川上弘美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1人の作家を読み続ける傾向のある私はいつも最後の作品になると寂しくなる。。
この作品が川上小説の最後になってしまった。。
実はもう一作、幻冬舎から『いとしい』って作品が出ているんだけど、これが取り寄せ不可で今のところこれが最後の作品になってしまったの。。
この物語は4編からなる短編集で『うそはなし』の中でもちょっとまた異質な感じだった。。
表題作の『物語が、始まる』は絶対にない話でありながら、この広い世界のどこかで、こんな経験をしている人がいなくもなさそうだし、『トカゲ』は読み始めの最初の印象が最後にはがらっと変わるジェットコースター風だったし、『婆』の不思議は体験してみたい不思議だった。。
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Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集
江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
岩瀬成子「竹」
くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
井上荒野「ある古本屋の妻の話」
角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
町田康「百万円もらった男」
今江祥智「三月十三日の夜」
唯野未歩子「あにいもうと」
山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
綿矢りさ「黒ねこ」
川上弘美「幕間」
広瀬弦「博士とねこ」
谷川俊太郎「虎白カップル譚」
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佐野洋子「100万回 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小学生の仄田りらと鳴海絵。
りらは図鑑を読んだり生き物が好きで、自分が納得するまで考えられることができるけど、たまに周りが見えなくなるときがある。
絵は友達が何人もいて、離婚した父とたまに会ったり、児童文学作家の母の作品を読むのは躊躇しているけど、母や祖母の礼子さん家族と日々過ごしている。
りらが学校で3人組からいじめられてつらい思いをしていること、それを知っていながらも見て見ぬふりをしていた絵は、りらの力になりたいと強く思って、2人は夜の高校に集まっていた。
りらのお父さんの仄田鷹彦、絵のお母さんの鳴海さよもそこにはいて、大ねずみのグリクレルの温かい料理、2人が大切だと思う探し物をし -
Posted by ブクログ
レイヤーもつくらない足跡も残さない独立したものとしての感情が言葉にもイメージにもならない形でふわふわと浮遊する母たちが無機質で変わらぬものとして安心する
志向性、偏向をもたず全てのマス目を均質に埋めていく必然的な存在と、一定の志向性によって偶発的な模様を描く存在とで母と人間が対比されてたけど
母の方がいいなあと思う
偶発があるからこそ比較できてしまい、同質異質の区別が生じ、愛着嫌悪につながる
実直にランダムに全てを埋める作業を営めればと思うが、ランダムにうめたように見えたマス目のさらに背景が顕になると、そのマスが何かしらの輪郭をもってしまう
見えないけど確実に背景が存在して自分が偏向しているこ