萩尾望都のレビュー一覧

  • ネオ寄生獣

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    萩尾望都先生の作品目当てで購入。
    他の作家さんの作品も面白かった。

    瀧波先生の攻めっぷりに爆笑。

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    2016年08月02日
  • 訪問者

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    ネタバレ

    「訪問者」
    「トーマの心臓」に出てきたトーマの外伝。
    母を殺してしまった父を庇う子の話。
    逃避行の途上で体調を崩していく父の姿が悲しい。

    「城」
    寄宿学校に預けられたラドクリフが、優等生のアダムとギリシャ人の不良オシアンに影響される話。

    「エッグ・スタンド」
    ナチスドイツの侵略するフランス。
    パリの踊り子ルイーズのもとに身を寄せる謎の少年ラウルを、
    非合法活動に携わるマルシャンが、ふたりを愛しつつも調査する話。
    「愛も殺人も同じなんじゃないの?」というラウルの存在が面白い。

    「天使の擬態」
    自殺未遂をこころみ、天使になることを夢想する大学生の次子が、
    新任教師シ

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    2021年09月19日
  • メッセージ

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    2006年から2011年の大震災直前までに描かれた作品群の全貌。主にメッセージシリーズと、浦島舞の片思いシリーズを収録する。シリーズ連作「ここではない★どこか」の第二弾単行本らしいが、この本に収録された二つのシリーズに関連はない。

    感想を長々と書けないので、メッセージシリーズの特に「オディプス」と「スフィンクス」について述べる。語り部は時を超えて現れる悪魔の右手(左手は天使?)を持つ黒装束の男である。彼は「運命」を知っている。男は有名なオディプス王にまつわる「運命」を全て知っていて、事が起きる直前に「その道を行くな」と伝える。時には手を掴んで強く諌め、時には道理を尽くして説得する。

    そこに

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    2016年07月06日
  • なのはな 新装版

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    萩尾望都を買わなくなって20年以上が過ぎている。今回「ポーの一族」新章を読んだ勢いで買ってみた。絵柄は少し変わっているが、紛れもなく萩尾望都だった。

    作品的に最も気に入ったのは「なのはな」である。雑誌の2011年8月号に掲載されたので、少なくとも5月にはペン入れをしたはずだ。少女漫画では、最も早い時期に発表された「原発事故漫画」だろう。しかし、内容は事故の1年後の福島になっている。萩尾望都らしく、主人公の見る夢は距離と次元を超えてゆくが、内容は極めてリアルに描かれた。その後に継続して掲載された原発事故漫画を見ると、著者がなみなみならぬ熱意でこのシリーズを描いているのがわかる。私は20年の中断

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    2016年06月24日
  • マージナル 1

    ネタバレ 購入済み

    SF

    めっちゃSFでした。
    子供を産めるのはマザーと呼ばれる女性一人だけ。
    このままでは世界が滅びてしまうという恐怖に包まれた世界なのですが…
    実は大どんでん返しあり。

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    2022年06月01日
  • 残酷な神が支配する 9

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    この最後のあたり…特に307ページと最後の最後が……好きです。あー!あーあ!だめなんだけど…だめなんだけどなー!

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    2016年05月12日
  • なのはな 新装版

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    福島の原発事故や放射能の話なんだけど、プルトニウムやウランが擬人化していたりサロメが出てきたり銀河鉄道に乗ったりよくわからない。眠くない時にもう一度読もう。

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    2016年04月11日
  • イグアナの娘

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    ネタバレ

    やっぱ萩尾先生は神だわ~。スゴすぎてあたまおかしくなりそうになるわ。
    イグアナの娘、最初読んだときは「お母さんイグアナだったんか。あ、そう」だったんだけど、二回目読んだらお母さん可哀想で泣けたよ。美容整形の暗喩? とか思ったけど、そういうわけじゃないんだよな。親または子を愛したいけど愛せない親子関係全体のお話なんだって思ったら、すごい不幸で切実だった。周囲に当然出来ると思われている(自分もそう思っている)ことがどうしても出来ないなんてね…

    あとのお話はやっぱり表題作に比べるといまいち。受験生の男の子が喫茶店に住み込む話は読み込んでいくうちに登場人物の印象が逆転するのがよかったけど、終わり方が

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    2016年04月10日
  • なのはな 新装版

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    2011年6月28日発売の"月刊flowers"8月号で発表された震災後の福島県を舞台にした『なのはな』と、放射性物質を擬人化した『プルート夫人』『ー雨の夜ーウラノス伯爵』『サロメ20××』の原発3部作、そして2012年に出版された時の描き下しの『なのはなー幻想「銀河鉄道の夜」』に、今回『福島ドライヴ』を収録しての新装版。

    3部作では、放射性物質の持つ抗いきれない魅力にとりつかれ、危険性に脅威を感じたらたちまち忌み嫌う人間の身勝手さがシニカルに描かれていて身に沁みます。
    漫画で社会問題を発信することには様々な解釈もあり難しさもあるだろうけど、こうしてまた顧みて少しでも考え

