川上弘美のレビュー一覧

  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンのこの曲はこんな感じだ!という固定観念のムダさを ページの隅々から感じました。作家さんの想像力は やっぱりすごい。個人的に「春よ、来い」が好き。ライブ会場に足を運ぶ人々は 縁もゆかりもないけれど、誰かを必ず想っているんだなぁ〜と思う。だから ライブ後は しあわせ気分が満ち満ちに!贅沢な短編集で満足。ユーミンバンザイ!!(笑)

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    2024年03月08日
  • 神様

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    川上弘美さんの本はいつも温かい気持ちにさせてくれる。
    自然にファンタジーの世界に導いてくれる短編集。
    「花野」「星の光は昔の光」「離さない」「春立つ」が特に良かった。

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    2024年03月02日
  • 夜の公園

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    ネタバレ

    親しい友だちの夫と不倫をするという
    すごく嫌な物語のはずなのに、禍々しい気持ちにならずにわりと爽やかに読めた、不思議。

    それぞれ4人の視点で読み進めていく

    みんな結局好きや嫌いの線引きが曖昧な気がする
    この人のここが好きだったと思うのに
    いや、この人のどこが好きだったのか
    お互い不倫しまくりなのに
    修羅場なんぞなく、それはそれで寂しさを感じる

    結局最後は親友同士だけがお互いを忘れずにいる
    この友情とはなんぞや

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    2024年02月21日
  • ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

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    18篇から成る色々な「思慕」のお話。恋なのか愛なのか、そういうものとはまた違う相手への感情ってありますね。簡単に名前の付けられない思い。様々なシチュエーションで、何気ない生活の狭間からだったり、ちょっと不気味だったり、異次元に踏み込んでたりと、豊富な世界観で贅沢に楽しめる作品でした。

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    2024年02月17日
  • 東京日記7 館内すべてお雛さま。

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    ネタバレ

    脱力系、自虐ネタに、ホントのような嘘のそうな出来ごと(カラスが頭に止まったりすのだろうか)、大笑いするようなことではない、中途半端なとこでとまる生ぬるい感じも絶妙で、読み合わるとフワフワした、こんな視点で生活してみたいものだと思う。

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    2024年02月09日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンの曲を題材にして描かれた短編集です。
    ユーミンの曲は、「春よこい」しか知らなかったので、他の曲も聴きたくなってすぐ調べて曲を聴きながら読んでいました!笑


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    2024年02月05日
  • 某

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    人間ではない人間の形をした生き物を通して見る人間は、滑稽って、不思議で、おもしろい。
    「愛する」とは何かを考えさせられたし、そこに行き着いた某の成長や姿に心を打たれました。

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    2024年01月23日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    江國香織さんの「夕涼み」と綿谷りささんの「青春リグレット」が読みたくて手に取った。夕涼みは、夫の行動にゾッとしたし、私だったらそんなズレた夫とは一緒にいられないと思った。「逃げたかったわけではない、が、逃げられないと思わされることは恐怖だった。竦むような、恐怖だった。」という言葉に共感。誰かに自分の選択肢を奪われたり、縛られたり、自分で自分を決められないことを、人は恐怖と感じるんだなと思った。そして誰にもその出来事は話せないことも、夫を含む周りにはいつまでも愛し合っている夫婦だと思われていることも、自分だけがこのザワザワした気持ちに気づかないふりをしていればいいんだと感じるのもわかる。老女たち

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    2024年01月21日
  • 伊勢物語

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    古典文学自体が教育の場で、軽視されつつある中、語り継ぐべき作品の一つと実感。川上弘美さんが分かりやすく、スッと心に入る現代語訳にしてある点も大きいと想う。
    業平は女ばかりと情を交わすのではなく、お世話になった天皇や皇子、友人も大切にしている話もよい。お気に入りは六十三段。恋はどんどんすればよいと思った。

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    2024年01月20日
  • 蛇を踏む

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    全く異世界のお話しのようでもあり、現実世界のお話しでもあるような、これが川上弘美ワールドなのか?
    最初に「竜宮」を読んだので、同じ世界観として読んだ。
    文章はとても読みやすい。想像するのが楽しい。
    この感じだと「センセイの鞄」はどんな雰囲気になるのか。

