も始まりそう。
日本を豊かにするための大事業も始まりそうでますます楽しみです。

守りたいと思う意思の力

死に戻りからの前世知識を活かしたやり直し譚･･･なのですが、主人公の活躍の源は前世知識ではなく"大切なものを守りたい"と言うとても強い真っ直ぐな意思なのだと思います。
スライムもチートを思わせるような能力は発揮しませんしね。
どんな魔獣にも活かす方法を考える所も良いですね。

それにしてもこの巻で完結ですか。
Webでの連載は続いてますし、作者も次巻の後書きを書きたがっていたんですが。

コミカライズが人気を博して「２」として再開して欲しいものです。

うーん、ここで続くか～と言いたくなる今巻。
中盤までは前巻に引き続いての内政＆謀将な話。なんか段々タイロン氏の脳筋莫迦が酷くなってます。
この人放置しているバスティアン氏も実は脳筋莫迦？ 長女の底の浅い暗躍も気が付いていないっぽいし。
ヘルミーネ嬢にはちょっと合掌。

しかし次巻序盤は活劇展開になりそうですが、中盤以降は次の活劇に向けての暗躍になりそう。
次巻が待ち遠しいです。

何となく某治癒魔法使いを思い起こさせますが、あちらが無限の引き出しを誇る可能性のお化けなのに対しこちらは破壊力マシマシの暴力特化。
どちらも魔力制御に関しては抜きん出たものを持ってますね。

展開は深刻にはならずほのぼのドタバタ。しかし最後は熱い展開で盛り上がりました。フフフ、サブヒロインも熱いのだよ。

ちょっと百合風味が漂ってるのがまたよし、な良作です。

"ざまあ"物ではない

追放から始まりますが"ざまあ"物ではないです。だが、面白い！
作品紹介では追放は「王子を巡る陰謀」とありますが、実際は「光の巫女」を巡る王子を含めた色ボケ、欲ボケした連中の陰謀ですね。
光の巫女が周りの求婚を悉く断る理由にしたエリカを陰謀により追放しただけ。
追放されたエリカと、光の巫女を言いくるめる理由にされた偽りの駆け落ち相手の主人公がいい面の皮。

しかしエリカに惚れていた主人公と、初めて得た自由に羽を伸ばすエリカは実に幸せに過ごしていく。
若干エリカの認識にずれがありますが。

是非ともこの一冊で終わらずに二人の幸せな生活をもっと書いて欲しい物です。

新たな師を得、新たな力を得て更に強くなっていく主人公。
着々とタイトル通りの「人たらしの大英雄」となりつつありますね。
だんだん前世で翻弄された祖国を滅ぼす巨悪の輪郭も見えてきました。
ただ、主人公も無力で運命に翻弄された大悪人ではなく、運命に抗い変えていく力と仲間を得ていきつつあります。
次巻当たり愚王で終わった不吉の王子を立ち直らせ、国を変える立場に立つようになって欲しい物です。

がんばれエリシア

遂にシンに春到来!?...してません。(苦笑)

ツンデレ気味ながらも明らかにシンに好意を寄せているエリシアが可愛いですね。
しかしながら前世のおっさん精神にまだ引きずられているうえにスローライフ命なシンはやはり鈍感属性完備。(笑)
まだまだ好意が空回りしているエリシアですが、これからも頑張ってほしいですね。

次巻以降で少しは二人の関係が進展することを期待します。

メイド覚醒進化

今回は修行編かと思いきや、実は新たな固有魔法を取得しての覚醒進化。
しかも契約獣も、周りの人たちさえも巻き込んで進化させてます。

周りのキャラたちがよく言っている、主人公こそが人類を救う鍵。
そうなるのも遠くないような感じですね。

次巻も楽しみです。

ヴェルの師匠であるアルフレッドの波乱万丈の生涯を書いた一巻。
やはりちゃんと外伝として「みそっかす」で書いたのが良いですね。これを読むと本編のクリムトの巻が残念です。
あれも「みそっかす」で書くべきでした。
アルフレッドの師であるブランタークが師になった背景や、ブランタークの独身主義の理由も書かれていて楽しめました。

全体の起承転結を意識してる？

対獣人国編の開始時点までは展開にワクワクして読んでいたが、今では「まだだらだら続けるんかい！」としか思えない。
巻毎の起承転結は意識していると思うが、話全体の構想を固めず単に思い付きを続けているんじゃないか？
以前出てきた貴族の暗闘も放棄っぽいし。
詰まらなくなってきたなぁ。

やっと話が進みだした

まさかここまで修行編を引っ張るとは思いませんでしたが、やっと話が進みだしました。
しかし敵国の上層部って救いようの無い連中ばっかですね。中間管理職まではまともなんだけど。
この巻で面白かったのは悪魔っ娘達の特攻服と、久々のお莫迦さん達＆オタ達との会話。