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    2016年03月17日
  • ローマへの道

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    高いプライドと野心に嫉妬心が加わり、哀れなほど空回りしているマリオ。育ての母の死をきっかけに打ち明けられた家族の秘密が、スランプへ入り口となりマリオを苦しめる。
    押さえられない衝動として恋人のラエラに手を上げるシーンが何度も出てきて、マリオのメンタルの弱さが執拗に描かれる。そうしてターニングポイントとなる「愛を学ばなかった」という台詞。
    満を持して登場したマリオの実母に驚いたのは私だけじゃないと思う。老人ホームにいるって言葉から、白髪の老婆かと思えばこざっぱりとした性格のオバサンで。
    実の母との再会で愛を知るって、育ての両親の存在ってなんだったんだろう。義両親だって愛情をもって接してきたのに、

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    2016年03月09日
  • 訪問者

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    短編四作品を収録しています。

    「訪問者」は、『トーマの心臓』の番外編で、シュロッターベッツにやってくる前のオスカー・ライザーとその父親の物語です。写真家の父のグスタフ・ライザーは、オスカーが自分の息子ではないという事実に感づきながらも、そのことに向きあう勇気のない男としてえがかれています。彼は、妻とのあいだにその件をもち出すことを避けつづけ、最後には妻を殺害してしまいます。やがて刑事が彼に疑いの目を向けはじめます。しかし、グスタフ以上に心に大きな負担をあたえられることになったのはオスカーでした。オスカーは、父と母と自分の関係が家族というまとまりをうしなってしまっていることに気づきながらも、家

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    2016年02月18日
  • トーマの心臓

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    ドイツのシュロッターベッツというギムナジウムを舞台に、少年たちの繊細な心をえがいた作品です。著者の初期の代表作のひとつとされています。

    13歳のトーマ・ヴェルナーは、ユーリことユリスモール・バイハンという少年に一通の遺書を残して自殺します。かねてからトーマは、ユーリに好意を伝えていたのですが、ユーリはトーマの好意を拒みつづけていました。そこへ、トーマにうり二つのエーリク・フリューリンクという少年がやってきます。破天荒なエーリクの登場によってギムナジウムは騒々しくなりますが、そんな彼に対してユーリはいつまでも冷たい態度をとりつづけます。最初は、ユーリのことを疎んじていたエーリクですが、ユーリと

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    2021年08月31日
  • 11人いる!

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    宇宙大学入学をかけた最終試験。10人一組のはずが1人多い。閉ざされた宇宙空間と爆発物の仕掛けられた試験会場である宇宙船の中で11人の53日間にも及ぶ共同生活がはじまった。
    さまざまな星から集まった受験生ということがあり、鱗に肌が覆われていたり、王様だったり、両生体だったりと個性的。
    2度の爆発によるタンクの故障、軌道から外れた宇宙船、船内気温の上昇による伝染病と古典的かつ、正統派SF作品に仕上がっている。

    続編は大学入学後のタダとフロルのカップルメインと見せかけて試験で同じグループだった王様のマヤ王。
    王という地位を賭けた陰謀にはめられ逃亡の身となったマヤ王と彼を守るタダとフロル。宇宙規模の

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    2016年02月12日
  • 11人いる!

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    主人公のタダトス・レーンは、宇宙大学への入学をめざす少年です。最終試験は10人で一組のチームを組んで宇宙船白号に乗り込み、たがいに協力しあって53日間を過ごすことが求められます。ところが、タダのチームのメンバーが11人いることが明らかになります。だれが、いったいなんの目的で、最終試験にもぐり込んだのか、メンバーたちのあいだに疑心暗鬼が芽生え、追い討ちをかけるようにさまざまな事件が生じていきます。事件が進展するに連れて、タダが幼少期に、この宇宙船白号にかかわっていたことが明らかになります。

    タダは「11人目」ではないかという疑いをかけられながらも、フロルベリチェリ・フロルというメンバーと交流を

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    2021年08月31日
  • 訪問者

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    「訪問者」と「エッグ・スタンド」が特に好き。
    「訪問者」は読んでいる間、オスカーって聞いたことあるような…うーん何だったっけ…とぼんやり思ってましたがユリスモールが出てきてようやく思い出しました。そうか、「トーマの心臓」の前日譚か。ずいぶん前に一度読んだきりのはずなのに印象に残っているものだ。

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    2016年01月10日
  • あぶない丘の家

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    マヒコと変わり者のアズにいちゃんのシリーズ。
    これ好きだなー!
    怨霊が出たかと思いきや頼朝と義経の時代物観戦、未来人までやってくるというこのバラエティ。良い。

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    2015年11月26日
  • A―A’

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    うーん好きだ。
    〔一角獣種〕と〔カレイドスコープ・アイ〕。
    「A-A’」もいいけど、「X+Y」と「きみは美しい瞳」が特に好き。

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    2015年10月22日
  • バルバラ異界 4

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    怒涛の伏線回収…ッ
    ぞくぞくしました。
    「やり直し」てギリギリ掴んだハッピーエンドのようなもの、という展開には弱い。

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    2015年10月22日
  • AWAY-アウェイ- 1

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    18歳以下の子供だけの世界、って考えただけで恐ろしいんだけど、リアルに怖い世界を萩尾先生の視点がSF作品に仕上げている。

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    2015年09月18日
  • レオくん

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    萩尾望都先生も猫を飼っていたんですね。タマ姫、マイちゃん、レオくん。完全擬人化の「綿の国星」とエッセイ漫画の「グーグーだって猫である」の中間くらいかな、と思いながら読んでいたら、グーグーの話が出てきて驚いた。「レオくんのアシスタント」で描いた車が傑作過ぎて当分忘れられそうにありません。

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    2015年09月01日