萩尾望都のレビュー一覧

  • 半神

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    萩尾 望都の作品をずっと読みたくて初めて
    手にしたのがこれ。

    がつんとやられてしまった。

    うーんすごすぎる。

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    2010年09月16日
  • スター・レッド

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    これはちゃんと読んだのは初めて。
    重要キャラがあっさり途中退場してったりして、キャラに思い入れ持って読むとツライ(笑)
    そしてなんだかんだ言ってラストの結末に萌えてしまう自分が憎い。なんかすっごいヘッセキャラっぽいよね・・・。

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    2010年08月28日
  • 残酷な神が支配する 10

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    とにかく細かく描写を延々と綴ります。
    私たちの日常でありがちな、主語の無い会話のイライラ
    「やめる?」「何を?」「旅行を?」「二人の関係を?」「何を?」
    早く言えといった、一瞬の不信や迷いや怒りを入れ込んで行きます。
    そこにただの絵物語ではない、実はよくある悲劇なのだと感じさせます。


    萩尾望都の世界は、そこに実在していない人物が普通に現れ、
    少女漫画を読みなれていない人には、
    「これ何?」「この人誰?」「何でこの人、急に葉っぱが生えてるの?」と、
    ストーリーや登場人物の迷子になるかもしれないけど、
    これが物凄くパニックしている精神状態に迫力を加えます。
    じれったいくらいに現実を知らなかった

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    2010年08月16日
  • 思い出を切りぬくとき

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    70年代から80年代に書かれた萩尾さんのエッセイ。
    ただ思い考え感じたままを文章にしてあって彼女の人柄が感じられます。
    それにしても、趣味で海外に公演見に行く関連の内容は、まったくうらやましい限りです。現代能の舞台が面白そうだったなあ。

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    2010年08月13日
  • マージナル 1

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    「萌える」という意味では一番好きな作品。アシジンがいいキャラだ。これ実写映画化してほしいけど、無理だろうなぁw

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    2010年07月18日
  • スフィンクス

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    萩尾望都作品が歌舞伎みたいになってきた。絵にこんなに意味がある作品はなかったとおもいます。
    表題の作品は「オイディプス王」はオイディプスのみの悲劇にあらず。血の涙を流すオイディプスのまさに突き刺すような痛みとはちがう。周囲の締め付けられるような悲しみのコントラストが秀逸な作品だなぁ~

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    2010年06月17日
  • 思い出を切りぬくとき

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     萩尾望都氏のたった1つのエッセイ集。先日、私が知っている中で、もっとも文芸的に素晴らしい少女マンガって何だろうと考えていんですけど、結局選んだのが、『トーマの心臓』と『日出処の天子』と『風と木の詩』の3つ。このエッセイでは、その『トーマ』の連載時の苦労、例えば、編集者に「長篇をやろう」と言われて、第1回めの人気がないので「4、5回で終えてください」と掌返しをされたりなどが書かれており面白いです。

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    2010年06月05日
  • 残酷な神が支配する 6

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    グレッグ氏がやった罪を認めたイアンがジェルミをボストンの男娼街のアパートで見つけるところから、ハムステッドでも生活を改めないジェルミに怒り、犯してしまい、ハマってしまうところまで。
    ジェルミは魔性だ。
    自暴自棄になる人間に、なぜ人はあんなにも惹かれてしまうのだろう…。

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    2010年05月27日
  • 残酷な神が支配する 1

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    落ち込む…本です。ほんっとにグレッグ酷い。こんなにも醜い本性が人間のどこかに隠れているのか…ゾッとする。全10巻。9巻までしか読んでない。読み終わるのが怖い。

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    2010年05月19日
  • 思い出を切りぬくとき

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    この方はやっぱり天才! バレエを観て頭の中で構築し直して理解する、というところに圧倒された〜。すごく人間ぽいところも好き。

