王妃マルゴ -La Reine Margot- 3

萩尾望都

マルゴの秘密の恋人・ギーズ公アンリは、マルゴと清い関係のまま、戦争へ。マルゴの兄・アンジュー公アンリが戦地に旅立つ前日、マルゴを部屋に呼んだアンリは、マルゴに襲いかかり…!?

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 少女マンガ
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: ココハナ
• ページ数: 195ページ
• 電子版発売日: 2015年04月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 43MB

[ブクログ · ★★★★★]

マルゴも兄達も大人になってドロドロ。初体験の相手が実の兄でしかも無理矢理とは、いかにも病んだ王家らしい。告解師に強請られないかと心配してしまったよ。帯で羽海野チカが推薦しているダイアナ様、実に味のあるキャラだ。今後も是非活躍して欲しい。気の強いカトラの今後も気になる。男性のタイツ姿は相変わらず可笑しかった。あとアンジュー公に仕えるデュ・ガストが『続・11人いる！東の地平・西の永遠』のローン伯父様に似ていて、チュチュ姫も出て来てほしいなとつい思ってしまった。

[ブクログ · ★★★★☆]

なんとも言い難いほどの濃さ。すぐ死ぬし、すぐに結婚するし、人生の密度が濃い！１日は長そうたけど、人生は短そう。マルゴ、末恐ろしいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

マルゴがとても美しく成長した。
いろいろなことが起こり、波瀾万丈の日々。
とても内容が濃い一冊です。

[ブクログ · ★★★☆☆]

アンジュー公には参りました。
こんな浅はかな子だったとは思わなかった。
おバカはシャルル陛下だけで充分なのになー。

色々かわいそうな目に遭うマルゴですが、空虚さを身体の満足で埋めようとしています。
泣き暮らすよりはいい。
強くないとやっていけん境遇だから。

[ブクログ · ★★★☆☆]

3巻。いよいよマルゴの女としての性が開花し、かたやカトリックとプロテスタントとの争いは激化していく。
助走が終わり、次巻はおそらくサン・バルテルミの虐殺が描かれることになると思う。この最大の山場をどう描いていくのか。

[カラり · ★★★☆☆]

処女さえも国家財産

王女マルゴは身分のほかは何も持っていない。
領地もお金も宝石も全ては国のもの。マルゴの処女さえも国家財産。
そんな中ギーズと結ばれひっそりと子供まで産む。
あの子はこの後出てくるのかなあ。

[ブクログ · ★★★★★]

アンジュー公、男色だし妹犯すし。悪魔！！！！！
確かにお色気ふりまく若い女性にも罪はあるかもしらん。