まあ、強敵との闘いの度の修行編はもう少し巻きで書いて欲しいです。

勘違いされている理由が不明

勘違い英雄譚は好きなジャンルなので無料版を機に読んでみたんですが･･･。
勘違いされている理由が全く不明。
その為訳の分からないままに主人公と読者が振り回されるだけの作品になっています。
次巻以降は読む気にならないなぁ。

無料版なので読んでみましたが、主人公の屑っぷりに２話でギブアップ。
これから面白くなるのかもしれませんが読み続ける気にはなりません。
もう少し出だしの掴みって物を意識して書いて欲しい。

朽木の普代衆、御爺、綾の心境が記された老雄譚と本編の収録された外伝を集めた外伝集。
今巻の見所は書き下ろしの梟雄でしょう。
甘党の強面爺さんの蒲生下野の守ですが、この爺様好きだなぁ。

次巻以降では平島公方の大御所様や久助殿、まだ本編では亡くなっていませんが松永、内藤氏の老雄譚なども書いて欲しいですね。

こんなクソッタレな世界でも、せめて最後だけは救いがあるように。
神様なんて、いるわけがない。いてたまるかっ･･･！
俺に恨む相手がいるとすれば、それは神さまぐらいだよ。

･･･ウォルカの心情が良く解かるセリフです。
理不尽な運命に弄ばれる人たちを見てそれを救う超常のヒーローではなく、それに歯噛みしながら死に物狂いで運命に抗おうとする所が好きです。

救いもあります。
更なる剣の神髄に触れ、歩みを進めているから。

更なる理不尽が襲い掛かる描写もありましたが、このまま折れずに進んでほしいです。

最凶夫婦？

コミカライズで興味を持って、値引きだったので購入してみました。

主人公は最近よくある死ぬ運命のキモデブ悪役が死なない為に訓練で痩せて強くなるって奴。
強くなったはいいが、頭のネジが外れていて敵に対しては容赦ない殺戮者になります。
しかし奥方に止められると半殺しで抑えるんですよね。

奥方は目的のためには悪事も辞さないが根は善人。
主人公に嫁いだ後は主人公がテンプレ外道貴族ではない為に悪事を行う必要がない為か夫を立てる賢妻化。

主人公も嫁さんにメロメロいちゃいちゃで、どこが「最凶」夫婦？
次巻以降に期待しますが、でだしの掴みには失敗している作品です。

前巻で原作小説の発刊分に追いつき漫画オリジナルの展開に。
騒動は無しで非常識人たちの日常という感じのほのぼの展開ですがそれも良し。

なんとなく早く海人の妻を亡くした哀しみが癒えてルミナスとのラブコメが見たい気分。
まあ、ローラ女史や刹那、雫姉妹が掻き回しに来る気もしますが。

ラブコメの王道系主人公

仲間の女性達に別人生を歩むことを告げられ、パーティーを解散して自分の聖属性を活かせる土地へ単身赴く。
別にざまぁ要素は無いです。
赴いた土地でその優れた容姿から劣情に塗れた視線や態度を受け続けて男性恐怖症になった女性達の騎士団に所属。
その活躍と純情からくる紳士的態度で周り中から好意を受けながら鈍感で気が付かない。
うん、ラブコメの王道系主人公ですね。(笑)
次巻では周りの女性達への陰謀が絡んできそうなので更なる活躍とラブコメが期待できそうです。

敵も味方も人数が増えてきたにも拘らず、相変わらず加護任せの力任せで突き破る主人公。
タイトルから見れば当たり前かもしれませんが、それだけだと戦記物としては物足りない。
後、今回は敵が自分勝手な小物過ぎ。最後の、次巻以降の主敵になりそうな方までも。
次巻以降、ちゃんと盛り上がるのかなぁ？

このままの君(宗助)でいて

相変わらず無自覚に凄い物を作り出し周りの人々を幸せにする宗助。
生み出した物(者？)達に父と慕われ寄り添われても本人は気付かないのが少し寂しいですね。
今回また新たな四神を救い、世界の運命を巡る流れに巻き込まれそうな雰囲気。
しかし宗助ならやはり自身は無関係に、無自覚に、知らぬ間にほのぼのと世界を救いそうです。
だからこそ％タイトル％。(笑)

悪魔慄く!?(笑)

相変わらず一人親方しながらパナメラ女史の無茶ぶりに振り回されるヴァン君。
更に知らない間に恐ろし気な異名も付いていて落ち込むところが笑えます。
イェリネッタとの戦争も終結し、暫くは内政(建築？)が続くのかな。
早く黒色玉を利用した更なる新兵器で無双してほしいものです。

