川上弘美のレビュー一覧

  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    スナックふたりをゆる〜く営む司と逸子、そこに訪れる常連客や少し世離れしたお客らとの出来事など綴られた物語。ほのぼの、しみじみした心地良い物語だった。

    0
    2026年09月26日
  • 某

    Posted by ブクログ

    川上弘美ってSF出身なんだな。『センセイの鞄』のイメージが強かったので意外。主人公の人格?がどんどん入れ替わっていきながら,哲学的な主題が浮かび上がってくる。構成的に大胆な作品だと思う。
    一文が短めで読点が多いのが文体の特徴な気がしたけど,この作品だからなのかは他を読んでみないと分からない。

    0
    2026年09月24日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

    Posted by ブクログ

    寝台列車のベッドメイクってそうやるんだ〜と思った。『オリエント急行の殺人』のドラマか映画で見たイメージだったのでソファとか無いと思ってた。
    「さよなら、波瑠」と「夢の旅路」が好きな話しだと思う

    0
    2026年09月21日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    『スナックふたり』にやって来るお客さんの中には、時々、少し変わったお客さんもいる。
    そんなスナックのほのぼのした日々を描いた連作短編集。

    ゆうれいからするとこの世界は人間ファーストだっていう愚痴に、クスッと笑ってしまった。

    0
    2026年09月16日
  • Seven Stories 星が流れた夜の車窓から

    Posted by ブクログ

    個人的には、団体行動のような旅は好きではない。バス旅行のような。ただこの本読んで、こんなラグジュアリーな団体旅行が実在することを知り、ちょっとは興味持った。ただ私は、友達やパートナーや実母とこの列車乗れないな、最初の『さよなら、波瑠』のような一人旅に乗りたい。

    0
    2026年09月15日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    団地のふたり。を観たあとなので、どーしてもあの2人が思い浮かんでしまう。

    スナック…若い頃に少しバイトしたことがあるけど、客としてちゃんと入ったことないな。

    今度、鼻先で店をうかがうようにして、「一見さん」をやってみようかな。

    妄想キャスティング↓
    司ママ…小泉今日子(暫定)
    逸子ママ…小林聡美(暫定)
    ヒデさん…飯尾和樹
    しーやん…北村有起哉
    本家しーやん…若葉竜也

    プロデューサーさん、どうでしょう?
    結構、いいんじゃないでしょうか?
    深夜のテレ東で。
    観たい。普通に観たい。

    0
    2026年09月10日
  • あるようなないような

    Posted by ブクログ

    「ゆっくりさよならをとなえる」とこの本は、どちらかは必ず出かけるときにカバンに入れている。没頭してしまう小説より、病院の待合でいつ呼ばれても、電車で降りるとなっても、未練なくパタンと閉じることができる。

    0
    2026年09月09日
  • ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ


    白昼夢のような世界観と語り口がクセになりました。
    「二人でお茶を」「いいラクダを得る」「無人島から」が特に印象に残りました

    0
    2026年09月06日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    楽しい読書時間だった。
    さすが手練れの川上弘美。
    手抜き感あるくらいの軽さの導入で、なんだこれ?と思わせて、肩の力を抜いた状態のまま自由奔放に「スナックふたり」の世界が展開する。

    この肩の力が抜けた感じがいいんだなー。

    読んでると、お酒が飲みたくなる。滅多に飲まないお酒を昨日飲んだのは、きっとこの本のせい。

    これ、すぐにドラマになるでしょう!NHK BSで(笑)
    主役二人は今のところ、「団地の二人」の小林聡美と小泉今日子しか思い浮かばないんですけど!

    0
    2026年09月04日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんって酒場とそこに集うひとの距離感を描くのが本当に上手ですよね。季節のお通し、やくたいもない会話、ふしぎと心地よい温度感。
    そしてそんな場所では、此岸と彼岸が交差し、ひととゆうれいがフラットに交流してしまう。江戸時代の甕の話 好きだったな。

    ドラマ化しても映える話だと思う。司と逸子、誰に演ってほしいかなあ。

    0
    2026年08月31日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    「スナックふたり」という名前のスナック
    司と逸子、ふたりがママをしている
    司と逸子、年齢不詳、性別不明、ふたりの関係も不明。
    自然と役割分担は決まっていて、息の合った二人である。

    たいていは商店街の人たちの常連客がやってくる。
    それぞれにあだ名をつけて、こっそりキノコにも例えてノートに記録してある。
    たまに一見さんもやってくる。

    常連客にしても一見さんにしても、ふたりの客あしらいは見事である。
    絶妙な掛け合いで一瞬にしてお客の居場所をつくる感じ。
    そんなさりげない会話の中から、それぞれのその人の人生、来し方が垣間見えるのである。

    なんてことのない時間を過ごし客は満足して帰っていく。
    スナックふたりにはいつも穏やかな時間が流れていく。

    こんなスナック、私も行ってみたい・・・

    0
    2026年08月31日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    久しぶりの川上弘美さん。持ち味の不思議な独特さ。今回は一人称のような語り口なのに、よくよく読んでみると「司が」「逸子が」と、三人称なんだよね……。
    途中からゆうれいの話とわかってきたけれど、ラストまでの持っていき方がどうやったらこんな展開、いろんなゆうれいを描けるのだろうかとびっくり。やっぱりすごい。
    物語の内容(味)というより、弘美さんの物語はいつも雰囲気(風味)を味わう感覚で読んでいたので、今回は味もしっかりと噛み締めて読み終えることができた美味しい物語でした。

