萩尾望都のレビュー一覧

  • ポーの一族 ユニコーン

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    エディス後のエドガーとアランのその後が描かれた物語。何十年という時を超え、描き綴られた萩尾望都の剛腕に唸る。終わったはずの物語を納得のいく形で動き出させることができるのは、作者のみの特権で、それを描く胆力があるのに驚嘆。

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    2022年08月28日
  • 残酷な神が支配する 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    ヘビー

    めちゃくちゃヘビーな話です。
    軽い気持ちでは読めないです。
    それでも読むべき作品だなとは思います。
    ジェルミが絡めとられていく様子、病んで、救いを求めてもがく様子がリアルです。

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    2022年05月02日
  • 一度きりの大泉の話

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    先に竹宮恵子さんの本を読んだので、想定外で驚きました。コミュニケーションとは本当に難しい。
    本にするの辛かっただろうな。

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    2022年04月17日
  • 一度きりの大泉の話

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    モーツァルトとサリエリを思い起こさせる関係。
    むしろ周囲の空気を読まない無神経、無防備、無邪気で、無欲な自己肯定感の極めて低い天才の側にいる常識人な同業者竹宮センセの悲哀を痛感し同情した。天才側に悪意も自覚も無いのが尚更辛いわ。
    「トーマの心臓」は特に、作品の裏話は幻滅もあったけれど意外な事実にメウロコでスッキリした。
    なんと言っても次々と登場する当時の漫画家さんたちの名前には興奮した。

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    2022年04月13日
  • 一度きりの大泉の話

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     萩尾望都と竹宮惠子。かつて大泉にともに暮らし、別れた二人。竹宮惠子の書いた「少年の名はジルベール」を読んだものの、では萩尾望都から見た別れとは何だったのかのアンサー。

     読むとその抑制された情報制御の鋭さに驚く。
     過去を思い出して誰かに話すとき、さらにそれが後悔や痛みを伴うとき、自分にとって不利なことは言いたくないし、どうしても「そんなつもりではなかった」と後から振り返った観点をその場の回想の際に口にしがちだ。
     当時のことは、日記代わりのクロッキー帳をもとに淡々と記し、後から振り返った謎解きというか、萩尾望都なりの回答を最後にまとめる。創作ですら視点ブレがあるというのに、自分のことを突

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    2022年03月27日
  • 一度きりの大泉の話

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    萩尾さんの漫画は 昔々リアルタイムで読んでいた。あの頃はいろんな系統の漫画がたくさんうまれてきていて、面白かったことを覚えている。
    その萩尾さんの、あの頃のことが書かれた本ということで楽しみにしていたのだけれど、、なかなかどうして、予想を裏切ってのなかなか、ヘビーな内容だった。

    やっぱり、人間関係は難しい。
    自分を守ることも必要だし、その方法は人それぞれ。

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    2022年03月14日
  • トーマの心臓

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    これは献身の物語だろう。登場人物たちは初めから愛されている。けれども愛されるだけじゃ足りない。愛することでやっと幸福になることができる。
    今はここまで

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    2022年03月01日
  • バルバラ異界 1

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    20年前の漫画とは思えない

    絵も綺麗で内容も面白く、圧倒されました。
    20年前に描いた話には思えないです。
    バルバラという不思議なタイトルで読まなかったのですが
    読んでよかったです。

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    2022年03月01日
  • HOLY ホラーコミック傑作選第1集

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    ホラー短編集

    ホラー短編集。ホラーといってもオカルト、モンスターもの、人の心の闇を描いたものなど様々。個人的には手塚、萩尾の作品が印象的だった。

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    2022年02月09日
  • 11人いる!

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    傑作

    優れたSFであるとともにサスペンス性もある傑作。設定を引き継いだ続編はこの本で初めて読んだが、重要なシーン(特に平和使節来訪のあたり)など絵の表現がわかりにくく惜しいと思った。

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    2022年02月09日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    何気に。
    「おじさん」と言われて憮然とし、「流行遅れ」と指摘されていそいそと最新流行のタイを新調するシルバーが、かわいいと思ってしまった…。
    (え、感想そこ!? すみません……)

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    2022年01月30日
  • 一度きりの大泉の話

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    これを発表しなければならないほど追い込まれた萩尾望都先生、どれほど苦しかったことかと胸が痛む。

    当事者同士いろいろあるのは人間誰しもで、何を感じどう振る舞うかも本人の選択。
    周りが知ったように助言したり、仲を取り持とうとしたり、首を突っ込んだりすることは、本当に余計なお世話だ。

    この先、萩尾先生も竹宮先生も心穏やかに過ごせることを祈ります。

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    2022年01月23日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    とにかくエドガーが好き。
    ポーの一族の物語が続くかぎり、読み続けようと思う。
    読み終わってから この感想を書くまで 1ヶ月以上かかってしまった。

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    2021年12月23日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    ネタバレ

    アーサーの人物描写がまさしく一族に迎えるにぴったりで,そう思っていたらやっぱりの展開だった.1巻目から引き続いて少しの行き違いで運命が変わってしまった悲劇もうまく昇華して満足のいくラストになっている.

