萩尾望都のレビュー一覧

  • 11人いる!

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    とにかく、この題名が秀逸!
    こんなに端的にドキドキさせる題名、
    漫画以外を含めてもどこにも無い。

    いつか言いたい。
    何らかの状況になって、
    「11人いる!」って。
    でも、なかなか11人にならない笑
    11人じゃないと意味がない。
    そして、それを言った時に、
    1人くらいは笑って反応してほしい。
    そして、それが
    フロルのような奴?娘?だったら
    最高だと思います笑

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    2024年05月19日
  • トーマの心臓

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    いや、こちとら全然わかんねえんだけど笑
    ここで描かれている世界も分かんないし、
    これを読んで胸躍らせている世界も、
    理解できないんですけどね。
    でも、まあ、読みごたえはありました。
    オスカーやろなー、推すとしたら笑

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    2024年05月12日
  • もしも、東京

    無料版購入済み

    オムニバス作品

    東京を舞台にした漫画やイラスト、エッセイなどのオムニバス作品。
    試し読み増量だったので判断つかず評価は☆3。
    東京に住んでる人や住んだことのある人なら思入れがあって面白いのかも?

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    2024年03月23日
  • 一度きりの大泉の話

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    竹宮氏の自伝と併せて読みました。
    お別れした当時のことは、御本人方しかわからない部分があるでしょうから、それぞれそういう想いがあったんだ…と納得しながら読みました。

    しかし、竹宮氏がなぜこの時期自伝を出し、のみならず、それに付随する様々な事を起こそうとしたのかが疑問でした。
    竹宮氏御本人というよりはその周辺の方というべきでしょうか?非常にきな臭く感じました。
    「トキワ荘」に対抗し、「大泉サロン」という象徴を残そうとしてるのか…。

    また、最近有名漫画家さんがご自身の作品の扱いについて傷つき、生命を絶たれた事件とリンクするような作品を創り出すことへの苦しみを萩尾氏も述べられております。

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    2024年02月13日
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma

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    トーマの死んだ理由がこの作品の核になるものだと私は思っていたから、そこが殆ど触れられずに終わってしまったのがかなり残念だった。
    漫画版とは完全に別物として読むものだったな。そもそも舞台が違うしキャラクターの性格も若干違う。っていうか日本が舞台だったらユーリはまだ分かるけどエーリクって名前は変じゃ。。?エーリクは完全な日本人って設定だよね確か。。。どうしても萩尾望都先生の描くブロンド髪の美少年たちで想像してしまってチグハグを感じてしまった。

    オスカーの弱さや、純粋で美しいエーリクに対して眩しさを感じる気持ちは漫画版よりもよく伝わってきた。
    淡々とした静かで冷たい文体が、合間に挟まる詩を際立たせ

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    2023年12月12日
  • ピアリス

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    設定は面白かったけど、未完という事で星3。未完ならなぜ刊行したんだろう。続きが気になるので、書いて頂ければ。文章が苦手だと言っていましたが、読みやすくて良かったです。

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    2023年11月15日
  • もしも、東京

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    好きな作品が多かったかというと、そうではないけど。知らない作家さんのことや、アレを描いた人って他にも受賞作あるのね!と知るのに丁度よいガイドブックになりました。

    私は多摩地区うまれ多摩地区そだち。
    広い東京を、たまにはまた散歩してみよう。

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    2023年10月28日
  • 百億の昼と千億の夜 完全版

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    萩尾望都は好きだが、これは難しい・・・
    SFもの、原作ありで、壮大な宇宙と世界観と、そこに宗教はそれほど書かれてるとは思えないが名を使っているということは、当然意味があるとすれば・・・
    難解で・・・
    ちょっと疲れた(笑)

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    2023年07月25日
  • ピアリス

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    萩尾望都先生の未完の SF小説。萩尾望都さんを“先生”と呼ぶのは、私たちの世代に大きな影響を与えた漫画家だからです。
    この作品は1994年〜95年にかけて角川書店で発行したアニメ雑誌『The Sneaker Special』で発表した作品をまとめたもの。ユーロとピアリスという引き裂かれてしまった双子の姉妹が住む異世界。どちらの世界も崩れていく。過酷な 情勢に巻き込まれながら心身ともに傷ついていく二人。しかしその行く末は未完のまま終わります。雑誌が廃刊してしまったので、と あとがきに書いてありました。
    『バルバラ異界』に通じるものがあるテーマ。萩尾望都ファンならその世界観はすぐに理解できます。が

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    2023年07月20日
  • トーマの心臓  Lost heart for Thoma

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    原作の萩尾望都先生の漫画が大好きで、森先生が萩尾先生のことがすごく好きだと聞いてとても嬉しかった。好きな人が好きな人を好きなんて!
    そしてこの小説化を知って、表紙を見て、とてもうれしかったことも思い出しました。
    眺めて楽しんでいるうちに、読まないまま今に至り、やっと読むことに。

    まさかの日本が舞台!
    はっきりとは書かれてない(はず?)けれど、たしかそんなことを雑誌で見たなと思い出す。
    けれど読んでいるうちにすぐに背景や人物は萩尾先生の原作の絵に近づいていってしまう。
    そのたびに「ちがう、ちがう」となんとか離れようとがんばりましたが、読み終えた今、どっちでもよかったように思います。
    章のはじま

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    2023年04月17日
  • ポーの一族 青のパンドラ 1

