萩尾望都のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
これは…
この展開は、何故こうなる?と思ってしまいました
義父からのサディスティックな性的虐待を受け続けて壊れてしまったジェルミを
イアンがBLとして受け入れるなんて…なんで?傷深くならないの??? -
購入済み
そっか…
こうして殺意が生まれてしまうんだ
被害者が追い詰められて被害者が加害者になってしまうんですね
私は自分が消えてしまいたいと考え続けてしまいました -
ネタバレ 無料版購入済み
第二次世界大戦
ウェールズに現れたエドガーとアラン。
そこでドイツから避難してきた少女のブランカと出会う。
今回は彼女が一族に加えられるまでの話。
しかし吸血鬼といってもポーだけでなく別の一族もいるとは… -
ネタバレ 無料版購入済み
新シリーズ
新シリーズでこれが一番好きかも。
アーサークエントン卿に話でまさに続編って言う感じ。
ただクエントン卿のイメージが全く変わってしまったww
もっと陰鬱な感じだったのに躁鬱だったのか? -
ネタバレ 無料版購入済み
2016年!
ぐーっと時間が飛んでなんと2016年!
火事で燃えて炭になったアランをトランクに携えてドイツに現れるエドガー。
アランを復活させるためらしいが、ポーの一族の始まりの話などが興味深い。 -
Posted by ブクログ
萩尾望都さんといえば、少女漫画の歴史とも言える伝説的な作家さんだ。
が、残念ながら、自分自身は大人になるまで、ほとんど読んだことがない。
唯一読んだのは『トーマの心臓』くらい。
この本では、イタリアの大学に招かれて行った講演をベースに、少女漫画の歴史を概観し、表現の特質について語られる。
表現論ではコマ割りのことが特に多く取り上げられていた印象がある。
規則的なコマを割って物語を作っていくことがむしろ難しいという話があった。
自分にとってはそれ自体が意外で、興味深かった。
少女漫画の自在なコマ(例えば人物がコマを無視して、画面の前面に出てくるような配置)が読めない人がいるというのも、わ -
Posted by ブクログ
もうね、とんでもない傑作ですよ。志賀直哉の『暗夜行路』なんて、捨てちゃいなさい。かわりにこの『訪問者』を教科書に載せたらいい。その前にまず、閣僚はみんな読んで、原稿用紙10枚以上の感想文提出のこと(女性閣僚は『イグアナの娘』で)。(長山靖生「萩尾望都がいる」256p)
実際、『訪問者』を読むと、たいていの父親は泣きます。中学生以下の息子がいる父だと百発百中。(同257p)
萩尾望都は、やっと親離れが出来始めたと感じた80年代から親子問題を描き始めます。(『メッシュ』『半神』『イグアナの娘』『残酷な神が支配する』)「訪問者」はその最初の作品です(1980)。「トーマの心臓」(1974)でひと -
Posted by ブクログ
もっとノスタルジックな内容かと思ったら、全然違った・・・
なんかもう、いろいろビックリだし悲しい。萩尾望都がこんなに自身を卑下してるのかとか(巻末作家!? 私、多分、生まれて初めて読んだ少女漫画は萩尾望都の作品だと思う。だからこんな風に自分を評しているのはとても悲しい)、少女漫画界二大巨頭といっても差し支えないと思う二人の間にこんなことがあったのかとか。『小鳥の巣』は確かポーの一族の中で最初に読んだお話しで、一連の中では一番好きなんだけど、その裏にこんなエピソードがあったとは・・・!
間に入って取り持ってくれるような人がいないのも悲しい。
これってどちらの作家のファンかで受け取り方分かるんだろ -
-
ネタバレ 無料版購入済み
ヘビー
めちゃくちゃヘビーな話です。
軽い気持ちでは読めないです。
それでも読むべき作品だなとは思います。
ジェルミが絡めとられていく様子、病んで、救いを求めてもがく様子がリアルです。 -
Posted by ブクログ
萩尾望都と竹宮惠子。かつて大泉にともに暮らし、別れた二人。竹宮惠子の書いた「少年の名はジルベール」を読んだものの、では萩尾望都から見た別れとは何だったのかのアンサー。
読むとその抑制された情報制御の鋭さに驚く。
過去を思い出して誰かに話すとき、さらにそれが後悔や痛みを伴うとき、自分にとって不利なことは言いたくないし、どうしても「そんなつもりではなかった」と後から振り返った観点をその場の回想の際に口にしがちだ。
当時のことは、日記代わりのクロッキー帳をもとに淡々と記し、後から振り返った謎解きというか、萩尾望都なりの回答を最後にまとめる。創作ですら視点ブレがあるというのに、自分のことを突