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    2010年03月24日
  • スフィンクス

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    会社の人に借りた。

    オイディプスの話がメイン。ほか人魚姫をモチーフにした話とか、リフォームに走った奥さんの話とか

    こういう話をずーーーっと描き続けていることが本当にすごいと思います。

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    2010年01月26日
  • 半神

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    表題作の半神は、結合双生児の物語。
    知性を持っているが、老人のようは姉と
    美貌をもっているが、赤ん坊のような妹。
    合わせ鏡の二人の葛藤、とはいえ、知性を持つのは
    姉だけなので、もっぱら姉の心の動きで物語は進む。
    そして二人が離れる時が。
    なんとも切ない気分になる物語。

    収録されている作品全ていいけど、
    最後の作品がすごい。

    その町は1年立つごとに、力を持った少女を中心に、
    町の大人たちの力を使って、1年前に戻ることを
    もう何年も繰り返している。
    そのまま時が流れつづければ核戦争で滅びる運命にあるからだ。
    子どもたちには知られないように繰り返されてきた儀式を、
    主人公たちはのぞきに行って知っ

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    2010年01月21日
  • 思い出を切りぬくとき

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    漫画というジャンルでこれほどクオリティの高い作品を出せる人はなかなかいないのではないかと思う。
    とても尊敬できる漫画家さんのエッセイ集。

    4つ★にしたのは、やはり萩尾さんの作品である漫画の方がすばらしいと思ったから。

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    2010年01月15日
  • レオくん

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    シュールらしい噂を聞いていたので敬遠していたけど、結構普通に読めました。
    レオ君が猫らしく生きるのがいい。
    うんち。分かる。なぜ外に(笑)
    巻末の「写真日記」が可愛すぎる。
    猫になりたい。

    (H21.12 自)

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    2009年12月24日
  • 海のアリア 1

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    「自分が自分じゃなくなっていく」という感覚がゾッとする。
    海での事故以来、記憶を失ってしまったアベルのSF物語。

    綺麗な絵と、音楽が奏でる不思議なストーリー。
    文庫で全2巻

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    2009年11月23日
  • 半神

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    萩尾望都の作品は数あれども、この作品はなんともいえない読後感。
    表題作は16ページの超短編の作品であっという間に読み終えるのに、切なさとやりきれなさといった色々な感情が入り混じって悲しいような切ない気持ちになった。
    そのほかにもSFから耽美まで萩尾望都の世界に簡単にトリップできる作品集に仕上がっていて、何度も読み返してしまう作品集。

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    2011年05月13日
  • 思い出を切りぬくとき

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    論理的なのに流れるようにふわふわしている文章。
    創作ノートのかけらのような。
    三島×ベジャール×モー様
    の一遍は美しすぎてくらくらする
    あいまあいまのイラストがすてき!
    モー様ファンなら必携の1冊

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    2009年11月16日
  • 11月のギムナジウム

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    トーマを掴みたいと思ったけど、やっぱり掴めないままだった。ストーリーが性急すぎる感は否めない、が、ここからあの名作が生まれたことを思うと、キャラクター造形と、それをテーマに合わせて嵌めこんでいくさまの見事さに打たれる。

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    2009年11月13日
  • 残酷な神が支配する 1

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    ぶっちゃけた話なんかはきそうになった。
    頭の中がぐるぐるして、気持ち悪くて、悲しくて。
    うなずくしかできない。
    萩尾さんのすごさを再確認してしまった作品。
    でも好き。読み返せない。だけど愛してる。

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    2009年10月21日
  • A―A’

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    読んだのはこの文庫ではなく古い作品集の17巻なので、収録が少し異なる。
    「A-A'」「4/4カトルカース」「X+Y」の一角獣種もののみ

    久々に読み返してみた。深い。
    「A-A'」は内容的には望都先生が何度か書いているテーマな感じで、心惹かれます。短いのに静かに深い。
    が、この1981年の漫画を今読むと、クローンって方が気になる。
    遺伝子・記憶を登録して、3年後に死亡すると直ぐに登録当時の年齢のクローンが現れる。
    3年で16歳まで成長させれるっていうのがすごい。その後普通に成長できるんだろうし、オリジナルがいないのだから、オリジナルとして暮らせるんだろうし、、、、でも、なん

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    2009年12月08日