あらすじ
失恋をして居心地の悪さに高校をサボった永田詩乃は突然綺麗になった祖母と意外なところで出会う。バイト店員・廣瀬太郎は自分のことを退屈な男だと思っているのに、キラキラ美少女がその日常を乱し始める。親友と別離した村井美月は辛い現実を越えて新たな一歩を踏み出していく。大切な想いをささやかにつなぐ場所、名物店長と個性的な客たちが集う小さなコンビニの心温まる物語。
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2巻目なので、話が続いてるのかなと思ったけど1巻目読んでなくても読みやすいけど読んでたほうがキャラクターの関係性がわかりやすくなるのでおすすめです。次の巻も読むの楽しみです!
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今回は少し短め。
1巻で女王様だった美月のその後、まあ結局逆の立場に立たないと分からないとこあるよなー若いしというのもありつつ、正しさ、正論に固執するのは親の影響はあるだろうな…と同情した。生真面目な美月なのでいい出会いをきっかけに今後はもう少し柔軟な子になれそうでよかった。
これは私の物覚えが悪いのが原因だけど登場人物がそれなりにいるので「この子は何の何の子だっけ?」とちょいちょいなる笑
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3話構成。
どの話も良かったが、特に美月の成長物語が良かった。
人は愚かだ。
相手と同じ痛みを知って、改めてその愚かさに気付く。
でもそれで成長するんだね。
テンダネスの人々はそれを教えてくれる。
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シリーズなんて…面白いに決まってる…!!
1冊目で登場していた人物が主人公の話も、すごくいい。その視点からの気持ち、考え、価値観も知ることができるし共感もする。救いの存在って、本当に大切だと思う。それに、その存在があって気づくことは、人生の宝だと感じた。もう2冊読めるなんて、幸せです。
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個人的には前作よりも今作の方が良かったです。
それぞれの話にもより集中できましたし、何よりもそれぞれの登場人物達の気持ちの気づき方であったりの描き方が丁寧に感じて読みやすさを感じました。
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家族、友情、恋愛。
今作も人と人の繋がりのお話。1作目同様に、タイトルのコンビニ兄弟はほぼ脇役なのに、物語の核心で登場人物たちに言葉を与えて、それがきっかけに展開していくのが非常に心地いいです。
自分自身もこんな言葉が欲しかったという言葉を投げかけてくれていて心にじんわりきます。
家族の話も、恋愛の話も捨てがたいですが、友情物語がいちおし。なんとか今作の主役の一人の美月と前作の主役の一人の梓が繋がってほしいと思うのは自分だけじゃないと思いいたい!
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2も面白かった!
店長やつぎさんが愛に溢れた人だから人も寄ってくるし、それが連鎖するんだなと思う。
学生って自分の世界がまだ狭いから学校で居場所なくなると終わりみたいに考えがちだけど全然そんなことなくて、過去の過ちを反省して前に進もうとしてるのも、それを導いてくれる友達ができたのも自分が変わろうとしてるから。いろんな愛の連鎖でみんなが救われる世界ってステキだと思った。
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九州だけに展開するコンビニ 【テンダネス】
異様なフェロモン店長と個性豊かな人々が、今日も小さなコンビニに集う心温まる物語です☺️
今回は恋愛をテーマにしたお客さんたちのストーリーでした✨
失恋して学校をサボった日、今まで苦手だと思っていた祖母の突然綺麗になった姿に出会う。昔の彼女が未だに自分のことを求める状況に悩む男性。
今日も色々な悩みを抱えた人々がコンビニで繋がり前へ進んでいきます。
読むときっと元気をもらえる温かい物語です!3巻も楽しみです(*ˊ˘ˋ*)♡
コンビニ兄弟2巻では、相変わらずテンダネスを門司港こがね村店を中心にそれぞれの生活が描かれています。
ツギとミツの妹ジュエルもレギュラー入りし、ますます人間関係の輪が広がります。
1巻でコンビニスイーツ大好き女子学生の梓と決別した美月のその後が描かれていて嬉しくなりました。
不思議な魅力あふれる男ツギの過去に関係ある怪しげな女が現れ、3巻が楽しみです。
