萩尾望都のレビュー一覧
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名作とかいう触れ込みの元、読んでみたんですけれども、正直内容がどうこうよりも読みにくさが際立っていたと言いますか…。
正直、途中で投げ出そうと思ったんですけれども、頑張って最後まで読みました…まあ、そこそこに良かったと思いますねぇ…人を選ぶ作品だとは思いますが…
ヽ(・ω・)/ズコー
あんまり人間同士の愛とかを強調するやうな作品は好まない僕ちんですけれども、そしてこの作品も普段なら決して手に取ることのない作品なんですけれども、上記したように名作扱いなことと作家の森博嗣氏が小説化していることから手に取ってみたのでした…。
まあ、なんでしょう…ホモ?漫画とか言うんでしょうかねぇ、これ…作 -
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ネタバレ萩尾望都さんの有名なまんが。
続編とセットで1冊の文庫になっていました。
10人で試験を受ける宇宙船に11人いるってミステリー仕立ての物語なんだけど、らじは最初から監督官が当然同乗しているものだと思っていたので「はぁ?」って感じでした。
宇宙船に乗り込んですぐにハッチを閉めるぞって言った人が、どう考えてもその場で知り合った平等な受験生のセリフとは思えなかったので、監督官の発言だと思ったんだよね。
なので、それほど11人いることにはビックリしなかったです。
あとは、性別のない美形さんの子供っぽいキャラがあまり好きじゃなくて、この子がヒロイン的ポジションなのが残念でした。
もっと寡黙でミス -
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ネタバレユニコーンに関する連作。表題作は特に素晴らしい。
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202109再読。
■A-A’ 46p
不思議なタイトルだが、クローンのこと。
アデラド・リーという一角獣種の少女が、なんというかクーデレ。
■4/4 カトルカース 50p
モリという少年がトリルという一角獣種の少女と会って。
表題作は独立しているが、本作は表題作を引き継いだ上、次に繋げていく、転機。
孤独の共鳴。人形じゃないという。
■X+Y〈前編〉 50p
■X+Y〈後編〉 50p
序盤は現れないが、モリが現れて視点が固定されるので、あー「カトルカース」の続編なんだんと判る仕組み。
性転換というギミックは「11人いる!」 -
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ネタバレ端麗な線……。
レヴィがモリスとミリーからお節介を受ける話。
ミリーが、
「あたし……もう……好きに……なっちゃう」
というところ、すごく可愛い洋服!
それに対する、
「女の子ってやわらかい。ぬいぐるみみたいだ」
もすごく素直。
カメラマンのアーチーとガブリエルに翻弄されるお話も、刺さる。
ローズマリィとオリバーのお話。
サンドラとアルノーのお話。
ちょこっとレヴィが出演して、大人になっていたりして!
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2011年1月に初読?、2016年7月に再読?で、今回三度目?。
2016年7月のレビューをコピペしておく。
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端麗な線……。
レヴィがモリス -
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ヒロインのキャラクターやエピソードが『風と共に去りぬ』を彷彿とさせる表題作と、やはり部分的に『風とともに去りぬ』っぽい(「私はまだ若いのに喪服を着なきゃならないなんて!」ってあたり。)『ばらの花びん』、そして、今里孝子さんが原作の『マリーン』の3作を収録した1冊。
『風と共に去りぬ』はあちらの方があちらの女性を描いているから実感的だけど、日本人が海外を舞台に長編恋愛ドラマを描くとそれはやはりファンタジーになっちゃうような気がする。
その現実と虚構の隙間を上手に紡いで物語にしているのが、萩尾さんの魅力なのかなぁ~。
らじ的には、ややギャグ的要素のある作品のほうが生き生きしているように思うんだ -
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ドラマ化もされたイチ作品。
母と娘の確執。
娘、長女がイグアナにしか見えない母親。普通の女の子が良い。次に生まれた次女は人間だ。嬉しい。夢見てたの、可愛い女の子、なんでも似合うのね。
写真で見るぶんには普通の、人間の娘にみえる。でも、母親の目には、イグアナにしか見えない。
「ブサイクなくせに化粧なんて!」
もし他の人の目にも娘がイグアナに見えたら、『あたし なんて言われるか』
「小学生のくせにませちゃって……!」
「リカって頭いいの? あのブスいイグアナが? イグアナのくせになまいき!!」
日々が過ぎ、大学受験の時期。
馬鹿にしていた姉の行っている大学を受験したいと担当に伝える -
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…んっ?えっ…あ、これで終わりか!帯にも背表紙にも完結巻って書いてあるのに、読み終えて表紙見直してやっと気付きました。そうかー、これは考えなきゃいかんやつだな。
17歳までの子どもたちと大人たちの世界に分かれちゃったというこの世界。この時まで、と期間が定まっているならともかく、ずっとだと大変だよな…準備無しにいきなり子どもだけの世界(AWAY)になってインフラを整備するなんてまあ不可能だし、しかも子どもはみんな大人になっていなくなるだけじゃなく、どんどんあちら(HOME)から生まれ落ちてくるわけでしょ…。時が経てばHOMEのことを一切知らない世代だけになって、いずれAWAYはAWAYという独自 -
ネタバレ 購入済み
あの世とこの世
あの世とこの世のはざまにあるホテルを舞台にしたお話。
1巻で終わってしまうのはもったいないような感じ。
舞台化してもよさそうな感じ。
子供は迷いがないからっていうのに泣けてしまいました。
「ここではないどこか」シリーズが好きならおすすめです。