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Posted by ブクログ
萩尾望都先生のエッセイ集。
2ページの短いものから、数ページにわたって舞台の話やいろんなテーマの考察が書かれているものも。書かれたのが70年代から80年代にかけてで一見統一性に欠けるけれど、中にはハッとするような話もあって飽きません。
本やバレエ、旅行など何にでも興味を持ち、悩み、楽しんでいるのが伝わってきます。
今まで興味を持たなかったテーマがいくつも収録されているのに、萩尾先生が書いたものなら読みたいと思うほど、漫画だけじゃなく文章にも人を惹きつける何かがある気がする。何度も読み、考えさせられます。
舞台を観るためにパリに飛んだかと思えば、枕に寝っころがって何気ないことを発見したり。遠い存在の人かと思ったら共感できる所があって親近感がわいたり、また遠くなったりして、その感覚が不思議と心地良いのかも。
このエッセイを読んでいると、関心の幅が広がれば広がるほど、その人の深みが増してゆくのかなぁと思ったりします。感性を豊かにすると、思考も豊かに、発想も豊かになるのだろうなぁ。
私も萩尾先生ほどではないけど、いろんなことに興味を持ってまず行動して楽しんで、を心掛けたい。多分、漫画家でなくてもそういうのは大切じゃないかなと思う。
漫画も素晴らしいけど、そのお人柄を見習いたいと思った一冊です。
Posted by ブクログ
「おじさまはアブサント酒がお好み いつも作って差し上げる」
ピカデリー7時のお嬢様が作っていたのはまさかの芋焼酎。。
イメージーー!萩尾さーーん!
笑ってしまった。
台詞は確認してないので違うかも。
人の名前が覚えられないという。でもキャラクターの名前の付け方、いつもぴったりじゃないですか、、と思ったら、やっぱり言葉には敏感なのだ。「サーボ」という名前の、音の響きに恍惚となってしまう敏感さ。小鳥の巣のテオは、やっぱりテオでしかない。脇ながら見逃せない、重要な立ち位置となったのは、名前のおかげだったりするのだろうか。
名は体を表す。
実在の名前でなくたって、トーマスでなく「トーマ」になって本当によかった。「ミノタウルス」と「ミノタウロス」では全然、違うよねえ。
関係あったりなかったりする挿し絵、というか絵のページが嬉しい。
「ミロンのたれ目一族郎党」図に笑った。
Posted by ブクログ
「ポーの一族」以来の萩尾望都ファンなので、萩尾さんのエッセイ集!というだけでとびつきました。
内容は、1976年?1983年にかけての短編エッセイです。著者は20代?30代。今は昔の話題もありますが、バレエを観たり旅行をしたりするのに、そんなところに目がいっているのか。とか。名作 トーマの心臓 の連載にそんな裏話があったのか。とか楽しく読みました。
その後も様々な作品を書かれている方なので、この本の収録作以降のエッセイがあればもっと読んでみたいと思いました。いちばん読みたいのはマンガ作品ですが、そのマンガ作品にまつわる話なども読みたいです。
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