萩尾望都のレビュー一覧

  • 海のアリア 1

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    萩尾望都さんに関する評論本を読んで勢いづき、再読ブームが来てしまった(何度め?)。
    70年代の本は実家のほうが揃ってるのだけど、80年代後半の作品以降は、私の家にも少しずつ揃えられていて。1番手前にあった海のアリアをまずは手に取り再読。

    この作品は結構もうモダン望都の雰囲気が漂っていて、トーマの心臓時代の初期の高尚な文学的でおしゃれで儚い雰囲気は消えかけてる。代わりに少し砕けた、日本の学校生活を送る高校生たちが出てくる。もちろんSFで、宇宙から来た人などが紛れてくる。

    冒頭千葉で海で事故に遭った主人公の高校生男子が、沖縄の海岸で発見される。何も知らない赤ん坊のような様子。この子は本当にあの

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    2024年10月31日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    「ポーの一族」が再開された。うれしい。続編の「ユニコーン」では、アランが火事で灰になってしまったことがエドガーの口から語られる。もしかして生きているのでは、と思っていたので残念だ。ところが、エドガーはアランの復活を目論んでいて、そのためにダイモンという男と手を組む。ダイモンの本当の名はバリー・ツイスト、そして隠された名はユニコーン。かつて、アランとも因縁があった。

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    2024年10月30日
  • 海のアリア 1

    無料版購入済み

    いろいろなものがつまっている。
    逗子で遭難し、その後遠く沖縄で発見された見た目はアベルの少年。
    親と子、兄弟のそれぞれの葛藤や性的虐待やSF的要素など盛りだくさん。
    今まで知らなかった。凄い作品だ。

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    2024年09月04日
  • ポーの一族 ユニコーン

    無料版購入済み

    今作は各話ごとに時代が違ったり、登場人物が変わるので整理しないと難解だった。
    次回作にどうつながっていくのだろう。

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    2024年09月03日
  • メッシュ 1

    無料版購入済み

    50年代のモノクロ映画をみているような気分。
    親子でありながら隔たりがありうまくいかない。
    憎しみながら、ただただ優しく声をかけて抱きしめてくれたら・・・。

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    2024年09月03日
  • ローマへの道

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    バレエの美しさ、競争の大変さ、嫉妬、過去の辛さに向かい合い自分を表現して初めていいものが生まれる、愛。これらを混ぜた物語。

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    2024年08月23日
  • トーマの心臓

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    1974年から「週刊少女コミック」連載作品

    ドイツのギムナジウムが舞台
    春近い雪の日 誰からも愛された少年寄宿生トーマが 陸橋から転落死
    トーマは 先輩のユーリに遺書を残す
    「これが ぼくの愛
    これが僕の心臓」

    ユーリは 品行方正成績優秀な美少年
    しかし、ある過去のトラブルから感情を隠し友人とも一線を保ち学生生活を送っていた
    トーマの気持ちを知りつつも
    それを拒否していた
    遺書さえも 受け入れようとはしない

    ユーリが自分の出自やトラブルを受け止めて
    トーマの死の真意を受け止めるまでの物語

    ユーリと同室で自分の気持ちを表現することなく支えるオスカー
    亡くなったトーマにそっくりの転校生エー

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    2024年08月01日
  • ポーの一族 5

    匿名

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    1、2巻目までは絵が見辛いと思っていましたが5巻ではすっきりとし読み易くなっています。ストーリーは本当によく構成されており他サイトの解説を参考に読みました。近年続編が出ているようなのでそちらも読みたいです。

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    2024年07月02日
  • ポーの一族 4

    匿名

    購入済み

    物語が更に深く面白くなっていきます。絵の見づらさにも慣れ、エドガーとアランというキャラクター達の魅力に惹かれて行きます。

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    2024年07月02日
  • ポーの一族 3

    匿名

    購入済み

    物語が更に深く複雑になって行きます。他サイトで登場人物や時系列などを確認しないと難しいです。短編は読まない方が良さそうです。

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    2024年07月03日
  • ポーの一族 2

    匿名

    購入済み

    物語が深くなっていきます。絵が見づらい為1巻を読んで少し疲れたのですが、ストーリーに引き込まれて続けて読みました。読切の短編は読まない方が良さそうです。

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    2024年07月03日
  • ポーの一族 1

    匿名

    購入済み

    とても好きな世界観。50年前の作品ですがストーリーがしっかりしており、名作と言われるのが納得です。作画は耽美で美しいのですがやはり時代を感じやや読みにくい。それでいてもストーリーに引き込まれ5巻通読しました。