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    2024年01月19日
  • 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

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    ネタバレ

    コロナの現状など時代背景そのまま、日記風の書き口で語られる内容は、アメリカで過ごした子供の頃の思い出から、今に続く友だち付き合い、親への複雑な想いなどまさしく日記のようにあちらに飛びこちらに帰る。作詞家となったカズとの程よい距離感の友情など、これもひとつの愛の形だと感じた。 なかなか心地よい読後感。

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    2024年01月17日
  • 夜の公園

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    関係する4人の視点から描きつつ少しずつ時系列が進んでいく。
    私としては、友人の夫に出会った時に恋をするのは考えられないなと思うけど、お話として感情の流れを感じながら面白く読んだ。

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    2024年01月17日
  • 三度目の恋

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    ネタバレ

    莉子がナーちゃん好きすぎて、
    ナーちゃんの女関係に最後はショックを受け…
    でも、魔法で本気の恋愛や憧れ?を経て、
    莉子の考え?意識?が成長するいい作品。

    伊勢物語アレンジがわかりやすく、
    スラスラ読めた。

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    2024年01月14日
  • 猫を拾いに(新潮文庫)

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    つかめそうで、つかめない。それが心地良いと思う。
    現実と非現実の間を描くのが本当に巧みだと感じる。
    どちらかと言えば、今までも、これからも、この短編に出てくるような不思議なことが、私に起きることはないだろうけど、似たようなやりとりはするんだろうなっていう、身近な感じというか、親近感がある。
    川上弘美さんの作品は、いつも夢の中みたいで、目が覚めたら夢のことなんか忘れてしまうみたいに、読み終わったら詳細に思い出せない。でも、夢で見た一場面とか、言葉とか、小さな要素は頭の片隅にちゃんと保管されていて、ふとした時に思い出す。これを思い出したときがまた不思議な感覚になって、読んで良かったなあとしみじみ思

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    2024年01月16日
  • 龍宮

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    初めての川上弘美氏。大人の昔話のような、なんとも不思議な物語。こうやって人の世界に紛れている「人」がいるのかもしれない。昔ならいたのかもしれない。文章や言葉の流れ方が好き。

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    2024年01月05日
  • 猫を拾いに(新潮文庫)

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    恋愛の短編集

    川上弘美さんの作品はとても好きだ。
    個人や人間や生物という、みんなが持って生きている枠というか輪郭がとても曖昧なぼやけている世界を描くのがとても上手い。

    それでいって、登場人物はみんな自分の意見をしっかりもってる。まあこの二つは矛盾していくわけではないのだけど

    この二つのミックス度がとても素敵な本

    しかも恋愛について深いことをさらっと言うので心に気づいたら突き刺さってる。

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    2023年12月22日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ユーミンの曲からイメージした短編集
    一流の女流作家ばかりなのでどの作品も興味深く面白かったし、贅沢だと思う。
    最後の「春よ来い」が1番印象に残った
    願いごとひとつ叶えられるとしたら、
    自分だったら何にするだろ?
    自分や身内、知り合い以外について願わないといけないという条件がつくと案外難しい。
    でも思いついたらきっとわくわくしそうで楽しい思考だなと思った

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    2023年12月11日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

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    がたんごとん。がたんごとん。
    夢をかける寝台列車がとおります。
    星が流れた夜の車窓から、素敵な夢の旅へご案内。

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    2023年12月10日
  • 恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ

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    各章のタイトルの付け方が何となくの会話の中からひっぱってきている感があって、肩の力が抜けていて素敵だなと思いました。

    カズのラインの文面、あさとのやりとりが好き。

    大人らしいお店に行って大人らしく飲み食いする描写もあるけれど飲み物を買ってベンチで喋るみたいなこともしていて良かった。



    このアプリで初めて感想を投稿したら、うっかりコメントのところに入ってしまってて、評価と感想に入れないとな、入れたいなと思いながらそのままになっており。。

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    2023年12月03日
  • 伊勢物語

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    声に出して読むと
    気持ちがしゅしゅしゅと入ってきて
    心がさわさわしたり
    わーとか、きゃーとか言ったりして
    今も昔も変わらない
    と思いました。

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    2023年11月05日