【感想・ネタバレ】魔王と勇者の戦いの裏で 7〈上〉 ～ゲーム世界に転生したけど友人の勇者が魔王討伐に旅立ったあとの国内お留守番（内政と防衛戦）が俺のお仕事です～のレビュー

涼樹悠樹 / 山椒魚

転生したゲーム世界で、バッドエンドを回避しようとするヴェルナーは、ヒュベルトゥスの命で王城の地下書庫の調査中、古代王国の謎と違和感に触れた。
調査と検証を続ける一方、決闘裁判を終えて束の間の平和が訪れたと思った矢先、ヴェルナーは別の形で刺客に狙われる。機転を利かし反撃に出てその事件を解決したが、今度は裁判の件で起きた別の問題を調査するため神殿を訪ねることに。
しかし、そこで周到に張り巡らされていた陰謀と罠に嵌まってしまい、リリーが囚われの身に――。
モブキャラによる本格戦記ファンタジー、激動の第七幕――開演。

[kikuzuya · ★★★★★]

うーん、ここで続くか～と言いたくなる今巻。
中盤までは前巻に引き続いての内政＆謀将な話。なんか段々タイロン氏の脳筋莫迦が酷くなってます。
この人放置しているバスティアン氏も実は脳筋莫迦？ 長女の底の浅い暗躍も気が付いていないっぽいし。
ヘルミーネ嬢にはちょっと合掌。

しかし次巻序盤は活劇展開になりそうですが、中盤以降は次の活劇に向けての暗躍になりそう。
次巻が待ち遠しいです。

＃アツい ＃ドキドキハラハラ ＃カッコいい

[aquila · ★★★★★]

えっちょっ　ここで続く…?!? 涼樹先生、そんな殺生な…!! と身悶えておりました。
そんな殺生な……！！

ヴェルナー様 相変わらず激務と無茶振りをこなしてるなー本人の内心や態度が淡々としてるから切迫感はともかく、忙しいにも程があるだろ、とか前半同情していたら
後半序破急の急部分が危機過ぎる…!!!

敵も含めて登場人物らの思惑や一筋縄でいかない情勢など、深い世界観とそれを著す巧みな筆致に誘われてヴァイン王国にすっぽり没入しています…

＃ドキドキハラハラ ＃深い ＃カッコいい