萩尾望都のレビュー一覧

  • 残酷な神が支配する 1

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    萩尾先生が神です。過去作品でこれだけの長編はないのではないかしら。
    とにかくジェルミの告白からが見所。
    カバー内側の作者一言欄で「逆の展開(前半がイアン目線で後半がジェルミの回想)でやっていたら読者から反応がどうなったかな、と考えるとワクワクする」みたいな事が書いてあって、作家に翻弄される喜びを覚えた。
    もちろん構成だけではない細部の描写や言葉がエグく、美しく儚く。コミックス14巻の表紙が好きだ。この本は本屋で売り続けたい。読者を獲得し続けたいです。名作。

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    2010年06月06日
  • マージナル 1

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    初期萩尾望都の傑作……と言うか、初期の作品はほとんど傑作です。その中でも偏愛して止まないのが、こちら。
    ファンタジーというか、SFというべきか悩みますがものの見事に融合してます。男だけしかいない星で繰り広げられる壮大な、或いは、ミクロな物語。何度も読み返し、その度に愛を確認する作品です。

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    2010年05月18日
  • 11月のギムナジウム

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    短編集。トーマの心臓を底本にしたという映画・1999年の夏休みには、実はこちらが底本ではないかと思わせる台詞が多々ある。
    収録されているセーラ・ヒルの聖夜も、涙なしには読めない名作。

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    2010年04月12日
  • マージナル 1

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    男しか存在しないとされる惑星の話。
    不毛さの中にも愛や絆、裏に蔓延る思惑など、様々な伏線がかみ合った物語。

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    2010年04月01日
  • 残酷な神が支配する 1

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    タイトルの通り、残酷な運命に翻弄される少年のストーリー。
    元は平凡な少年の、残酷な運命に巻き込まれる過程と、親・兄弟・友人を超えた絆の存在を描く。
    読み始めた途端に鬱々となるので、気分が落ち込んでいる方は要注意。
    元気に居られる時に読みましょう。

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    2010年04月13日
  • ポーの一族 1

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    この作品群は一遍の美しい純文学であり、
    その精神世界は漫画を超え、時を越え、数多くの作家や映像に多大な影響を与えた原点となる作品です。

    アン・ライスの「夜明けのヴァンパイア」は萩尾作品からヒントを得たのか‥? 時を超えて私の宿題となっているが発表された年代からしてアン・ライスが模倣したのだと思います。
    ブラッド・ピットの演じたハリウッド映画の「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」もこの作品の模倣でしょう。ここまでパクられると気持ちいいです。
    世界に影響を与えた萩尾作品。美しいヴァンパイアの苦悩と葛藤‥。
    その着想の奇抜さと、萩尾先生の繊細な感性。
    今もなお輝き続ける、後世に残したい不朽の大作

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    2022年03月15日
  • スター・レッド

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    太陽系第4惑星・火星。赤い風の吹く星。
    23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。レッド・星(せい)。
    火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
    しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。火星と火星人の呪われた運命を救うため、
    銀河系の中心で少女が見たものは……。

    萩尾望都はまったくたいしたSF作家だと思う。
    古い作品だけどまったく色あせない、今の時代読んでも
    面白いSF。

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    2010年01月21日
  • マージナル 1

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    レビューを書くのに10年以上もためらってしまったのは、言葉で表現すると薄っぺらい評価しかできないから。これは一遍の文学作品。マンガを超えた精神性の高さと壮大なスケール。登場人物が体を重ねあう場面でも品を失わないのは萩尾先生ならでは。
    不毛な地で繰り広げられる不可解な出来事は、時空を超えて、登場人物たちに降りかかる。たくさんのミステリアスを残して2巻に続く。

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    2011年02月18日
  • 銀の三角

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    読み返しですが、ほとんど覚えていなかった。

    始めは少々難しくてついていけてなかったけど、次第にのめりこんでいった。
    美しいけど、すごく悲しい。
    けど、悲しいだけではない。
    う~ん、、、

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    2010年01月14日
  • スター・レッド

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    ‘きみを独り占めし
     数千年の孤独を すべてうめたかった’

    異端とか異質とか異形とか、そういうものの「哀しみ」を描くのが、凄まじく上手いと思うのです

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    2010年04月25日
  • 訪問者

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    ふしぎな状況の子どもとお父さんとお母さん。
    ふしぎな旅に出た子どもとお父さん。
    語られることのないお父さんの気持ちと、
    語られるオスカーの気持ちが悲しくて。

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    2009年12月07日
  • フラワー・フェスティバル

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    萩尾望都、ロンドン、バレエ学校ときたらときめかざるを得ない漫画です。
    義理の兄るうちゃん(ハーフの美男子!)とその友人の誘いで、ロンドンにあるバレエ学校のサマースクールに通うことになったミドリ。
    大好きなバレエと慣れない外国。それから家族の問題や、気になる男の子の間で悩む主人公が可愛らしい。

    萩尾さんの漫画の中では、わりとサラリと楽しく読める。

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    2009年11月16日
  • ローマへの道

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    萩尾望都さんのバレエ漫画が好き。
    バレエ漫画って言うと、ライバルとの対決とか、先生との恋愛なんかに焦点を置きがちだけれど、これは人間模様が描かれている。
    バレエダンサーの主人公マリオの心の葛藤と成長。

    萩尾さんの精密な線で描かれたコマ一つ一つから音楽が聞こえてきそう。

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    2009年11月11日
  • バルバラ異界 1

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    全4巻。夢と現実と過去と未来と心と繋がりとアイデンティティ。
    これだけ重ーいテーマを詰め込んで展開していく力がとんでもないです。
    さすがにちょっと難解だけど興味を引かれたらぜひぜひ!

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    2009年11月08日
  • 残酷な神が支配する 1

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    中盤からが見物。とにかく、すごい。心理描写の仕方、話の展開、すごい。「漫画」としての魅力を最大限に引きだしている。新たな漫画感を発見したい方はぜひ。

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    2009年10月21日
  • 残酷な神が支配する 1

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    私は「信者」と呼ばれても否定できない位長年の萩尾ファンですが、この作品だけはコミックスを買い揃えられませんでした・・・
    嫌いなのではなく、読み返すのが恐ろしかったから。(連載はずっと追いかけてました)
    あまりにも読み手にパワーを要求する作品。嫌いな人が多いのも仕方ない。
    最近になってやっと読み返そうかなという気持ちになって来たので、とりあえず。

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    2009年11月27日
  • 残酷な神が支配する 10

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    コミックスで持ってるけど文庫でも欲しい。

    家族は軒並みリタイアしましたが、絵の美しさにつられて一気に読破した。
    もはや1コマ1コマが絵画の域。

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    2009年10月07日
  • マージナル 3

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    ファンタジー?
    SF?

    この発想力はどこから来るんだろう。
    マージナルそのもののマルグレーヴ。
    死ぬ直前も死んだ跡も泣けた。

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    2009年10月07日
  • 感謝知らずの男

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    萩尾さんのバレエ漫画は、バレエ漫画でもコテコテしてなくて読みやすい。
    確固たる画力に裏づけされた迫力というか、説得力がある。

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    2009年10月07日
  • イグアナの娘

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    容姿コンプレックスにすごくシンクロしてしまって、何回も読んだ。
    大人になったとき、人の親になったとき、歳を重ねるごとにシンクロ率は上がりそう。

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    2009年10月07日