萩尾望都のレビュー一覧

  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    特に信田さん、水無田さんとの対談が勉強になった。

     女であることと人間であることの違いが大きすぎた
     第二次性徴の身体的感覚の違い、
     女装してる 服は脱げても体は脱げない
     良妻賢母は明治に作られた

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    2019年05月14日
  • ピアリス

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    萩尾氏の紡ぎだす世界は本当に独特で素敵。頭の中がどうなっているのか知りたい。
    ただ途中で終わっているのが残念。続きが読みたいです。
    小説もマンガと同じくらいの水準だと思いました。

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    2019年05月14日
  • 残酷な神が支配する 1

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    イアンが顔も性格も良さそう。サンドラの弱さ、騙される やすさ、依存などに苛立ちを感じた。彼女を失った上グレッグから虐待されるジェルミが気の毒だった。今後の展開も気になるので続きを読みたい。

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    2018年11月11日
  • ピアリス

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    ネタバレ

    マンガ家が書いたイマイチの小説か(個人的感想)

    「木下司」名義で書いた小説 

    月刊誌に連載 4号で廃刊 以後未完のまま 掲載当時のイラストも掲載

    作者は優れたストーリーテラーだと思うが、マンガと違って絵がない分を文字で描写しなければならない

    本人もあとがきで書いているが、むずかしい

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    2018年08月16日
  • トーマの心臓

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    中身について何も知らずに読み始めたところ、美少年たちが同性を愛する話で、ちょっと躊躇してしまいましたが、最後まで読んでみると深い話でした。少年たちの純粋な愛情が眩しかったです。

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    2018年05月08日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    懐かしくはあるが昔の魅力を想像力で補っているようなところがあって,エドガーなどもっと魅力的だったような気がする.でも,物語はここに来て新たに分かったこともあり,少し驚いた.それでも次が待ちどうしい.

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    2018年04月18日
  • ネオ寄生獣

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    同人誌っぽく、絵の模写や仕草の模写がある短篇が面白かった。
    たとえば、太田モアレ。平本アキラ。萩尾望都もやはりなかなか。

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    2018年03月19日
  • ポーの一族 ~春の夢~

    ネタバレ 購入済み

    ホームズの帽子と小鳥の巣の間

    にあたる時代です。でも雰囲気は変わりましたね。詩情、空気感、神秘性といったものは薄れてます。わっかりやすい悪役とか、「あたしドキドキ」みたいなのモノローグで言わせちゃうとか。まあ別物だと思えば楽しめるかと。作者が描きたかったのはサヴァン症候群少年と女装美男子なんだろうな〜。たまに往時を思わせる美しいコマもあって、そのへんは好きです。保守的ですんません。

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    2017年12月30日
  • しゃばけ漫画 佐助の巻

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    萩尾望都、雲田はるこ、つばな、村上たかし、上野顕太郎、安田弘之、柴田ゆう、原作小説をトリビュート。

    若だんな、仁吉、佐助の絵のバリエーション。

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    2017年11月25日
  • ネオ寄生獣

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    萩尾望都PEACH-PIT皆川亮二植芝理一平本アキラ…ってどういうラインナップだよ!と思ったけど、太田モアレと熊倉隆敏のがとても寄生獣な感じですきだった。特に太田モアレ。あと、誰だろう…と思ってたけど熊倉隆敏って『もっけ』の人か!いわれてみれば!

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    2017年10月10日
  • 美しの神の伝え 萩尾望都 小説集

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    ・萩尾望都「美しの神の伝え~萩尾望都 小説集~」(河出文庫)は書名通りの短編集である。この人は漫画家として有名だが、SFの短編もかなり書いてゐたらしい。本書に載る作品はいささか古く、70年代後半の『奇想天外』発表作が全16編のうち11、他はそれ以後で発表誌もまちまち、しかし03年までである。ほとんどが初期の作品といふことになるのであらう。例の「ポーの一族」やSFの「11人いる!」の直後と言へようか。もしかしたらこのあたりがこの人の絶頂期か。私はこの人の作品を詳しく知らないので、ここに収める作品が少女漫画等として発表されてゐるのかを知らない。描けないから字で書いて小説にしたのであらうか。そのあた