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面白かった
1作目に出てきた人物が
色々なところで繋がっていて
門司港付近のイメージがすごくはっきりと
見える感じがした
結果的には幸せになる話だが
全てが丸く収まるような終わり方ではない為
すごくリアルに感じた
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結構ミーハーなので、中島 健人さん主演でテレビドラマ化されると聞いて早速購入しました❗️レーベルとしては、中高生をターゲットにしたハートフルヒューマン・コメディです。
いつもの町田 そのこ作品に見られる、想像を絶するような過酷な運命や過激な描写は出てこないので、安心して読むことができます。
内容は結構ティーンエイジャー向けですが、どうしてどうして還暦近いオジサンでも感涙してしまうシーンがちらほら見られて、オススメのビタミン小説です❗️
好きな話しは、『第二話 廣瀬太郎の憂鬱』です。最後に不穏な空気が漂い、ツギの過去のことがとても気になるので、続けて3巻を読みます。
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シリーズ2巻目。
舞台となっている門司港の簡単な地図がついているのが嬉しい。
でもこの地図だとテンダネスは老松公園の近くで、ここらへんは観光の中心地からちょっと離れているし、観光のついでにふらりと立ち寄るエリアじゃないような。
ばあちゃんと孫の第一話「恋の考察をグランマと」も良かったですが、第三話の「クイーンの失脚」が刺さりました!
1巻では悪者ポジションだった美月が主役。
クラスでハブにされて、一人だけ理解者が現れて友情が生まれて〜と、梓の物語とシンクロしています。
美月と梓が仲直りできる日もあるのでは?!
今後そんな展開があるといいなぁ。
心あたたまるお話ばかりのこのシリーズの中、エピローグが不穏で心穏やかではない。
次巻も読まねば!
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テンダネス門司港こがね村店を舞台に、そこに集う人々が繰り広げる心温まる物語。女子高生とその祖母、バイト店員と美少女、親友と別離した女子高生。それぞれ新しい気持ちでスタートしていく...
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前作1からの期待の作品!やっぱり心に染み入る。
三話とも孤独をテーマにされている。老後の予期せぬ見知らぬ土地への移住、普通である事の若者の葛藤、女子高生の陰湿な人間関係の結果、どれにも共感。わかるわかると思いながら読み進めると必ず救われる。安心し、ほろりとする。エピローグが何とも思わせ振り振りで。。(笑)
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人の温かい部分を気持ちよく表現してくれていて、心が洗われます。
そして、ちょっと醜い部分もうま〜く描かれていて自分にも潜んでいる嫌な部分にドキッと、そしてちょっと涙、、
ちょろちょろ引き出されてくる1巻からの繋がりが、あ、あの話がここに、みたいな感じが面白い。同じ本を何度も読む事があまり無いのですが、再放送のドラマを見たくなるような感覚で、もう一度読み返してみたいと思ってしまいました。
3巻への布石も打たれていて、、絶対読んじゃいますよね(^∇^)
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1巻で脇役だった登場人物が中心人物になっていて、同じ話でも主体か変わると、見方が違ってくるところが興味深かったです。
シリーズ物は1巻が面白いものが多いと感じますが、コンビニ兄弟は2巻が更に面白くなっていたので次巻が楽しみです。
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今回も何度もぐっと涙が出てしまいそうなのを堪えながら読んだ。おばあちゃんと孫の交流を描く「恋の考察をグランマと」が特に好きだったかな。前作で悪役的なポジションで終わっていた美月のその後と美月側の気持ちを描いてくれていたのもよかった。
最後は次回に波乱がありそうな不吉な終わり方なので気になる...。
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今作品も前作と同じように感動しました。人と人との関わり方は時に相手と正面から向かい合えなくなったり、遠慮してしまったりと難しいことが多いけれど、テンダネスの方々が背中を押してくれて悩みを解決していくのが良かったです
困っている人に手を差し伸べられる人になりたいです
