萩尾望都のレビュー一覧

  • 11月のギムナジウム

    匿名

    購入済み

    短編集

    でした。有名な作者さんですが、初めて読みました。悲しい物語もありますが、結末はそれぞれ気持ち的にストンッときます。色々な人間模様が読めます。

    0
    2025年11月09日
  • 感謝知らずの男

    Posted by ブクログ

    大人になってから読んだ本。
    不眠症のレヴィはただ静かに眠りたいのに世話焼きな隣人が邪魔をして、、。
    レヴィが気の毒な反面、世話焼きタイプも必要なのよね、この世の中には。というのが、末娘気質の私としての感想。
    あと、レヴィのタイプがぬいぐるみだって良いじゃないの、それに看護師が優しくて親切で魅力的に見えるのなんていくらでもある話だわ。私もそうだし。

    0
    2025年11月08日
  • フラワー・フェスティバル

    Posted by ブクログ

    母の本棚にあるのを見つけて読んだこの本。
    大人になって読んでも、発見があるものだなあと思いました。
    気持ちが変わるのは、見えていないものが見えてくるからだ、、と言うシーンではそうか、そうよねどんな人に対してだって評価を改めることは悪ではなく、ごく自然な成り行きなのだわと考えさせられました。

    0
    2025年11月08日
  • 百億の昼と千億の夜 完全版

    Posted by ブクログ

    原作は既読。
    光瀬さんの文体から溢れ出るイメージを、上手く漫画に落とし込めています。
    諦念の果に辿り着く砂漠の風景がとても美しかった。ラストは少し消化不良気味かもしれない。
    しかし、阿修羅王のキャラデザが秀逸ですね。儚さと強靭さを兼ね備えた美しさ。
    完全版ということで、エッセイやイラスト集などの特典も、思う存分堪能しました。

    0
    2025年09月24日
  • 一度きりの大泉の話

    Posted by ブクログ

    萩尾望都の漫画は大好き。
    ほぼ全部読んでるとも言える。
    素晴らしい才能と感性だと思っている。
    引っ越し等で処分してしまったので、電子版で買い直した作品も多数。今読んでも面白い。

    でも、この作品を読むとあまり自信がなかったらしい。驚きである。

    竹宮惠子の「風と木の詩」も面白く読んだ記憶はあるが、再読したいとは思わない。

    似たように見えるテーマでも、時間の経過とともに残るかどうか、それが良い作品なのであると、以前、ある画家さんに教わったっけ。

    で、萩尾望都と竹宮惠子は天才と秀才であり、萩尾望都には天才の、そして、竹宮惠子には秀才の悲哀や苦しみがあるのだろうと思った。モーツァルトとサリエリの

    0
    2025年08月18日
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma

    Posted by ブクログ

    あの名作がどうなる!?と思いながら、違和感なく、でも新しく、パラレルな読後感。
    あとがきにあった通り、まんまと原作を読みたくなった。

    0
    2025年07月08日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スミマセン2とおなじまとめです。
    ポーの一族秘密の花園 1

    フラワーコミックススペシャル

    萩尾望都/著
    出版社名小学館
    出版年月2020年11月
    ISBNコード978-4-09-871208-3
    (4-09-871208-3)
    税込価格750円
    頁数・縦191P 19cm

    ポーの一族秘密の花園 2

    フラワーコミックススペシャル
    萩尾望都/著
    出版社名小学館
    出版年月2021年11月
    ISBNコード978-4-09-871499-5
    (4-09-871499-X)
    税込価格750円
    頁数・縦193P 19cm
    以上e-honより引用

    概要
    「秘密の花園」(ひみつのはなぞの)は、吸血鬼一

    0
    2025年06月15日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ポーの一族秘密の花園 1

    フラワーコミックススペシャル

    萩尾望都/著
    出版社名小学館
    出版年月2020年11月
    ISBNコード978-4-09-871208-3
    (4-09-871208-3)
    税込価格750円
    頁数・縦191P 19cm

    ポーの一族秘密の花園 2

    フラワーコミックススペシャル
    萩尾望都/著
    出版社名小学館
    出版年月2021年11月
    ISBNコード978-4-09-871499-5
    (4-09-871499-X)
    税込価格750円
    頁数・縦193P 19cm
    以上e-honより引用

    概要
    「秘密の花園」(ひみつのはなぞの)は、吸血鬼一族の物語を描いた萩尾望都のファンタ

    0
    2025年06月15日
  • 11人いる!

    Posted by ブクログ

    SF漫画で古今の名作といえば、で必ず名前が上がります「11人いる!」。
    物語の導入はさまざまなところで紹介されているし、もうテンプレだとは思います。
    ああいう終わり方、希望の終わり方になるとは思わなかった。
    パニックの中、誰か一人は犠牲になってしまうのではないか、と思いながら読んでいたのだけどもなぁ。もしくは『そして誰もいなくなった』のような不幸な結末かな、とも。
    悲劇や惨劇で終わらなかった、希望と未来への確かな活力が感じられるのが清々しい。

