【感想・ネタバレ】スフィンクスのレビュー

あらすじ

王ライオスは死に、赤子を喰らう不吉な怪物の影に覆われたデバイ。 残された王妃イオカステの前には、運命に導かれた若者オイディプスが現れ――!? ギリシア悲劇から瑞々しい片思いまで、鮮やかな切り口と深度で描かれた全6編のよみきり!

※収録作品をご確認の上、重複購入にはご注意ください。
●収録作品/オイディプス/スフィンクス/海の青/青いドア/世界の終わりにたった1人で/しまうまのQ&A

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望都ワールドてんこ盛り

久方ぶりに望都さんの作品を読んだら、凄く良かった🎵
初めて読んだのは「ポーの一族」だったんだけど、それからずっとファンです。「スフィンクス」も望都ワールドが変わらず展開されてて良かったです🤗

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2020年03月15日

Posted by ブクログ

オイディプス王の話は子供の頃から惹かれていたが、私の親はたとえ神話であろうと禁忌を嫌がる人種だったので、大っぴらに興味を示せず悶々としたものだ。最近eテレの100分de名著に取り上げられ、それを見て多少理解が深まったと思ったが、萩尾望都先生の解釈を読むと、また新たな発見があり益々興味深い。
『世界の終わりにたった1人で』は絶品。SFも好きだけど、人生の機微をここまで深く描けるとは文学真っ青。漫画の域を遥かに超えているなぁとまたしても感じた。

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2015年09月01日

Posted by ブクログ

「ここではないどこか」シリーズ第2弾。萩尾望都の創造力のすさまじさに圧倒される。「オイディプス」は神話を直球で描いていて、そして感動的だ。この作品は「メッセージ」シリーズでもあり、哀しげで慈愛に満ちたメッセンジャーがここにも現れる。ポーの一族のように時空を超えて。

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2011年05月02日

Posted by ブクログ

以前「flowers」掲載時に読んで、ん??という感じだったのだけど、シリーズ1を再読したら前よりずっと良かったので、今頃購入。いやー、味わい深いなあ。じわじわと伝わってくるものがある。単独で読んだ時は、この良さがわからなかったのだなあ。

型どおりのわかりやすい人が登場しない。マンガとしては珍しいけれど、現実ってそうだものね。どのお話も閉じていなくて、登場人物と共にどこか知らない場所に投げ出されているような、不思議な読後感だ。

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2015年04月27日

Posted by ブクログ

オイディプス王のお話をちゃんと読んだことはありませんが、悲劇ドラマやの~。

「世界の終わりにたった一人で」はとっても好き。

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2011年02月24日

Posted by ブクログ

おお、はぎおもとだ、となんとなく購入。なんでしょうね、この方の独特の世界観とかセリフまわしとか…と今更語るのもあれなんですが。やっぱり面白いし、すげえ。

最後の話の海岸で男の子とばあちゃんがおどるところで号泣したのですが、貸したほかの人とかは「???」って感じだったみたい。男の人には伝わりにくいのかな。

しかしああいうばあちゃんいるよな、ぼけてるまではいかないけど話してるとなかなか要領えない人っつうか。そこんとこも「ああー、いるいるこういうばあちゃんwwwwww」っておもってすげえと思ってしまいました。そんなばあちゃんの着飾ったかんじとか。はでなおばさんとか。ちょっと難しいじいさまとか。なんであんなうまく描けるんだろう。しかも皆かわいいんだよなあ。

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2010年09月25日

Posted by ブクログ

萩尾望都作品が歌舞伎みたいになってきた。絵にこんなに意味がある作品はなかったとおもいます。
表題の作品は「オイディプス王」はオイディプスのみの悲劇にあらず。血の涙を流すオイディプスのまさに突き刺すような痛みとはちがう。周囲の締め付けられるような悲しみのコントラストが秀逸な作品だなぁ~

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2010年06月17日

Posted by ブクログ

会社の人に借りた。

オイディプスの話がメイン。ほか人魚姫をモチーフにした話とか、リフォームに走った奥さんの話とか

こういう話をずーーーっと描き続けていることが本当にすごいと思います。

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2010年01月26日

Posted by ブクログ

萩尾作品をやや苦手に感じるようになった今日この頃の1冊。どうしてしまったんだろう?と思うけどこの作品も私にはまあまあかな。最終的には生方先生の壮大な人生記みたいになるのだろうか?とするとギリシャ神話の挿話の意味は??どれも水準を超える佳作とは思うけど、なんとなくなじめない自分が残念です。ただ「世界の終わりに・・・」の大津チズの会いたい人は誰もいないというセリフは、彼女の悲しみよりも潔さのようなものを感じ、共感できるような気がする。全て折り合いつけることができたんだろうな、と。(2013年2月4日)
再読 2013年5月18日 おかげさまで「海辺のカフカ」楽しんでおります。
再読 2014年9月3日

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2014年09月06日

Posted by ブクログ

オイディプス
スフィンクス
海の青(人魚姫をモチーフにした話)
青いドア(リフォーム熱に浮かされた妻の話)
世界の終わりにたった1人で(画家の遺品からこぼれ出す家族それぞれの思いの話)
しまうまのQ &A

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2010年01月31日

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