萩尾望都のレビュー一覧
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ネタバレタイトルは聞いたことがあったが、萩尾望都作品を一つも読んでなかったので。宇宙の話も好きなので。
面白かったが、名作と聞いていたのでハードルが上がっていたのかもしれない。
「11人いる!」は、最初に11人いたときに「それが試験なのかな」と思ったら、その通りだったので意外性が無くて残念だった。
11人目も「この人かな」で当たってしまった。
もうちょっと、ネタはそのままでいいけど、人間じゃない存在とか、宇宙船に残っていた可能性とか、別の悪意のある可能性とか、疑心暗鬼なそれぞれのキャラ自身の視点で深堀りしてふくらませて説明して、可能性をあれかこれかと惑わせてほしかったのに、残念。
時代のせいかもしれないけど、説明が少ない。
キャラの顔と特徴が印象に残らないまま一気に自己紹介され、すぐにキャラ同士が愛称で(名前を短縮)呼ぶ。
個人的にだが、人の名前を11人も一気に覚えられない。誰が誰なのかしばらくややこしかった。今なら、読者に(やさしく)寄り添って、数コマから数ページの各キャラの出身の星のイメージ絵とか印象付ける説明コマなどがありそうだな、と思った。
「続・~」のほうは、ラブコメ色が強くなっている。ストーリーはかなりシリアスで、やはりややこしい。星の名称が東西のペアになっているので、どっちがどっちだかとなるし、おじさんがたくさん登場するので誰がどこの誰だかとなる。
新しい世界(未知の世界)設定のキャラや名称の名づけは難しい。地球に無さそうな名前にして異なる惑星人の印象にしたいだろうし、そうすると耳馴染みがなくて覚えられず私のような読者はついていけなくなる…
とはいえ、少女漫画的な絵柄は好みだった。描かれていない設定も深そうなのに作品が短くてもったいない。
同時代に読んだら印象はかなり違う気がするが、現代の感覚でリメイクして長くしたらもっともっと面白くなりそうな作品だと思う。 -
Posted by ブクログ
〔内容〕いくつかの謎〔01〕バルバラは青羽の見る夢なのか、あるいはパラレルワールドとか未来世界とかのリアルなのか〔02〕キリヤの作った想像の世界とバルバラの関係は〔03〕眠る青羽はバルバラとこっちの世界を繋げる通路なのか〔04〕捕食により遺伝子コードだけでなく記憶も継承していくのか〔05〕キリヤとタカの関係は〔06〕世羅ヨハネとエズラ・ストラディと青(アゾーレ)博士の関係は、ついでに千里も似てるけど? さらについでにエズラとパリスの関係は〔08〕火星人とはなにか〔09〕集合無意識とかを使って人類をひとつにする計画とかなのか〔10〕未来は変えられるか、あるいは過去は変えられるか。
〔感想〕すべて解けたと言えるのか?
■バルバラについての簡単な単語集
【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。マーちゃんが育ててる。《あたしは バルバラのものだ》第一巻p.25。外部の世界で七年間眠り続けている女性、十条青羽と同じ名前だが?