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    2024年07月02日
  • ポーの一族 秘密の花園 1

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    読む順番は、間違えていないはず
    早く、火災の後のエドガーとアランのパズルを埋めたいのに
    1888年イングランドの中部レスターに向かう途中の物語

    アランが川に落ち、休息のために宿を乞うたアーサー卿の館
    アランの回復まで滞在となる
    「ランプトンは語る」の肖像画の物語
    あの火災で守られた絵に秘められた過去

    大まかなストーリーは最初から萩尾さんの中にあったのではと思う
    アランが眠りすぎなので 美少年を堪能できないのは残念でしたが
    そして秘密の花園2の予約数がすごくて当分読めなさそうなのが残念

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    2024年06月13日
  • ポーの一族 ユニコーン

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    「月刊フラワーズ」2018〜2019

    タイトル「ユニコーン」は
    この巻の最後「カタコンペ」(地下の共同墓地)で明かされる
    このシリーズからの新キャラのバリーも不死で時代を放浪している

    「わたしに触れるな」
    2016年ドイツミュンヘン
    なんて最近のエドガーでしょう
    これは「エディス」で行方不明となっていたエドガーとアランのその後
    アランを取り戻すため悪魔とだって契約する

    「ホフマンの舟歌」
    1958年 ベネチア
    舟歌を歌うバリー
    「春の夢」で一族となった二人との再会
    バリーの悲しい過去とポーの村の関係
    咲き誇る薔薇の秘密

    「カタコンペ」
    1963年 
    アランを引き寄せたいバリー
    惑わされ

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    2024年06月03日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    40年ぶりのポーの一族
    「月刊フラワーズ」2016〜2017
    このマンガがすごい!2018オンナ編第2位

    2024ポーの一族展描き下ろしポスターも麗しかったですが、こちらの春の夢も美麗

    第二次世界大戦中のイギリス
    1944年一月ウェールズ地方アングルシー島
    40年前の「エディス」での火災は1976年だったので、エドガーとアラン共揃って登場
    タイトルは、シューベルト「冬の旅」の「春の夢」

    ナチスドイツから逃れて叔父の家で弟と暮らす少女と出会う
    少女との触れ合いが「春の夢」から
    この少女と身を寄せる家の主人がこれからの連載に重要となってくる
    そして ポー以外の吸血族の存在
    ポーの村とエドガー

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    2024年06月03日
  • 11人いる!

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    宇宙船の中での表題作が面白かった。
    国レベルではなくて、星レベルの話に考えさせられる。いつこうなるか、コロナも全然予見できなかったし、絵空事ではないような気もしてくる。

    キャラクターの魅力で後半はグイグイ読んでしまった。

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    2024年05月01日
  • イグアナの娘

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    少女漫画は全然通ってこなかった世界だけど、
    評判通り、読んだら面白かった。
    なるほど。これが「少女漫画の神様」か。
    タイトルの話だけでなく、他のも、
    心理描写がクセになる感じです。
    王子様は出てこないし、余韻の残る終わり方。
    何回でも読みたくなります。

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    2024年04月29日
  • エロイカより愛をこめてに愛をこめて!!

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    愛、こもってます

    色んな作家さんが、エロイカより愛をこめての為に寄稿されています。
    知らなかった作家さんもいましたが、萩尾望都?!酒井美羽!?浦沢直樹!?...みなさん、エロイカのファンだったのですね。作家さんの顔ぶれにも感動でした。
    もちろん、作者の青池保子さまの短編も載ってます。
    ファン必携です!

    #アツい #笑える #ハッピー

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    2024年03月04日
  • 11人いる!

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    有名すぎて読んでなかった。萩尾望都さんの絵柄には若干苦手感あるけど、流石に面白い。ヌーとフロルは二次創作捗りそうなキャラクターですな。

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    2024年03月01日
  • ポーの一族 青のパンドラ 1

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    一族

    2016年。
    続きが描かれた驚きもさることながら、キングの口からまさに
    始まりが語られるとは思っていなかった。先生の中でも本作の
    結末が近いのかも。

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    2023年12月14日