【感想・ネタバレ】フラワー・フェスティバルのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

生きることの肯定

夢中で読んじゃった!
感情の揺れ動く様を本当に繊細に描いています。
動揺しているときに手を掴まれ、肉体的な触れ合いによって気持ちが落ち着くところや、家族や仲間たちに対して怒ったり、また別な時には肯定的な感情を持ったりするところなど。
そういう揺れ動く心を持つ自分への許し、それから自分と同じように心を持つ他者への許しがこの作品のテーマだと感じました。
あとやっぱり、母。イグアナの娘しかり、母の心のしこりが子どもに影を落としているんですよね。母親も一人の人間なのに、母であることを強いられる悲哀。大人が子どもっぽくてもいいんです。役割をなぞるキャラクターではなく、かつて子どもだった一人の人間を描いてくれているのだから。

#感動する #ドキドキハラハラ #切ない

0
2021年09月17日

Posted by ブクログ

ティーンの頃から大好きなコミック。久しぶりに読みたくなって文庫版を購入した。
女子高生の主人公が夏休みにロンドンのバレエスクールに参加し、自己主張の激しい人たちとの交流を通して成長していくさまが清々しい。
人生の一時期において、限界まで挑戦することは重要。精神的にも人を成長させる。と改めて思う次第。
主人公を悩ませる癖のある登場人物たちもそれぞれ愛嬌あふれている。そしてその個性を尊重し合う人間関係のあり方がとてもヨーロッパ的な感じがして、かつてはそういうところに憧れたなー、と懐かしく思った。

0
2013年09月25日

Posted by ブクログ

私はこのころのおもー様が一番好き。
小学生が読んでも心がときめいて楽しい。大人が読んでも楽しい。
そういうのをマンガに求めている、私は。
子供のころはリュスが好きだったけど、今はサンダーが好き。そういう楽しみ方をできるキャラクターの良さもいい。
恋愛と成長とを楽しむ半面で、フェスティバルが成功するまでどうなっていくのか、まるで自分もカンパニーの一員になったように最後まで駆け抜けて行く疾走感が良い。
蘇芳さんもレイチェルも適度に感じが悪くて、でも適度にいい子で、「いそう」で「いてくれたらいい」絶妙なバランス。
これ読んでバレエ好きになったと言って過言ではないくらい。

0
2011年04月13日

Posted by ブクログ

萩尾望都、ロンドン、バレエ学校ときたらときめかざるを得ない漫画です。
義理の兄るうちゃん(ハーフの美男子!)とその友人の誘いで、ロンドンにあるバレエ学校のサマースクールに通うことになったミドリ。
大好きなバレエと慣れない外国。それから家族の問題や、気になる男の子の間で悩む主人公が可愛らしい。

萩尾さんの漫画の中では、わりとサラリと楽しく読める。

0
2009年11月16日

Posted by ブクログ

萩尾望都のバレエ漫画。
いままで萩尾作品読んだのSFばっかりだったのでとても新鮮。
絵も綺麗。高校生のみどりがバレエの海外研修を通して成長する様子が瑞々しく描かれている。ほかのキャラクターも素敵笑

萩尾望都の描くヒロインはこわい女の子多いしそうじゃないと少年に性転換されるけど、みどりは芯は強いみたいだけど普通の少女っぽく甘えて嫉妬して。少女マンガらしい!!

こんなのも描いてたんですね。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初読。
冒頭、母がバレエなんてお遊びでしょという姿は、間違いなく萩尾望都のお母さんの姿だろう。
が、後半では複雑な親子関係が描かれ、これは読み手を意識した展開なんだろうな、と。
視点人物が結構普通の人だが、人と人の網の目の中で与えられたり与えたりして成長する、とても健康な話になっていく。
闇萩尾を期待する側の人間としてもみどりしっかり! と応援していた。
親世代の悶着、周囲の人間たちのいざこざ、に巻き込まれていくが、そんな中でみどりと対等にいい描かれ方をしたのが、サンダー。いい子なんだ。
このふたりの話だけ取り出しても、いい。
なんでも本作(1988-1989)が萩尾バレエ時代の幕開けになるんだとか。

0
2021年10月12日

Posted by ブクログ

バレリーナをめざす五所みどりは、義兄の薫の友人であるガブリエルに招かれて、イギリスのパディントンにあるロシア・バレエの学校が開催するサマー・キャンプに参加します。

おなじく日本からやってきた東蘇芳や、バレエを生み出した西洋文化のなかでそだった同世代の女の子たちに取り巻かれて不安を感じていたみどりでしたが、公演でスピリットの役を引き受けることになります。しかし、みどりの相手役となるサンダーパートナーであったレイチェルが急遽キャンプにやってきたことで、スピリットの役をめぐってみどりと争いになってしまいます。さらにみどりの母である園子のかつての夫であるジョージと出会うことになり、みどりの周辺はますます混乱に陥っていきます。

男女を問わず幅広い支持を集めている著者ですが、バレエと家族関係をからめてストーリーが進行する本作は、著者の作品のなかでは比較的オーソドックスな往年の少女マンガという印象です。

0
2021年09月08日

Posted by ブクログ

男子も女子も若くてみずみずしい。
大人はちょっと弱すぎるかな。
みんな大人になりきれてない。
少年と少女ばかりが出てくるお話。

0
2011年11月27日

Posted by ブクログ

読んだ日:
買った日:
買った所:BOOK・OFF武蔵新城店
値  段:\\\\105

売った日:2009/01/12
売った所:BOOK・OFF向ヶ丘遊園駅前店
値  段:\\\\40

登録日:2007/05/07 00:58:34
更新日:

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

読んだ日:2006/09/29
買った日:2006/09/29
買った所:BOOK・OFF武蔵新城店
値  段:\105

0
2009年10月04日

「女性マンガ」ランキング