【アカネとアヤメとアサギ】三姉妹。一見老女だが見た目ほど老いてないらしい。グリーン・ホームで育ったベビー・ダックス引き取るつもりらしい。
【アキシノ】キリヤの同級生のようだ。
【秋葉原コスモス】三十年子役をしているベテラン。
【明美】キリヤの母。伊勢にいる。度会とは離婚しているようだ。
【エズラ・ストラディ】十条奈々実の最初の夫。茶菜はその娘。薬学者だったが後に惑星生物学に研究対象をシフトした。近い未来、人類は火星人と出会うという説を披露した。
【カーラー・シルスバーグ】マリエンバートについている女性。アレルギー専門治療師らしいが? 若返り薬の研究者のようでもある。
【カササギのパン屋】赤毛のドイツ人が店主。前は煎餅屋だった。
【火星】かつて海があった。《いったでしょう 火星の生命体は ひとつで同時に全体だったの》第三巻p.11。そして海がなくなるとき地球に渡り地球の生物に捕食され遺伝子コードを移した。現在、合衆国、中国、インドの基地がある。
【雷ジジ】千里の祖父。青羽を嫌っている。千里の母である娘を失ったせいかヘンクツ。
【キリヤ】北方キリヤ。明美と度会の息子。「お茶の水山ノ上」の生徒で東京にいる。甲殻類アレルギー。神楽を舞っていた。かつて大黒を殺そうとした。火星の夢を見ている。
【光介】花園光介。ライカの従兄。江戸時代同好会に入っていて「ごさる」言葉を使う。
【ジジ】→雷ジジ
【十条青羽/じゅうじょう・あおば】九歳から七年間眠り続けている。母親と父親の心臓を食べたというウワサもある。アレルギー体質だった。
【十条静音/じゅうじょう・しずね】十条奈々実の七歳年上の叔母。エズラ・ストラディの不倫相手。
【十条茶菜/じゅうじょう・ちゃな】→茶菜
【十条菜々実/じゅうじょう・ななみ】→菜々美
【植物人間】? 光合成してる。
【世羅ヨハネ】明美が前世では恋人だったと信じている、教会のオルガン弾きで明美より二十歳年上。
【千里】夢占いする。《夢はね 遠い未来か遠い過去からのメッセージなんだ》第一巻p.10。どんどん髪が伸びる。
【大黒先生】パーキンソン病の世界的権威。前世療法とやらをやっている。明美を治療したとか。キリヤに殺されかけた。強いキリヤよりも強かった。ともあれ、今はキリヤは大黒の言うことは聞く。度会に対し《きみはいずれキリヤくんに殺されるよ》と予言した。
【ダイヤ】タカとパインを育てている。女優?
【タカ】バルバラ人の少年。青羽の友人。
【茶菜/ちゃな】十条茶菜。十条青羽の母、奈々実の娘。
【ディジー】ヤギ。
【時夫】渡会時夫。三年ぶりに日本に帰ってきた男。キリヤの父。甲殻類アレルギー。他者の夢に入れる夢先案内人。スプラッタは苦手。
【ドクター】バルバラ人。
【菜々美】十条菜々美。青羽の祖母。
【脳内イメージングスキャナー】人の脳内を覗き見ることがてきるらしい。
【パイン】バルバラ人。青羽の友人。成長した姿で外の世界に登場しキリヤのことをタカと呼んだ。
【花園光介/はなぞの・こうすけ】→光介
【パリス】グリーンホームからキリヤのいる学校に転校してきた。バルバラにもいた彼か?
【バルバラ】どこかにある島。瀬戸内海にときおり出没する。住民がふわふわ浮ける。死体は浮けない。子どもが育ちにくい。キリヤは自分の右手をスキャンして作った架空の島だと言った。ジジによるとバルバラ人は不老不死の薬を作るため外のやつらに閉じ込められていて、死んだらその遺体を十条製薬の人体研究局が回収するらしい。バルバラのある世界では地球は火星人と戦争しているようだ。
【バルバラ・薬】エズラ博士が作った合成タンパク質。
【ヒナコ】養子を取るがまた死んでしまった。
【風仁/ふうじん】ライカの従兄。
【ベビー・ダックス】外の世界の話。体外受精で生まれた四人の子ども。パイン、タカ、アニー、ミッキー。
【マーちゃん】パンケーキを焼いてくれる。ダイヤの姉?