    0
    2026年08月27日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    「スナックふたり」に集う人々と
    この世に未練を残して去って行った者たちの
    ふれあいがほのぼのしていて
    余計な力が抜けてくる。
    来るもの拒まず、去るもの追わず。
    まあ、長く生きていれば
    理解のできない不思議なこともあるよねー。
    そんなふうに
    何でも受け入れてしまえるママふたりと
    賑やかでお節介な客たちが互いに助け合い
    持ちつ持たれつ
    寄り添っている感じにやさしくなれる。

    0
    2026年08月27日
  • スナックふたり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何の前情報もなく、川上さんの新刊!って手に取ったらまさか幽霊系の話だと思わず読み進めたけど最後までそれ系だったのにはびっくりした。ところどころに言い回しや表現が川上弘美らしさが散らばりまくっててやっぱ好きだなーと。MISIAのアイノカタチの賭けの結果知りたい!のんとなくだけど続編あったら嬉しいなと思うような作風

    0
    2026年08月20日
  • 100万分の1回のねこ

    Posted by ブクログ

    作品紹介・あらすじ

    谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集

    江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
    岩瀬成子「竹」
    くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
    井上荒野「ある古本屋の妻の話」
    角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
    町田康「百万円もらった男」
    今江祥智「三月十三日の夜」
    唯野未歩子「あにいもうと」
    山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
    綿矢りさ「黒ねこ」
    川上弘美「幕間」
    広瀬弦「博士とねこ」
    谷川俊太郎「虎白カップル譚」

    *****

    佐野洋子「100万回生きたねこ」を読んだ作家・詩人たちによるトリビュート集。
    惹かれる作品(江國香織、井上荒野、町田康、今江祥智、川上弘美など)もあれば、そう感じない作品もある。一体どうやってあの「100万回生きたねこ」からこのような作品が生まれたのか、一読ではわからないものもある。「ねこ」がまったく登場しない作品もある。「100万回生きたねこ」というテーマがありながら、内容に一貫性はなく、トリビュート集らしい幅広さがある。

    「ねこ」が登場しないので、これは「100万回生きたねこ」とは関係ない作品だ、というレビューもあったけれど、僕はそうは思わない。「100万回生きたねこ」はけっして「ねこ」だけの話ではない、と思っているから。また「100万回生きたねこ」を読んだ人は本書を読まないほうがいい、というレビューもあった。確かに「100万回生きたねこ」の読後感の感動からほど遠い作品も収まっているので、そのレビューにもある意味では賛成できる。ただ「100万回生きたねこ」を読んだことによって、こんなにも幅広いリアクションが誕生した、ということも事実なので、僕は「100万回生きたねこ」を読んだ人にこそ本書を読んでほしい、と思ったりもしている。「ああ、読んで失敗した」と思われても責任は取れないけれど。

    0
    2026年08月20日
  • 明日、晴れますように 続七夜物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小学生の仄田りらと鳴海絵。

    りらは図鑑を読んだり生き物が好きで、自分が納得するまで考えられることができるけど、たまに周りが見えなくなるときがある。

    絵は友達が何人もいて、離婚した父とたまに会ったり、児童文学作家の母の作品を読むのは躊躇しているけど、母や祖母の礼子さん家族と日々過ごしている。

    りらが学校で3人組からいじめられてつらい思いをしていること、それを知っていながらも見て見ぬふりをしていた絵は、りらの力になりたいと強く思って、2人は夜の高校に集まっていた。

    りらのお父さんの仄田鷹彦、絵のお母さんの鳴海さよもそこにはいて、大ねずみのグリクレルの温かい料理、2人が大切だと思う探し物をしたこと。

    大人になって、大切なものはりら、絵のお互いだったと知ったこと。

    七夜物語の続編。仄田くんと鳴海さんの子供たちのりらと絵。えもい。大切なことをが詰まってる気がする。

    0
    2026年08月08日
  • ぼくの死体をよろしくたのむ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    職場の方のおすすめ本!
    川上弘美さんの作品を初めて読んだ。
    心が温まるかというと別にそうではなく、傷つくのでもなく、夢の中の話を読んでいるようだった。
    淡いパステルカラーの世界…

    0
    2026年08月03日
  • 某

    Posted by ブクログ

    生きることに距離を置いて人間を俯瞰していた生き物が、不可抗力でじぶんも生きることになっちゃったときの反応が興味深かった

    0
    2026年08月14日
  • 大きな鳥にさらわれないよう

    Posted by ブクログ

    レイヤーもつくらない足跡も残さない独立したものとしての感情が言葉にもイメージにもならない形でふわふわと浮遊する母たちが無機質で変わらぬものとして安心する
    志向性、偏向をもたず全てのマス目を均質に埋めていく必然的な存在と、一定の志向性によって偶発的な模様を描く存在とで母と人間が対比されてたけど
    母の方がいいなあと思う
    偶発があるからこそ比較できてしまい、同質異質の区別が生じ、愛着嫌悪につながる
    実直にランダムに全てを埋める作業を営めればと思うが、ランダムにうめたように見えたマス目のさらに背景が顕になると、そのマスが何かしらの輪郭をもってしまう
    見えないけど確実に背景が存在して自分が偏向していることが不安になる
    偏りながら必死に生きている人間に愛らしさを感じさせる終わり方がすごい
    最後3章くらいが急に面白くなる

    0
    2026年07月18日
  • 三度目の恋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても面白かった。どんどん、引き込まれていく物語だった。連続ドラマで観たいような。読んでて絵が浮かんだ。どの時代の物語も素敵。そして読後感としては、あー私はなるちゃんよりも高丘さんがいいなぁ、高丘さんみたいな存在が本当欲しいなぁ、と!理想的な関係性。澁澤龍彦の『高丘親王航海記』大好きなので、うわあ、くすこ!親王!といちいち1人で読んでて舞い上がった。

    0
    2026年07月16日