あらすじ
百合は大好きだった夫と別れ傷心の一人暮らしを始めるが、門司港で妙に賑うコンビニを発見する。舞人はかつてヒーローになりたかった。自分を見失う彼の元に突如訪れた「テンダネス着ぐるみ」任務。その背後にはとあるコンビニ店員との過去から今に繋がる熱い友情があった。報われるばかりの人生でなくとも手にすることができる小さな幸せがここにある。温かなコンビニ物語第四弾。
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Posted by ブクログ
3巻を読んでからちょっと時間が経ってしまっていたので思い出しながら読み進めていく。ヒーロー関連の話が長かったからか今回はあんまり店長の存在を感じないような気もしたが、話はいつも通り面白い。ヒーローの話も真っ直ぐでいいな、と感じた。コンビニ兄弟はこれぐらいが真っ直ぐなのが似合う。町田その子さんは重めの話も書いている方なのですがこのようなコメディ小説の完成度も高いのは流石です。最初の短編は親からの依存の関係で離婚した女性の話だったので町田その子さんっぽさを感じました。
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読んで、笑って、なぜか元気がもらえるシリーズ。
今回もプロローグは和歌とマキオ。たいして物語に重要ではなさそうだった二人ですが、今回は大きな役割を果たします(といっても、本編は出番ありませんが)。
テンポ良い展開や突っ込まずにいられない言動に、思わずクスリ。読んでてニヤけちゃうので、怪しい人にならないように周りにはお気をつけください笑
とは言っても、面白いだけでなく、人が前を向いて一歩を踏み出すお話でもあるところがこの本のおすすめポイント。今回は離婚し、親の言いなりだった女性がひとりで歩き出そうとする物語と、バイトの高木と彼のヒーロー(に憧れる)友人の物語。
Posted by ブクログ
物語の舞台になっている街の雰囲気と、ここに集まる人達の温かさや優しさがまた違う人に伝染していく感じが素敵だなと思う。輪の中心にいる志波兄弟の、人を惹きつける得体の知れないパワー(?)みたいなものも面白い。そのうち映像化もありそうな作品だけど、ツギさんは工さんのイメージ。
かつてヒーローになりたかった青年のお話が好き。彼のような真面目で素直な人が報われますように、という願いを持たずにいられない。
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3話構成の後半は前後編で、今まで影の薄かったウクレレ君絡みのお話。
若い頃から続く友情って良いよね。
ウクレレ君もキャラが立った。
このシリーズ、まだ続きそう。
楽しみ。
Posted by ブクログ
こんなに入り込まされるシリーズの小説、初めて出会った。とっても大好き。
テンダネスの門司港こがね店の人たちの生きる姿を追えるのもすごく楽しかった。それに、プロローグとかエピローグに登場する方々の行方もとても気になる。続編、期待して待っています。
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大好きなシリーズ。店長のフェロモンにやられる人とやられない人の差が相変わらず面白い。店長の子供の頃のエピソードもおかしくて好き。志波兄弟は直接絡まないがヒーローと友情の話も良かった。
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出会うべくして出会う人たち。
そしてそこから始まる素敵な縁。
きっと運命じゃなくて必然なんだろうと思う。
裏表紙の言葉
「この優しい出会いは 小さな幸せなはじまりだ」
この本にぴったりな言葉。
小さな幸せをちゃんと見つけて
出会った人たちを幸せにしたい。
Posted by ブクログ
コンビニ兄弟第4弾、舞人と高木の友情には泣かされた、何でTVドラマ化しないんだろう、最近のTVプロヂューサーは勉強しない、本も読まなきゃ映画も観ない、特にハードカバー化されていないラノベ風小説なんて見向きもしないようだ、このままではアニメ化の方が先かなあ、もうある男優・女優が自分の頭で演技しているのだが。
Posted by ブクログ
忙しさのせいで余り本を読んでいませんでした。
4作目いいですよ。
コンビニ兄弟の出番は殆どありません。
まあ3作目までで人となりが描かれていますので
これからは門司港のテンダネスに引き寄せられる
周りの人達の人生が中心となっていくのでしょうか?
是非シリーズで続けて欲しいです。
Posted by ブクログ
シリーズものを追いかけていると読み始めてすぐに物語の世界観に溶け込める。今回の4作目もとてもとても楽しかった。コンビニ兄弟の出番は少なかったものの、ヒーローになりたい青年の熱い心が、友情が、葛藤が最高によかった。門司港に行ってみたい気持ちは年々募っているように思う(笑)
アル・パカッション今後も登場求む!!!!!!!
涙と笑いとバカバカしさもあり面白かった。
Posted by ブクログ
毎回いいお話すぎて、心が洗われます。
今回も電車の中でうるうるして大変でした。
コンビニ兄弟の出番は少なかったけど、ヒーローになりたかった青年のお話、めっちゃよかったなぁ。これまでで一番好きかも。
匿名
大好きなコンビニシリーズ!今回も楽しかったです。
高木くんの今とは違う姿も知れて、学生時代の話しなんか興味深かったです。癖があって優しい人達。心が優しくなれます。
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いつものコンビニ兄弟。いつも通り暖かく涙が滲む。それぞれの傷やもどかしさや不安を抱えた人が門司港の人々との交流で解れていく。まっすぐで人に優しい目線が心地よい。
Posted by ブクログ
シリーズ4巻。
志波兄弟の出番は少なめ。
プロローグの和歌とマキオが一彦と遭遇した福岡の英彦山!
職場の初任者研修の際にグループ別でウォークラリーしたので、懐かしくて嬉しかったです。この本読むまで修験者の山だとは知らなかった。
ヒーローになりたい舞人がメインの巻でした。
良い話だったー!