【マシロ】目白マシロ。目白の息子。女装クラブ「フェミニンクラブ」に入っている。
【まだらゾウ】→メリージェーン
【マヒル】目白マヒル。目白の娘。マシロの姉。
【マリエンバート】謎の女性。時夫と関係を持つ。じつは十条◯◯さんらしい。
【目白アンナ】目白の妻。
【目白】目白サイコクリニック院長。
【目白マシロ】→マシロ
【目白マヒル】→マヒル
【メリージェーン】まだらゾウ。バルバラの守り神らしい。人間嫌い。海岸に棲息。
【百田太郎/ももだ・たろう】なんかの研究員らしい。
【夢先案内人/ガイド】他者の夢に入って夢を分析するみたいな仕事らしい。主に犯罪捜査。レオノール・フィニーの『夢先案内猫』を思い出すネーミング。
【美川/よしかわ】パラサイコの研究をしているらしい。
【ライカ】花園蕾香。キリヤに執着。十二歳からずっと山ノ上にいて不登校中。お局と呼ばれている。
【老人】世羅ヨハネのような外見だがカーラーは別人だと言う。
【度会時夫/わたらい・ときお】→時夫 -
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〔!〕……わたしたちは きっとなにかで……火星の記憶が目覚めたのよ…(p.16)
〔内容〕青羽がキリヤを誘う/キリヤ、時夫、菜々美、マシロ(実はマヒル)は遠軽で眠る青羽に会いに行く。カーラー、謎の老人、真マシロも向かっているようだ。後にパリスとライカも/カーラーの要望で謎の老人の夢に入ることにした時夫/謎の老人の前で神楽を踊る時夫/エズラ博士=世羅ヨハネ=謎の老人?
〔感想〕火星、バルバラ(島/薬)、青羽、遺伝子の継承、エズラ博士、世羅ヨハネ、キリヤ、時夫…いまだ謎はほどけない。
■バルバラについての簡単な単語集
【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。マーちゃんが育ててる。《あたしは バルバラのものだ》第一巻p.25。外部の世界で七年間眠り続けている女性、十条青羽と同じ名前だが?
【アカネとアヤメとアサギ】三姉妹。一見老女だが見た目ほど老いてないらしい。グリーン・ホームで育ったベビー・ダックス引き取るつもりらしい。
【アキシノ】キリヤの同級生のようだ。
【秋葉原コスモス】三十年子役をしているベテラン。
【明美】キリヤの母。伊勢にいる。度会とは離婚しているようだ。
【エズラ・ストラディ】十条奈々実の最初の夫。茶菜はその娘。薬学者だったが後に惑星生物学に研究対象をシフトした。近い未来、人類は火星人と出会うという説を披露した。
【カーラー・シルスバーグ】マリエンバートについている女性。アレルギー専門治療師らしいが? 若返り薬の研究者のようでもある。
【カササギのパン屋】赤毛のドイツ人が店主。前は煎餅屋だった。
【火星】かつて海があった。《いったでしょう 火星の生命体は ひとつで同時に全体だったの》第三巻p.11。そして海がなくなるとき地球に渡り地球の生物に捕食され遺伝子コードを移した。現在、合衆国、中国、インドの基地がある。
【雷ジジ】千里の祖父。青羽を嫌っている。千里の母である娘を失ったせいかヘンクツ。
【キリヤ】北方キリヤ。明美と度会の息子。「お茶の水山ノ上」の生徒で東京にいる。甲殻類アレルギー。神楽を舞っていた。かつて大黒を殺そうとした。火星の夢を見ている。
【光介】花園光介。ライカの従兄。江戸時代同好会に入っていて「ごさる」言葉を使う。
【ジジ】→雷ジジ
【十条青羽/じゅうじょう・あおば】九歳から七年間眠り続けている。母親と父親の心臓を食べたというウワサもある。アレルギー体質だった。
【十条静音/じゅうじょう・しずね】十条奈々実の七歳年上の叔母。エズラ・ストラディの不倫相手。
【十条茶菜/じゅうじょう・ちゃな】→茶菜
【十条菜々実/じゅうじょう・ななみ】→菜々美
【植物人間】? 光合成してる。
【世羅ヨハネ】明美が前世では恋人だったと信じている、教会のオルガン弾きで明美より二十歳年上。
【千里】夢占いする。《夢はね 遠い未来か遠い過去からのメッセージなんだ》第一巻p.10。どんどん髪が伸びる。
【大黒先生】パーキンソン病の世界的権威。前世療法とやらをやっている。明美を治療したとか。キリヤに殺されかけた。強いキリヤよりも強かった。ともあれ、今はキリヤは大黒の言うことは聞く。度会に対し《きみはいずれキリヤくんに殺されるよ》と予言した。
【ダイヤ】タカとパインを育てている。女優?
