萩尾望都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もっとノスタルジックな内容かと思ったら、全然違った・・・
なんかもう、いろいろビックリだし悲しい。萩尾望都がこんなに自身を卑下してるのかとか(巻末作家!? 私、多分、生まれて初めて読んだ少女漫画は萩尾望都の作品だと思う。だからこんな風に自分を評しているのはとても悲しい)、少女漫画界二大巨頭といっても差し支えないと思う二人の間にこんなことがあったのかとか。『小鳥の巣』は確かポーの一族の中で最初に読んだお話しで、一連の中では一番好きなんだけど、その裏にこんなエピソードがあったとは・・・!
間に入って取り持ってくれるような人がいないのも悲しい。
これってどちらの作家のファンかで受け取り方分かるんだろうなあ。 -
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ヘビー
めちゃくちゃヘビーな話です。
軽い気持ちでは読めないです。
それでも読むべき作品だなとは思います。
ジェルミが絡めとられていく様子、病んで、救いを求めてもがく様子がリアルです。 -
Posted by ブクログ
萩尾望都と竹宮惠子。かつて大泉にともに暮らし、別れた二人。竹宮惠子の書いた「少年の名はジルベール」を読んだものの、では萩尾望都から見た別れとは何だったのかのアンサー。
読むとその抑制された情報制御の鋭さに驚く。
過去を思い出して誰かに話すとき、さらにそれが後悔や痛みを伴うとき、自分にとって不利なことは言いたくないし、どうしても「そんなつもりではなかった」と後から振り返った観点をその場の回想の際に口にしがちだ。
当時のことは、日記代わりのクロッキー帳をもとに淡々と記し、後から振り返った謎解きというか、萩尾望都なりの回答を最後にまとめる。創作ですら視点ブレがあるというのに、自分のことを突き放して整理して見せてくる所が凄い。
それから、竹宮惠子との別れ後に、思い出しても辛いし、今後に関わり合うことはないと決めた。過去のことだ。この本を書いたまた忘れる。
それからの「一度きりの大泉の話」といタイトルの秀逸さよ。ミステリか!と言わんばかりの構成力である。
あとがきを読むと、語りおろしのようにも思えるが、膨大なフィルムを編集したノンフィクションのような気もする。
そこに居ると辛い、触れるとつらい。でも、それに情もあるし想い出もあると、なかなか離れづらい。
困難には立ちむかい、障害は乗り越えてこそ成長する。例え誰かに傷を負わされたとしても、その相手が反省し許しを請えばそれを認め、和解することが美しいとされる世の中であると思う。それは正しいのかもしれないけど、つらいはつらい。
でも、自分の身を守るために離れる、考えないと言うことが選択できるし、選択していい。
作品の中では、心に楔をぎりぎりと食い込ませてくる描写の、萩尾望都ですら、己の身を守ることを選択したことは、救いのように思えた。
面白かったと言っていいのかわからないけれど。大きな物語を読んだような気持ち。 -
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20年前の漫画とは思えない
絵も綺麗で内容も面白く、圧倒されました。
20年前に描いた話には思えないです。
バルバラという不思議なタイトルで読まなかったのですが
読んでよかったです。 -
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傑作
優れたSFであるとともにサスペンス性もある傑作。設定を引き継いだ続編はこの本で初めて読んだが、重要なシーン(特に平和使節来訪のあたり)など絵の表現がわかりにくく惜しいと思った。
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名作
永遠の時を生きるバンパネラの少年、エドガー・ポーツネルを主人公とした漫画の第一巻。
ポーの一族
1880年頃、エドガーは両親と妹のメリーベルの4人でロンドンから急速に発展してきた古い港町に妹の療養のためにやってきた。
エドガーはそこで貿易商会の子息であるアラン・トワイライトに出会う。
ケンカしてばかりだが仲良くなったふたり。
亡くなったアランのかつての婚約者ロゼッティにそっくりだったことからメリーベルと親しくなるアランだったがある出来事からエドガーと共にバンパネラとして生きていくことになる。
ポーの村
グレンスミス・ロングバート男爵は鹿と間違えてある少女を撃ってしまった。
その少女の兄である不思議な雰囲気の少年に殺されそうになるも村人に助けられた彼は何も作物もなくバラのスープを食べているという不思議な一族の存在を知る。
グレンスミスの日記
エリザベスは父の死をきっかけに不思議な出来事が記してある日記の存在を知る。
そこに書かれている永遠の時を生きる一族に心を奪われた彼女はその後の人生でも永遠の時を生きるバラの村に思いを馳せる。
すきとおった銀の髪
14歳のチャールズは長いこと空き家だった屋敷にかわいい女の子が越してきた事を知る。
その少女メリーベルと親しくなるが兄が目を光らせている。
そのうち彼女は引っ越してしまうがチャールズの人生にはその後もメリーベルの存在が心を占める。
初老になった彼はメリーベルそっくりの少女を見かけるが……。
名前は知っているものの読んだ事がなかった本作。
時を越えても惹きつけられる名作だと思った。