萩尾望都のレビュー一覧
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萩尾望都さんの作品は『感謝知らずの男』以来で、表題作である「イグアナの娘」が読みたくて購入。
あらすじは知っていたけれど、こんなに痛ましいとは……母親が長女と次女を露骨に差別するシーンが繰り返し描かれてつらかった。
母親が亡くなっても最後まで長女はイグアナのまま人間に戻ることはなく、彼女の新しい人生を見出せるラストではあるものの、その点だけ腑に落ちなかった。
けれど、感情移入してしまうほどでなくて逆に良かったかもしれない。母と娘というのは近くて遠く、時に相手がガラパゴス諸島のイグアナに見えてしまうという葛藤はなんとなく理解できてしまったので。
他に収録されているのは、「帰ってくる子」「カタル -
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ネタバレタイトルは聞いたことがあったが、萩尾望都作品を一つも読んでなかったので。宇宙の話も好きなので。
面白かったが、名作と聞いていたのでハードルが上がっていたのかもしれない。
「11人いる!」は、最初に11人いたときに「それが試験なのかな」と思ったら、その通りだったので意外性が無くて残念だった。
11人目も「この人かな」で当たってしまった。
もうちょっと、ネタはそのままでいいけど、人間じゃない存在とか、宇宙船に残っていた可能性とか、別の悪意のある可能性とか、疑心暗鬼なそれぞれのキャラ自身の視点で深堀りしてふくらませて説明して、可能性をあれかこれかと惑わせてほしかったのに、残念。
時代のせいかもしれ -
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〔内容〕いくつかの謎〔01〕バルバラは青羽の見る夢なのか、あるいはパラレルワールドとか未来世界とかのリアルなのか〔02〕キリヤの作った想像の世界とバルバラの関係は〔03〕眠る青羽はバルバラとこっちの世界を繋げる通路なのか〔04〕捕食により遺伝子コードだけでなく記憶も継承していくのか〔05〕キリヤとタカの関係は〔06〕世羅ヨハネとエズラ・ストラディと青(アゾーレ)博士の関係は、ついでに千里も似てるけど? さらについでにエズラとパリスの関係は〔08〕火星人とはなにか〔09〕集合無意識とかを使って人類をひとつにする計画とかなのか〔10〕未来は変えられるか、あるいは過去は変えられるか。
〔感想〕すべ -
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〔!〕……わたしたちは きっとなにかで……火星の記憶が目覚めたのよ…(p.16)
〔内容〕青羽がキリヤを誘う/キリヤ、時夫、菜々美、マシロ(実はマヒル)は遠軽で眠る青羽に会いに行く。カーラー、謎の老人、真マシロも向かっているようだ。後にパリスとライカも/カーラーの要望で謎の老人の夢に入ることにした時夫/謎の老人の前で神楽を踊る時夫/エズラ博士=世羅ヨハネ=謎の老人?
〔感想〕火星、バルバラ(島/薬)、青羽、遺伝子の継承、エズラ博士、世羅ヨハネ、キリヤ、時夫…いまだ謎はほどけない。
■バルバラについての簡単な単語集
【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。 -
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バルバラとこちらの世界が微妙にリンクしはじめている。翻弄される人びと。
■バルバラについての簡単な単語集
【青羽/あおば】バルバラで暮らしている。よそもの? だからか、浮くのがヘタ。マーちゃんが育ててる。《あたしは バルバラのものだ》第一巻p.25。外部の世界で七年間眠り続けている女性、十条青羽と同じ名前だが?
【アカネとアヤメとアサギ】三姉妹。一見老女だが見た目ほど老いてないらしい。グリーン・ホームで育ったベビー・ダックス引き取るつもりらしい。
【秋葉原コスモス】三十年子役をしているベテラン。
【明美】キリヤの母。伊勢にいる。度会とは離婚しているようだ。
【エズラ・ストラディ】十条奈々実