【タカ】バルバラ人の少年。青羽の友人。
【茶菜/ちゃな】十条茶菜。十条青羽の母、奈々実の娘。
【ディジー】ヤギ。
【時夫】渡会時夫。三年ぶりに日本に帰ってきた男。キリヤの父。甲殻類アレルギー。他者の夢に入れる夢先案内人。スプラッタは苦手。
【ドクター】バルバラ人。
【菜々美】十条菜々美。青羽の祖母。
【脳内イメージングスキャナー】人の脳内を覗き見ることがてきるらしい。
【パイン】バルバラ人。青羽の友人。成長した姿で外の世界に登場しキリヤのことをタカと呼んだ。
【花園光介/はなぞの・こうすけ】→光介
【パリス】グリーンホームからキリヤのいる学校に転校してきた。バルバラにもいた彼か?
【バルバラ】どこかにある島。瀬戸内海にときおり出没する。住民がふわふわ浮ける。死体は浮けない。子どもが育ちにくい。キリヤは自分の右手をスキャンして作った架空の島だと言った。ジジによるとバルバラ人は不老不死の薬を作るため外のやつらに閉じ込められていて、死んだらその遺体を十条製薬の人体研究局が回収するらしい。バルバラのある世界では地球は火星人と戦争しているようだ。
【バルバラ・薬】エズラ博士が作った合成タンパク質。
【ヒナコ】養子を取るがまた死んでしまった。
【風仁/ふうじん】ライカの従兄。
【ベビー・ダックス】外の世界の話。体外受精で生まれた四人の子ども。パイン、タカ、アニー、ミッキー。
【マーちゃん】パンケーキを焼いてくれる。ダイヤの姉?
【マシロ】目白マシロ。目白の息子。女装クラブ「フェミニンクラブ」に入っている。
【まだらゾウ】→メリージェーン
【マヒル】目白マヒル。目白の娘。マシロの姉。
【マリエンバート】謎の女性。時夫と関係を持つ。じつは十条◯◯さんらしい。
【目白アンナ】目白の妻。
【目白】目白サイコクリニック院長。
【目白マシロ】→マシロ
【目白マヒル】→マヒル
【メリージェーン】まだらゾウ。バルバラの守り神らしい。人間嫌い。海岸に棲息。
【百田太郎/ももだ・たろう】なんかの研究員らしい。
【夢先案内人/ガイド】他者の夢に入って夢を分析するみたいな仕事らしい。主に犯罪捜査。レオノール・フィニーの『夢先案内猫』を思い出すネーミング。
【美川/よしかわ】パラサイコの研究をしているらしい。
【ライカ】花園蕾香。キリヤに執着。十二歳からずっと山ノ上にいて不登校中。お局と呼ばれている。
【老人】世羅ヨハネのような外見だがカーラーは別人だと言う。
【度会時夫/わたらい・ときお】→時夫 -
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バルバラとこちらの世界が微妙にリンクしはじめている。翻弄される人びと。
■バルバラについての簡単な単語集
【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。マーちゃんが育ててる。《あたしは バルバラのものだ》第一巻p.25。外部の世界で七年間眠り続けている女性、十条青羽と同じ名前だが?
