あらすじ
ユーベル、ゼーリエたちの知られざる前日譚。
2026年1月からTVアニメ第2期がスタートする『葬送のフリーレン』。その原作者である山田鐘人氏の監修による前日譚小説の第2弾が登場! ユーベルの過去、フリーレンの故郷・エルフの里、大陸魔法協会の日常、ゼーリエがフランメと暮らした日々など、本編では描かれていないエピソード5編からなる短編小説集。
(底本 2025年12月発売作品)
※この作品はカラーが含まれます。
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Posted by ブクログ
前巻よりも内容的に完成度の高い小説だった。
著者の八目迷さんの文は洗練されていて、フリーレンの世界観に合っているなと感じた。すごく綺麗。上手。趣味で小説を書いている身としては羨ましくなった。以下、各短編に対する感想。ネタバレ的内容は伏せてます。
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受付のお姉さんウーフ視点の短編は、彼女から見た一級魔法使いたちのお話が書かれており、ゼーリエの新たな一面を知ることとなった。
また、ユーベル視点の短編では、ユーベルが人(特にラント)に質問する理由をなんとなく理解することができた。
個人的に好きなのはゼーリエ視点のフランメとの昔の話。幼少期時代のフランメの純粋さや、成長したことによる師弟それぞれの成長に感動する。人とエルフの寿命の違いによる時間や出来事の考え方や価値観の違いにグッとくるものがある。ゼーリエが本編で花畑を出す魔法を使っていた理由も知れて嬉しかった。思わず泣きそうになったところもある。
Posted by ブクログ
最近の葬送のフリーレンは少年誌らしいバトルだらけで、この漫画本来の魅力「人間とは何か」が伝わる場面が減っていると感じていた。しかし、小説で読むとそのテーマがより濃く描かれている。そう思うと葬送のフリーレンは小説の方が向いているのではないかと感じた。漫画は続きを買うか分からないが、小説は引き続き読みたいかも。
Posted by ブクログ
ストーリーは5話あり、その中でフリーレン、ゼーリエとフランメの過去の話が好きです。それぞれ長寿なりの楽しみ方というか考え方も異なりそれを覗けるような小説で楽しかったです。コミック小説なので原作を深掘りするような書いてないのでサラッと読めます。
Posted by ブクログ
こちらも葬送のフリーレン本編以前のお話。
ユーベルのあの事件のお話があったり、フリーレンの過去・エルフの里の思い出が語られる場面ではエルフの性格や時間感覚などが伺える。
魔法試験の受付ウーフ(あまり覚えてなかったキャラクタ)ではゼンゼやゲナウ、レルネン等々一級魔法使いが少し掘られるかたち。
なによりゼーリエとフランメの師弟時代が描かれ物語の背景が知れた作品でした。
Posted by ブクログ
購入本。コミックス15巻は発売日に購入したが、こっちはちょっと買うの迷ってた。でも結局気になって購入。読んでみた。
受付の子とか魔族の子みたいに本編でちょっとしか登場しないキャラクターは、小説化の相性が良いように思う。魔族の子は誰だっけ?となりコミックス8巻読み直した。
一番すきなのは第4話のエルフの贈り物。エルフの寿命の長さを星の僅かな動きと対比させて上手く表現している。アリスタルコスを思い浮かべた。
著者自身があとがきで、小説という言葉のみの表現でキャラクターを掘り下げる事は無粋なのではと葛藤があったと記述しているが、確かにそう感じてしまう部分もあった。私の場合はゼーリエとヒンメル。フリーレンの世界観って漫画やアニメみたいに余白がある表現が凄く合っているんだなって再認識しました。2期のアニメ超楽しみ。
以下付箋貼った所(ネタバレ含みます)
P129 勝ち負けは重要じゃない。潔く負けを認めることも大事だが、それでも私は過程を楽しみたいんだ。たとえ最初から詰んでいるとしても、一度その現実を受け入れてしまえば、心は晴れやかなものさ…辛い結末を怯えて待つより、私は今を楽しみたい。