萩尾望都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まず、声を大にしていいたい。未完です! 未完ですよー、みなさん。せめて帯に書いておいて欲しかった(涙)
近所の本屋で見かけ、「萩尾望都の小説・ハードカバー・文芸の棚にポツンと1冊」という状況で、「この地域でこれを買う人は私しかいないでしょ!?」と勝手に使命感にかられて購入してしまいました。
面白かったです。一気読みでした。挿絵が多いこともありますが、文章だけでも望都さまの絵が浮かんでくる。なぜか、コマ割りまでイメージできるという不思議。
そして、第4章を読み始めたところで「あれ、このペースだと終わらないよね……」と気づき(←遅い)、巻末インタビューで「雑誌廃刊のため、連載がとまった」と知 -
購入済み
箱庭計画
てっきりファンタジーだと思っていたら、舞台は滅亡間近の未来の地球でした。
地球という箱庭に閉じ込められて、外界がある事も知らされず(意図的な情報遮断)地球が終焉に向かっている事も隠された隔絶世界。
人々はまさに閉じ込められた実験マウスのようです。
マザの交代システムは華不魅先生の『鉄錆廃園』の玉座システムを思い出しました。
引っ掛かったのがレミングの引用。篠原烏童先生の『セフィロト』にも同様の引用があり、現在では否定されている説なので盛大にモヤりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ通りがかった駅中の本屋さんが手書きの大きな紙を貼りだしていました。事件のような扱い。
40年ぶりの新作だから、当然か。
しかも、字があまりきれいじゃなかった。。。
もちろん、すぐに買いました。私にとっても大事件だったから。
ポーの一族の新作を再び読むことになるとは。
スターウォーズの新作を映画館で見たときよりも、感慨深い。
そして、40年間マンガ描き続けてきた作者、すごすぎる。
正直、この春の夢の表紙の絵はあまり好きではないなあと思った。
でも、中の絵は好き。
連載開始した最初の回と次の回は雑誌買って読んで、わりと普通に戦争と平和かなって思ってたら、
ファルカやクロエがでてきて、にわかに