【アカネとアヤメとアサギ】三姉妹。一見老女だが見た目ほど老いてないらしい。グリーン・ホームで育ったベビー・ダックス引き取るつもりらしい。
【秋葉原コスモス】三十年子役をしているベテラン。
【明美】キリヤの母。伊勢にいる。度会とは離婚しているようだ。
【エズラ・ストラディ】十条奈々実の最初の夫。茶菜はその娘。薬学者だったが後に惑星生物学に研究対象をシフトした。近い未来、人類は火星人と出会うという説を披露した。
【カーラー】マリエンバートについている女性。
【雷ジジ】千里の祖父。青羽を嫌っている。千里の母である娘を失ったせいかヘンクツ。
【キリヤ】北方キリヤ。明美と度会の息子。「お茶の水山ノ上」の生徒で東京にいる。甲殻類アレルギー。神楽を舞っていた。かつて大黒を殺そうとした。火星の夢を見ている。
【光介】花園光介。ライカの従兄。江戸時代同好会に入っていて「ごさる」言葉を使う。
【ジジ】→雷ジジ
【十条青羽/じゅうじょう・あおば】九歳から七年間眠り続けている。母親と父親の心臓を食べたというウワサもある。アレルギー体質だった。
【十条静音/じゅうじょう・しずね】十条奈々実の七歳年上の叔母。エズラ・ストラディの不倫相手。
【十条茶菜/じゅうじょう・ちゃな】→茶菜
【十条菜々実/じゅうじょう・ななみ】十条青羽の祖母。
【植物人間】? 光合成してる。
【世羅ヨハネ】明美が前世では恋人だったと信じている、教会のオルガン弾きで明美より二十歳年上。
【千里】夢占いする。《夢はね 遠い未来か遠い過去からのメッセージなんだ》第一巻p.10。どんどん髪が伸びる。
【大黒先生】パーキンソン病の世界的権威。前世療法とやらをやっている。明美を治療したとか。キリヤに殺されかけた。強いキリヤよりも強かった。ともあれ、今はキリヤは大黒の言うことは聞く。度会に対し《きみはいずれキリヤくんに殺されるよ》と予言した。
【ダイヤ】タカとパインを育てている。女優?
【タカ】バルバラ人の少年。青羽の友人。
【茶菜/ちゃな】十条茶菜。十条青羽の母、奈々実の娘。
【ディジー】ヤギ。
【ドクター】バルバラ人。
【脳内イメージングスキャナー】人の脳内を覗き見ることがてきるらしい。
【パイン】バルバラ人。青羽の友人。成長した姿で外の世界に登場しキリヤのことをタカと呼んだ。
【花園光介/はなぞの・こうすけ】→光介
【バルバラ】どこかにある島。瀬戸内海にときおり出没する。住民がふわふわ浮ける。死体は浮けない。子どもが育ちにくい。キリヤは自分の右手をスキャンして作った架空の島だと言った。ジジによるとバルバラ人は不老不死の薬を作るため外のやつらに閉じ込められていて、死んだらその遺体を十条製薬の人体研究局が回収するらしい。
【ヒナコ】養子を取るがまた死んでしまった。
【風仁/ふうじん】ライカの従兄。
【ベビー・ダックス】外の世界の話。体外受精で生まれた四人の子ども。パイン、タカ、アニー、ミッキー。
【マーちゃん】パンケーキを焼いてくれる。ダイヤの姉?
【マシロ】。目白マシロ。目白の息子。女装クラブ「フェミニンクラブ」に入っている。
【まだらゾウ】→メリージェーン
【目白】目白サイコクリニック院長。
【目白マシロ】→マシロ
【マリエンバート】謎の女性。十条◯◯さんらしい。
【メリージェーン】まだらゾウ。バルバラの守り神らしい。人間嫌い。海岸に棲息。
【百田太郎/ももだ・たろう】なんかの研究員らしい。
【夢先案内人/ガイド】他者の夢に入って夢を分析するみたいな仕事らしい。主に犯罪捜査。レオノール・フィニーの『夢先案内猫』を思い出すネーミング。
【美川/よしかわ】パラサイコの研究をしているらしい。
【ライカ】花園蕾香。キリヤに執着。十二歳からずっと山ノ上にいて不登校中。お局と呼ばれている。
【度会時夫/わたらい・ときお】三年ぶりに日本に帰ってきた青年。甲殻類アレルギー。他者の夢に入れる夢先案内人。スプラッタは苦手。 -
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〔引用〕きみはいずれキリヤくんに殺されるよ(p.103)〔内容〕バルバラ人はふわふわ浮ける。青羽は「よそもの」なのて浮くのがヘタ/夢先案内人の度会は七年間眠り続けている女性、十条青羽の夢に入る/青羽と十条青羽は同一人物なのか?/度会の息子、キリヤはバルバラは自分の想像の産物だと言う。島は夢なのか?/火星と赤い月〔感想〕関係するキャラクタが増え続け、あれやこれやの情報がバルバラという語を中心につながりはじめ、謎は際限なく膨れ上がり続け、集束できるのか?