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コンビニ兄弟の第2巻、1巻を読んでから時間があいてしまったので、1巻のことはうろ覚えでしたが読み始めて思い出しました。2巻も何ともホッとする感じで面白かったです。1巻とのつながりもあります。
相手を思いやることや弱さを含めて自分と向き合うこと、なかなか難しいなと思いました。
突然、〜なのだは、笑ってしまいました。
ぜひ3巻も読みたいです。
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キラキラ兄弟はあくまでもスパイスで、巻き込まれていく人たちの少し胸が苦しくなる話。小さな世界の小さな価値で苦しむ若者たちは傷つくことでそれを乗り越えより大きく羽ばたいていく。その姿は美しく眩しい。そこをそっとサポートする大人たちも清々しい。そんな気持ちになるお話でした。次は何が待っているのか、コンビニ兄弟の謎が気になります。大好き度❤️❤️
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前作に比べ店長の登場が少なかったですが、それはそれでその他の人物にスポットライトがしっかり当たっており良い感じでした。
①の登場人物のその後も垣間見ることができたのが嬉しい。
第三話の『クイーンの失脚』が美月目線で描かれており、一番興味深かったです。
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フェロモンだだ漏れ店長と個性的な客たちが集うコンビニの物語第二弾。
第一弾から登場する人物がチョコチョコでてきて面白い。
とくにクイーンの失脚の場面は、第一弾ではイジメをしていた美月が辛い現実を越えて新たな一歩を踏み出す勇気あるお話しでとても良かった。
エピローグでの終わり方が気になる。第三弾に突入します。
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おなじみ門司港のコンビニ店長を中心にそこに関わって人生が変わって行く人達の話が短編として描かれている。
一巻よりも読みやすくてぐいぐい読んでしまった。3.9
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2から読み始めてしまった。だから最初はコンビニ兄弟の意味がわからなかったのだけれど、途中からそれぞれの章のお話が次第に繋がって全体像がつかめた。どのお話も好きだけれど、第三話のクィーンの失脚が一番心打たれた。学校の集団の中の自分の立ち位置や孤独の怖さ、そして集団の中で自分を保っていく強さ。いろいろな感情を感じた。作者の人間観察とそれぞれの個性を描き出す筆力に感じ入ってしまった。とても軽くてマンガみたいに読めるけれど、実は深い部分がいっぱいある小説。
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またあの個性的な登場人物たちに出会えて良かったです。
特に好きな話は「クイーンの失脚」でした。1度過ちを犯してしまっても、それを責めるだけじゃなくて、失敗から学べるようにしていたのが良かった。あと栗原は強い人だ。自分から行動出来る人って、すごい人だと思う。
また続きも読んでみよう!
Posted by ブクログ
立て続けに読んじゃいました 続編があるのは分かっていたのですが、間に1冊も挟まずに続けて2巻に手を伸ばしました。いつもなら間に異なった作品を読むのですが、勢いで2巻も読むことができました。1巻に続き楽しませてもらいました。次は3巻ですね。楽しみです。
キャラの立ち過ぎてるメンツに、さらに濃いメンツが次から次へと出てくる、面白おかしい小説です。
作中のコンビニは架空の店ですが、元にしたコンビニはあるようです。調べてしまいました(笑)
まだ登場していない長兄や、末弟、両親などなど、次回以降も楽しみな作品です。
Posted by ブクログ
コンビニ兄弟2作目
今回はフェロモン店長の出番が少なめ。話数も3話と少なめで、本の厚さも薄め。
1話目の押し活(店長の)に目覚めたおばあちゃんが素敵。好きな服を着てメイクも綺麗にして、やりたいことをやる。いつしか無愛想だったおばあちゃんと高校生の孫である詩乃の気持ちが繋がってゆく(詩乃の両親の今後が心配ではある) 3話目は前作でいじめる側だった女子高生のその後の話。女王のままだった彼女は周囲から否定され、逆の立場に立たされてしまう。ここでもコンビニという場が彼女を救う助けとなる。
不穏なエピローグは次回に続く(多分)
店長はこの世ならざる実態のないふんわりしたイメージだったので、具体的に役者さんを考えることはなかったのだけれど、ドラマ化という記事を目にしてびっくり。フェロモン店長は実体化したらどうなのか??