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    ・なんとアランが……! という、驚きというか嬉しさというか。
    ・「春の夢」「ユニコーン」「秘密の花園」に続いて「青のパンドラ」。
    「秘密の花園」では絵がどうかと思ったが、本作ではまあ気になるっちゃ気になるけどそこまでの気になりではなくなった。
    読む側が慣れたのか、描く側がデジタルに慣れたのか、は知らないが。
    ・大老(キング)ポーがここまで描かれるのは初めてのはず。
    かすみの向こうに朧気に描かれていたからこその神秘性が、かなり暴かれ、神秘度が下がる……。
    うーん、気になるところはいろいろあるが、でもそれでも、こういう話があってもいいじゃないとは思う。
    ・「シャイニング」に対する「ドクター・スリー

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    2023年02月19日
  • ポーの一族 青のパンドラ 1

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    ポーの一族に、星3つなんて不敬だとは思います。しかし、ポーの一族に求めているものは、表には現れない人々の、心がざわめく、不思議で、少し怖い物語であって、歴史叙事詩じゃないと思うんですよね。舞台装置と、登場人物のサイズが合っていないというか、舞台が大きるように思います。
    第2部で、ポーの一族の由来や、村の成り立ち、ポーの世界を解き明かして行っているのですが、それによって、朧げにしかわからないものの不気味さや、魅力が薄れているように思われます。
    あと、アラン顔違う。

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    2023年02月10日
  • 11人いる!

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    .

    『11人いる!』

    著 : 萩尾望都



    かねてより評判を聞いていた萩尾望都先生の
    作品を初めて拝読しました。

    これ迄に読んだ幾人もの漫画家さんが、
    尊敬する漫画家として萩尾望都先生を
    挙げており、前々から興味を持っておりました。

    伝説の漫画家の一人として、
    漫画のみならず方々に影響を与えており、
    私自身、最近は祖となる作品を鑑賞する機会が
    増えてきたこともあり、
    特別な書店へ足を運んだ際に勇気を出して
    この短篇を手に取りました。

    『11人いる!』はSF作品で、
    1チーム10人が外部と接触を断たれた宇宙船で
    53日間生きのびる試験を受けるが、
    宇宙船には11人いた!
    果たして無

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    2022年08月17日
  • 一度きりの大泉の話

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    期待して手にしただけにガッカリ。「人間関係失敗談です」とあらかじめ断りがあったが、それでも何十年前の話をイジイジと。大御所なんだから盗作疑惑の噂なんて笑い飛ばせばいいだろうに。愚痴本でなく「交友失敗自伝本」だって?ふー。

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    2022年07月02日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    絵があまりに変わり過ぎてて…雑に感じてしまった。
    ジョン・オービンなんて、もはや別人だし(悲)
    でも、2回読んだら、内容がやっと咀嚼できた。

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    2022年04月18日
  • 一度きりの大泉の話

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    ネタバレ

    望都さんが好きで読んだのだけれど・・・
    インタビューの形から本に仕立てたそうで、読みやすい。
    竹宮恵子さんとの間の微妙な関係。
    そんなことがあったなんて、週刊誌ネタじゃあるまいし、こんなしっかりした本で読むか!
    と思いながら・・・
    望都さんの繊細で傷つきやすいもろさはよくわかった。
    あの素晴らしい「ポーの一族」の評価がそんなに良くなかったことにびっくりした。
    まあ、この本に関係なく、望都さんの漫画は好きです。

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    2022年01月13日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    自分のことは、自分で分かるわけでは無い。自分の考えは、自分が考えていると思っているもの。本当に思っていることと、思っているつもりになっていることは違う。時間が経つと、忘れる事もあるが、思い出すこともあり、近くで見るより、時間という距離を隔てて見えてくるものもあるということ。
    アランの顔、再開後、前より可愛く無いんだけど、慣れてきた。

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    2022年01月10日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    大好きな漫画家。もう少し掘り進めてほしかった。え、と思うような展開を期待してた。前に描いたお話の裏話みたいだから、これはこれでいいのでしょうけど。古くからのファンとしては、もっともっとと欲張ってしまう。
    『残酷な神が〜』以降画風が変わったけど、アランは線の細いふわふわしたアランであってほしかった。性格はそのままで嬉しいけど。

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    2021年11月21日
  • ポーの一族 秘密の花園 2

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    ネタバレ

    1巻の時点ではあまり気にならなかったが、2巻では線の太さが気になった。
    というか、同じページ内でもぶっとい線と細い線が混在していて、なんか変。
    コマごとに違う人が描いているのかと思ってしまうくらい。
    時期によって絵柄が結構変わる作者なので、過渡期なのか。
    おそらく手書きとデジタルの組み合わせがうまくいっていないのだと思うが。
    そのせいでページ全体が窮屈な印象。
    短いページ内に物語が凝縮されているのが萩尾マジックだったのが、逆になってしまっている。
    と、正直に書いてしまったが、ところどころドキッとするくらい綺麗な絵もあるので、来年春からの再開も楽しみ。
    これにて個人的萩尾月間はひと段落とし、今後

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    2021年11月13日
  • レオくん

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    ネタバレ

    「とってもしあわせモトちゃん」路線かと思いきや、第1話が辛すぎて……。
    ネットで調べてみたら発達障害と関連付けてしまって辛い、という感想があった。
    そこまで思いが及んだわけではないkれど。
    しかしそれ以外の話ではあっけらかんとしていたり、そこまで辛くもなかったりして、不思議なシリーズ。



    レオくんは2歳の雄猫。お隣のタツルくんが小学校に通うことになったら、自分も行ってみたくなって、ついにランドセルしょって念願の小学校入学!(「レオくんの小学1年生」)。さらには、映画スターをめざしたり、婚活をしたり…。猫だけど、猫だって、猫だから楽し~い、レオくんの毎日です。

    1.レオくんの小学一年生 

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    2021年11月01日