■簡単な単語集
【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。マーちゃんが育ててる。《あたしは バルバラのものだ》第一巻p.25。外部の世界で七年間眠り続けている女性、十条青羽と同じ名前。
【秋葉原コスモス】三十年子役をしているベテラン。
【明美】キリヤの母。伊勢にいる。度会とは離婚しているようだ。
【エズラ・ストラディ】十条奈々実の最初の夫。茶菜はその娘。薬学者だったが後に惑星生物学に研究対象をシフトした。近い未来、人類は火星人と出会うという説を披露した。
【キリヤ】北方キリヤ。明美と度会の息子。「お茶の水山ノ上」の生徒で東京にいる。甲殻類アレルギー。神楽を舞っていた。かつて大黒を殺そうとした。火星の夢を見ている。
【ジジ】千里の祖父。青羽を嫌っている。千里の母である娘を失ったせいかヘンクツ。
【十条青羽/じゅうじょう・あおば】九歳から七年間眠り続けている。母親と父親の心臓を食べたというウワサもある。アレルギー体質だった。
【十条静音/じゅうじょう・しずね】十条奈々実の七歳年上の叔母。エズラ・ストラディの不倫相手。
【十条茶菜/じゅうじょう・ちゃな】十条青羽の母、奈々実の娘。
【十条菜々実/じゅうじょう・ななみ】十条青羽の祖母。
【植物人間】? 光合成してる。
【世羅ヨハネ】明美が前世では恋人だったと信じている、教会のオルガン弾きで明美より二十歳年上。
【千里】夢占いする。《夢はね 遠い未来か遠い過去からのメッセージなんだ》第一巻p.10。どんどん髪が伸びる。
【大黒先生】パーキンソン病の世界的権威。前世療法とやらをやっている。明美を治療したとか。キリヤに殺されかけた。強いキリヤよりも強かった。ともあれ、今はキリヤは大黒の言うことは聞く。度会に対し《きみはいずれキリヤくんに殺されるよ》と予言した。
【ダイヤ】タカとパインを育てている。女優?
【タカ】バルバラ人の少年。青羽の友人。
【ディジー】ヤギ。
【ドクター】バルバラ人。
【脳内イメージングスキャナー】人の脳内を覗き見ることがてきるらしい。
【パイン】バルバラ人。青羽の友人。
【バルバラ】どこかにある島。瀬戸内海にときおり出没する。住民がふわふわ浮ける。死体は浮けない。子どもが育ちにくい。キリヤは自分の右手をスキャンして作った架空の島だと言った。
【ヒナコ】養子を取るがまた死んでしまった。
【風仁/ふうじん】ライカの従兄。
【マーちゃん】パンケーキを焼いてくれる。ダイヤの姉?
【まだらゾウ】バルバラの守り神らしい。人間嫌い。
【目白】目白サイコクリニック院長。
【目白マシロ】目白の息子。
【百田太郎/ももだ・たろう】なんかの研究員らしい。
【夢先案内人/ガイド】他者の夢に入って夢を分析するみたいな仕事らしい。主に犯罪捜査。レオノール・フィニーの『夢先案内猫』を思い出すネーミング。
【美川/よしかわ】パラサイコの研究をしているらしい。
【ライカ】花園蕾香。キリヤに執着。十二歳からずっと山ノ上にいて不登校中。お局と呼ばれている。
【度会時夫/わたらい・ときお】三年ぶりに日本に帰ってきた青年。甲殻類アレルギー。他者の夢に入れる夢先案内人。スプラッタは苦手。 -
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竹宮惠子のエッセイ「少年の名はジルベール」がサイドAなら、萩尾望都の本書はサイドBである。若かりし駆け出しの頃に同居をしていた少女漫画の大家ふたりが、それぞれの視点から同じ時代を回想して書いているからだ。萩尾望都は本書を、「少年の名はジルベール」の刊行の反響を受け刊行したと言っている。数十年の沈黙を破り、反論するためにだ。自分の平和を守るために。
本書は冒頭からずっと、深い悲しみと癒えない傷の苦しみに満ちている。竹宮惠子が懐かしみを持って回顧した栄光の出発地「大泉サロン」(2人が同居していた長屋)は、萩尾望都にとっては、大好きだった友にある日嫌われたという封印したい辛い記憶の場所だった。この点は、世間にはほとんど知られていなかった。世間はそれまで、サイドAの話しか知らなかったからだ。まさかこの、少女漫画史の中でセットで語られることが多い2人が、70年代のある日を境に交流を全く絶っていたとは。