日本統一前夜譚

奥州征伐に伴う日本統一前夜譚。
既に日本統一後の南蛮対応を視野に入れている基綱の大きさに驚きながらも懸命にその背を追う息子たちが良いですね。
そして奥州人の意地を見せた伊達家に瞑目。
後は爺莫迦を絡めつつ公武の絆を強めようとする太閤が楽しい。
この方、漫画ではムキムキな「おじゃマッチョ」ですが小説のイラストではそうでもないんですよね。
これからどう描かれるか楽しみです。

この巻も内政巻。とは言え謀略絡みの代理決闘で見せ場はありますが、やはり謀将的な面が強く出ています。
この巻では裏で暗躍しているイェーリング氏や悪女めいた言動のフュルスト長姉の底の浅さが露呈。
王太子や主人公の謀将さが引き立ちます。
前巻で思考誘導されたロリコン疑惑の出たタイロン氏は殆ど目立たず。存在感が薄くなる一方ですね。
次巻では主人公のが戦闘面で活躍しそうなので楽しみです。

うーん、新キャラも出てこれからという感じでいかにもな「俺たちの冒険はこれからだ」エンド。
最近のコミカライズは途中で投げるのが多いなぁ。
コミック版読んで原作小説にハマった身からするとコミック版は少々「上手く行きすぎ感」が強かった気がします。
なので魅力的には平凡だったかな。

オールスターズ大活躍

今回は第11エリア発見のためのレイドボス戦がメイン。
いやあ、異名持ちオールスターズの戦闘が熱い！
ちなみに白銀さんも結構頑張って活躍してます。
レイドボス戦後の某女子の戦いはコミカライズがここまで続いていたら漫画家さん泣かせだろうなぁ。
新たなイベント絡みの描写もあるし、これからも期待です。
面白かった！

やっと格上の敵が現れた

最近主人公が強くなりすぎて敵が完全に格下になり戦闘がつまらなくなり始めていました。
しかし理外の術を使いこなす敵が現れ、主人公が初期のように工夫を凝らして戦うように。
しかもその敵が手下にすぎないようで、これからは更なる強敵の出現が期待できます。
面白くなりそうです！

久々の主人公の"俺TUEEE!

中盤までは今まで通りの"魔人感覚"でのほのぼの。
妹ちゃんの婚約に幸あれ。
　
終盤は久々の主人公の"俺TUEEE!"。
先代の死の切っ掛けになった魔獣に主人公の切り札炸裂。
その切り札の変貌も楽しいです。

まだまだ引っ張るんだなぁ。

エッロサイエンティストの呪いを解いて救う話なのだが、どちらかと言うと過去の結花を救うのがメインのような。(笑)
いや、アネモーネ女史は白馬の王子様願望を満たされて順調に堕ちているように見えますが。
呪いの解呪は聖女が絡むまで暫く引っ張るんですね。

今回エロダンジョンにあまり蛇足感がなかったような。エロ担当の借金教師の存在が大きいんだろうなぁ。
彼女がいるだけでエロ展開も当然になる気がする。(笑)

王太子の転落が憐れ

転生前の人格が現れてからの「皆のお兄ちゃん」としてのギャップ萌えは笑えますね。
ただ、悪役としてのそれまでの評価を考えると周囲の態度の豹変がなんだかなぁ？
むしろ色眼鏡で見て嫌っている王太子の反応が普通なんじゃ。
なので立場が転げ落ちている王太子が憐れです。
前評判なしで会った聖女＆愛玩？動物が懐くのはわかりますが。

主人公が間接的に存在感を発揮

相変わらずイラストの胡孔明が若すぎる。中年男では絵的に映えないとは言え、四十過ぎのハズなんですが。(笑)

友人達を救う為、間接的に活躍し始める胡孔明。また一人史実では落ちる星が残ります。
だんだん戦史物っぽい展開になってきましたね。

劉玄徳と諸葛孔明のイメージが崩れてきてます。
この作品読んでいると、どちらも故郷を焼いた曹孟徳を憎み、理論武装に利用しているだけに思えるんですよね。
曹孟徳が天下統一の為非情を覚悟。対する劉玄徳と諸葛孔明は非情になれず天下安定に逃げている。

仁君劉備では反曹孟徳の受け皿にしかなれず皇帝にはなり得ない。
だから天下三分の計に逃げた。
そんな風に思えます。

絵に描いたような打ち切り

これだけ酷い打ち切りを見たのは初めてです。
区切りも何もなし。最終巻分の話がたまったから出した、みたいな感じです。
作者は出版社から打ち切り予告はなかったのか？
普通は路線変更して区切りぐらいは付けるでしょうに。
最低です。

