川上弘美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『少しだけぜんそくになる。一昨年、生まれて初めてぜんそくになったときにはびっくりしたけれど、それがぜんそくという名のものだとわかってからは、だいじょうぶだ。』
ひらがなの川上弘美を読む。自分の思う川上弘美にはひらがなの川上弘美とカタカナの川上弘美が二人いて、例えば「蛇を踏む」はカタカナ。というか、川上弘美といえばカタカナの川上弘美が主で、むしろひらがなの川上弘美は少ない。例えば俳句を詠む川上弘美はひらがな。あとは「椰子・椰子」はひらがなかな。
エッセイならひらがなになってもよさそうなものだけれど、それが意外とカタカナ。日経に連載した日記のようなものも実にカタカナ。これは日本経済新聞というメ -
Posted by ブクログ
1人の作家を読み続ける傾向のある私はいつも最後の作品になると寂しくなる。。
この作品が川上小説の最後になってしまった。。
実はもう一作、幻冬舎から『いとしい』って作品が出ているんだけど、これが取り寄せ不可で今のところこれが最後の作品になってしまったの。。
この物語は4編からなる短編集で『うそはなし』の中でもちょっとまた異質な感じだった。。
表題作の『物語が、始まる』は絶対にない話でありながら、この広い世界のどこかで、こんな経験をしている人がいなくもなさそうだし、『トカゲ』は読み始めの最初の印象が最後にはがらっと変わるジェットコースター風だったし、『婆』の不思議は体験してみたい不思議だった。。