2人の仲違い、別離の真相は、結局読者には正確には分からないけれど、若い女子にありがちなもののようにも思う。一方(竹宮)が相手の才能に嫉妬し、もう一方(萩尾)は対人コミュニケーション的な意味で鈍かった。そして、少女的な情熱で膨れ上がる竹宮と増山(竹宮のブレイン)との友情が、いつしか萩尾を除くかたちで築かれた。女性のそういった絆は時に他者に対して排他的、被害妄想的になるもので、取り残された萩尾は敵とみなされた。最後はそういう構図だったのだと思う。
絶交を言い渡され大変ショックを受けた萩尾望都は、鬱になり目をやられ、田舎に引っ込む。それでもクロッキーを手放さず、沸き上がる漫画のアイデアを描き続けた。ここは圧巻。ミューズはこの漫画の天才を手離さなかった。萩尾望都は漫画から逃れられなかった。
本書にはその時に描かれた漫画作品がひとつ収録されている。トーマの心臓が生まれたとき、ポーの一族が生まれたとき、この娘売りますが生まれたとき、萩尾望都がそんな苦境にいたなんて知らなかった。漫画を描き続けてくれてありがとう…
仲違いの双方の言い分を書籍一冊ずつの分量で読めるという意味で、芸術家の人間関係についての貴重な文献ともいえる。と同時に、当事者でない世間は、一方の話だけ聞いて知ったような気になってはならないと、昨今の、SNSですぐ広まる勝手な憶測の風潮を思いながら、戒めのように思った。
この件を読む人はぜひ、サイドA、サイドB、両方のエッセイを読むべきである。
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Posted by ブクログ
萩尾望都のバレエ系。
パリのコンテンポラリーバレエ団に晴れて入団したローマ出身の主人公の男の子とその同期の子たちの群像劇。
モノローグが多くて主人公の心の内がかなり書いてあるのですが、びっくりするぐらい性格が悪い…というか、つまり、リアルということかな。ニコニコしてスマートに対応してるようで、心の内では、同期よりも自分が上とか、あいつがいい役をもらったとか、とにかく妬み嫉み負の感情のオンパレード。ガールフレンドの成功も喜べずイライラをぶつけてしまう。DVまで。そんな人を主人公に置くマンガって珍しい。
でもそこは萩尾望都。バレエマンガもよくあるバレエマンガではなく、どちらかというと心のどろっとした動きにフォーカスを当てたストーリー運び。彼女は内面を主題において環境に反映するような作品が多いですね。とくに、幼少期を受けたトラウマの克服および、克服しきれず一生付き合ってゆくその人のなかの黒いものなど。
「すべての道はローマに通ず」という外国のことわざがあるけど、主人公の心の棘も焦りもすべて、実は彼が幼少期に体験したことが原因であることに、主人公とともに読者も気がつく。過去と向き合い、母と向き合い、そして仲間を認め、バレエ表現に昇華する。
主人公だけを追うとちょっと息苦しいところもあるけれど、周りの仲間のエピソードや造形が癒やし。とくに、背が180センチあってバレエダンサーになることを諦めていた年上の同期の女性が、魅力的だったなぁ。サバサバしていて視野が広い。妬み嫉みで視野が狭くなりがちな主人公の男の子と対極的。
SFのイメージがある萩尾望都は意外にもバレエ漫画を一時期よく描いている。彼女がバレエに惹かれるのはよくわかる。ダンサーの体の動きの絵が美しいから。
表題作のほかに、あと2つバレエをテーマにした短編が入ってる。そちらのほうが好きかもしれない。バレエ団の世界って興味深い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなかなかむずかった。一番の失敗は、文庫本サイズのを購入してしまったこと。
文字が小さくて読みにくい~~
たぶん、この1回目を読んで、また少しして2回目読んで、またかなり時間たってから3回目読んで・・・ってしたらもっと深いところにまで気が付けて面白いんだろうなって思った。
昔読んだ竹宮恵子さんの「風と木の詩」も、何度か読んでいくとどんどん面白くなっていったんだよね。あれの感覚に似ている。
今の現代でいうところの、高等部の男子寮、なのかな?