ウクレレくんの詳しいキャラも判明して、楽しかった。良いキャラだったー。
舞人はこれからもちょくちょく出てきそう。
まだまだ続きが気になります。
Posted by ブクログ
プロローグに登場する大学生コンビの話が進んでいるのが好み。
今作のメインはヒーローになりたいと思い続けていた青年の話。
本人はヒーローになんかなれないと卑下していても、友人からするとすでにヒーローだったという後半の物語がすごく心を救われる話でした。
この本に出てくる人たちはいつも他人のことを心配していて、そして本気で行動をしてくれるそんなヒーローばかりだな。
アルパーカッション活躍してほしい!
Posted by ブクログ
毒親や、ネグレクトっぽい物、相変わらず扱うテーマは重たい物が多くて、作品によっては全体的にどんよりするけれど
このシリーズは全体的にキャラクターが明るいので、その辺りが緩和されてて好き
Posted by ブクログ
くぅぅぅ。
コンビニ兄弟が大好き過ぎて、読み終わるのが嫌で、あえての積読数ヶ月。
いよいよ残り数10ページ読み終わろうと思ったけど、、、全然世界に入り込めなかった。
もったいつけずにさっさと読めば良かった。泣。
でも、まだ続きそうな気はするし、登場人物みんな魅力的だし、発売を待ち望む作品があるだけで幸せかも。
Posted by ブクログ
とても心温まるお話!
一気に読み終わった。
このコンビニと関わった人達は、みんな成長していってひと皮もふた皮も剥けて素敵な人間になるな〜といつも思う。
私もテンダネス行ってみたい!!
Posted by ブクログ
何も考えずにただただ、ほんわりと温かく気持ちよく読み終えられる。
ドラマになったら、、と役者を想像してしまう時間もちょっと面白い。
今回は色々な目線から、そして違う角度から勇気をもらえました。
Posted by ブクログ
そうですか、お兄さんですか。
今回も温かい気持ちにさせていただきました。辛いとき苦しいときもあるけど、良いことがあると報われる。良かったね。
Posted by ブクログ
イケメン店主とその兄弟(妹)が登場して北九州の魅力を伝えてくれるこのシリーズ、前回店長の兄がちらりと登場したものの、今回はそっちじゃなくて、バイトの高木くんと高校時代の親友、舞人(特殊能力持ち)の話メインでした。コンビニ兄弟シリーズは優しいお話がさらっと読めるのがとても良いです。店長やその弟妹はすっかり脇役になっていた巻でした。
Posted by ブクログ
最新刊読み終わっちゃった...淋しい
すごく上手くできたシリーズ。
門司港って舞台装置が最高だし、なによりコンビニ。無機質なイメージのあるコンビニを、老若男女の交差点として描くところがなんとも巧いよね 実際、コンビニほどいろんな人がくるところ、今ないかもしれないよね 暖かいストーリーがぐっとくる
Posted by ブクログ
大好きなシリーズ。あっという間に四作品目読破です。
夫と別れなくてはならなくなった百合さんのお話しは、お別れの理由が理由なだけにちょっと苦しく感じてしまいました。
が、全体的に今回も楽しく読めました!店長の除霊もできて良かった良かった。
Posted by ブクログ
美形のコンビニ店長を見てみたい!テンダネス門司港こがね村店に引き寄せられて来る人々。皆それぞれの課題を抱えながら、このコンビニに来ると何かが変わっていく。さらさらっと読めるけれど、今回
のお話は子ども虐待と思われる話が多い。逃げ出せて良かったね。とは思うけれど、少なくとももっと早く逃げ出せていれば、また違った生活があったのではと思ってしまう。でも、それでも逃げ出せたのは良かった。これからにエールを送りたい。
ヒーローになった舞人君がんばれ!
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。迷わず手にとっていた。優しく温かく淡々と進んでいくストーリーに引き込まれてしまいふと自分が門司にいるように錯覚してしまう瞬間がある。そして叶わぬ夢であるがテンダネスでバイトしたいと思ってしまう(笑)
Posted by ブクログ
涙 どうして40代のおじさんがハマってしまっているのか。。。町田そのこさんマジックですね。今回も個性豊かなキャラクターに懐かしさを感じつつ、新しいストーリーに涙させてもらいました。ありがとうございました。
この小説読んで泣いてる40代男性は何人いるでしょうか。それでも、「僕たちの友情と、ヒーロー」で泣いてしまいました。ヒーローになりたいんです。それなら、こんな自分でいいのか、自分に恥ずかしくない生き方をしたいと思いました。
Posted by ブクログ
忘れないうちに4まで。3からあったオカルトちっくなのが解決されてよかった。一彦ここで出てくるのね。舞人よかったなー。いい人を貫くって大変だけどポジティブに維持できるってすごい。
Posted by ブクログ
大好きだった夫と別れ、新生活をスタートした女性がテンダネスを訪れる『乾杯のリスタート』。
ヒーローになりたかった秋吉は、高校からの友人・高木からある相談を受ける。テンダネスのオリジナルキャラクターの着ぐるみに入る人が見つからないという…『ヒーローになりたかった男』。
秋吉と高木の高校時代のエピソード『ぼくたちの友情と、ヒーロー』。
志波兄妹の長男が登場(プロローグにちょろっとだけど)。ますます謎の志波家。
『乾杯のリスタート』の百合さんのような人は本当にいそう。過干渉の親からやっと離れられたのだから新生活を楽しんでほしい。テンダネスで新しいお友達もできるだろうし。
『ヒーローになりたかった男』『ぼくたちの友情と、ヒーロー』に出てくる秋吉と高木のコンビもいい。ヒーローになりたいと思い続けた男が、実は友人にとってはヒーローだったという話。