ウは宇宙船のウ
  • 完結

ウは宇宙船のウ

781円 (税込)

3pt

ぼくたちはロケットが大好きだった。土曜日の朝の宇宙空港、爆音とともに大空へ消えゆく光点。いつかあのロケットで星の海を渡っていくことを、ぼくたちはずっと夢みていたのだった…。少年たちの宇宙への憧れに満ちた表題作をはじめ、深海の闇にまどろむ恐竜を100万年の時を越えてよびさます「霧笛」、万聖説の宵は妖魔たちの饗宴「集会」など、レイ・ブラッドベリの傑作短編を萩尾望都が描く、珠玉のSFポエジー全8編。

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ウは宇宙船のウ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原作の透明感というか、実世界とほんの薄紙一枚だけ位相のずれただけの繊細なレイ・ブラッドベリのSF小説の世界を、見事に絵にしていて、すごい。これを読んで、ブラッドベリファンになりました。

    「夢見る少年(少女)」が主人公の、全部で8編のSFポエジーが入っており、その一遍一遍が、異彩を放って忘れがたい。

    1
    2010年07月06日

    Posted by ブクログ

    どこが、というわけでもないんだが、私の潜在的な郷愁をくすぐる。原作はブラッドベリだっけ?原作読まなくても充分だ、きっと。日本人ならちぐはぐに和訳された原作よりも、これを読むといいと思う。

    1
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    懐かしい漫画を再読しました。

    萩尾望都の「ウは宇宙船のウ」。
    レイ・ブラッドベリの短編集を漫画化したもの。

    歳がバレバレですが(笑)、子供の頃にこの漫画に出会って、そして、レイ・ブラッドベリというSF作家を知り、そしてその後しばらくレイ・ブラッドベリの小説を読み漁る、という時期があったんですよね

    0
    2025年07月22日

    Posted by ブクログ

    レイ・ブラッドベリとSFに興味を持つきっかけになった漫画です。
    初めて読んだときは衝撃を受けました。
    とくに「霧笛」を読むたびになぜか泣きそうになります。永遠を生きる孤独の悲しみ、途方もない時間待つにもかかわらず報われない愛。切ないです。
    「ぼくの地下室へおいで」は読後しばらく考え込んでしまう作品。

    0
    2014年11月14日

    Posted by ブクログ

    30数年に及ぶ愛読書です。
    レイブラッドベリに目覚めるきっかけの作品でもあります。
    「集会」がやはり一番好きですね・・・甲乙つけがたいけど。
    2011年6月15日
    再読
    2013年7月14日

    0
    2013年07月14日

    Posted by ブクログ

    萩尾 望都の短編集の中でも、
    本当に、本当にグッとくる1冊。
    宇宙と人間と生命の神秘と、
    そのなかで人間がおりなすせつなさと。
    全部、1冊で、読める。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    レイブラッドベリの本を漫画で全然違和感なく書いています。これは素晴しいですよ。両方読んでみると面白いかも

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    レイ・ブラッドベリの作品をもとにした短編8編を収録しています。

    表題作の「ウは宇宙船のウ」と巻末の「宇宙船乗組員」は、SF色の強い作品です。もちろん短編なので、凝った世界設定などに読みどころのある作品ではなく、地上につなぎ留められた人間が広大な宇宙に夢を馳せるロマンティシズムが表現されています。

    0
    2021年09月06日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】ウは宇宙船のウ/泣きさけぶ女の人/霧笛/みずうみ/ぼくの地下室へおいで/集会/びっくり箱/宇宙船乗組員

    0
    2016年07月15日

    Posted by ブクログ

    宇宙局に勤めることを夢見る少年たちを描いた表題作ほか7作の短編集。

    男の子が主役の物語が多かったように思ったけれど、実際は少し多いって程度でした。
    それだけ男の子が主役のお話のほうが印象的ってことなのかな…。

    異星人とおぼしききのこが人間をじわじわとあやつっていく『ぼくの地下室へおいで』は「へぇ

    0
    2016年06月01日

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