ラスボスは「歴史の強制力」

死に戻り、前世知識を活かして歴史を変えていく･･･。
この手の話は大抵歴史の強制力が働かないか、働いても弱いもの。そうでなければ歴史が変わらないから。
しかしこの作品は歴史の強制力がラスボスの如く繰り返し主人公に立ち塞がります。
そのせいでどんなに努力して問題を乗り越えても達成感や爽快感に欠けます。
何をやっても「歴史の強制力が更なる悪意を持って降り掛かってくることになる」では読む気が失せます。
残念ながら私は1巻でギブアップです。

どうも物足りない

前2巻は中編集だったが、今巻は短編集。
そのせいか各話とも掘り込みが浅く物足りない感じがします。
各キャラの裏話として面白くはあるのですが。

個人的には側室試験が面白かったかな。逞しい令嬢達に拍手。

続巻は出るのかな？

刹那嬢＆雫嬢との絆も深まり、さあ新展開！というところで終わっていますが、コミカライズ版8巻で小説版は完全に追いつかれてます。
コミカライズ版は続巻が出る予告がありますが小説版はどうなのかな？
もう3年近く間が空いてますが。

シェリス嬢主従達やルミナス達など周りは魅力的なキャラばかり。
とても面白く、これからの展開にも期待していますので是非続巻が出て欲しいです。

銭（インチキ）の力はどうなった

蛤に端を発する柳生厳勝との係わりに幕。最後を見ると原作に比べ優遇されたのか冷遇されたのか。
ただ、光輝に覚悟を決めさせたので見事と言えるかも。

原作に比べ未来技術に物を言わせた展開になっているのがちょっと違和感。
もっと「銭（インチキ）の力」のものを言わせた展開になって欲しいかなぁ。

両手に花で地獄に挑む

相変わらず主人公が熱い！深い！凄い！
そんな主人公の苦しさを理解して嫉妬塗れから成長し始める春齢、好きな人に嫁げるならと苦しい未来に覚悟を決めつつ微笑む寿。
うん、こんな花を両手にして優しい養母とその息子を背に庇えばどんな苦労にも立ち向かう勇気が湧くと言うもの。

義輝が情けないままですねぇ。
淡海乃海のように最後は格好良く散れるのだろうか。永禄の変は前倒しになりそうな雰囲気だが。

個人的な希望では毬と平井の小夜も主人公に嫁いで幸せになって欲しいものです。

自称小役人の宰相候補

宰相の器を持つ小役人･･･なんとなく水滸伝の呼保義宋江を思い浮かべます。自称「小役人です」(笑)

実際は器用貧乏どころか万能なんですが、のほほんとしているので嫌味がありません。
親友と初恋の君の間の娘を自分の娘として、めざせ田舎でスローライフ。
しかし本質の大器で活躍していきます。

兄姉の目論見が叶うのも遠くなさそうです。

主人公作の風鈴が欲しい

異世界戦国転生職人チート無双物です。
若干職人として転生前から広範囲に名人級なのは都合が良すぎる気がしますが。
作る物全てに精霊が宿っていて、貰った者、買った者、その周辺の人物まで幸福になるのはほのぼのして良いですね。
エアコン故障中の私としては主人公作の風鈴が欲しいなぁ。

無自覚に四神を癒し間接的に世界を一部救っており世界の命運に関わっていきそうな気もしますが、恐らくは無自覚に間接的に救い続けていくのでしょう。

「呪われ料理人」は次巻以降に係ってくる感じですね。今回ではラストで呪われるだけ。
メインは主人公が迷宮で倒したモンスターの部位を使ってモフミミ少女たちを育成するお話。
もちろん主人公も成長します。むしろ主戦力。

ともあれ、まだまだ導入部なのでこれからに期待。
早く次巻が出て欲しい！

固有魔法が曲者揃い

この作品、結構固有魔法が曲者です。
主人公のゴミ収集魔法も実は世界を救うキー魔法ですし、主人公の母親の固有魔法もメイドが持つ代物じゃないし。
友人の爆弾魔の固有魔法も超曲者。(笑)

主人公とお供の魔獣が最弱から最強に至り世界を救う。
そんな王道っぽいお話です。成長速度が超異常ですが。

ヤンデレ大集合

え～っと、作品のタイトルどおり。(笑)
主人公は格好良いです。
体を張って仲間を守るって瀕死で生還するし、新しい剣術流派も創始するし。(と言っていいのか？)

ただ、ほぼ全編がヤンデレヒロイン達の病んでいく内面描写ってのが凄い。
次巻もまた鬱展開っぽい。

でも面白いです。期待します。