みんなのアイドル的存在の一人、トーマが鉄橋から落ちて死んだ。
事後であるとされたが、一学年上で寮監のユーリに遺書的な手紙が届いた。
「ユリスモールへ
さいごに
これがぼくの愛
これがぼくの
心臓の音
きみにはわかっているはず」
と書かれていた。トーマは自殺だった?
ユーリはずっとトーマにアプローチをされていた。
だが、もう一人のアイドル的存在アンテとどちらがユーリを堕とせるか賭けをしていたらしい。なおさらお堅いユーリはなびかなかった。
だが、自殺するほどとは・・?
あのトーマからに気持ちは本物だったのか?
トーマの葬儀も終わってしばらくして、トーマに瓜二つのエーリクが転入してきた。
みんながざわつく。
エーリクはひたすら「トーマ?」って聞かれることにうんざりしくる。
しかも彼はこんな寮にはいりたくはなかった。
ずっと母親のマリエを愛していた(超マザコン!)マリエは男をとっかえひっかえするが、別れたらエーリクのところにくるので、自分はマリエについていてあげなくては。とも思っていた。
今回はマリエがある男と結婚するので、エーリクを寮付きの学校に入れたのだが、
エーリク的にはあんな男とはすぐに分かれて「帰ってきて」と手紙が届くと思っていたのに全然届かない。まさか・・自分は・・・・?
ってな感じのめちゃくちゃ閉鎖的な世界で、ほぼ男子しか登場しない漫画ですww
ユーリの過去、
エーリクのゆがんだマザコン、
アンテの思惑、
オスカーのことも・・・
みんないろいろあってぐちゃっとしている
BLとはいえ、キスはするけど全然健全なお話だと思う。
昔はこんなもん?(でも風と木の詩はそんなことなかったよねぇ?) -
無料版購入済み
オムニバス作品
東京を舞台にした漫画やイラスト、エッセイなどのオムニバス作品。
試し読み増量だったので判断つかず評価は☆3。
東京に住んでる人や住んだことのある人なら思入れがあって面白いのかも? -
Posted by ブクログ
竹宮氏の自伝と併せて読みました。
お別れした当時のことは、御本人方しかわからない部分があるでしょうから、それぞれそういう想いがあったんだ…と納得しながら読みました。
しかし、竹宮氏がなぜこの時期自伝を出し、のみならず、それに付随する様々な事を起こそうとしたのかが疑問でした。
竹宮氏御本人というよりはその周辺の方というべきでしょうか?非常にきな臭く感じました。
「トキワ荘」に対抗し、「大泉サロン」という象徴を残そうとしてるのか…。
また、最近有名漫画家さんがご自身の作品の扱いについて傷つき、生命を絶たれた事件とリンクするような作品を創り出すことへの苦しみを萩尾氏も述べられております。 -
Posted by ブクログ
トーマの死んだ理由がこの作品の核になるものだと私は思っていたから、そこが殆ど触れられずに終わってしまったのがかなり残念だった。
漫画版とは完全に別物として読むものだったな。そもそも舞台が違うしキャラクターの性格も若干違う。っていうか日本が舞台だったらユーリはまだ分かるけどエーリクって名前は変じゃ。。?エーリクは完全な日本人って設定だよね確か。。。どうしても萩尾望都先生の描くブロンド髪の美少年たちで想像してしまってチグハグを感じてしまった。
オスカーの弱さや、純粋で美しいエーリクに対して眩しさを感じる気持ちは漫画版よりもよく伝わってきた。
淡々とした静かで冷たい文体が、合間に挟まる詩を際立たせていて良かった。