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    2017年10月09日
  • トーマの心臓

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    ネタバレ

    お名前は随所で見かけていたけれど読んだのは初めての萩尾望都作品。

    ギムナジウム的な少年愛。
    元々世代が違うけど、でも昨今の「BL」というジャンルの枠には収まらない、あまりに文学的な作品だった。

    オスカーが格好良い。

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    2017年11月13日
  • 思い出を切りぬくとき

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    萩尾望都さんファンの人には、とっても嬉しいエッセイ。作品の印象よりも、わりと普通というか、なんというか。安心しました。

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    2017年09月09日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    ネタバレ

     何十年?ぶりかの続編らしい。
     以前の作品より画力が大分落ちていて、「妖しい雰囲気の美少年2人」という感じがなくなってしまっていた。
     2人の素性を知る同族やポーの一族のゴタゴタが出てきて、何というか、幻想さが薄れている。特に「2人に好意的な同族」というのは、「完全な味方がお互いしかいない」という状態が好きだった私にとってはかなりガッカリ。しかもラスト味方になりそうなのが更に増えるし。
     続編はない方が良かったんじゃないかなあ…。
     あとテレポート?は科学っぽくて何か作品の世界観と少し違う。

     エドガーの行く先々で女の子引っ掛けて遊んでる感じと、アランのあからさまな態度は相変わらずで、そこ

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    2017年09月09日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    宝塚観劇の予習として、旧作(?)から続けて読んだ。
    絵がずいぶん変わっていて登場人物達が同一に見えなかった。
    私には画風とともに作品の雰囲気自体も変わってしまった感じがするけど、他のレビューをみているとそうでもないみたいで、昔からのファンの方には昔のままの世界が広がっているのだろうかなぁ、と不思議。

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    2017年08月30日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    迷わず星5をつけるファンの皆さんが多いなか、自分はちがうのだなと、しみじみ感じた。どうして諸手をあげて称讃できるのか、そうした大称讃レビューが大多数なのか、理解できないままだ。

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    2017年08月27日
  • ポーの一族 ~春の夢~

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    作者が袖にて言う通り、「絵も顔も変わ」っている。
    やたらエドガーが分別臭そうな顔をしていたり、中年女性の業が戯画化されていたり。
    しかし作品の根底を流れる優しさは変わらず。
    p.38「泣いていいのに」
    エドガーはブランカに言うと同時に自分にも(、つまりは生きとし生けるものすべてに)言っている。
    これは他の作者、他の作品ではあり得ない優しさだと思う。(従来の非情さよりも優しさが前面に出てきたか)
    さらには、
    p.177「アランがいないと、ぼくは幽霊になってしまう」
    これはもはや愛であり恋であり執着であるという意味で、人類すべての尊くもあり醜くもある感情すべての吐露だ。
    萩尾先生の創作における真面

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    2017年07月18日
  • 残酷な神が支配する 1

    ネタバレ 購入済み

    萩尾作品初読みだったんですけど

    なんだかフワフワとした絵柄(昔ながらの古臭さというか)なので、そんな感じの話を描いているのかなと勝手に想像していたので、wiki先生でこの作品のストーリーを知って衝撃を受け、探して衝動買いしてしまいました。
    正直、読む前はフラバったらどうしようと思っていたのですが、やはり経験が自分とは微妙に違うのと私は自分の中で決着をつけ済みだったせいか、只管淡々と夜も眠らずに読破しました。まあ、対人恐怖症・人間(特に男性)不信は残っていますが。因みに私は未だに被害を告白できてません。

    精神病患者やら人格障害者やらが山のように登場。
    作品内でジェルミが幾度と無くフラバるので、何度も同じようなシーンを

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    2017年07月15日
  • ネオ寄生獣

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    萩尾先生が田宮良子の子供「由良」の存在そのものを大切に描かれている。スピンアウトではなく、やはり萩尾作品の世界観で描かれていて、惹きこまれる…

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    2017年06月21日
  • 王妃マルゴ -La Reine Margot- 1

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    ややこしいけど

    カトリックとプロテスタントというのが重要なファクターなのだが、夫婦や親子でも宗教が違ったりするし、同じ名前も多いし、すごくややこしい。

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    2017年01月27日