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    2021年12月06日
  • ポーの一族 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    名作

    永遠の時を生きるバンパネラの少年、エドガー・ポーツネルを主人公とした漫画の第一巻。

    ポーの一族
    1880年頃、エドガーは両親と妹のメリーベルの4人でロンドンから急速に発展してきた古い港町に妹の療養のためにやってきた。
    エドガーはそこで貿易商会の子息であるアラン・トワイライトに出会う。
    ケンカしてばかりだが仲良くなったふたり。
    亡くなったアランのかつての婚約者ロゼッティにそっくりだったことからメリーベルと親しくなるアランだったがある出来事からエドガーと共にバンパネラとして生きていくことになる。

    ポーの村
    グレンスミス・ロングバート男爵は鹿と間違えてある少女を撃ってしまった。

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    2021年12月01日
  • ポーの一族 1

    無料版購入済み

    まず物語の厚みに圧倒されてしまいます。約半世紀前の作品を読む機会なんてそう多くないので、とても新鮮だった。

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    2022年09月30日
  • 10月の少女たち

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    今まで、萩尾望都さんをちゃんと読んだことがなかったので、これを機に読んでみることに。
    70年代から80年代前半のバラエティに富んだ16篇。
    50年近く経つというのに「精霊狩り」「あそび玉」など、SF/ファンタジーでの異端の者(ちょっと変わった子)を主人公に描いたお話の色褪せない面白さよ。「赤ッ毛のいとこ」のマイペースな"のえる"がかわいい。
    ネーム作りの裏側の話もあり。萩尾望都さんと同期デビュー吾妻ひでおさんあとがきがよかった。でも文庫は小さいね、目がシバシバ。

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    2021年11月14日
  • 11月のギムナジウム

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    11月になったら読もうと決めていた7編を収めた萩尾望都さんの初期短編集。
    表題作は、あの「トーマの心臓」の原型となった作品。50ページ足らずの短編だけどとても魅了させられました。

    最後の「セーラ・ヒルの聖夜」には涙。偶然に自分たちが双子と知ってしまった兄妹のお話。子どもの方が断然大人で冷静なのが印象深い。

    かつての憧れの中の外国(ヨーロッパ)の雰囲気(お城、妖精、薔薇)が溢れててうっとり。
    同年代の羽仁未央さんのあとがきも良かった。
    「トーマ」を読んでまた、読み返そうと思う。

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    2021年11月14日
  • マージナル 2

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    ◇第2巻
    ・第8話 レクイエム 40p
    ・第9話 イワンの研究について 38p
    ・第10話 死霊 38p
    ・第11話 受胎告知 48p
    ・第12話 夢の子供 No.151 38p
    ・第13話 ヘビじじいとヘビ男 42p
    ・第14話 星と炎 39p
    ・第15話 狩人 38p
    ・エッセイ―エナジー。きわめて私的な。:井上雅彦(作家)

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    2021年10月01日
  • ウは宇宙船のウ

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    ネタバレ

    ■ウは宇宙船のウ 31p
    抒情たっぷり。
    「ポーの一族」がひと段落し、「百億の昼と千億の夜」で弩級のSFと戦ったあとに、これを原作に選ぶのがいい。
    歴史的にはどうかわからないが、最早ブラッドベリ+萩尾の組み合わせが至上と思える。

    ■泣きさけぶ女の人 22p
    これは恐い……読んだ年齢によっては永遠に引きずるかも。
    というのも自分しか知らない埋められた女の人を、どれだけ訴えても大人が真面目に取り合ってくれない、その無力感と、実際的な怖さと。

    ■霧笛 32p
    抒情……失われたものへの愛惜……人生……恐竜。
    灯台守が、恐竜の内情を想像するところに、人生が重ね合わされて……いい。

    ■みずうみ 18

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    2021年09月29日