あらすじ
田宮良子が生み、泉新一に託した子どものその後を描いた萩尾望都『由良の門を』。砂漠の戦場での寄生生物同士の激しいバトル! 皆川亮二『PERFECT SOLDIER』。まさかの『アゴゲン』とのコラボ、平本アキラ『アゴなしゲンとオレは寄生獣』など『寄生獣』への想いに満ちた12編の傑作が集結! 他の著者・遠藤浩輝、真島ヒロ、PEACH-PIT、植芝理一、熊倉隆敏、太田モアレ、瀧波ユカリ、竹谷隆之、韮沢靖。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
悪質だがパロディとしては最高クラスなのが平本アキラのヤツで、魅せるストーリーとしての完成度は萩尾望都や皆川亮二はやはり強かったけど太田モアレの今夜もEat itがオラは好きだべ。
Posted by ブクログ
女性誌編から随分間が空きましたが、男性誌編。
こっちのほうは原作のタッチとか名セリフ、名場面なんかをパロディしたものが多い印象。
それにしても、やはり「作中描かれていない寄生生物の生活」というのは興味あるテーマですよね。食人というアイデンティティを封じられた知的生命体パラサイトは、いったい何を考えて生きるのだろうか?案外人間とそんなに変わらず、知的好奇心のために生きるのかもしれない。
10点満点で評価します
萩尾望都:由良の門を:7点:寄生獣テイストはあまり無いけど雰囲気は良し
太田モアレ:今夜もEatit:10点:素晴らしい。極上パロディ。本書最高傑作はこれ
竹谷隆之:ババ後悔す:1点:うーん、何が描きたいのか
韮沢靖:PARAGANT:0点:これが無ければ本書はもっと安かったのかなあ?
真島ヒロ:ルーシィとミギー:3点:まあ原作が好きなら別に良いんじゃ無い?
PEACH-PIT:教えて!田宮良子先生:6点:まあまあ。ちょっと面白い
熊倉隆敏:変わりもの:9点:かなりハイレベル。雰囲気良し。本書ナンバー2
皆川亮二:パーフェクトソルジャー:5点:期待外れ。他の作品は好きな漫画家だが
植芝理一:ミギーの旅:2点:環境漫画?としてなら有ってもいいかな
遠藤浩輝:EDIBLE:5点:期待外れその2。もうちょっとなんとかならんかったか
瀧波ユカリ:寄生!!江古田ちゃん:6点:江古田ちゃんだからね。まあこの程度でしょう
平本アキラ:アゴなしゲンとオレは寄生獣:8点:ハイレベルパロディ。ギャグ系ではトップ
Posted by ブクログ
萩尾望都PEACH-PIT皆川亮二植芝理一平本アキラ…ってどういうラインナップだよ!と思ったけど、太田モアレと熊倉隆敏のがとても寄生獣な感じですきだった。特に太田モアレ。あと、誰だろう…と思ってたけど熊倉隆敏って『もっけ』の人か!いわれてみれば!
Posted by ブクログ
萩尾先生が田宮良子の子供「由良」の存在そのものを大切に描かれている。スピンアウトではなく、やはり萩尾作品の世界観で描かれていて、惹きこまれる…
萩尾御大だけはガチ
程度の低いパロディの寄せ集めでしたが、萩尾御大の一篇を読むためだけに800円の価値はあると思います。あと田舎にこもる設定の一篇が非常によくできてました。