    後日談の「続・11人いる!」とショートショートの「スペース ストリート」も同時収録。
    フロルの存在が何よりも物語の清涼剤でもあり起爆剤。まだ彼でも彼女

    0
    2025年06月08日
  • ポーの一族 青のパンドラ 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アランを元の姿に戻すためにヨーロッパを彷徨うエドガーはバリーに大老ポーが持つ青い壺の秘薬(パンドラ)を使えばアランを元に戻せると唆され大老ボーに再会する。バリーの狙いは大老ポーが作り出せる炎の剣であった。エドガーは大老ポーからポーの一族の始まりの物語をきく。
    紀元前2000年頃、ギリシャの小さな離島に生まれたイオン(のちの大老ポー)は「血の神」として祀られた青い壺(パンドラ)の守り人となるがやがて「血の神」に体を乗っ取られ吸血鬼と人間を繰り返すがやがて吸血鬼として完成し、出会った占い師の娘ハンナを仲間に取り込む。

    大老ポーの語るこの物語の始まりは紀元前2000年と遡り、ギリシャの海、不思議な

    0
    2025年04月29日
  • 半神

    Posted by ブクログ

    ファンタジーやSF、魅力的な読み物満載。起承転結はっきりしていて、どこに帰着するのか読み終えるまでドキドキハラハラ。
    時間をおいてまた読み直したい。

    0
    2025年02月19日
  • ポーの一族 1

    匿名

    購入済み

    すごく有名な作品ですが、子供の頃は読んだことがなく。大人になってから、舞台で上演されていて原作はどんなんだろぉ〜と気になって読みました。
    全5巻、続きが気になります。

    0
    2025年02月08日
  • 一度きりの大泉の話

    Posted by ブクログ

    萩尾望都の「ポーの一族」も竹宮恵子の「風と木の詩」も大好きだったけど、実生活ではこんな葛藤があったんですね。

    0
    2025年01月26日
  • エロイカより愛をこめてに愛をこめて!!

    全部読みたいけど

    お試し版を読んでみました。
    ページ数を見てみて…お値段が…
    これは書店に行って紙の本で読むことにするかな?
    好きな作家さんが盛大に登場してくれてます。出版社からのプレゼント?

    #ハッピー #癒やされる #胸キュン

    1
    2024年12月04日
  • 花歌舞伎徒然草 はなのかぶきよもやまばなし

    Posted by ブクログ

    著者といい挿絵といい、書かれている役者といい 贔屓ばかりで、どきどきしました。
    夢枕さんの役者を見る視点が面白い‥

    0
    2024年12月01日
  • 一度きりの大泉の話

    Posted by ブクログ

    当たり障りのない言葉でサラッと書かれていますが、実際はもっと色々あったのだろうな。近づき過ぎてはいけない2人だった。けれど才能のあるもの同士は引き合う運命だった。結末は悲しかったけれどその後もお二人とも活躍されて、やはりどちらもすごい人だったのだと思う。

    0
    2024年11月14日
  • ポーの一族 ~春の夢~

    Posted by ブクログ

    「ポーの一族」が復活、その最初の本である。時は1944年から45年、まだアランが生きている時代。エドガーとアランは、イギリスのウェールズ地方アングルシー島へ来る。そこで、戦乱を避けてドイツから来たブランカという少女と会う。物語は、ポーの一族の秘密を織り込みながら、ブランカが仲間になるまでを描く。ブランカが、成長した弟を遠くから眺める場面は切ない。

    0
    2024年11月12日
  • なのはな 新装版

    Posted by ブクログ

    萩尾望都が東日本大震災と福島原発事故に心を痛めて描いたマンガ五編を収める。「なのはな」は震災で家族を失い、原発事故で汚染された土地に住む少女ナホが、悲しみを乗り越えてなのはなの種をまくという物語だ。「プルート夫人」「雨の夜ーウラノス伯爵ー」「サロメ20××」は、プルトニウムとウランを擬人化した三部作。そして「なのはなー幻想『銀河鉄道の夜』」は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」と「ひかりの素足」を素材にした、「なのはな」の少女ナホの後日譚である。被災した人々に共感する萩尾望都のやさしさに心打たれる。

    0
    2024年11月11日
  • 感謝知らずの男

    Posted by ブクログ

    人の思惑から自由に生きたい、下心のある親切心は受けたくない、感謝なんてしたくない、感謝知らずの男になりたいんだー。
    それがその話の結論だった。ずいぶんへんてこな結びだけど、タイトルにもなってしまうくらいなので主題だ。

    主人公は「いつも少しだけ生きるパワーが足りない」と友人に称される、ローテンション省エネタイプのダンサーの男。どうやらバレエの才能はあるらしいが、人との関わりが苦手で、一人で静かに過ごしたい。しかし周りの人間はそんなのお構いなしにおせっかいや世話を焼き、放っておいてはくれない。ああ嫌だ嫌だと思いながら差し出される親切に乗って"あげて"いると、やがて親切を焼いて

    0
    2024年11月08日
  • 海のアリア 2

    Posted by ブクログ

    2巻目。文庫版で、この巻で完結。
    一巻目はまだ不思議な学園生活ものぽかったのに、だんだん話が壮大になってくる。
    ある惑星に生息する「楽器」の結晶、自分と共鳴する「楽器」の結晶と出会えれば、世紀の演奏家として宇宙で活躍できる…とか。
    宇宙の音大で競ったライバルがいるが、ある試練のために別の惑星に行ったところ、恐ろしいことが起こった…がどうやら記録が抹消されて隠されている…とか。
    宇宙警察的な人が地球に来て…とか。

    どんどん広がっていく話なのだけれど、最後は、「やっぱこいつは俺がいないとダメなんだ…」と逗子の海辺で二人で並んで座って終わる。緩急がいい。話のたたみ方が見事。

    でもほんと、一巻の冒

    0
    2024年10月31日