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生きることの肯定
夢中で読んじゃった!
感情の揺れ動く様を本当に繊細に描いています。
動揺しているときに手を掴まれ、肉体的な触れ合いによって気持ちが落ち着くところや、家族や仲間たちに対して怒ったり、また別な時には肯定的な感情を持ったりするところなど。
そういう揺れ動く心を持つ自分への許し、それから自分と同じように心を持つ他者への許しがこの作品のテーマだと感じました。
あとやっぱり、母。イグアナの娘しかり、母の心のしこりが子どもに影を落としているんですよね。母親も一人の人間なのに、母であることを強いられる悲哀。大人が子どもっぽくてもいいんです。役割をなぞるキャラクターではなく、かつて子どもだった一人の人間を描いてくれているのだから。
Posted by ブクログ
私はこのころのおもー様が一番好き。
小学生が読んでも心がときめいて楽しい。大人が読んでも楽しい。
そういうのをマンガに求めている、私は。
子供のころはリュスが好きだったけど、今はサンダーが好き。そういう楽しみ方をできるキャラクターの良さもいい。
恋愛と成長とを楽しむ半面で、フェスティバルが成功するまでどうなっていくのか、まるで自分もカンパニーの一員になったように最後まで駆け抜けて行く疾走感が良い。
蘇芳さんもレイチェルも適度に感じが悪くて、でも適度にいい子で、「いそう」で「いてくれたらいい」絶妙なバランス。
これ読んでバレエ好きになったと言って過言ではないくらい。
Posted by ブクログ
バレリーナをめざす五所みどりは、義兄の薫の友人であるガブリエルに招かれて、イギリスのパディントンにあるロシア・バレエの学校が開催するサマー・キャンプに参加します。
おなじく日本からやってきた東蘇芳や、バレエを生み出した西洋文化のなかでそだった同世代の女の子たちに取り巻かれて不安を感じていたみどりでしたが、公演でスピリットの役を引き受けることになります。しかし、みどりの相手役となるサンダーパートナーであったレイチェルが急遽キャンプにやってきたことで、スピリットの役をめぐってみどりと争いになってしまいます。さらにみどりの母である園子のかつての夫であるジョージと出会うことになり、みどりの周辺はますます混乱に陥っていきます。
男女を問わず幅広い支持を集めている著者ですが、バレエと家族関係をからめてストーリーが進行する本作は、著者の作品のなかでは比較的オーソドックスな往年の少女マンガという印象です。
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